たまりば

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2011年07月29日

前期の前半が終わりました



セギ英数教室の夏期講習、前期の前半が終わりました。
土日は教室は休みです。

今日も中3の生徒と話したのですが、初日は、5科目は長いなあ、と感じたけれど、日ごとに、時間の経つのを速く感じます。
え?もう終わり?という感じが強くなり、今日も、あっという間に終わってしまいました。

この春まで働いていた塾は、学力別に分けた下のクラスですと、中3の夏期講習でも、まだ、どうやって宿題をさぼるか、どんな理屈をこねて自分が勉強しないことを正当化するか、そんなことにエネルギーを使う子が何人もいて、ある種、悪夢のような闘いを続けておりました。
どうせ、自分が行ける高校なんてたかがしれている。
近所の、ガラが悪い都立高校しか行けない。
そんな気持ちで、すねている子たち。
そして、秋になって知るのです。
近所の、ガラが悪いと評判の都立高校にも受からない。
そこより、さらにランクが下の高校。
名前も知らなかった高校。
そこだって、勉強をもっと頑張って、入試本番である程度得点しないと合格しない。
それが、現実。

ところが、不思議と、秋も深まり、その過酷な現実が見えてくると、生徒たちは落ち着いてきました。
名前も知らなかった高校に受かるために、一所懸命勉強するんです。

もしかしたら、見えない未来が、一番怖いのかもしれません。
まだ可能性があるときが、一番苦しいのかもしれません。
苦しくて、だから、逃げてしまう。

中3の夏。
まだ、内申は確定していない。
まだ、可能性はある。
だからこそ、今が一番苦しい。


画像は、ハルピンのアメリカフヨウ。
もう何年も、夏期講習に通う通勤途中に眺めるのが楽しみの花です。
今年も、大きく大きく咲きました。
  


  • Posted by セギ at 23:47Comments(2)講師日記

    2011年07月27日

    フランス料理屋の料理長

     


    セギ英数教室、月曜日から夏期講習が始まりました。
    土日を除く毎日、朝から夜まで7コマ、つっ走ります。

    もう30年、夏はこんな生活です。
    でも、3日目くらいから、身体が慣れてきます。
    たいてい、生徒のほうが先にバテていくように見えますが、疲れた顔は勉強のときだけで、夜のお祭りや花火大会や、土日の塾のない日は、元気良く遊ぶのが十代。
    だから、疲れた顔は見て見ぬふりで、たっぷりめの宿題を出し続けます。
    (*^_^*)

    今日も、生徒と話したのですが、「あの夏は、本当に勉強した」という思い出は、振り返れば良い思い出になる。
    きっと、一生、その人の人生を明るく照らす思い出になると思います。


    そうしている間にも、保護者の方からメール。
    「話したいことがあります。お電話いいですか」

    ・・・・怖い。

    この時期は、1学期の成績が出たばかりということもあり、退会の相談の可能性があります。
    成績が上がらなかったから、塾は辞める。
    そういう話が出ても、おかしくない時期です。
    結果の出ない塾は替えましょう、と常日頃言っている私は、それが私自身にも跳ね返ってくるものであることを承知しています。
    結果が出なかったら、それは、受け入れなければならない。
    「生徒が勉強しないから」、「頑張らないから」、と生徒のせいにするわけにはいかない。
    やる気を出させることも含めて、塾の仕事だから。
    だけど、そんなに成績が悪かったんだろうか、と考えながら、電話しました。

    結論から言えば、習っている英語は、伸びたのを感じるが、数学が今ひとつ。
    だから、数学も習いたい、というお話でした。
    ・・・・あー、良かった。
    ありがとうございますー。
    (*^_^*)

    さて、本題。
    本日は、英語の話。
    大学入試は和訳問題も多いので、高校くらいからは、定期テストにも和訳は増えてきますが、受験英語の訳し方は、古くさく、固いのが特徴です。
    たとえば、「フレンチ・レストランのシェフ」は、もうそれで日本語だと思うのですが、5年くらい前までは、これの模範訳は、「フランス料理屋の料理長」でした。
    何だが、逆に恰好いいというか、しかし、全ての料理にカツオと昆布のダシが効いているような感じもするというか、不可解な訳ではありました。
    これ、入試で減点されることを恐れるあまり、保守的になってしまうからなんです。
    「フレンチ・レストランのシェフ」で、大丈夫な気もするが、こんなことで、減点されたら、つまらない。
    そういう思いが、古い訳を生き残らせてしまいます。
    さすがに、少しずつ改訂されてはいますが。

    でも、だから、受験英語はダメなんだ、とは私は思いません。
    ここまで、細部に神経を遣っているんだ、ということだと私は思っています。
    目的が違いますので、確かに、受験英語を中学高校と6年間やっても、英語が話せるようにはならないかもしれません。
    入試にスピーキングはありませんから。
    でも、受験英語をきちんと身につけた上で大学に入学した後、今度は、話すことを目的に、受験勉強のノウハウを使って自分を鍛えるのは、話せるようになる近道です。

    さて、明日も夏期講習です。
    たっぷりめの宿題を頑張ってこなしている生徒たちに負けない気迫で、頑張ります。
      


  • Posted by セギ at 23:01Comments(0)英語

    2011年07月23日

    みんなのうた



    サイン・シータがコサインのー
    2分のルートの2・・・・っと

    おっと、失礼いたしました。

    セギ英数教室、角木優子です。

    今の歌、私は子どもの頃、「みんなのうた」で見て、覚えました。
    「算数チャチャチャ」という歌だったと思うのですが、誰に話しても、そんなバカな歌、あるわけがない、と言われます。
    あるのに。
    絶対あったのにー。

    そして、これは、確か2番の歌詞。
    歌いながら、問題を1題解いてしまう歌詞です。
    しかし、1番にしろ、2番にしろ、「算数」ではなく、明らかに「数学」と言える内容だったので、子どもの頃は、お経よりも意味不明でしたが、その意味不明なところが、超クール、と子どもの頃は思っていました。
    いえ、私が子どもの頃に、そういう言い方はありませんでしたが。
    (*^_^*)

    もう1つ、私が子どもの頃、NHK教育で数回放送された、確か、「あたらしい数学」というタイトルの子ども向け数学番組も、始まりから終わりまで、感動のあまり、口が開いたまま閉じないくらい面白かったです。

    たとえば。

    整数と偶数は、どちらが個数が多いのか。

    何となく、整数のほうが多い気がします。
    だって、偶数って、整数の半分しかないでしょう?

    しかし、個数が多いとは、正確にはどういうことなのか。
    どうすれば、比べられるのか。
    そして、結論。


    どちらも無限なので、同じである。

    ああ。
    世の中には、そういう考え方があるんだ。

    子どもの頃に、そういうものの考え方に触れられたことを、私は、今でも、幸福なことだったと思っています。

    数学は、面白い。

    数学の問題は、鼻歌を歌いながら解きましょう。

    さて、いよいよ月曜日から、夏期講習が始まります。
    日によっては、朝から夜まで、ぶっ通しの授業。
    さすがに、今までほどはブログを更新できないかもしれません。
    それでも、土日は休みなので、最低でも金曜の夜には、更新しよう、と思っています。

    週1になってしまうかもしれませんが、今後ともよろしくお願いします。

    なお、セギ英数教室の夏期講習、まだ席は空いておりますので、途中からの参加も受け付けております。
    お問合せ、よろしくお願いいたします。
    (*^_^*)
      


  • Posted by セギ at 16:17Comments(4)算数・数学

    2011年07月21日

    まだ2年生だから

     





    海の日連休は、富士山で遊び、その後は、台風の影響で天気がぐずついて、何となく停滞しておりましたが、今朝、また1件、お問合せをいただき、活力がみなぎった感じです。
    これも、富士山のご利益でしょうか。
    (*^_^*)

    さあ、夏期講習までラストスパート、つなげていくぞー、という気持ちで、午前中はポスティングをしてきました。
    今日は、三鷹陸橋の西から。
    kisaragi先生に教えていただいた、陸橋前の豆腐屋さんで、おからドーナツも購入。
    おからドーナツは大好きで、高尾山に行ったときにも帰りはほぼ必ず、するさしのおぼろ豆腐とおからドーナツを買って帰ります。
    1つ80円。
    薄いビニール袋1枚に、するっと包んでくれました。
    簡易包装は、賛成だー。

    帰ったらそれをおやつに食べるのを楽しみに、さくさくとポスティングしてきました。

    さて、本題。
    中学1年生か2年生くらいは、まだまだ個人差の大きい時期で、特に男の子は、まだ小学生に見える子もいますし、親としても、ついのんびりして、まだ中2だから、塾なんて早い、と思ってしまう場合があります。
    特に、ご両親が、公立中学で部活と勉強を両立させ、しっかり勉強してレベルの高い公立高校に合格し、大学進学も結果を出した方の場合ですと、自分の子も、同じ道を行かせれば大丈夫、と考えてしまう場合があります。
    お父様が地方出身の場合は特に、そういう家庭の方針になることがあります。
    しかし、お父様が通ったのは、公立中学といっても秀才はたくさん存在したわけですし、私立よりも公立高校のほうがレベルが高かった場合も多いです。
    東京の教育事情は、少し違います。
    秀才の大半が、中学からは、私立か国公立の学校に行ってしまいます。
    もちろん、全員いなくなるわけでは、ありません。
    少数の秀才は、公立中学に残ります。
    でも、多くは、別の中学に通う。
    そうすると、繰り上がりのような形で、公立の中学で、そこそこ勉強ができているような感覚に陥る場合があるのですが、そのとき、忘れてはならないことがあります。
    将来の、大学受験のライバルたちは、今、目の前にいないだけで、消えたわけではない。
    高度なカリキュラムの中学で、さらに才能を磨いている。
    中学・高校と別の進路をたどる彼らと、大学受験で競いあうときに、果たして勝負ができるのか?
    まして、大学入試は、全国の秀才が東京に集まってきます。

    以前勤めていた塾では、夏の前の面談で、こんな会話を交わすことがよくありました。
    将来の希望をお母様に尋ねると、国立大学か、有名私立大学に行かせたいとおっしゃるんです。
    「東大とは言いませんが、学芸大か、あとは、東工大が、今は、就職率が高いそうですね」
    「・・・・そのようですね」
    「それが無理でも、せめてMARCHくらいは・・・」
    「・・・・そうなると、高校は、私立の付属か、都立上位校に行きたいですね」
    しかし、その子のその時点での成績は、そんなことはとても望めません。
    「3」の中にいくつか「4」もあるので、案外良い成績のような誤解をしがちですが、絶対評価の場合、それは、あまり良い成績ではありません。
    しかし、夢はかなえてあげたい。
    それには、成績を「4」と「5」だけにしないといけないから、と私が忙しく頭をめぐらせていますと、お母様は言います。
    「それで、まだ中2ですので、夏はゆっくりさせてあげたいと思いますので、夏期講習は、参加できません」
    「・・・・」
    この瞬間、この子の都立上位校入学の可能性は、ほぼ消えた、くらいの絶望感を私はいだくのですが、お母様には通じないことが多かったように思います。
    塾の営業戦略に、私は勝ったわ、みたいな笑みすら浮かべていたり。
    そういうことではないのにー。
    (^_^;)

    まだまだ幼い中学生に、ひと夏自分の責任で過ごさせたら、勉強しません。
    学校の宿題すら、こなせない可能性があります。
    「2学期に補習してくださいね」とついでにさらりと要求される場合もありました。
    しかし、他の子が夏の間に努力して身につけたことを、2学期で多少補習しても、遅れは取り戻せません。

    「どうせ復習でしょう」と言われたこともあります。
    身についていないことを復習することの価値がわからなかったら、家でも、復習しないのに。
    お母様は絶対やらせるつもりでも、毎日毎日の格闘で、子どもがねばり勝ちするのは目に見えています。
    勉強しないための努力は惜しまない。
    そういう不可解なところが子どもにはありますから。
    確実に、夏前よりも、地力が落ちます。
    2学期になって、夏の間に後退したことを、どこまでカバーできるか。

    中3の夏。
    本来は素質のある子が、ようやく部活を終えて、塾に入ってくることがあります。
    もしも中1から来てくれていたら、私立でも、都立上位校でも、望むところに行かせてあげたのに、と歯ぎしりしたいことがあります。

    本物の秀才を育てるには、時間がかかります。

    どうか、早めに塾に来てください。

    写真は、富士山。
    最高峰剣ヶ峰から振り返った、富士浅間神社奥宮周辺。






















      


  • Posted by セギ at 16:32Comments(4)塾選び

    2011年07月19日

    富士山に必ず登頂する方法

     



    土曜の夜から日曜にかけて、富士山に登ってきました。
    ご来光を見て、山頂のお鉢めぐりも満喫し、ザクザク歩いていた下山道で、前を行く女の子二人の微妙な空気に気づきました。
    「そうだよね。八合目だったら、そうだねえ」
    うん?と思ってしばらく話を聞いていると、1人は山頂でご来光を見たのですが、もう1人は高山病で倒れ、八合目の小屋で寝ていたらしいのです。
    初めての富士山の山頂から見たもの全て、感動したこと全て、本当は話したい。
    でも、あんまり興奮するのは、具合が悪くなって寝ていた友達に悪い。
    寝ていた友達のほうでも、友達がどんなに感動しているか、実はわかっている。
    ある程度は話を聞かなくちゃ悪い。
    だけど、頂上の話を聞くのは、正直、楽しいわけではない。
    そういう、互いに気を遣いあう、微妙な空気でした。

    頃合いを見計らい、2人を追い越して、ざれた道をザクザク下りながら、考えました。
    富士山は、高山病のリスクを軽減する登り方がある。
    それさえ実行したら、皆で楽に山頂を極め、ご来光の美しさに泣いて、大興奮して、調子に乗って万歳三唱して、キヤアキャア言いながら下山し、温泉に入って、ビールで乾杯して、大はしゃぎできるのに。
    夏の富士山は、そういう山なのに。

    体力に自信がなく、高山病になりそうな予感がする人は、八合目の山小屋で半泊するのがベストです。
    タイムスケジュールとしては、昼頃、五合目に到着。
    そこでお昼を食べたり、お土産を物色したりして、2時間、高度順応。
    それから歩きだし、夕方、八合目に到着。
    夕食を食べて、仮眠。
    深夜、出発。
    山頂でご来光。

    このスケジュールなら、余程体調が悪いか、高所に弱い体質の場合を除き、高山病で行動不能になることは、まず、ありません。
    多くの登山ツアーがこのスケジュールで動き、富士山の現地ガイドたちが、登山客全員を無事山頂に案内しているのが、このスケジュールです。

    とはいえ、私は、このスケジュールではなく、夜、バスで五合目に到着し、そのまま登って山頂でご来光を迎えるタイムスケジュールで動いています。
    なぜかといえば、富士山は、晴れた日でなければ登ってもつまらない山。
    ご来光が見られないし、天気が悪いと不快感が増します。
    独立峰ですので、風雨が激しく、荒れれば、登れない可能性が高くなります。
    天気図を睨み、気象情報を読み続けて、高速バスの予約をするのが、早くて三日前。
    小屋の予約が取れる可能性はほとんどありません。
    絶対に晴天の日に登りたい。
    ならば、夜間登山となります。

    しかし、夜、五合目に到着して夜を徹して登るやり方は、もっとも登頂率の低い方法です。
    この登り方の場合の登頂率は、6~7割であると聞いたことがあります。
    この数字、嫌ですね。
    3人で登ったら、1人は高山病で倒れる。
    ぶっ倒れた友達は、八合目の小屋に預けて、自分だけ登頂するのも、別にいいんですが、下山してから、大はしゃぎできません。
    変な気の遣い方を互いにしなければならなくて、面倒くさいですよ。
    全員で登らなかったら、やっぱり楽しくないんです。
    楽しくないのに、山なんか行っても、疲れるだけです。
    実際、七合目手前あたりから、登山道でうずくまっている人が現れ始め、八合目を過ぎると、もう完全に道で倒れている人も増えてきます。
    単なる休憩をとっている人とは、様子が一目で違います。
    登山道は、登るにつれて、死屍累々という様相を呈してきます。
    それが、夜間登山です。

    富士山は、標高3776m。
    日本アルプスの山々が、3000mを越えるか越えないかでひしめきあっているのと比べて、ダントツの高さを誇ります。
    日本で唯一、本格的な高山病になりうる山です。
    高度障害というのは、低所から一気に上がる場合、ならない人はいません。
    それが自覚症状が出るほどになるか、ならないかの違いがあるだけです。
    原因は、高所のための酸欠。
    もう1つは、気圧が下がるため、乾燥しやすくなり、体内の水分が欠乏すること。
    この2つが、頭痛・吐き気を起こします。
    ひどくなると行動不能となり、重い場合は、大至急下山する必要が生じます。

    高山病を防ぐには。
    酸素が足りないことを自覚して行動すること。
    水分が足りないことを自覚して行動すること。
    実は、この2つを守るだけなんです。

    できれば、高速の最終バスより1本早いバスに乗り、五合目で最低1時間の高度順応を図る。
    1時間なんてすぐです。
    下界の薄着から、山歩きができるような姿に着替えて、食事をして、外国人に道をきかれたら説明して、なんてことをやっている間にたちまち1時間は過ぎてしまいます。

    最終バスしか取れなかったら、30分でもいいから、少しでも長く五合目にいる。

    そして、とにかく、ゆっくり歩き出す。
    土曜日の夜も、私は、同じバスの乗客や、次のバスの乗客ほぼ全員に追い抜かれたのですが、おそらく、山頂に着いたのは、私のほうが早かったと思います。
    富士山は、ゆっくり歩けば早く着く。
    そういう特別な山です。
    河口湖口五合目から六合目は、下り道ですし、歩き始めたばかりで元気いっぱいなので、見ているほうがぞっとするようなスピードで歩いていく人が多いですが、それは、自ら高山病を招いているだけです。
    調子に乗れば20分で歩いてしまう六合目までを、1時間かけて歩く。
    ざわわ・ざわわ・ざわわー、と頭の中で歌いながら歩く。
    「ざわわ」で一歩です。
    これは、富士山で働く登山ガイドが作るペースです。
    びっくりするくらい遅く歩くのがコツ。

    何しろ、酸素が薄いんです。
    息切れするような行動を取ったら、弱い人から、酸欠で倒れるんです。
    酸素スプレーなんて、気休めです。
    常に吸いながら歩いていけるわけではないんですから。
    酸素スプレー、私は持ちませんが、休憩のときの楽しみなおやつのつもりで持っていくのは、いいと思います。
    でも、あれが高山病を防いでくれる可能性は、ありません。
    息切れがするような行動はしないこと。
    それだけで、楽に山頂を極めることができます。
    ゆっくり歩けば、別に疲れませんから、休憩は、1時間に1回程度で済みます。
    ガシガシ歩いては大休止しているから、遅い私に抜かれ、そのうち、頭痛がしてきて、行動不能になるんですよ。

    それでも、息が切れてきたら、深呼吸。
    とにかく酸素を吸おうと、パクパクと浅い呼吸をしがちですが、肺の中に入っているものを吐いてしまわなければ、新鮮な空気は入ってきません。
    まず、吐く。
    風船を膨らませるイメージで、深く吐く。
    そうすれば、自然に、酸素が肺に入ってきます。
    深呼吸は、吸うことよりも吐くことに集中。
    そして、喉が渇いていなくても、意識して、水分を補給。

    ストックは、特に下山のバランス保持に有効なので、私も富士山には持っていきますが、登りでは使いません。
    河口湖口(吉田口)登山道は、七合目から九合目まで、岩場が続きます。
    夜間でも歩ける程度の易しい岩場ですが、ストックは、邪魔になる場合のほうが多いです。
    ストックのやり場ばかり考えて、悪戦苦闘しながら登ると、気がつくと無呼吸で登ってしまいます。
    高山病になります。
    両手で岩をつかみ、バランスを保持しながら、意識して呼吸し、ゆっくり岩から岩へと移動しましょう。

    混雑しているときは、ご来光に間にあうか不安になることがありますが、ゆっくりペースで登っても、大渋滞に巻き込まれても、六時間あれば五合目から山頂まで行けます。
    それに、河口湖口(吉田口)の場合、九合目から上に出れば、斜面のどこからでも、ご来光が見えます。
    むしろ、山頂で長い時間寒さに耐え、混雑に押しあいへしあいし、場所とり競争に疲れ果てて見るよりも、鳥居直下の安定した岩場に座って待つほうが、ご来光のベストショットも撮影できます。
    太陽は、辺りがかなり明るくなり、もうヘッドランプも要らなくなってから、三日月に見える山中湖方向から、ゆっくりと登ってきます。
    最後まで、焦らず、ゆっくりゆっくり。

    自分の強さを誇るような登り方ではなく、弱い人を常に気遣う登り方をしてください。

    そうやって登って初めて、ご来光を心から拝むことができ、山頂で笑って万歳ができ、感動を大声で言い合っても誰にも遠慮の要らない、楽しい打ち上げが待っています。





      


  • Posted by セギ at 00:36Comments(4)

    2011年07月17日

    富士山、快晴。



    新宿から高速バスに乗り、昨夜10時、富士山の河口湖口五合目に到着しました。
    私が予約した木曜日には、バスはまだ1台でしたが、行ってみると、3号車まで満席。
    他のルートからの大型バスも次々と到着。
    富士登山は、一昨年あたりから、爆発的に登山客が増えているのですが、この海の日連休は、そんな中でも異常事態の感がありました。
    バスツアーの数も凄い。
    「『富士山に登ろう』9号車のお客様」というアナウンスが聞こえてきました。何号車まであるの?
    これほど登山客が集中した最大の理由は、今年は、梅雨明けが早く、「梅雨明け10日」の晴天がほぼ約束されていたこと。
    例年、海の日は、梅雨が明けるか明けないかの微妙なタイミングのことが多かったですから。
    それから、近年のパワースポットの流行。
    山ガールの流行。
    全てがこの日のための準備だったのかというくらいに、人が集まりました。
    さあ、登ろう、富士山へ。

    こういう雰囲気、私は、結構好きです。
    夏の富士山は、晴れていれば、初心者でも楽に登れる楽しい山です。
    お祭り騒ぎで登るのにふさわしい山。

    河口湖口五合目から六合目は、下り基調。
    ゆっくりと歩き始めました。
    昨日は、満月でした。
    山で見る満月は、街よりも小さく見えました。
    小さくて、鋭い光が煌々と山を照らしていました。
    満月の分、星は見えにくかったけれど、それでも、北斗七星やカシオペアが、こちらは、何でこんなにサイズが大きいんだろうと不思議なくらいな巨大さで見えました。

    去年は、天の川もくっきり見えたんです。
    前を行く人が、「夏の大三角形が見える」というので、私も空を見上げたのですが、その人の友達は、どれが夏の大三角形がわからない様子でした。
    「ほら、すごく明るい星が3つあるだろ」
    「全部、すごく明るいんだけど」
    心から、共感。


    朝のご来光にも、無事に間にあいました。
    河口湖口登山道は、九合目から上なら、ご来光を見ることができます。
    今年は、山頂の鳥居から50m下の特等席を確保。
    ご来光を撮影したり、手を合わせたり、祈ったり。
    それから、お鉢めぐりをしました。
    富士山頂は、1時間で1周できます。
    もっとも高い剣ヶ峰を過ぎ、雷岩から影富士を見ることができました。
    朝日に照らされた富士の影が、樹海に映り、もう1つ山があるように見えるんです。
    良く晴れて、遠くの山々までよく見渡せました。
    八ヶ岳・南アルプス・中央アルプス。
    北アルプスまでくっきり見えました。
    日本の他のどの山でも見られない風景が、富士山にはあります。
    雲の様子も、植物の様子も、富士山は、特別です。

    ざれた道をザクザク下山し、運よく臨時増発バスに乗れて、河口湖畔の温泉で汗を流し、駅前のお店で、ほうとうとビール。
    電車に乗ったら、大月行きの富士急は、富士登山列車でした。
    着席料200円を別に取られたのには、「えー?」でしたけど、車窓からの風景を解説してくれるし、社内の様子や座席が不思議だし、電車の模様の金太郎飴ももらいました。
    乗って良かった。楽しい電車でした。

    (*^_^*)

    写真は、今朝のご来光。








      


  • Posted by セギ at 20:11Comments(2)

    2011年07月15日

    1日10時間練習



    昨夜、テレビを見ていたら、日本の女子ソフトボールチームの練習風景が流れました。
    彼女たちは、毎日10時間練習するといっていました。
    テレビの中でも誰かが言っていたけれど、毎日10時間練習すれば、それは何でもできるだろう、と思います。

    やればできるようになるとわかっているんだけど、結局、やらない。
    子どもでも、大人でも、一番の障害は、続かないということかもしれません。

    英語でいえば、英検1級合格者の6割は、NHKラジオ講座で勉強したというデータがあります。
    基礎英語から、時事英語、ビジネス英語まで、レベル別の優れたプログラム。
    訛りのない、美しい英語。
    新しい音声教材を、次々と手に入れることは、実は難しいことです。
    本物の英語にもっと触れたい、でも、その機会がない、と悩んでいる人は、洪水のようにあふれてくる音声教材に驚愕すること間違いなしです。
    しかも、低価格。
    テキストと別売のCDも買ったとしても、2000円程度で、毎月、時代に即応した英語を日本のトップ講師から学べます。
    これほど凄いことは、ありません。

    唯一の、そして最大の問題は、続かないということ。
    強制力のないことを、コツコツ続けるのは、難しい。
    毎年、ラジオ講座のテキストは、4月号だけはよく売れるんだそうです。
    大人向けの講座でも、同じ傾向とか。

    次の問題は、ただ聞き流しているだけではダメで、自分でテキストから何をどのように学ぶか、自学自習のノウハウを本人が持っていて、実践する必要があるということ。
    1日10時間とは言いませんが、最低30分は、そのテキストで自習する時間を作らないと、未消化に終わります。

    私も、中1の春から、「基礎英語」をコツコツ聴き、ラジオ講座の良さは知っているのですが、生徒に薦めたことは、ありません。
    理由は、ひどく単純。
    続かないから。
    私は、学校の方針で聴くことになっていたから続けられましたが、それでも、聴かない子は、聴かなかった。
    今も、私立中学には、そういう学校がありますが、定期テストの範囲なのに未消化のラジオ講座2ヶ月分を前に、私も生徒も途方に暮れることがあります。

    大学生になって、英語が抜群にできる友達から、「ビジネス英語、聴いてないの?TOEICには、ラ講でしょう」と言われて、急いで本屋に走る、将来の幸福なラジオ講座との出会いを祈りながら、私は知らない顔をしています。

    本当に優れた教材は、すぐ手の届くところにある。
    けれど、その教材は、人を選ぶ。

    私も、他人のことは言えません。
    仕事の下調べではなく、自分のための勉強を、英語1時間、数学1時間、毎日したいと思っているのですが、なかなか実行できません。
    1年先の自分を変えるための努力の継続。
    でも、それは、やっていかなければならないことですよね。

    写真は、三つ峠山のふもとで撮影した、梅の木。

      


  • Posted by セギ at 14:14Comments(2)英語

    2011年07月14日

    新盆






    今日は、体験授業が2件。
    「体験授業後のご案内」のプリントを印刷しようとしたら、自宅のプリンターは、印刷を停止してもしても、夏期講習のチラシが印刷され続けるという、ちょっととんでもない状態になってしまい、起業支援センターに駆け込んで、印刷させていただきました。

    はー、助かった。(*^_^*)

    体験授業そのものは、私としてはつつがなく終わったつもりなのですが、教室を開いたばかりですと、気がつかないことがいろいろあります。

    バスか電車でいらっしゃることばかり考えがちでしたが、車でいらっしゃる可能性があるんですよね。
    市外から車でいらっしゃる場合のわかりやすい案内の仕方も、きちんと身につけておかないと。
    どこに駐車するということも、今回は、保護者の方が判断してくださいましたが、私が的確に案内できないといけないな、と思いました。

    もう1つは、ビルのオートロック。
    夜になると、セギ英数教室の入っているビルは、オートロックがかかります。
    授業を見学されていたお母様に電話が入り、教室を出て行かれたのですが、そのとき、オートロックの話をするべきでした。
    ビルの外に出て行かれて、ロックがかかって入ってこられなくなるというアクシデントが。
    それもまた、そのお母様の機転で乗り切れた形です。

    教室経営は、いろいろなことが起こる。


    もっと細かくいろいろなことを常に考えないと、と反省しながらの帰り道。
    スーパーで、お盆の飾りが売られているのを見ました。
    ふいに「新盆」という言葉が浮かび、心がザワザワと波打ちました。

    新盆。

    亡くなった方々が、帰ってくる。

    いや。
    東北のお盆は、8月だから。
    まだ、今ではないから。

    そんなふうに思うことで、何とか乗り切って、またいつもの気持ちに戻って、明日の準備をします。

    写真は、三つ峠山頂直下。
      


  • Posted by セギ at 00:31Comments(3)講師日記

    2011年07月12日

    後ろが重い



    10年くらい前からでしょうか。
    公立中学生が持ってきてくれる定期テストの得点分布図に、「フタコブラクダ」の傾向が表れ始めました。
    80点台を取る子が多く、そこに1つのピーク。
    30点台を取る子も多く、そこにも1つのピーク。
    学年平均点は57点、と言われても、現実にそんな点を取っている子は、ほとんどいないのです。
    普通の子がいない。
    勉強ができる子と、できない子しかいない。

    それは、本来、普通の能力を発揮できる子が、学力不振に陥っているということを意味していました。

    少人数制授業など、さまざまな取り組みがなされ、近年の得点分布図は、そこまで露骨なフタコブラクダであることは少なくなりました。
    けれど、依然として下が重い。
    50点台から20点台まで、同じくらいの人数が分布して、きれいなピラミッドには、なっていません。

    繰り返しますが、それは、本来、普通の能力を発揮できる子が、学力不振に陥っているということを意味します。
    多くの子が、本人の持っている本来の能力と、現実の得点にギャップがあります。
    「やればできるのに」という状態です。

    でも、「あなたは、やればできるのよ」と何度言いきかせても、おそらく、本人は、聞き流すだけです。
    そういう言葉を信じないから、今があるのだと思います。

    ちょっと頑張ってみたんだけど、やっぱりできなかった経験。
    彼らが努力できずにいる原因の1つは、そういう本人の経験なのかもしれません。
    大人の目から見たら、努力のうちにも入っていないようなことでも、努力をした経験がほとんどない子にとっては、必死の努力が無駄になった記憶として残っています。

    テストの前の晩に、1時間勉強したのに、点数が悪かった。

    大人から見たら、「当たり前だろ、1時間くらい、勉強したうちに入るか」と思うことでも、本人は、ひどく傷ついて、もう勉強しない、どうせやっても無駄だ、と思い込んでいたりします。

    努力した経験が乏しく、メンタルが弱い。
    そういう子に、「勉強しなさい」「努力しなさい」と言うだけでは、何も事態は変わりません。

    学習環境を変えましょう。

    このままではまずいと、どんな子でも、心の底では思っています。

    セギ英数教室は、夏期講習受講生を募集しています。

    画像は、山梨県三つ峠山、八十八大師。



































      


  • Posted by セギ at 01:13Comments(0)塾選び

    2011年07月09日

    梅雨明け、ポスティング



    昨日、1通のお問合せメールをいただきました。

    子どもの夏期講習の塾を探しています。

    それだけでも、チラシかブログを読んでくださったんだ、ありがたいな、と思うのですが、その方は、さらに、私が去年配布した「大人のための数学講座」のチラシを見たというのです。
    大人向けであることに感心した、と書き添えてくださっていました。

    大人のための数学講座は、チラシを2000枚ポスティングして、反応は2件。
    それは、マーケテイング的には、かなり大きな数字らしいのですが、実際のところ、生徒さん2人で採算がとれるわけではありません。

    自分のやっていることは、世の中に望まれていないのだろうか。
    ときおり、そんなふうに思うこともあります。
    ポスティングをしていると特に、それは、迷惑に思われても仕方のない行為ですから。
    それでいて、1枚のチラシは、小さな商いだからこそ、1枚あたりの単価は高いですし。

    1枚1枚届けるチラシ。
    そのチラシにすぐには反応しなかった方も、目を通して、覚えていてくださるものなのだ。
    去年自分がやったことが、今につながる。
    今、自分がやっていることが、未来につながる。

    それを実感することができました。

    梅雨明け。

    今日もポスティング。
    途中、三鷹駅西の陸橋に上がり、休憩。
    秋から冬は、朝と夕方、ここから富士山が見えます。
    昨日の不思議なピンク色の夕焼けは、ここからなら、どんなふうに見えたんだろう。
      


  • Posted by セギ at 21:10Comments(4)講師日記

    2011年07月08日

    途中式が書けない

     


    久しぶりに数学の話です。

    そろそろ期末テストの結果も出そろってきた頃と思います。
    保護者の方は、点数だけ見るのではなく、答案用紙を見て、何をどのように間違えているか、チェックをなさっているでしょうか。
    たとえば中1ですと、算数から脱皮できていない答案を書いていないかどうかのチェックが、必要になります。

    方程式の文章題の場合、方程式はちゃんと立てているのに、解くのは、小学生の解き方で解こうとして、逆算のやり方を途中でしくじり、しかも、その過程をすべて消しゴムで消して、答だけ書いている場合があります。

    「それはするなー」と授業中に、再三、学校の先生に言われているはずなのですが、何を言われているのか、あまり理解できていないことがあるんです。
    小学校時代の「計算のあとも残しておきなさい」という注意と同じレベルのことと誤解しています。
    小学生の算数は、式と答が合っていれば、途中を消しても、結局、丸がもらえました。
    中学の数学では、途中がない答案の評価は、きわめて低い。
    過程こそが、答案。
    そのことが理解できていない場合があります。

    算数と数学の間には、大きな溝があります。
    その溝を跳び越えそこねて、そのまま、数学が全くわからない状態になってしまいませんように。
    早いうちに大人が補助をしましょう。

    セギ英数教室は、子どもがどこでつまずくか熟知しているベテラン講師が、算数から数学への橋渡しをいたします。
    ただ今、夏期講習生募集中。
    期末テストの答案を持って、無料体験授業を受けにきてください。
    お問合せは、このブログの「お気に入り」に入っている「セギ英数」がホームページになっていますので、そこから、問合せ画面に飛ぶのが、一番簡単です。
    よろしくお願いいたします。

    写真は、先週、三つ峠で撮影した、クサタチバナ。
      


  • Posted by セギ at 21:31Comments(0)算数・数学

    2011年07月06日

    レンタルデスク




    セギ英数教室は、銭湯「春の湯」の斜め前、女性だけの30分フィットネスのカーブスさんが1階に入っている三鷹第二ビルの3階にあります。

    自分の教室ですので、朝から晩までそこにいてもいいですし、何なら泊まってもいいのですが、生活感のある教室にしたくないので、できるだけ物を置かないようにしています。
    固定電話も、パソコンも、コピー機もありません。
    この先、どれほど儲かっても、そういう機器は導入しないと思います。

    生徒たちは、教室に入ってきて、席に着くと、よく「うふふ」と笑います。
    簡素できれいな教室が嬉しいみたいです。
    私も、きれいな教室が嬉しくて、ときどき独りで「うふふ」と笑います。
    これは、気持ち悪いですね。
    (*^_^*)

    6月、毎日暑い日が続き、教室や家で独りでいるときにエアコンを使うのは、節電的にいかがなものかと思い、よくレンタルデスクに通いました。
    レンタルデスクは、産業プラザ内にあり、自分の教室を開くまでの一時的な会社の住所が欲しくて借りたもの。
    もう必要ないのですが、半年単位で借りるものなので、9月まで借りています。
    私がレンタルデスクを借り始めた4月、水漏れ工事のために、レンタルデスクは産業プラザ3階奥に引っ越しました。
    鉄の扉に閉ざされ、カードキーがないと開かない、外部の目の存在しない場所。
    授業の下調べをしたり、テキストを印刷したりと、作業に集中するにはうってつけの場所でした。

    7月、水もれ工事は終了し、レンタルデスクは、本来の位置、地下1階のコミュニティビジネスサロンに戻りました。
    エアコンの効きも今までより少しいいし、これは涼みに毎日通おうかと思ったのですが、しかし、そこは、三鷹のコミュニティビジネスの繁華街の1つでした。
    受付があり、セミナールームがあり、奥には、塾長の部屋もあります。
    最初の月曜日、身の丈起業塾の動画塾を終えた先生がたが入ってこられたのを見て、あややや、こりゃ挨拶しないと。
    しかも、うちの塾のチラシがほしいと言っていただけて、手元にチラシがなく、あわわわわ。

    産業プラザのどこかに、チラシを数枚置かせていただけているはず、と思い、1階に探しに行きましたが、見つかりません。
    2階に駆け上がり、まちづくり三鷹の受付で訊くと「こちらではわからないので、支援センターで訊いてください」と言われ、また駆け下りて、斜め向かいビルの3階にある、起業支援センターに走っていき、ようやく場所がわかって戻ってくると、もう先生がたは、私のチラシを1階で見つけてくださってお帰りになった後。

    あわわわわ。

    三鷹産業プラザ地下1階、コミュニティビジネスサロン。
    そこは、三鷹のコミュニティビジネスの繁華街。
    今後は、気を抜くことなく、涼みに行くのではなく、名刺とチラシ必携で、仕事に行こう、と思います。

    写真は、レンタルデスクの風景。
    この一瞬前に、塾長がすーっと通り過ぎていかれました。
      


  • Posted by セギ at 19:52Comments(0)講師日記

    2011年07月04日

    試験監督の仕事



    昨日の日曜日は、朝から試験監督の仕事をしました。
    東京都の教員採用試験です。
    いつもは、模試会場全体の統括責任者をする人たちが、昨日は、大集合し、各教室・廊下に配置されました。
    全力の体制。
    私は、障害者対応の教室の監督員になりました。

    受験者は、視覚障害の人たち。
    しかし、マニュアルが、聴覚障害仕様になっていて、手話の解説員が入るとか、試験終了の合図に照明を消すとか、意味のないことも書いてあります。
    そして、本当に必要なことは、書いてないのかもしれない。
    「時計のアラームは切ってください」
    書いてあるから読み上げたけど、これ、いいのかなあ。
    悩みながら、常に考えながらの仕事になりました。

    「鉛筆・消しゴム」とマニュアルに何度も出てくるので、うっかりそう読んでしまったけど、受験者の使うのは、点字板。
    B5サイズのその道具が、カバンの中から取り出され、紙がセットされ、点字が打たれていくのを実際に見たのは初めてで、何て機能的な道具だろうと見とれてしまいました。
    点字を打つ小型のキリのような道具の柄は、女の子はピンク色のを持っていて、華やかで、かわいい。
    そういうことに感動している私は、つまりはそれだけ、視覚障害の方と、接点がないのですが。
    音の出ない信号で待っているときや、細い道で前から車が来ているときに、声をかける、その程度です。

    マニュアルにはなかったとはいえ、失敗したなあ、と思ったのは、もっと通路を広くするため、机を移動すべきだったということ。
    トイレに行くときに、机にガタっとぶつかっている様子を見て、あー、失敗した、と思いました。

    でも、こちらが不慣れなことも、それでも受験者に不利益がないようにしようと思っていることも、わかっていただけたのじゃないかな。
    というより、「鉛筆・消しゴムって何だよ。こいつ、何にもわかってねー」と不満に思うような心のあり方の人が、教員試験を受けるとは思えない。
    教員の仕事は、相手の善意をさぐりつづける仕事だから。
    相手の言葉が足りないのを、できる限りの想像力で補なっていく仕事だと思うから。
    「子どもは嘘をつかない」とか、「あの子はきちんと挨拶のできるいい子ですよ」みたいな薄っぺらいことではなく、もっと根本のところで子どもを信じる仕事だと思うんです。

    昼食休憩時間には、別の教室で受験している一般大学生が、「やべー、俺、もう目をつけられちゃったかもー」と廊下で大声でふざけていたのですが、しかし、その彼も、案外良い先生になるかもしれない。
    生徒と一緒に、校長先生に叱られたらいいのです。
    良い先生というのは、社会的な礼儀がよく身についているとか、報告書を上手に書けるとか、そういうのとは違う気がしますから。


    試験は無事終わり、「お迎えの方はいらしてますか」と尋ねると、そういう方は1人だけで、あとは皆さん、独りで帰るということでした。
    さすがだ。
    実は、私は、朝、迷いました。
    手元に、雑な地図しかなく、反対方向に進んでしまいました。











      


  • Posted by セギ at 12:02Comments(0)講師日記

    2011年07月02日

    三ツ峠山、晴れ



    今日は、みたか身の丈起業塾3期生のハイキング大会で、山梨県の河口湖のほとりにある、三つ峠山に登ってきました。

    電車を乗り継ぎ、河口湖駅からは、バスに乗車。
    終点の天下茶屋、下車。
    三つ峠に登るだけなら、三つ峠登山口から歩いたほうが早いのですが、三鷹の住人として、太宰治が薬物中毒から回復し、中期の文学を花開かせた天下茶屋は、見学に値する史跡。
    太宰治といえば、「人間失格」などの鬱々と暗い作品ばかりイメージしてしまいがちですが、中期の太宰治は、本当に豊かで充実した文学作品を生み出しています。
    昔、私も受験生で、好きな本を読む時間がなく、国語の問題を解く中で問題文の小説や評論を読むのが、ある意味ごちそうだった時代に、太宰治「富岳百景」は短い引用なのに、強烈な印象がありました。
    まさに、ごちそうの文章。
    なので、今回、バスで天下茶屋まで行き、2階の太宰治資料館を見学させていただきました。
    当時、太宰治が使った机、火鉢などがそのまま部屋の状態で展示されていました。
    想像以上に興味深く、また天下茶屋の近くには太宰治の「富士には月見草がよく似合う」の石碑もあり、それも見物。
    それから、三つ峠山頂まで、花を見つけながらの山旅。
    ゆっくり歩くつもりでしたが、何だか知らないが、参加者のレベルが高い。
    気象情報では雨の可能性があり、それでも、参加したメンバーです。
    体力は、並みではありません。
    私が一番ぜいぜいと息を荒くする結果に。
    それでも、たくさんの花を見つけました。
    ヤマオダマキ。
    シモツケソウ。
    クサタチバナ。
    タカネバラ。
    見たいと思っていた花が全て咲いていました。

    心配された雨はなく、むしろ午後からは晴れてきました。
    写真のような夏富士もクリアに見ることができました。

    下山口で、入浴。
    酒屋さんを見つけて、缶ビールを購入し、富士急の電車の中で、宴会。
    何と、三鷹帰着、午後6時39分。
    山の中で、電車の中で、たくさん、深い話ができました。
    時間をかけて、間合いをつめていかなければ話せないことも、話せた気がします。

    いい1日でした。



      


  • Posted by セギ at 21:01Comments(2)