2012年04月15日
南高尾を歩きました
4月15日(日)、南高尾山稜を歩きました。
麓の桜は、満開で、今日がちょうど見頃でした。
春の観光シーズンの休日に高尾に入るには、とにかく観光客を朝早いうちに振り切る必要があります。
そうしないと、登山道の渋滞に巻き込まれます。
なので、今日は、迷いなく、一気にリフトで登りました。
高尾山のエコーリフト、上りよりも下りに使うほうが眺めが良くて好きなのですが、下りはいつも凄い行列になっていて、もう何年もリフトで下山したことがありません。
いつになったら、高尾は、もう少し落ち着いた人出になるのでしょう。
しかも、薬王院は、行く度に新しい建造物が出来ています。
今回も、ぐるぐる回る石のおみくじのような不思議な建造物が出来ていて、何だろうなあと思いつつ、お参り。
むしろ、高尾山の有難みが減るような気がするので、正直、このくらいにしておいてほしいです。
高尾山頂の桜は、まだ固いつぼみ。
しかし、一丁平までの斜面では、三分咲きの桜も見られました。
全体に、見頃は、来週末と感じます。
でも、来週末は、外秩父七峰縦走ハイキング大会なので、私は、高尾には来られません。
今年は、高尾の縦走路の桜は、見逃すことになってしまうかなあ。
でも、小仏城山の山桜は、満開でした。
小仏城山から、大垂水峠へ。
先ほどまでの喧騒が嘘のように、ここからは静寂の山道です。
不安を感じるほどの長い下り。
そして、薄暗い植林帯。
さらに沢沿いの道。
時おり、登ってくる人とすれ違う他は、静かです。
すれ違う人も、山慣れた人ばかり。
ここには、昔ながらの奥高尾があります。
昔から奥高尾を歩いている人は、このシーズン、南高尾山稜か北高尾山稜に避難しているのかもしれません。
大垂水峠からは登り返して、大洞山、コンピラ山、中沢山。
南斜面ですので、奥高尾主脈よりも春が来るのが早く、足元には、たくさんのスミレが咲いていました。
桜も、早めに咲いています。
津久井湖が見下ろせ、丹沢の山々がよく見える場所で、お昼ご飯にしました。
上の写真が、そこからの眺めです。
丹沢は、高尾から目視できるほど、まだ沢筋に多くの雪が残っています。
今年は、檜洞丸のシロヤシオも遅くなりそうです。
お昼を終えて、三沢峠から草戸山へ。
このあたりから、また、山歩きの人が増えてきます。
道幅も広く、南高尾山稜では最も整備されている山道です。
しかし、それは草戸峠まで。
ハイキングコースと別れて、高尾山口駅への山道。
ここからが本日一番の険しいコース。
小ピークが多く、登りも下りも急です。
奥高尾も主脈を外れると、それなりに山だよねー、と思いながら、登っては下り、1時間。
山道は、ぽこんと民家の脇に出て、そして、交差点に出ます。
以前、四辻から、さらにJR高尾駅まで、山道を歩いたこともありますが、それをするとプラス1時間なので、今日は、高尾山口駅へ下りました。
余った時間で、また、麓の桜を眺め、撮影。
いっぱい歩いて、楽しい1日でした。
Posted by セギ at 19:27│Comments(0)
│山
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