たまりば

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2018年02月05日

雪の三頭山を歩きました。2018年2月。


2018年2月4日(日)、奥多摩の三頭山を歩いてきました。
ホリデー快速あきかわ3号で終点武蔵五日市駅下車。8:48。
雪の季節なので、バスの乗客は少ないだろうと思ったのですが、いつものように駅前に行列ができていました。
係員さんが、
「払沢の滝行きのバスは、10時発です。数馬行きのバスに乗車し、本宿役場前で下りて歩いてください」
とアナウンスしていました。
そういえば、払沢の滝が12年ぶりに完全氷結したとニュースで見ました。
行列の大半の人は山支度ではない服装の人たちでした。
バスは2台で発車。
本宿役場前で半分ほどの人は下車しましたが、それでも、バス内は山支度ではない人が目立ちます。
数少ない山支度の人たちが浅間尾根登山口でどっと降りてしまい、さらに不安になりました。
うわあ、三頭山に行く人、いないのかなあ?

2月28日まで、休日のバスは数馬止まりです。
都民の森へ行くバスがありません。
この時期の三頭山が不人気なのは、それも大きな原因でしょうか。
数馬からの登山道もあるので、今日はそこを歩く予定です。

終点、数馬下車。
バス停前は、丁字路のようになっていました。
はて、どちら行けばいいんだろう?
山姿ではないのですが、自信をもって歩きだした人たちがいたので、とりあえず、その人たちについて緩い登り坂の道路を歩いていきました。
しばらく行くと、右手に、九頭竜神社の石段。
先行者はそこを上がっていきました。
地図で見ると、九頭竜神社から登山道が伸びているようにも見えたので、石段を上がってみましたが、そこは狭く、その先に伸びるトレースもありません。
とりあえず、本日の安全登山をお願いして、石段を下りました。

どこかに登山口があったはずなのですが、見つけることができないまま、ずっと道路を登っていきました。
登山地図によれば、登山道はこの先でも道路と交差するので、そこがチャンスです。
車はほとんど通らないし、凍結もしていないので、道路を歩いていてもそれほどストレスはありませんでした。
しばらく歩いて、左手に「三頭山」の道しるべを発見。
道路とはV字を描いて戻る印象の道でした。
そして、入り口から雪。
サクサクの新雪のような雪でした。
トレースも明瞭です。
やったあ。ヽ(^。^)ノ

山の麓の雪道は融けては凍結を繰り返してツルンツルンになっていることが多く、私はそういう道が一番苦手なのですが、三頭山への道は、もうかなり高度が上がっていることもあり、歩きやすい雪道から始まりました。
むしろ、最初の登山口を見つけていたら、凍結に難渋したのかもしれません。
圧雪になっていない、ほど良いトレースを追いかけてしばらく行くと、沢。
板が三枚渡してある橋がかかっていました。
陽当たりが良いので凍結していないし、緩い登りなのでアイゼンをつけていなくても不安は感じませんでしたが、ここを下るのはちょっと嫌かなあ。
橋は、さらに二か所ありました。
帰りは道路を歩こう。

再び道路と合流。
都民の森の少し手前、道路がUの字型にカーブを描いているところに合流しました。
緩い登り坂の道路をとことこ歩いていくと、左手に道路から一段下がって何か建物があります。
近づいてみると、そこに「三頭山」の道しるべがありました。
ここから、再び登山道です。
ここも明瞭なトレース。
崖っぷちの道ではありますが道幅があり、雪が路肩の役割を果たしてくれるのであまり怖さを感じません。
何より雪質が歩きやすいのです。
ほぼ新雪の印象です。
どんどん登っていくと、さらに広い登山道に合流しました。
ここは除雪され、踏み固められた雪道でした。
これは、都民の森の森林館から伸びているウッドチップの遊歩道ですね。
ようやく馴染みのあるゾーンに入ってきて、ひと安心しました。

しばらく歩いていくと、三頭ノ大滝。11:30。
ウッドデッキ部分と吊り橋には雪はありませんでした。
ここも除雪したのでしょう。
観光客が来ていました。
車で来て、このあたりまで散歩するのでしょうか。
だから、雪用の靴でない人でも歩き易いように除雪してあるのだと思います。

三頭ノ大滝は、上部は凍結していましたが、一番下のところは水が音を立てて流れていました。
その場で眺める分には迫力のある眺めなのですが、写真に撮ると散漫な印象になってしまいます。
橋から滝が少し遠いのでしょう。
望遠レンズが必要ですね。

さて、三頭山を目指します。
雪のない季節は、ここは沢沿いの石段の道です。
今日は石段は全部雪に隠れ、サクサクと歩きやすい雪道が続きました。
沢を登りつめると、次は山腹を巻いて登っていきます。
下りてくる人とすれ違うようになりましたが、それもごくたまにでした。
1日で、すれ違った登山者はちょうど10人。
雪の時期の三頭山は、人の少ない静かな山でした。

雪質は1日で変わりますから、こんなに歩きやすい雪が明日も続いている保証はありません。
雪が融ければ、その下の凍結部分が露出するでしょう。
そうなった時期の山が一番歩きにくいし怖いです。
雪質に関しては、このブログを鵜呑みにしないでくださいね。

登り詰めると、ムシカリ峠に突き当りました。
左手の大沢山方面にも細いトレースがついていました。
大沢山から槇寄山へと歩く人がいるのかなあ。
西原峠から、仲の平バス停に降りれば、道路を歩かなくて済みます。
でも、今日はもう遅い。
こんなに歩きやすくても、雪道歩きはやはり普段よりも時間がかかります。
日没の心配もあるし、予定にないことはやめておきましょう。
とにかく三頭山を目指します。

木段の急登が続きます。
雪はついていますが、木段であることは明瞭な積雪量でした。
風で雪が飛ばされているのかもしれません。

三頭山山頂。13:05。
下りてきた人と木段ですれ違いましたが、山頂部にはもう誰もいませんでした。
三頭山の山頂を独り占め。
こんなことは、初めてです。
富士山は、雲がかかり、大きい裾野だけが見えました。
反対側の雲取山・大岳山方面はくっきり。
上の画像がそれです。

雪山を歩くときは長時間の休憩をすると身体が冷えてしまいますので、1時間に1回、行動食を食べ、ポットに詰めてきた熱いカフェオレを小さいカップに一杯飲んで、またすぐに歩きます。
山頂ではミニアンパンを1つ食べ、さて下山。
山腹を巻いていく道の途中で、後ろから若い女性2人が追いついてきました。
登る途中では出会わなかったから、反対回りから来たのかなあ。
あるいは奥多摩湖のほうから登ってきたのかもしれません。
急カーブのちょっとスペースのあるところで道を譲りました。

下り道はやはり楽です。
どんどん降りて行き、森林館の前の石段を下ると、その先はもう雪はありませんでした。
都民の森駐車場。14:30。
さて、ここから数馬まで道路を約4km歩こう。
今からなら16:06発のバスに間に合うでしょう。
とはいえ、歩行者はどこから道路に出たらいいんだろう?
歩行者用の出口はどこだ?
とりあえず、バス停のほうに歩いていくと、駐車場の係員の方に呼び止められました。
「今日は、バスは出てないよ」
「はい。道路にはどうやって出るんですか?」
「え?ああ、温泉センターの送迎車が来ているから、乗りな」
「ええっ?」

温泉センター数馬の湯の送迎車?

係員さんは、私に送迎車を指さし、ドライバーの方には、
「待って。もう一人いくよ」
と大声で止めてくれました。
走っていくと、本当に、温泉センターの無料送迎車でした。
中には先客が2人。
山腹で道を譲った、山女子2人でした。

「お二人が、送迎車を呼んだんですか?」
「そう。私たちも教えられて」
「わあ、ありがとうございます」
「いえ、それはドライバーさんに」
それもそうなのですが、1人では、電話をしても、多分、送迎車は来てくれません。
早く降りていった二人は、15分から20分は車を待っていたと思います。
それに便乗できて、こんな幸運、ちょっとないです。
4kmの道路歩きをしなくて済んだんです。
数馬からさらに温泉センターまでバス停2つ分歩く気にはなれず、温泉に入るのももう諦めていたのに。

送迎車は、でも、いつも出ているわけではないと思います。
都民の森~数馬のバスがない冬期の休日であること。
道路が凍結していないこと。
天候が安定していること。
人手があること。
そうしたことが重なっていた幸運でしょう。
お風呂上がりに数馬の湯を出る際に、受付で電話を取っている方が、「今はちょっと無理なんですよ」と説明していましたし。
それでも、道路を歩きながら向かうから、都合がついたら途中で車で拾ってほしいと電話口の相手は頼んでいるようでした。
送迎車ありきで登山計画を立てるのは危険だと思います。

温泉センター数馬の湯。14:45。
一応お風呂グッズを持ってきて良かった。
靴箱用の百円玉も、今回はちゃんと準備してきました.
温泉は、春や秋の観光シーズンと比べると空いていました。
いつもより時間も少し早いので、そのせいもあったかもしれません。
自分が本来乗るはずだった次のバスまでかなり時間があり、久しぶりに露天のほうに入ってみたり、いつもの内風呂を堪能したり。
数馬の湯は脱衣所が広く、設計も良いので助かります。
脱衣所の中央に島のような一段高い場所が設置されていて、そこに座るもよし、荷物を整理するもよしとなっています。
その島に一時的に荷物を置いて着替えなどができるので、ロッカー前が押し合いへしあいになりません。
したがって作業能率が良く、着替えをすっと終えて人が出ていくので、混雑しないのです。
脱衣所を出ると、長い廊下にずっとベンチが設置されているのも嬉しいです。
自販機でビールを購入。
ベンチに座ってのんびり飲みました。
売店で手作りコンニャクも購入。

16:08、数馬の湯のすぐ前のバス停に、バスが2台やってきました。
どちらも空いていました。
観光客は、もう少し早いバスで帰ったのでしょうか。
人里、浅間尾根登山口、上川乗。
登山口の度に、2人、3人と登山者が乗車してきました。
浅間尾根も、笹尾根も、今日は快適な登山日和だったでしょう。
このバスは、武蔵五日市駅で、ホリデー快速と接続します。
とことん運の良い1日でした。
ヽ(^。^)ノ




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