たまりば

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2019年02月25日

御岳山から日ノ出山を縦走し、吉野梅郷を歩きました。2019年2月。



2019年2月24日(日)、奥多摩の御岳山から日ノ出山を縦走しました。
いつものようにホリデー快速おくたま3号に乗車。
すると、梅まつり開催中の日向和田に停車するというアナウンスがありました。
ホリデー快速では、いつもは停車しない駅です。
梅まつり?
吉野梅郷の梅は、数年前、プラムポックスのため全伐採されました。
木から木へと感染する梅の病気です。
人や他の動植物には影響ないのですが、梅や桃の木に対しては、効果のある治療法が発見されていません。
感染が確認されたら、感染の可能性のある広い範囲を全伐採するしか成す術がありません。
2009年、国内で初感染が発見されたのが、吉野梅郷の梅の木でした。
梅の公園は部分伐採をしても歯止めとならず、ついに全伐採されました。

・・・しかし、あれから何年経ったのだろう?
私が最後に梅の公園に行ったのは、いつのことだったろう?
自分のブログの昔のページを辿っていって、発見しました。
最後は、2015年1月。
一昨年くらいのつもりでいたけれど、もう4年前でした。
梅の木が1本もない冬枯れの梅の公園で、自分のスマホに保存してあったかつての満開の梅の公園の風景を眺めたのでした。

https://seghi.tamaliver.jp/e401349.html

ウィルスの潜伏期間は3年。
そうか。
新たな苗の植樹が許可されていてもおかしくありません。

今日は、日ノ出山からつるつる温泉に下山し、のんびりする予定でしたが、吉野梅郷に降りることにしました。

御岳駅下車。
改札を出て信号を渡り、左に行くと、ほどなくバス停です。
臨時バスが既に待機していて、すぐに乗車できました。

終点ケーブル駅下車。
ここからの舗装道路の坂道がかなり急で、その日の体調によっては、朝から苦闘を強いられます。
今日は足取りが軽い。
たったか歩いて、片道ならSuicaで精算できるのでさっと改札を抜けると、ケーブルカーがもう待機していました。
あと2分で発車とのこと。
全てがタイミングよくスルスルと進み、山頂駅。9:21。

山頂駅を出たところにはいくつもベンチが並び、その1つで支度し、さて出発です。
よく整備された道をまずは御嶽神社へと歩いていきました。
神社が近づき、宿坊の並ぶ辺りは道も舗装されています。
歩きやすいのですが、かなり急な上り坂です。
本日の核心は、この急登。
御嶽神社に来る度、そう思います。

神社も人が少なく、気持ちよく階段を登り、参拝しました。9:50。
さて、前に来たとき、日ノ出山に縦走しようとして道に迷ったことがあったから、今回は注意しよう。
登ってきた階段をそのまま下り、お土産屋さんやお食事処の並ぶ短い通りのつきあたりに、道しるべ。
この道しるべに従って右折。
これで間違いありません。

あとは舗装道路の緩い下り坂。
舗装が終わっても、平坦で歩きやすい道が続きました。
今年の冬は暖かく、雪も少なかったので、凍結箇所も全くありませんでした。
道の端に雪が残っているということすらありません。
どんどん歩いていくと、道は岩がちになり、木段が増えてきます。
山頂までケーブルカーで楽をしたので、体力は十分で、木段登りも快調です。
あっという間に、日ノ出山。10:35。

日ノ出山は、晴れ晴れと空が広がっていると感じる山頂です。
広い空に、太くにじんだ飛行機雲が何本も残っていました。
明日は天気下り坂かな。
山の向こうにチラッと富士山の白い山頂が見えました。
都心方面は霞んでいますが、この山頂は、いつ来ても気持ちよく、長居してしまいます。
ベンチに座って、早めの昼食。

さて、出発。11:00。
吉野梅郷の道しるべを確認して、大きな段差の道を下っていきました。
山頂直下の段差を下りきると、あとは林の中ののどかな道が続きます。
途中、道が2又に別れました。
右の道を選ぶと、尾根から一段下がったまき道が延々と続きました。
この道は記憶にない道です。
いつもは左の尾根道を選択していたのかもしれません。
それとも、これはこの4年で新しくできたまき道なのでしょうか。
伐採が進み、露出感の強いところは多少ありますが、道幅はそこそこありますので、快適に歩いていけました。
尾根道と合流。
やがて、電波塔と建物が見えてきました。
これも、以前の記憶にはないものです。
建物のほうに入っていく左の道と、それを避ける右の道と。
その両方がすぐに合流して、舗装道路になり、林道と合流。
ここが、梅野木峠でした。11:50。

梅野木峠は記憶にあり、ちょっと安心しました。
登山道入口のベンチで休憩。
さらに進みます。
小型のキャタピラカーなら通れるような、段差のない広い下り道が続きます。
S字カーブを繰り返し、どんどん下っていくと、三室山への分岐。
ここは登山道から少し離れたところに山頂があります。
少し先に二俣尾駅への道との分岐もありました。

緩く広い下り道をどんどん行くと、琴平神社。
小さな祠のような神社です。
さらに下っていくと、もう1本、二俣尾との分岐。
道しるべに従い、吉野梅郷を目指します。
ここから、道は細くなり、段差が大きくなりました。

道が錯綜して少しわかりにく箇所もありました。
1つの選択肢は、木に点々と赤テープが巻いてある、ちょっと急な下り道。
もう1つの選択肢は、右へ曲がっていくほぼ水平の細い道で、踏み跡は明瞭ですが下山方向とは少し違うように感じます。
道しるべはない。
さて、どうしよう?
赤テープに惹かれて、急な下り道を行きましたが、しばらく下っていくと、右から細い道が合流してきました。
先程の道なのでしょう。
あちらの道が正規のコースだったんだなあ。
時間短縮にはなったけれど、あえて急な下りを行く必要はなかったのですね。

その先は道も広くなり、大きな段差もなくなりました。
建物の屋根も見えてきて、ゴルフ場らしきフェンスの脇の木段を降りていき、小さな鳥居をくぐると、舗装道路。12:55。

すぐに住宅街となり、道なりに歩いていくと、右手に梅の公園が見えてきました。
パラパラと観光客が公園内を歩いているのが見えました。
私も園内に入り、遊歩道を登っていきました。
斜面に、梅の苗木が点々と植えられています。
もう花をつけている若木もあります。
白梅。
紅梅。
昔の通り、難しい名前の札の付けられたそれぞれの梅の木。
どれもまだ本当に若い木です。

遊歩道に看板が立っていました。
上の画像がそれです。

「かつては見事な梅が咲き誇った梅の公園。
梅まつりには、毎年多くの観光客が訪れました。
2016年秋に再植樹が認められ、梅の里復活へ歩みを進めるなか、
吉野梅郷を愛する人々の手により多くの梅が植えられました。
いつの日か、この美しい光景が再び観られることを願って・・・。」

私のスマホにも今も保存されている、梅の花が煙るようだった公園の全景。
八重咲きの珍しく華やかな梅の花々。

そこに戻る歩みがもう始まっていました。
何年かすれば、きっとこの公園は元に戻る。
むしろ全伐採されていた時期のことが幻だったようにいつかなるのでしょう。

公園内を出て、駅への道の街路樹の梅もまだ若木でした。
でも、私は良いものを見たと感じました。
今日はこちらのコースを選んで良かった。
咲き誇る梅の大木をこの町で見ることはまだありません。
それでも多くの催しとともに開かれる吉野梅郷の梅まつりは、これからひと月ほど続きます。
2月24日は、その初日。
梅まつりのポスターでそれを確認し、日向和田駅へと歩き始めました。





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