2021年03月13日
高校英語。仮定法。It's time～.
仮定法。今回は、「～してもよい頃だ」といった表現です。
例文から見ていきましょう。
It's time the kids were in bed.
子どもはもう寝る時間だよ。
昔は、「子どもはもう寝てもよい時間だ」と訳すことが多かったのです。
しかし、その言い方では、「寝ろ」と言われているのだとは気づかない子が現代にはいますので、もっとわかりやすい訳に変わってきました。
「寝てもよい」と言われると、「起きていてもよい」と思ってしまうようです。
言葉に厳密といえば、厳密。
ズレているといえば、ズレています。
そういうことの積み重ねで、文章が読めない。
他人が言っていることの意図が読み取れない。
別の意味をくみ取ってしまう。
勝手に変な行間を読んでしまうのでしょう。
こういう表現が、どういう場面で、どういう意味あいで使用されるかについての経験が足りない。
そうした言語体験の不足も原因の１つかと思います。
それはともかく、
It's time the kids were in bed.
なぜ、ここで were が使われているのかというと、仮定法過去だからです。
なぜ、仮定法過去で語るのかというと、これは事実とは違うからです。
事実としては、目の前の子どもは寝ていない。
しかし、目の前の事実に反して、子どもはもう寝る時間である。
だから、仮定法を用います。
なお、文法的には、that が省略されている that 節の文です。
It's time that the kids were in bed.
ですが、通常、この that は省略します。
また、仮定法だからといって常に were にすることはありません。
I think it's time I was leaving.
そろそろ失礼します。
と、was を使用します。
この用法は、about を用いるものがあります。
It's about time the kids were in bed.
となり、「そろそろ～する時間だ」という意味になります。
子どもはそろそろ寝る時間だ、という意味の文です。
high を用いる表現もあります。
It's high time the kids were in bed.
これは、「とっくに～する時間だ」という意味です。
子どもは、とっくに寝る時間だ、という意味の文です。
to 不定詞を用いての書き換えも可能です。
It's time the kids were in bed.
＝It's time for the kids to be in bed.
そんなに難しい内容ではないので、あとは、覚えるか覚えないかです。
仮定法に関する表現は数が多いので、何度練習しても新鮮に誤答し、全く覚えない、という事態が発生します。
全ての科目にいえることですが、問題を解いて、間違えたときが、分かれ道です。
あ、間違えたと思い、それが強い印象となって、その後は、その問題は正答できるようになる人。
一方で、何度でも、繰り返し、同じことを同じように間違える人。
勉強ができる人とできない人との差は、結局そこです。
間違えた問題に印をつけて、あとで解き直す。
自分が間違えた問題ほどテストに出ると考え、身につけようとする。
そのように学習のやり方や意識をほんの少し変えていくだけで、成績は変わります。
例文から見ていきましょう。
It's time the kids were in bed.
子どもはもう寝る時間だよ。
昔は、「子どもはもう寝てもよい時間だ」と訳すことが多かったのです。
しかし、その言い方では、「寝ろ」と言われているのだとは気づかない子が現代にはいますので、もっとわかりやすい訳に変わってきました。
「寝てもよい」と言われると、「起きていてもよい」と思ってしまうようです。
言葉に厳密といえば、厳密。
ズレているといえば、ズレています。
そういうことの積み重ねで、文章が読めない。
他人が言っていることの意図が読み取れない。
別の意味をくみ取ってしまう。
勝手に変な行間を読んでしまうのでしょう。
こういう表現が、どういう場面で、どういう意味あいで使用されるかについての経験が足りない。
そうした言語体験の不足も原因の１つかと思います。
それはともかく、
It's time the kids were in bed.
なぜ、ここで were が使われているのかというと、仮定法過去だからです。
なぜ、仮定法過去で語るのかというと、これは事実とは違うからです。
事実としては、目の前の子どもは寝ていない。
しかし、目の前の事実に反して、子どもはもう寝る時間である。
だから、仮定法を用います。
なお、文法的には、that が省略されている that 節の文です。
It's time that the kids were in bed.
ですが、通常、この that は省略します。
また、仮定法だからといって常に were にすることはありません。
I think it's time I was leaving.
そろそろ失礼します。
と、was を使用します。
この用法は、about を用いるものがあります。
It's about time the kids were in bed.
となり、「そろそろ～する時間だ」という意味になります。
子どもはそろそろ寝る時間だ、という意味の文です。
high を用いる表現もあります。
It's high time the kids were in bed.
これは、「とっくに～する時間だ」という意味です。
子どもは、とっくに寝る時間だ、という意味の文です。
to 不定詞を用いての書き換えも可能です。
It's time the kids were in bed.
＝It's time for the kids to be in bed.
そんなに難しい内容ではないので、あとは、覚えるか覚えないかです。
仮定法に関する表現は数が多いので、何度練習しても新鮮に誤答し、全く覚えない、という事態が発生します。
全ての科目にいえることですが、問題を解いて、間違えたときが、分かれ道です。
あ、間違えたと思い、それが強い印象となって、その後は、その問題は正答できるようになる人。
一方で、何度でも、繰り返し、同じことを同じように間違える人。
勉強ができる人とできない人との差は、結局そこです。
間違えた問題に印をつけて、あとで解き直す。
自分が間違えた問題ほどテストに出ると考え、身につけようとする。
そのように学習のやり方や意識をほんの少し変えていくだけで、成績は変わります。
Posted by セギ at 11:34│Comments(0)
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