たまりば

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2021年01月20日

久しぶりに散歩してきました。2021年1月。


2021年1月17日(日)、歩いてきました。
三鷹駅南口から、まずは玉川上水沿いに、井の頭公園方向に進みました。
冬枯れの道。
人も少なく、静かです。
紅葉に見とれることもなくなり、足元に目を落とすと、おや、三鷹市のマンホールには、ポキの絵が描いてあります。
ポキは、着ぐるみがあるらしいけれど、三鷹市内の行事にしか出没しないので、三鷹市以外に住む人で知っている人はほとんどいないかもしれません。
ご当地キャラクターのイベントに参加したという話を聞いたことがありません。
では、ポキの存在意義とは何だろう?
三鷹市のキャラクターといっても、三鷹市を宣伝する意図を感じない・・・。

と考えていると、片耳イヤホンで聞いていたラジオは、「マンションポエム」という、マンションの広告に掲載されているポエムのような宣伝文の収集家がゲストでした。
人気のある土地にあやかった宣伝文の例を話しています。
「広尾をまとう西麻布」
・・・確かに、何だそれは?
そんな例の1つ。
「『吉祥寺の奥座敷』。下連雀でしょう、そこは」
「三鷹ですね」

ちょうど考えていたこととシンクロし、歩きながら独りで笑うという気持ちの悪い状態になってしまいました。
いや、三鷹は、住みたい街ランキングで上位に入っているのです。
吉祥寺にあやからなくても、大丈夫なんです。

しかし、先日、中学生に、
「学校以外で、あなたの家の近くの自慢できる場所を3つの英文で書きなさい」
という課題を出したところ、久しぶりの白紙で驚きました。
テーマによって全く書けなくなることのある子ですが、このテーマは書きやすいでしょうに。
なぜ、何も浮かばないの?
太宰治って、知ってます?
野川は?
井の頭公園は?

そんなことを思い出しているうちに、万助橋。
信号を渡り、玉川上水緑道に入りました。
落ち葉が踏みしだかれ、細かくなって道に積もり、今、1年でもっとも道がフカフカの季節かもしれません。
やわらかーい。
やがて腐葉土となっていく柔らかい道を踏みしめて進みました。
右手に見える広大な運動場に、人影はまばら。
寒いからか、ランナーもほとんど通りません。
静かです。

ここから舗装道路になるというところでUターンし、対岸を歩きました。
こちらも道はフカフカ。
井の頭第二公園も、人の姿はありませんでした。
ここは、いつ来ても、人より木の数のほうが多いです。
静かな、林の公園。

駐車場までいったん戻って、そこから、井の頭公園へと向かいました。
木立の中を通り、舗装道路を渡ると、池が見えてきました。
日曜ということもあり、そこそこ人がいましたが、2メートルの距離は保てました。
池を半周。
神田川の水源からは、神田川に沿って歩いていきました。
ここも、しばらく川のほとりに土の道が続きます。
川沿いは寒いかなあと思いましたが、どこも寒いので、特にここだけが寒いという印象はありませんでした。
12月に歩いた頃よりは1枚多く着込んで、手袋もしての散歩です。

ここも、この先は舗装道路になる、というところでUターン。
対岸を歩いて戻り、再び井の頭公園内へ。
カモが来ていて、それを撮影する人が群がっていました。

しばらく進むと、スイセンが咲いていました。
もうそんな季節ですね。
冬枯れの中で、春を待たずに咲く花。
撮影していて、気がつきました。
花の向こうに、陸に上がって何かつついている鳥がいます。
丸々太っています。
これもカモかな?
随分と余裕のある様子です。
できるだけ近づいて、撮影してみました。
上の画像がそれです。

井の頭公園内も、土の道を選び、のんびり歩きました。
山野草の植えられた斜面の石段。
立札が立つのみで、まだどの草の姿もありません。

再び万助橋。
信号待ちをしていると、ウーバーイーツの配達員の自転車が通り過ぎていきました。
今日見かけたのは、これで5人目。
12月に歩いたときには、1人も見ませんでしたが。
日曜のお昼どきで、特に利用者が多い時間帯なのでしょうが、本当に流行しているのですね。
配達員が人員過剰となり競争が起きていると、何かで見ました。
コロナ禍で、アルバイト先が限られているのも影響しているのでしょうか。
何もかも、早く、元に戻るといいのですが。

コロナ禍が去ったら、何をしよう。
それはもう、山へ。
まず、高尾山へ行こう。
そんなことを思いながら、三鷹駅へと歩きだしました。


  


  • Posted by セギ at 12:45Comments(2)