2021年10月07日
陣馬山一ノ尾根から、与瀬神社へ。2021年10月。
今週も平日に山を歩いてきました。
2021年10月6日(水)、先週の反省を生かし、今週は、人の少なそうなコースを選びました。
三鷹発8:36の中央快速に乗る予定で駅に着くと、電車遅延の情報。
新宿付近で人が線路に立ち入ったというのです。
そうか・・・。
先週までで1年7か月、電車に乗ることもなかったので、遅延の可能性が頭になかった・・・。
高尾で中央線に乗り継ぐのに便利な電車を選んだのに、これでは、乗り継げないか・・・。
電車は、11分遅れて出発。
高尾の乗り継ぎ時間は7分間。
これでは間に合いません。
と思ったら、中央線が高尾駅で待っていてくれるとのこと。
やった、良かった。
無事に予定の中央線に乗車できました。
そんなこんなで、藤野駅下車。
トイレを済ませ、支度して、出発。9:40。
駅の改札から、階段は下りずにそのまま、高尾駅方面に戻るように歩きだします。
中央線の踏切を渡ると、隧道が見えてきます。
ちょっと長い隧道で、平日は案外車の行き来がありました。
歩道は確保されているのですが、トンネルの中は、車の音が凄いんですよね。
隧道を出て、ほっとひと安心。
あとは道なりにとことこ歩いていくだけです。
道路状況を案内する電光掲示板に、
「リバウンド回避。慎重な行動を」
と表示されていました。
全く道路状況ではない。
でも、心より同意。
右手に沢。
温泉街らしい整備された沢です。
宿泊客が散策したりするのでしょう。
陣馬温泉の看板が見えてきて、道しるべの通りに右折。
すぐに次の道しるべが見えてきて、「一ノ尾根」の方向に左折。
まだ舗装道路は続きますが、道は登りが始まりました。
気温は今日も25度越え。
いったいいつになったら涼しくなるのか。
朝から汗がどっと出てきました。
道なりに繰り返し曲がり、最後の分岐は右に折れると、一ノ尾根登山口。10:30。
はあ、暑い。
ちょうどよい石があったので、そこに座って休憩。
ススキが生え、頭上の木からは枯葉がカサコソと落ちてきて、山に秋の気配は少しあるのですが、暑い。
とはいえ、風は冷たく、休んでいると体温は下がってくるのを感じました。
5分ほど休んで、さて出発。
ここから登山道です。
まずは歩きやすい平坦な道がしばらく続き、そこから、岩がちの少し歩きにくい登りがあります。
そこを越えると、また歩きやすい道。
一ノ尾根は、長いけれど、平坦で歩きやすい道が多く、気持ちのよい登山道が続きます。
足元には、コウヤボウキの花。
やはり、山には秋の気配。
人がいないので、マスクを外して歩けるのもありがたいです。
この尾根を初めて歩いた頃によく座ったベンチが朽ちて座れなくなっているのを発見しました。
丸太が朽ちて痩せていき、スカスカになっています。
ちょっと登りが続いた後の、ちょうどよい位置にあるベンチなのですが。
一ノ尾根テラス。11:25。
かなりのスローペースです。
ここは、ベンチやテーブルがある、休憩適地。
人がいないので、のんびり休憩しました。
やはり、平日の山はいいですね。
これで、もっと朝早く出発できると、行動範囲も広がるのですが。
むしろ、朝のラッシュより前に出発すればいいのかな?
一ノ尾根は整備が進み、直登を避けるまき道も作られて、歩きやすい箇所が増えました。
分岐なのに道しるべもないときは、どちらを選んでも、同じ場所に行きつきます。
ときどき、左側から、他の登山道が合流してきます。
合流箇所には、新しいベンチが設置されていることが多いです。
休む場所が沢山あるので、長いけれど歩きやすいコースです。
向こうから、下山してくる人がやってきました。
マスクをしていません。
少し距離はあるけれど、「こんにちは」と声をかけてきたー!
うわ、おっかない。
前回、「こんにちは」と声をかけられても、申し訳ないけれど全部無視すると書いたら、私は手を挙げて応えるというコメントをいただきました。
なるほど。
それで、私も手を挙げたら、
「あ・・・」
と、相手は急に黙り、会釈して通り過ぎていきました。
・・・うん?
あ、そうか。
私の手の挙げ方は、挨拶に反応したというよりも「ストップ」というような手の挙げ方に見えたのか。
でも、これ、良い手段かもしれません。
マスクせずに「こんにちは」は、さすがにやめてほしいですから。
急な登りを越え、林の下を抜けていくと、階段が始まりました。
最後の難所です。
この階段が長い。
休み休み登って、清水茶屋の前から、陣馬山山頂。12:35。
清水茶屋は営業中でした。
火の燃える匂い。
人の話し声。
山の茶店の雰囲気を、店の前からでも久しぶりに感じました。
山頂から一段下がった草地のほうへと歩いていきました。
先客は、4組。
皆、どーんと離れて座っています。
うーん、ソーシャルディスタンシング。
富士山はちょっと薄く青い姿を見せていました。
上の画像がそれです。
さて、帰りの電車を考えると、あまり余裕はありません。
ここも、5分ほど休憩して、出発しました。
まずは明王峠まで、奥高尾の主脈をいきます。
木段を下りていくと、陣馬山で通年おなじみの泥んこ道。
しかし、道の端は乾いていて、まだ歩きやすいほうでした。
木段を下ったり少し登ったり。
まき道を行ったり。
最後の木の根の作る段差を上がっていくと、明王峠。13:20。
ここも人の姿はありませんでした。
それでも、登山道側では、誰か通り過ぎると思うので、茶店の横のベンチで休憩。
ここなら、食事もできますね。
今回、食事はさすがに無理だと諦めていましたが。
ゼリー飲料を手早く飲んで、さて、出発しよう。
下山口には、「通行注意」の掲示がされてありました。
台風19号で登山道が崩落したのです。
・・・2年前の台風被害。
あれから、一度もこの道を歩いていないけれど、登山道崩落とは、どの程度のものなのだろう?
まずは木段を下っていきます。
登りのときは、ここが最後の難所なんですよね。
下りるときは、整備された木段は楽ちんですが。
その先は、ちょっと岩がちの歩きにくい急な下りが続きました。
下りが落ち着き、林道を横切ると、道は随分歩きやすくなっていきました。
崖っぷちの水平な道が続きます。
崩落しているのは、たぶん、こういうところでしょう。
下山口で見た掲示と同じものがもう一度掲げられていて、ああ、ここから崩落個所だとわかりました。
確かに、他より、道幅は狭い。
でも、非常識に細いということはなく、普通に歩ける道幅でした。
この道幅がずっと続くとストレスになるけれど、こんなに短い距離なら、何てことはない。
奥多摩の水根沢林道は、この道幅が、3時間続きましたっけ。
石尾根縦走路も、七ツ石山から鷹ノ巣山までのまき道はこれくらい細い道が延々と続いていました。
あれは、ストレス強かったなあ。
ゆるく下っていくと、小屋跡。14:05。
ここもベンチが並んでいます。
1つに座って、休憩。
このコース、意外に時間がかかります。
下山100分というのがコースタイムだけれど、ちょっとのんびり歩くと、そんな時間では下れないなあ。
さて、再び出発。
緩やかな道が続きます。
ツリフネソウも、キバナアキギリも、もう花の時期は終わり、しぼんだ花がいくつか残っていました。
道はやがて急な下りに。
木段もありますが、半分崩れかけていて、注意して通過。
展望台まで下ってきました。
ベンチがあり、相模湖が見渡せます。
与瀬神社から登るときは、ここが最初の休憩地。
というよりも、もう限界を感じて、ここで気持ち悪くなることもありましたっけ。
朝から登りが続いて。
ここから林の中の急な下りが始まりました。
急だとはわかっていたけれど、こんなに急だったかと、下りてみると気づきます。
登るときは、傾斜をそんなに感じないんですよね。
下ってみると、この道、凄いなと思います。
しかも、案外距離があります。
朝は元気なので、ここまでわりとすぐに到達する感覚でいたけれど、これは確かにバテて当然の道だなあ。
つづら折りの急な下り道。
曲がっても曲がっても、まだ同じような道が繰り返されます。
本当にうんざりする頃に、ようやく、与瀬神社に着きました。15:05。
はあ、良かった。
神社で少し休憩し、急な石段はさすがに避けて、まき道を行きました。
高速道路の上を横断歩道で通過し、階段を下りていきます。
「相模湖駅まで5分」という掲示の通り、線路脇の道へ。
ここはもう街なので、息苦しくても、マスクをしなければ。
まだ夏の気配が少し残る夕方の街は、何だか懐かしい。
相模湖駅。15:20。
次の電車は、中央特快。15:52。
三鷹まで一気に行けます。
この電車、いいなあ。
1番線のホームでトイレを借りて、持参のジェル石鹸で手を念入りに洗い、自販機で炭酸飲料を購入。
3番線のホームのベンチで支度をしたり、炭酸飲料を飲んだりしている間に、もう電車がホームに入ってきました。
さあて、帰って、シャワーを浴びて、授業だ。
2021年10月6日(水)、先週の反省を生かし、今週は、人の少なそうなコースを選びました。
三鷹発8:36の中央快速に乗る予定で駅に着くと、電車遅延の情報。
新宿付近で人が線路に立ち入ったというのです。
そうか・・・。
先週までで1年7か月、電車に乗ることもなかったので、遅延の可能性が頭になかった・・・。
高尾で中央線に乗り継ぐのに便利な電車を選んだのに、これでは、乗り継げないか・・・。
電車は、11分遅れて出発。
高尾の乗り継ぎ時間は7分間。
これでは間に合いません。
と思ったら、中央線が高尾駅で待っていてくれるとのこと。
やった、良かった。
無事に予定の中央線に乗車できました。
そんなこんなで、藤野駅下車。
トイレを済ませ、支度して、出発。9:40。
駅の改札から、階段は下りずにそのまま、高尾駅方面に戻るように歩きだします。
中央線の踏切を渡ると、隧道が見えてきます。
ちょっと長い隧道で、平日は案外車の行き来がありました。
歩道は確保されているのですが、トンネルの中は、車の音が凄いんですよね。
隧道を出て、ほっとひと安心。
あとは道なりにとことこ歩いていくだけです。
道路状況を案内する電光掲示板に、
「リバウンド回避。慎重な行動を」
と表示されていました。
全く道路状況ではない。
でも、心より同意。
右手に沢。
温泉街らしい整備された沢です。
宿泊客が散策したりするのでしょう。
陣馬温泉の看板が見えてきて、道しるべの通りに右折。
すぐに次の道しるべが見えてきて、「一ノ尾根」の方向に左折。
まだ舗装道路は続きますが、道は登りが始まりました。
気温は今日も25度越え。
いったいいつになったら涼しくなるのか。
朝から汗がどっと出てきました。
道なりに繰り返し曲がり、最後の分岐は右に折れると、一ノ尾根登山口。10:30。
はあ、暑い。
ちょうどよい石があったので、そこに座って休憩。
ススキが生え、頭上の木からは枯葉がカサコソと落ちてきて、山に秋の気配は少しあるのですが、暑い。
とはいえ、風は冷たく、休んでいると体温は下がってくるのを感じました。
5分ほど休んで、さて出発。
ここから登山道です。
まずは歩きやすい平坦な道がしばらく続き、そこから、岩がちの少し歩きにくい登りがあります。
そこを越えると、また歩きやすい道。
一ノ尾根は、長いけれど、平坦で歩きやすい道が多く、気持ちのよい登山道が続きます。
足元には、コウヤボウキの花。
やはり、山には秋の気配。
人がいないので、マスクを外して歩けるのもありがたいです。
この尾根を初めて歩いた頃によく座ったベンチが朽ちて座れなくなっているのを発見しました。
丸太が朽ちて痩せていき、スカスカになっています。
ちょっと登りが続いた後の、ちょうどよい位置にあるベンチなのですが。
一ノ尾根テラス。11:25。
かなりのスローペースです。
ここは、ベンチやテーブルがある、休憩適地。
人がいないので、のんびり休憩しました。
やはり、平日の山はいいですね。
これで、もっと朝早く出発できると、行動範囲も広がるのですが。
むしろ、朝のラッシュより前に出発すればいいのかな?
一ノ尾根は整備が進み、直登を避けるまき道も作られて、歩きやすい箇所が増えました。
分岐なのに道しるべもないときは、どちらを選んでも、同じ場所に行きつきます。
ときどき、左側から、他の登山道が合流してきます。
合流箇所には、新しいベンチが設置されていることが多いです。
休む場所が沢山あるので、長いけれど歩きやすいコースです。
向こうから、下山してくる人がやってきました。
マスクをしていません。
少し距離はあるけれど、「こんにちは」と声をかけてきたー!
うわ、おっかない。
前回、「こんにちは」と声をかけられても、申し訳ないけれど全部無視すると書いたら、私は手を挙げて応えるというコメントをいただきました。
なるほど。
それで、私も手を挙げたら、
「あ・・・」
と、相手は急に黙り、会釈して通り過ぎていきました。
・・・うん?
あ、そうか。
私の手の挙げ方は、挨拶に反応したというよりも「ストップ」というような手の挙げ方に見えたのか。
でも、これ、良い手段かもしれません。
マスクせずに「こんにちは」は、さすがにやめてほしいですから。
急な登りを越え、林の下を抜けていくと、階段が始まりました。
最後の難所です。
この階段が長い。
休み休み登って、清水茶屋の前から、陣馬山山頂。12:35。
清水茶屋は営業中でした。
火の燃える匂い。
人の話し声。
山の茶店の雰囲気を、店の前からでも久しぶりに感じました。
山頂から一段下がった草地のほうへと歩いていきました。
先客は、4組。
皆、どーんと離れて座っています。
うーん、ソーシャルディスタンシング。
富士山はちょっと薄く青い姿を見せていました。
上の画像がそれです。
さて、帰りの電車を考えると、あまり余裕はありません。
ここも、5分ほど休憩して、出発しました。
まずは明王峠まで、奥高尾の主脈をいきます。
木段を下りていくと、陣馬山で通年おなじみの泥んこ道。
しかし、道の端は乾いていて、まだ歩きやすいほうでした。
木段を下ったり少し登ったり。
まき道を行ったり。
最後の木の根の作る段差を上がっていくと、明王峠。13:20。
ここも人の姿はありませんでした。
それでも、登山道側では、誰か通り過ぎると思うので、茶店の横のベンチで休憩。
ここなら、食事もできますね。
今回、食事はさすがに無理だと諦めていましたが。
ゼリー飲料を手早く飲んで、さて、出発しよう。
下山口には、「通行注意」の掲示がされてありました。
台風19号で登山道が崩落したのです。
・・・2年前の台風被害。
あれから、一度もこの道を歩いていないけれど、登山道崩落とは、どの程度のものなのだろう?
まずは木段を下っていきます。
登りのときは、ここが最後の難所なんですよね。
下りるときは、整備された木段は楽ちんですが。
その先は、ちょっと岩がちの歩きにくい急な下りが続きました。
下りが落ち着き、林道を横切ると、道は随分歩きやすくなっていきました。
崖っぷちの水平な道が続きます。
崩落しているのは、たぶん、こういうところでしょう。
下山口で見た掲示と同じものがもう一度掲げられていて、ああ、ここから崩落個所だとわかりました。
確かに、他より、道幅は狭い。
でも、非常識に細いということはなく、普通に歩ける道幅でした。
この道幅がずっと続くとストレスになるけれど、こんなに短い距離なら、何てことはない。
奥多摩の水根沢林道は、この道幅が、3時間続きましたっけ。
石尾根縦走路も、七ツ石山から鷹ノ巣山までのまき道はこれくらい細い道が延々と続いていました。
あれは、ストレス強かったなあ。
ゆるく下っていくと、小屋跡。14:05。
ここもベンチが並んでいます。
1つに座って、休憩。
このコース、意外に時間がかかります。
下山100分というのがコースタイムだけれど、ちょっとのんびり歩くと、そんな時間では下れないなあ。
さて、再び出発。
緩やかな道が続きます。
ツリフネソウも、キバナアキギリも、もう花の時期は終わり、しぼんだ花がいくつか残っていました。
道はやがて急な下りに。
木段もありますが、半分崩れかけていて、注意して通過。
展望台まで下ってきました。
ベンチがあり、相模湖が見渡せます。
与瀬神社から登るときは、ここが最初の休憩地。
というよりも、もう限界を感じて、ここで気持ち悪くなることもありましたっけ。
朝から登りが続いて。
ここから林の中の急な下りが始まりました。
急だとはわかっていたけれど、こんなに急だったかと、下りてみると気づきます。
登るときは、傾斜をそんなに感じないんですよね。
下ってみると、この道、凄いなと思います。
しかも、案外距離があります。
朝は元気なので、ここまでわりとすぐに到達する感覚でいたけれど、これは確かにバテて当然の道だなあ。
つづら折りの急な下り道。
曲がっても曲がっても、まだ同じような道が繰り返されます。
本当にうんざりする頃に、ようやく、与瀬神社に着きました。15:05。
はあ、良かった。
神社で少し休憩し、急な石段はさすがに避けて、まき道を行きました。
高速道路の上を横断歩道で通過し、階段を下りていきます。
「相模湖駅まで5分」という掲示の通り、線路脇の道へ。
ここはもう街なので、息苦しくても、マスクをしなければ。
まだ夏の気配が少し残る夕方の街は、何だか懐かしい。
相模湖駅。15:20。
次の電車は、中央特快。15:52。
三鷹まで一気に行けます。
この電車、いいなあ。
1番線のホームでトイレを借りて、持参のジェル石鹸で手を念入りに洗い、自販機で炭酸飲料を購入。
3番線のホームのベンチで支度をしたり、炭酸飲料を飲んだりしている間に、もう電車がホームに入ってきました。
さあて、帰って、シャワーを浴びて、授業だ。
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