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2023年04月30日

外秩父七峰縦走ハイキング大会の思い出。

外秩父七峰縦走ハイキング大会の思い出。

さて、今年から、外秩父七峰縦走ハイキング大会は、ヤマスタというアプリを利用するスタンプラリーに変わりました。
私は2017年の大会を最後に参加していません。
2018年から、有料の大会になったと記憶しています。
有料なのも抵抗があるけれど、ゼッケンに名前を書いて、ザックにつけて歩くのはもっと嫌だな・・・。
でも、何より、腰痛と、股関節の痛み、お尻の筋肉に痛みがあるようになり、完歩の自信がなくなってきたことが大きいです。

そうするうちに、コロナ禍となり、大会は中止になりました。
そして、何と、大会の根幹が変わったのが今年です。

「外秩父七峰」で検索してくだされば、すぐに今回の変更の概要はつかめると思いますので詳細は省略します。
簡単に言えば、大会を1日に定めるのではなく、4月から12月の長い期間のいつでも、そして何回に分けてでも、とにかく、小川町駅と7つの峰でヤマスタというアプリを使ってスタンプを受け取れば、それで七峰縦走達成というスタンプラリーになったのです。
秋には、参加者向けの催しもあるとのこと。

ほほお・・・。

コロナ禍が終わらない限り、大会参加はあり得ないと思っていました。
しかし、これなら私でも参加できそうです。

ただ、もう昼間の気温は20℃を越えました。
気温が高いと、長い縦走は無理かなあ・・・。
秋になったら、やってみようかなあ・・・。
それとも、2回に分けて歩こうかなあ。

そんなことを考えながら、さて、私はこの大会に何回参加したのだろうと思い返しました。
昔の記録カードはどこに置いたのでしょう。
そう考えて、全く記憶がないことに呆然としました。
記録カードも地図も、捨てたはずがない。
でも、どこにあるのか、思い出せないのです。

6年経過しているとはいえ、ここまで記憶が空白だとは・・・。
慌てて探したら、ありました、ありました。
記録カードと地図をクリアファイルにひとまとめに保管していました。
ただ、2011年のものからしかありません。
でも、それが最初の挑戦だったわけがないのです。

ここで、このブログに山行記録を書くようになる前の手書きの山行記録を取り出して、読みふけりました。

①2001年4月22日(日)晴れ 第16回大会
これが、初参加でした。
小川町発7:10。
ゴール寄居駅16:55。
出発が遅いのに到着が速い。
これは車道で相当追い抜いてますね。
さすがに若い。
出発時にもらった参加賞は、「チャンピオンベルトみたいなのにポケットが色々ついている青いウエストポーチと白いハンドタオル」とあります。
初参加から、もう参加賞に悪口を言っています。
「完歩したら魚河岸のセリの人みたいな帽子をもらった」と書いてありました。
完歩帽に対しても、冷淡!
若さって恐ろしいですね。

②2005年4月17日(日) 
小川町出発6:50。
ゴール寄居駅17:35。
一度で完歩できて、その後興味を失った様子だったのに、突然この年から再び参加を始めました。
どうしてそんな気持ちになったのかは、記録されていません。
そこ、大事だろう?
参加賞は、灰色でポケットのついた壁掛けみたいなものと白いハンドタオルと記録されています。
灰色の壁掛けみたいなもの・・・。
金具がめちゃくちゃ重かったあれかな・・・。
雑誌「山と渓谷」の記事によれば、この回の参加者は約8000人で、そのうち半数は渋滞のためタイムアウトだったと後日に付記されています。
渋滞との闘いは、すでに始まっていました。
そして、この年からだったのかは定かではありませんが、2年で完歩するという形が許されています。
これも、地獄の渋滞の原因だったろうと想像されます。
秩父高原牧場で牛乳。200円。
釜伏峠で、接待。梅干しと塩漬けのキュウリ。
このキュウリが抜群においしかったと書いてあります。
完歩記念品は、完歩帽か青いポーチ。
青いポーチ!光沢のあるポーチですね。
このポーチ、今でも、4本爪軽アイゼン入れとして使っています。
この時期は、まだ完歩記念タオルマフラーは存在しなかったようです。

③2006年4月23日(日) 曇り一時雨
小川町出発6:50。
ゴール寄居駅16:30。
この年も速い。
タイムは当日の気温に大きく左右されるようです。
参加賞は、黒いショルダーポシェットと白いハンドタオル。
黒いショルダーポシェット・・・。
あー、今も、ザックの影に隠れて壁に提げてあります。
この年より、萩平丁字路から車道の第2コースが用意された、とあります。
昨年度の大渋滞への反省から生まれたものだったのでしょう。
定峰峠でc.c.レモン160円。
定価より10円高いだけの良心的商売。
秩父高原牧場でソフトクリーム大350円。
この時期、ソフトクリームには、大と小がありました。
釜伏峠の接待。梅干し、甘夏、キュウリ、奈良漬け。
豊富な品揃えでした。

④2007年4月22日(日) 晴れて暑い
小川町出発6:55。
白石車庫リタイア。
小川町駅に降り立った6:40分の時点で、まだ受付が始まっていなかったとあります。
何か主催者側のアクシデントがあったのでしょうか。
そのため、駅前は大行列。
最初の2000人が一斉に出発し、山は大渋滞発生となった大会でした。
参加賞は、スプーン・フォーク・ナイフ・缶切りが一体となったもの。
重い・・・。
今も持っていますし、豪華な参加賞だと思いますが、実際に使ったことはありません。
多機能過ぎて実用的ではないんです。
ナイフだけとか、フォークだけなら、喜んで使うのに。
官ノ倉山CPで普段より30分遅い危機的状況でした。
順位は1000番台で決して遅くはないのに、笠山到着も前回より45分遅れ。
そして、その焦りもあってか体調を崩し、堂平山への急登で、嘔吐。
その後、ゆっくりゆっくり歩いて、白石車庫バス停へ。
最初で最後のリタイア体験でした。

⑤2008年4月20日(日) 小雨
小川町出発6:40。
鉢形城歴史館ゴール17:40。
参加賞は、黒いビニールポーチと白いハンドタオル。
黒いビニールポーチ・・・。
思い出しました。
光沢のある黒いビニールの、マチのある直方体っぽいポーチ。
ファスナーの持つところに白い玉がついていたのではなかったかな。
あれは、どこにやったかなあ。
記憶にありませんが、捨ててはいないと思います。
山行記録では、前回と違って軽いことを評価しています。
秩父高原牧場ソフトクリーム大350円。
完歩賞は、完歩帽か、灰緑色のヒップバッグふうの妙なもの、とあります。
これは、今も持っています。
やはりポケットがいくつもついています。

⑥2009年4月19日(日) 晴れて暑い
小川町出発6:35。
鉢形城歴史館ゴール17:50。
参加賞は、青い薄い手袋と、白いハンドタオル(抗菌・消臭製品にバージョンアップ)。
この青い手袋は、薄くて手によくフィットし、かつ滑り止めもついていたので、擦り切れるまで山で重宝しました。
晴れて暑かった大会でした。
定峰峠のペットボトル160円。
秩父高原牧場のソフトクリームは、大小の区別がなくなり、一律300円。
牛乳の他、凍らせたペットボトルも飛ぶように売れていました。
釜伏峠の接待。この年もキュウリがおいしかったと記録されています。
キュウリの浅漬けは、どこか他県の催しで食中毒があったからか、以後、接待には出なくなりました。

⑦2010年4月18日(日) 積雪 第25回大会
この年、山は季節外れの積雪のため、コースを大幅変更。
萩平丁字路まではいつものコース。
その先は、ずっと車道歩きでした。
延々と車道で、そのまま彩の国ふれあい牧場(秩父高原牧場のことです)まで車道。
この時点でまだ13時前だったと記録されています。
そして、15時前にゴールイン。
参加賞は、前年と同じ薄い手袋のオレンジ色バージョン。
これも、山で擦り切れるまでありがたく使用しました。
もう1つの参加賞は、白に紫色の縁取りのあるミニタオルハンカチ。
ハンドタオルが急に小さくなりました。
とはいえ、完歩帽は、いつも通りの深緑のものの他に、第25回大会記念のオレンジ色の帽子がありました。
そして、完歩賞は、完歩帽かタオルマフラー。


⑧2011年4月24日(日) 晴れ
小川町出発6:30。
鉢形城歴史館ゴール18:00。
参加賞は青い折り畳み式のクッション兼トートバッグとミニタオル。
教室の棚の奥を探したら、ありました。
使用感が強くて申し訳ない。

外秩父七峰縦走ハイキング大会の思い出。

多機能すぎてかえって不便なグッズが多い・・・とこの年も私は文句を書いています。
もらえるうちが花だったのですよと、昔の自分に苦言を呈したい。

牧場のソフトクリーム300円。
釜伏峠接待は、甘夏と奈良漬け。
完歩賞は、完歩帽かタオルマフラー。

⑨2012年4月22日(日) 雨
小川町出発6:30。
酒蔵広場ゴール17:45。
寄居駅近くの酒屋さん横の空き地でした。
参加賞は、緑色の手袋とミニタオル。

外秩父七峰縦走ハイキング大会の思い出。

この手袋は、てのひら側にゴム引きの滑り止めがあり、厚手で温かく、冬の山歩きに重宝しています。
これは、指先に穴が開いてもつくろって、今も現役です。
この年は、1日雨が降り続いた大会でした。
寒いのに、牧場のソフトクリーム300円を頑張って食べました。
暖かい蕎麦をすすっている人もいると書いてあります。
うらやましかったのでしょうか。
16時を過ぎていたから仕方ないのですが、釜伏山の接待が終わっていて、がっかり。
完歩賞は、勿論、完歩帽かタオルマフラー。

⑩2013年4月21日(日) 雨のち雪
小川町出発。6:35。
酒蔵広場ゴール18:00。
参加賞は、七峰のイラストの描かれたレジャーシートとミニタオル。
山はうっすらと積雪し、寒さに震えあがった大会でした。
それでも、根性で食べる牧場のソフトクリーム300円。
釜伏山の接待に、この年は間に合いました。
甘夏と奈良漬けでした。
完歩賞は、勿論、完歩帽かタオルマフラー。

⑪2014年4月20日(日) 曇り。気温3月なみ。
小川町出発。6:35。
鉢形城公園ゴール。17:15。
埼玉県のキャラクター、コバトンたちがお出迎えしてくれた大会でした。
参加賞は、紺色の手袋とミニタオル。
前々回の緑色の手袋と同じ仕様のもので、まだ新品のままとっておいてあります。
緑色の手袋が完全に使えなくなったら、大切に使います。
定峰峠。ペットボトル170円。
秩父高原牧場のソフトクリーム300円。
釜伏峠の接待は、甘夏と梅干し。
完歩賞は、勿論、完歩帽かタオルマフラーでした。

⑫2015年4月19日(日) 第30回記念大会。曇り。
小川町出発。6:50。
鉢形城公園ゴール。17:30。
この年は、電車に乗り遅れ、初めてBコースを利用しました。
参加賞は、ピンバッジ。
第30回大会記念ピンバッジ・・・。
世の中には、バッジが好きな方は確実に存在し、だから、山小屋でも沢山売っています。
今回のヤマスタ利用の大会でも、先着何名だったか忘れましたが、缶バッジや完歩ピンバッジの配布があるそうです。
私は、バッジにはあまり興味がないので、テンション低めで出発。
この年も、埼玉県のキャラクターが沢山お出迎えしてくれました。
秩父高原牧場のソフトクリーム300円。
釜伏峠の接待は奈良漬け。
完歩賞は、いつもの深緑の完歩帽の他に、第30回記念の紺色の完歩帽もありました。
そして、タオルマフラーも。

⑬2017年4月23日(日) 晴れ
小川町出発。6:40。
鉢形城公園ゴール18:10。
参加賞 キシリトールガムの試供品。
ついに参加賞がなくなった大会でした。
そして、この年から、申込みはインターネットのみとなりました。
秩父高原牧場ソフトクリーム300円。
釜伏峠の接待、甘夏。
この年、完歩賞もなくなりました。
ただし、完歩帽もタオルマフラーも、有料販売はありました。
タオルマフラー、1000円。
ほほおと眺めるだけで、購入はせず。

そして、翌年より有料大会となり、以後、私は参加していません。
それでも、毎年、この時期になると、私のブログの外秩父七峰縦走ハイキング大会を記録したページ・ビューに動きがあります。
読んで参考にしてくださっている方や、参加した後で余韻を楽しんでいる方がいらっしゃるのだと思います。
ありがとうございます。

以上、参加賞と食べ物ばかりにこだわった、私の外秩父七峰縦走ハイキング大会の思い出でした。





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