たまりば

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2020年08月16日

高校英語。関係副詞の why。

高校英語。関係副詞の why。

今回は、関係副詞の why です。

まずは2文を1文にするところから考えてみましょう。

I don't know the reason. He was late for school for the reason.

これを、「私は彼が学校に遅れた理由を知らない」という文にしましょう。
関係代名詞を用いるなら、

I don't know the reason for which he was late for school.

となります。
この for which を関係副詞にすることができます。
先行詞が the reason「理由」の場合に用いる関係副詞が why です。

I don't know the reason why he was late for school.

関係副詞 where のときの先行詞 the place 、関係副詞 when のときの先行詞 the time のときもそうでしたが、the reason という先行詞も省略可能です。
また、先行詞を残す代わりに関係副詞のほうを省略することも可能です。

I don't know why he was late for school.

先行詞を省略すると、上のようになりますが、この文は、間接疑問文と解釈することも可能です。

Why was he late for school ?
I don't know that.

この2文を1文にしたのが、

I don't know why he was late for school.

know という動詞の目的語が疑問文になっている、間接疑問文です。
見た目が同じになります。
見た目だけでなく、意味も同じなので、どちらの解釈でも大丈夫です。


さて問題です。
以下の文がほぼ同じ意味になるように、次の空所を埋めよ。
I don't like him. That is because he is always saying bad things about other people.
He is always saying bad things about other people. That (  ) (  ) I don't like him.

正解は、
I don't like him. That is because he is always saying bad things about other people.
He is always saying bad things about other people. That (is) (why) I don't like him.


That is why I don't like him.
この直訳は、「それが、私が彼を好きではない理由です」となります。
しかし、そんな固い訳はせず、「そういうわけで、私は彼は好きではありません」と訳すのが普通です。

That is why~.は、「そういうわけで~」。
This is why~.は、「こういうわけで~」。
このルールを知っておくと、楽ですね。

そんなに難しくないようでいて、
I don't like him. That is because he is always saying bad things about other people.
He is always saying bad things about other people. That (is) (because) I don't like him.
という誤答をした人もいるかもしれません。

上の2文は、1文目が結果で、2文目が原因。
下の2文は、1文目が原因で、2文目が結果。
そうした関係が読み取れれば問題ないのです。
しかし、文と文との関係、語句と語句との関係を読み取る練習を小学生の頃から放棄して現在に至る、という人もいます。
そういう人にとっては苦しいと思います。
何でそんなことを放棄したのだろう?
そこが大切なところじゃないの?

そう思うのですが、そのことの大切さに気づかなかったのでしょう。
早く気づいて、気づいたら、そこから練習しましょう。
数学の計算問題だけはやたらとできるけれど国語の成績が悪いというような人には、その可能性があります。
国語の成績が悪くても英語の成績をよくしたいというのは、かなり無理があります。
今の英語教育は、長文読解ができないと、テストで高得点を取れないんです。
英単語の意味がわかっても、英文と英文との関係が読み取れなかったら、読解はできないです。

国語でも、精読できず、単語を適当にピックアップして、自分の妄想で内容を作り上げてしまう人がいます。
書いていないことを想像で補ってしまう人です。
英語になると、わからない単語が多いこともあって、そこを想像で補うため、本文とは似ても似つかない内容を勝手に読解する人はさらに多くなります。
筆者の主張と真逆の内容を読み取っているのはまだましなほうで、何の関係もないことを読み取っていることもあります。
そこを補うために、文と文とのつながりを理解する力が必要になります。
どの文が原因で、どの文が結果か。
どの文が筆者の主張で、どの文がその根拠か。
それを把握するためにも、必要なのが文法です。






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