たまりば

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2012年04月30日

生藤山を歩きました


セギ英数教室、GWは、暦通りに休校です。
その他、5月2日(水)も休校となります。
5月1日(火)は、通常通りに授業があります。
よろしくお願いいたします。

昨日、4月29日(日)は、生藤山から奥高尾を歩きました。
三鷹から高尾で中央線に乗り換え、上野原駅下車、8時25分。
そこから「井戸」行きのバスに乗り換えます。
ほぼ毎年、このコースを歩いているのですが、今年は狭い駅前がごった返していて、各方面のバスに乗車する人の列ができ、整理する職員さんもいて、びっくり。
ともあれ、「井戸」行きのバスは、ちょうど席が満杯というくらいの混雑具合で出発。
そして、その大半が、「石楯尾神社前」で下車。
皆さん、生藤山に登られる方のようです。
この季節には、桜が咲くので人気のある山です。
バス停を下り、道路の反対側に渡って、いくつかベンチのあるところで支度。
そこから道しるべ通りに、まずは舗装された道を登っていきました。
9時ちょうどに出発。
ほどなく登山道。
スミレ、ミヤマキケマン、ミミガタテンナンショウ。
春の山の麓に咲く花々を足下に眺めながら、道はジグザグにどんどん高度を稼ぎ、甘草水との分岐のある桜並木に到着。9時45分。
ここでその日初めての展望が開けます。ベンチもあります。
春霞がかかり、この時間帯までしか富士山が見られないことも多いので、たっぷり鑑賞。
今年は桜が遅く、昨日がちょうど満開でした。
上の写真は、そこで撮影。
そこから、気持ちのよい平らな道を歩いていき、三国山到着、10時00分。
木の枝に邪魔されない、晴れ晴れとした富士山を見たいのなら、ここが一番です。
空がクリアな日には、南アルプスもくっきりと見えますが、昨日は霞んでいました。
今日の富士山は、ここで見納めだろうと感じながら、三国山を下り、縦走路に戻り、生藤山へ。
山頂到着10時10分。
生藤山は、狭い平らな山頂で、空以外見えません。
そのまま通過し、道はやがて岩がちの下りへ。
意外に急なので、手間取る人もいて、前の2人が下りるのをゆっくり待ちました。
もっと混雑している日には、渋滞する箇所です。
ここから、醍醐丸へ。
のんびりした山道と、急な岩がちの下りの、繰り返しになります。
この辺から、トレイルランナーとのすれ違いが増えます。
トレイルランナーの祭典、日本山岳耐久レース(ハセツネ)のコースに近く、道の感じも似ているからでしょうか、ここで練習しているランナーは多い様子です。
あの大会、昔は、登山者の祭典で、ヒマラヤで行動するための体力を養うのが目的と謳われていた記憶があるのですが、新しいスポーツ、トレイルランニングが台頭するや、あっという間に彼らのものになった感があります。
奥多摩75kmを24時間以内で完走する。
参加したいなあと昔から思いつつ、世間的には秋の祝日連休でも、私は仕事ということが毎年の話で、そうこうするうち、トレイルランニングがメインの大会になってしまいました。
すごく人気があって、申し込むのも大変らしいです。
でも、今でも、走るのではなく、登山者として、24時間以内の完歩をしている登山者の方もいらっしゃるのだとか。いいなあ。
トレイルランナーは、新しいスポーツとして、トレイルランニングの指導者が厳しく言っているのでしょう、登山者の追い越し、すれ違いに対してのマナーは徹底していると感じます。
登山者を不快にさせる無理な追い越しは決してせず、後ろから来ていることに気付いてもらえるまで辛抱強く待っている方が大半。
すれ違いのときも、こちらが道を譲ると、恐縮し丁寧に礼を言ってくださる方が多いです。
お互いが気持ちよく山にいられるよう、互いに周囲に気を配りたいですね。
山へのインパクトが強いとか、あんな軽装で山に入るのは遭難予備軍であるとか、そういう批判もあるのですが、山へのインパクトも遭難の可能性も、アルパインクライミングが一番高いので、自分のやっていることの負の可能性を理解しながら、出来うる限り自然にも他人にも優しく、というくらいのことしか、私には言えません。
なんてことを考えながら、醍醐丸到着、11時25分。
気温が上がり、初夏を思わせる陽気で、既にスポーツドリンクを1リットル飲み干してしまいました。
さらにゼリー飲料を飲んで、出発。
和田峠到着、11時55分。
少し車道を歩き、茶店の脇から登り返します。
素晴らしく長い木段。
既にひと山越えてきた身には、結構こたえます。
陣馬山到着、12時20分。
さすがはGW。
山頂は、人でぎっしりでした。
トイレは長蛇の列。
茶店でかき氷を買う人も長蛇の列。
広い山頂の芝生を埋め尽くすほどのレジャーシート。
広げられるお弁当。
走り回る子どもたち。
おそるべし奥高尾の人混み。
ともあれ、ラッキーなことに東屋の前のベンチが1つ空いて、そこに座って、私も昼食をとりました。
桜を眺めながらの特等席です。
満開の桜。
葉とともに咲く種類の桜が多く、緑とのコントラストが鮮やかでした。

さて、昼食を終え、富士山が見えるポイントに一応立って確認。
すでによく見ないとわからないぼんやりとした富士山の積雪部分のみが見えました。
そこから、奥高尾の縦走路へ。
道も広く、下り基調です。

明王峠、1時05分。ここも満開の桜。
景信山、2時15分。葉桜が目立ち始めます。
小仏城山、3時ちょうど。桜吹雪。ここで、炭酸飲料を購入し、休憩。
高尾山頂、4時ちょうど。桜は終わっていました。
丹沢もぼんやりと青く霞んでいます。
山頂は観光客でごった返していました。
なぜ、こんな夕方にこんなに混雑しているのだろう。
家を出るのが相当遅いのかな、観光客は。
まだビアホールは開店していない時期ですよね?
夕日に浮かぶ富士山を眺めたいのかな。
帰り道、暗いですよ?

今日も、リフト下山は50分待ちかなあと思い、稲荷山コースを選択。
高尾山口到着、5時ちょうど。
人混みにもまれながら、高尾山口駅へ。
満足の1日でした。



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