2024年09月28日
クジラが魚でないのは、馬が魚でないのと同じだ。高校英語。比較。

画像は、キバナアキギリ。
さて、
「クジラが魚でないのは、馬が魚でないのと同じだ」
この例文が非常に有名であることから、クジラ構文、あるいは「クジラの公式」と呼ばれているものがあります。
「馬が魚でないのと同様に、クジラは魚ではない」
と後ろから訳すこともありますが、意味は同じです。
意味が同じなら、前から順番に意味を取っていくほうが楽ですね。
英語にも直しやすいです。
A whale is no more a fish than a horse is.
高校生になっても、中学で学習した英文法のみ理解し、
「自分は基礎はわかっている」
と思っている高校生は一定数います。
確かに、共通テストでは文法問題は出題されませんし、英文科や国際コミュニケーション学科などでは、筆記試験は読解問題や課題英作文のみで、文法問題は出題されないこともあります。
一方、特に私立大学では、英文科以外の学科で、今もなお、英語の筆記試験は、長文読解問題と文法の短問集、という形式の学部学科も多いです。
過去問を解く頃になってようやくそのことを自覚し、文法の短問に歯が立たないことに浮かない顔になる。
そんな生徒もいます。
大学入試問題の文法・語法の短問は、大学の難度にもよりますが、かなり厄介で、全問正解は到底望めないことも多いです。
そんな熟語、一度も見たことがないが?
と言いたくなるような、重箱の隅をつつく難問も、相変わらず出題されています。
しかし、そういう問題は、自分が解けないのと同様に、他人も解けないのです。
課題となるのは、他人は解けるのに自分は解けない問題。
その問題は、基本でしょう、よく知られているものでしょう、という問題で、決して失点しないことです。
クジラ構文を知らないなんて、受験生の名折れですよー。
はいはい、クジラ構文ですね、はい、正解できます、ごっつぁんです。
そういう問題としてクリアしたいです。
クジラが魚でないのは、馬が魚でないのと同じだ。
個々の問題を見てもピンとこなくても、この日本語訳を見ると、ああ、そんなの習った気がする・・・という人は多いと思います。
A whale is no more a fish than a horse is.
構造としては、
A is no more B than C is D.
AがBでないのは、CがDでないのと同じだ。
となります。
ただし、BとDが同一のものであることが多く、その際にDは省略されます。
上の文も、省略しなかったら、
A whale is no more a fish than a horse is a fish.
となりますが、英語は同じ言葉の繰り返し使用を嫌いますので、最後の a fish は省略されます。
構造の理解としては、否定語 no が一度使われていますので、これで否定文です。
主語である a whale が否定されますので、「クジラは魚ではない」という情報をまず正確に受け止めてください。
とりあえず、クジラは魚ではない。
それも普通の否定の仕方ではなく、絶対に魚ではない、と強く否定したい。
どれくらい強く否定したいかというと、「馬が魚である」こと以上に否定したい。
馬が魚であるわけがないので、それ以上に、クジラは魚ではないのだ。
常識的に絶対違うこと以上に、それは違うのだ。
そういう強い否定になります
だから直訳は、「CがDでない以上に、AはBではない」です。
この構造を理解したら、とにかく覚えましょう。
文の構造の「A is no more B than C is D.」か上のクジラの例文か、とにかくどちらかを丸暗記しましょう。
覚えなければどうにもならないことが英語にはあります。
さて、何度も口の中で唱えて、覚えたら、以下の問題を解いてみてください。
問題 以下の空所に適語を入れよ。
The ability to write poetry made ( )( ) money at that time ( ) it does now.
今日と同じように、当時も詩を書く能力はお金にはならなかった。
覚え方がbe動詞を使うものだったせいで、be動詞の文でしか使わないと思うかもしれませんが、実は一般動詞でも大丈夫です。
例文の is のところに一般動詞が入っているだけで、構造は同じです。
正解は、
The ability to write poetry made (no)(more) money at that time (than) it does now.
では、こんな問題は?
問題 以下の空所に適語を入れよ。
A whale is ( ) a fish ( )( )( ) a horse is.
暗唱した文と同じ意味のようなのに、空所の位置が何だか違う・・・。
ここで生きてくる知識は、no more = not ~any more だということ。
この知識があると、解くことができます。
知識を身を助けます。
正解は、
A whale is (not) a fish (any)(more) than a horse is.
この例文もあわせて暗唱しておくと安全ではありますが、混同しやすいので、一番上の形だけしっかり覚えて、あとは他の文でも使える知識、no more = not ~any more で補うことをお勧めします。
勿論、not と any more を文の中のどこに置くのかよくわからないと、難しいかもしれません。
英語の基本の語順、どの単語がどの位置にくるかという文法の基礎を身につけておくと、こういうときに楽ができます。
さて、クジラ構文は、もう1つあります。
「クジラが哺乳類であるのは、馬が哺乳類であるのと同じだ」
というものです。
A whale is no less a mammal than a horse is.
構造は、A is no less B than C is D.
AがBであるのは、CがDであるのと同じだ。
これも、B=Dのときは、Dは省略されます。
省略せずに書けば、以下のようになります。
A whale is no less a mammal than a horse is a mammal.
less は little の比較級。
little は準否定表現で、否定語の仲間です。
だから、less も否定語の仲間となります。
したがって、no less は否定語を2つ使っていますから、二重否定となり、結果的に強い肯定を意味します。
Aは絶対にBだ、という意味になります。
クジラは、絶対に哺乳類だ。
どれくらい哺乳類なのかというと、馬が哺乳類であるのと同じくらい確実に哺乳類だ。
そういう意味です。
no less を、not ~any less に書き換えることは理論上は不可能ではありませんが、あまり見られない形です。
さて、no more とno less と2種類あるとなると、空所補充問題は、文意を読み取ってどちらであるかを判断する必要があります。
問題を解いてみましょう。
問題 以下の空所に適語を補充せよ。
Air pollution does ( )( ) harm to birds and animals ( ) it does to human being.
高校生として、特に難しい単語はないはずなのですが、それでも、air pollution や、harm や、human being の意味がわからない、という人もいると思います。
どれも、中3か高1の教科書や単語集で一度は目にしているはずなのですが。
このあたりのレベルの単語に1つ大きな壁があり、英語が苦手な人は、このレベルの単語を覚えていない場合があります。
そして、このレベルの英単語を覚えていないとなると、高校の英語コミュニケーションの定期テストで出題される初見の英文は読解できないですし、文意がわからないと解けないタイプの文法問題も解けなくなります。
だって、単語が覚えられない・・・・。
そのように悩んでいる人は、悩んでいるわりに、単語暗記に関して、実際にはほとんど何もしていない場合が多いです。
あるいは、本人はそれなりにやっているつもりでいるが、世間的には、それはやっているうちに入らない。
「やらなければならないのはわかるが、やる気がでない」
という気持ちはわかりますが、やる気は、待っていてもおそらく一生出ないです。
単語を暗記する習慣づけを自分に行うことが効果的です。
通学電車の中では必ず単語を暗記する。
机に向かったら、毎日まず30分、単語を暗記する。
何でもいいですから、ルールを設けて、それで実行できたかどうか成果を示すツールも使って、習慣づけてください。
「やる気」とか「意欲」とかは、いつまで待っても湧いてこないことが多いですし、湧いてもすぐにまた冷めてしまい、不安定です。
やる気がなくても、意欲が低くても、習慣化するまで続ければ、強いです。
とはいえ、言うは易し、行うは難し。
今年の夏、うちの塾生の1人は、ほとんど毎日授業を取って、そして、やったことは、授業中の単語暗記でした。
宿題に出しても、覚えてこなかったからです。
意識が低いというのか、意欲が低いというのか。
英語に関して、認識が間違っているのか。
とにかく、単語暗記を宿題に出しても、覚えてこないのでした。
だから、個別指導の90分、やったことは、単語暗記。
費用的に考えれば物凄く無駄なことですし、私も心が痛むことでしたが、本人の自覚に任せても覚えてこないので、もう仕方ありませんでした。
90分間、黙って単語暗記。
15分に一度のペースで、覚えたところまでテスト。
そして、また暗記を続ける・・・。
しかし、このひと夏で、その子は変わりました。
以前は、初見の英語長文問題はほぼ歯が立たなかった子でした。
それが、大学入試問題の英語長文を読むことが可能になりました。
教室で、私に監視されて、単語暗記をするしかなかった毎日の90分。
それが、英語力を激変させたのです。
本当は、それは、自分で作れる時間です。
それだけで、人生が変わるかもしれません。
問題に戻りましょう。
問題 以下の空所に適語を補充せよ。
Air pollution does ( )( ) harm to birds and animals ( ) it does to human being.
air pollution は「大気汚染」、harm は「害する、傷つける」、human being は「人間」です。
そうすると、前半の内容は、「大気汚染は鳥や動物に害を与える」という内容です。
これは、肯定される内容か、否定される内容か?
大気汚染は、鳥や動物に害を与えるでしょう。
だから、これは肯定文。
no less と二重に否定することで、強く肯定すれば良いとわかります。
正解は、
Air pollution does (no)(less) harm to birds and animals (than) it does to human being.
問題 以下の空所に適語を補充せよ。
A home without love is ( )( ) a home ( ) a body without a soul is a person.
前半は「愛のない家庭は家庭である」という内容。
後半は、「魂のない肉体は人間である」という内容。
この文は、B=Dではないので、Dにあたる内容も省略されず書かれています。
内容から判断して、これは否定文でしょう。
だから、正解は、
A home without love is (no)(more) a home (than) a body without a soul is a person.
となります。
「愛のない家庭が家庭でないのは、魂のない肉体が人間ではないのと同じだ」
クジラ構文は、理解し、整理して覚えれば、そんなに難しくありません。
比較表現の学習は、このように1つ1つの表現を正確に理解し、整理して、あとは丸暗記してください。
さて、
「クジラが魚でないのは、馬が魚でないのと同じだ」
この例文が非常に有名であることから、クジラ構文、あるいは「クジラの公式」と呼ばれているものがあります。
「馬が魚でないのと同様に、クジラは魚ではない」
と後ろから訳すこともありますが、意味は同じです。
意味が同じなら、前から順番に意味を取っていくほうが楽ですね。
英語にも直しやすいです。
A whale is no more a fish than a horse is.
高校生になっても、中学で学習した英文法のみ理解し、
「自分は基礎はわかっている」
と思っている高校生は一定数います。
確かに、共通テストでは文法問題は出題されませんし、英文科や国際コミュニケーション学科などでは、筆記試験は読解問題や課題英作文のみで、文法問題は出題されないこともあります。
一方、特に私立大学では、英文科以外の学科で、今もなお、英語の筆記試験は、長文読解問題と文法の短問集、という形式の学部学科も多いです。
過去問を解く頃になってようやくそのことを自覚し、文法の短問に歯が立たないことに浮かない顔になる。
そんな生徒もいます。
大学入試問題の文法・語法の短問は、大学の難度にもよりますが、かなり厄介で、全問正解は到底望めないことも多いです。
そんな熟語、一度も見たことがないが?
と言いたくなるような、重箱の隅をつつく難問も、相変わらず出題されています。
しかし、そういう問題は、自分が解けないのと同様に、他人も解けないのです。
課題となるのは、他人は解けるのに自分は解けない問題。
その問題は、基本でしょう、よく知られているものでしょう、という問題で、決して失点しないことです。
クジラ構文を知らないなんて、受験生の名折れですよー。
はいはい、クジラ構文ですね、はい、正解できます、ごっつぁんです。
そういう問題としてクリアしたいです。
クジラが魚でないのは、馬が魚でないのと同じだ。
個々の問題を見てもピンとこなくても、この日本語訳を見ると、ああ、そんなの習った気がする・・・という人は多いと思います。
A whale is no more a fish than a horse is.
構造としては、
A is no more B than C is D.
AがBでないのは、CがDでないのと同じだ。
となります。
ただし、BとDが同一のものであることが多く、その際にDは省略されます。
上の文も、省略しなかったら、
A whale is no more a fish than a horse is a fish.
となりますが、英語は同じ言葉の繰り返し使用を嫌いますので、最後の a fish は省略されます。
構造の理解としては、否定語 no が一度使われていますので、これで否定文です。
主語である a whale が否定されますので、「クジラは魚ではない」という情報をまず正確に受け止めてください。
とりあえず、クジラは魚ではない。
それも普通の否定の仕方ではなく、絶対に魚ではない、と強く否定したい。
どれくらい強く否定したいかというと、「馬が魚である」こと以上に否定したい。
馬が魚であるわけがないので、それ以上に、クジラは魚ではないのだ。
常識的に絶対違うこと以上に、それは違うのだ。
そういう強い否定になります
だから直訳は、「CがDでない以上に、AはBではない」です。
この構造を理解したら、とにかく覚えましょう。
文の構造の「A is no more B than C is D.」か上のクジラの例文か、とにかくどちらかを丸暗記しましょう。
覚えなければどうにもならないことが英語にはあります。
さて、何度も口の中で唱えて、覚えたら、以下の問題を解いてみてください。
問題 以下の空所に適語を入れよ。
The ability to write poetry made ( )( ) money at that time ( ) it does now.
今日と同じように、当時も詩を書く能力はお金にはならなかった。
覚え方がbe動詞を使うものだったせいで、be動詞の文でしか使わないと思うかもしれませんが、実は一般動詞でも大丈夫です。
例文の is のところに一般動詞が入っているだけで、構造は同じです。
正解は、
The ability to write poetry made (no)(more) money at that time (than) it does now.
では、こんな問題は?
問題 以下の空所に適語を入れよ。
A whale is ( ) a fish ( )( )( ) a horse is.
暗唱した文と同じ意味のようなのに、空所の位置が何だか違う・・・。
ここで生きてくる知識は、no more = not ~any more だということ。
この知識があると、解くことができます。
知識を身を助けます。
正解は、
A whale is (not) a fish (any)(more) than a horse is.
この例文もあわせて暗唱しておくと安全ではありますが、混同しやすいので、一番上の形だけしっかり覚えて、あとは他の文でも使える知識、no more = not ~any more で補うことをお勧めします。
勿論、not と any more を文の中のどこに置くのかよくわからないと、難しいかもしれません。
英語の基本の語順、どの単語がどの位置にくるかという文法の基礎を身につけておくと、こういうときに楽ができます。
さて、クジラ構文は、もう1つあります。
「クジラが哺乳類であるのは、馬が哺乳類であるのと同じだ」
というものです。
A whale is no less a mammal than a horse is.
構造は、A is no less B than C is D.
AがBであるのは、CがDであるのと同じだ。
これも、B=Dのときは、Dは省略されます。
省略せずに書けば、以下のようになります。
A whale is no less a mammal than a horse is a mammal.
less は little の比較級。
little は準否定表現で、否定語の仲間です。
だから、less も否定語の仲間となります。
したがって、no less は否定語を2つ使っていますから、二重否定となり、結果的に強い肯定を意味します。
Aは絶対にBだ、という意味になります。
クジラは、絶対に哺乳類だ。
どれくらい哺乳類なのかというと、馬が哺乳類であるのと同じくらい確実に哺乳類だ。
そういう意味です。
no less を、not ~any less に書き換えることは理論上は不可能ではありませんが、あまり見られない形です。
さて、no more とno less と2種類あるとなると、空所補充問題は、文意を読み取ってどちらであるかを判断する必要があります。
問題を解いてみましょう。
問題 以下の空所に適語を補充せよ。
Air pollution does ( )( ) harm to birds and animals ( ) it does to human being.
高校生として、特に難しい単語はないはずなのですが、それでも、air pollution や、harm や、human being の意味がわからない、という人もいると思います。
どれも、中3か高1の教科書や単語集で一度は目にしているはずなのですが。
このあたりのレベルの単語に1つ大きな壁があり、英語が苦手な人は、このレベルの単語を覚えていない場合があります。
そして、このレベルの英単語を覚えていないとなると、高校の英語コミュニケーションの定期テストで出題される初見の英文は読解できないですし、文意がわからないと解けないタイプの文法問題も解けなくなります。
だって、単語が覚えられない・・・・。
そのように悩んでいる人は、悩んでいるわりに、単語暗記に関して、実際にはほとんど何もしていない場合が多いです。
あるいは、本人はそれなりにやっているつもりでいるが、世間的には、それはやっているうちに入らない。
「やらなければならないのはわかるが、やる気がでない」
という気持ちはわかりますが、やる気は、待っていてもおそらく一生出ないです。
単語を暗記する習慣づけを自分に行うことが効果的です。
通学電車の中では必ず単語を暗記する。
机に向かったら、毎日まず30分、単語を暗記する。
何でもいいですから、ルールを設けて、それで実行できたかどうか成果を示すツールも使って、習慣づけてください。
「やる気」とか「意欲」とかは、いつまで待っても湧いてこないことが多いですし、湧いてもすぐにまた冷めてしまい、不安定です。
やる気がなくても、意欲が低くても、習慣化するまで続ければ、強いです。
とはいえ、言うは易し、行うは難し。
今年の夏、うちの塾生の1人は、ほとんど毎日授業を取って、そして、やったことは、授業中の単語暗記でした。
宿題に出しても、覚えてこなかったからです。
意識が低いというのか、意欲が低いというのか。
英語に関して、認識が間違っているのか。
とにかく、単語暗記を宿題に出しても、覚えてこないのでした。
だから、個別指導の90分、やったことは、単語暗記。
費用的に考えれば物凄く無駄なことですし、私も心が痛むことでしたが、本人の自覚に任せても覚えてこないので、もう仕方ありませんでした。
90分間、黙って単語暗記。
15分に一度のペースで、覚えたところまでテスト。
そして、また暗記を続ける・・・。
しかし、このひと夏で、その子は変わりました。
以前は、初見の英語長文問題はほぼ歯が立たなかった子でした。
それが、大学入試問題の英語長文を読むことが可能になりました。
教室で、私に監視されて、単語暗記をするしかなかった毎日の90分。
それが、英語力を激変させたのです。
本当は、それは、自分で作れる時間です。
それだけで、人生が変わるかもしれません。
問題に戻りましょう。
問題 以下の空所に適語を補充せよ。
Air pollution does ( )( ) harm to birds and animals ( ) it does to human being.
air pollution は「大気汚染」、harm は「害する、傷つける」、human being は「人間」です。
そうすると、前半の内容は、「大気汚染は鳥や動物に害を与える」という内容です。
これは、肯定される内容か、否定される内容か?
大気汚染は、鳥や動物に害を与えるでしょう。
だから、これは肯定文。
no less と二重に否定することで、強く肯定すれば良いとわかります。
正解は、
Air pollution does (no)(less) harm to birds and animals (than) it does to human being.
問題 以下の空所に適語を補充せよ。
A home without love is ( )( ) a home ( ) a body without a soul is a person.
前半は「愛のない家庭は家庭である」という内容。
後半は、「魂のない肉体は人間である」という内容。
この文は、B=Dではないので、Dにあたる内容も省略されず書かれています。
内容から判断して、これは否定文でしょう。
だから、正解は、
A home without love is (no)(more) a home (than) a body without a soul is a person.
となります。
「愛のない家庭が家庭でないのは、魂のない肉体が人間ではないのと同じだ」
クジラ構文は、理解し、整理して覚えれば、そんなに難しくありません。
比較表現の学習は、このように1つ1つの表現を正確に理解し、整理して、あとは丸暗記してください。