たまりば

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2015年01月27日

古里駅から御岳山、日ノ出山、吉野梅郷を縦走しました。2015年1月。


2015年1月25日(日)、奥多摩の御岳山を歩いてきました。
いつものように7:58三鷹発のホリデー快速に乗車。
山に雪があるかもしれない季節になると、山歩きをする人は減ります。
電車は、座っていくことができました。

青梅駅で普通に乗り換え、古里駅下車。9:25。
改札を出て左手にトイレがありました。
支度をして出発。9:35。
駅前の細い道から表通りに出て、信号を渡り、コンビニの脇を直進。

多摩川にかかる万世橋を渡ります。
この橋、長く大きな橋なのに歩道の幅が少し狭く、しかも車道より一段高くなっているので、何だか怖いです。
この幅ならば登山道でもよくあるし、崖っぷちよりはまし、と思いながらも、やっぱり少し怖いなあとぼやきながら通過しました。

丹三郎長屋門を過ぎて、登山口の道しるべを見て右折。
害獣よけの柵を通って、登山道が始まりました。9:45。

御岳山へはケーブルカーで楽々と行くこともできますが、このコースも登山道はよく整備され、道幅も広く快適です。
単独行の男性にときどき道を譲る以外は周囲に人がいることがほとんどないので、自分のペースで気楽に歩くことができます。

今週も南岸低気圧が通過しましたし、このコースは北斜面。
予想通り、高度が上がってくると、凍結箇所が出てきました。
軽アイゼンはつけず、足を置く場所を慎重に選んで何とか通過。
大塚山付近は、少し積雪していました。
雪道は、むしろ滑らないので楽しいです。
クマザサの上に乗っている白い雪の道を行きます。
何だかおいしそうでした。

大塚山。11:30。
ベンチで休憩。
冬枯れの樹間から、山々が見えました。
2000m近い山は、積雪しているようです。

ここから御岳山までの道は、もう雪はなく、乾いて快適な陽だまりの道でした。
御岳神社に近づくと、道は舗装されています。
舗装されたこの道が、本日一番の急登です。
参道のお蕎麦屋さんは、お昼どきということもあり、結構お客さんが入っていました。
温かい蕎麦をいただくのも良いですね。

階段をたくさん登って、さて参拝。12:15。
振り返ると、狛犬の向こうにこれから行く日ノ出山のピークが見えました。
お社の屋根には、まだ雪が残っていました。

日ノ出山への道は、道幅が広くアップダウンも少ない楽しい道。
ときどき凍結箇所もありましたが、暖かいので表面が融けてきていて、滑る心配はありませんでした。
日ノ出山山頂。13:00。
富士山は霞んで見えませんでしたが、都心方面の眺望が良かったです。
上の写真がそれです。
ベンチに座って昼食。
コーヒーとチョコレートも楽しんで、さて出発です。

吉野梅郷の道しるべを確認し、急な階段を下りていきます。
道はすぐに良くなり、もう凍結箇所もありませんでした。
いったん林道と合流し、梅ノ木峠。14:05。
ここからまた山道ですが、相変わらず道は良いです。

三室山下。14:20。
山頂には行きませんでした。
二俣尾駅への道との分岐。
ここから、道は細くなり、段差も大きくなりました。
でも、そんなに長い距離ではなく、ポンと里に出ました。15:10。

舗装道路を少し歩くと、右手に梅の公園が見えてきました。
青梅市梅の公園。
多種多様な梅を1つの公園内で見ることができ、満開時には、梅の花で煙るような景色を楽しむことのできる大規模公園。

2009年、青梅市で、プラムポックスウイルスに感染している梅の木が国内で初めて発見されました。
人に害はありませんが、木から木へと感染し、木を弱らせる病気です。
対処方法は、感染した木を伐採すること。

感染が見つかる度、部分的な伐採が続けられましたが、2014年春、梅の公園の梅の木は、全伐採が行われました。
新聞やラジオで、その話は知っていたのですが、でも、何だか自分の目で見るまで信じられませんでした。

梅まつりのときには入園料200円が必要だった梅の公園。
今は、入園料を払う窓口がどこにあったのかもわかりません。
舗装道路から、すっと公園に入っていくことができました。
見覚えのある斜面を登って、ベンチに腰を下ろしました。

本当に、梅の木が1本もありません。
松がぽつんと立っているだけの、冬枯れの斜面が広がっていました。
スマホを取り出して、2年前に撮影した満開の梅の画像をしばらく眺めていました。

3年待って、ウイルスが絶えたことが確認されれば、また梅の木を植えることができるそうです。
梅の公園再生計画も発表されています。
今年は、水仙や福寿草を植えたそうです。
「水仙」と書かれた小さな木の札が芝生に立っていました。
あとしばらくしたら、きれいに咲くのでしょう。

また来ようと思い、立ち上がりました。

  


  • Posted by セギ at 15:02Comments(0)

    2015年01月26日

    2月7日(土)、大人のための数学教室を開きます。


    1月24日(土)、大人のための数学教室を開きました。
    「三角比」の学習の続きです。
    受講されている方には予告していたのですが、今回の授業で、「三角比」に大事件が起こりました。(^^)
    「鈍角の三角比」に突入したのです。

    「三角比」は、学習の最初では、直角三角形の辺の比として定義されます。
    だから、思ったより簡単だ、と感じる子は、高校生でも多いです。
    ところが、鈍角の三角比に入ると、意味がわからないという子が出てきます。

    だって、直角三角形に鈍角なんかないのです。
    「比」が負の数というのも訳がわかりません。
    「直角三角形なのに」
    と文句を言ったり、
    「え?左側の直角三角形の辺の比のことなんでしょう?」
    と、鈍角の左側に直角三角形を描くことにこだわり、裏返しの三角形を見ているうちに混乱して、せっかく覚えたサイン・コサインが逆になって訳がわからなくなる子もいます。

    実は、鈍角の三角比に入る前に、三角比は座標平面上に単位円を用いて定義し直されているのです。
    三角比は、直角三角形の辺の比ではなく、単位円上の点の座標。
    サインは、y座標。
    コサインは、x座標。
    このように定義し直すことで、三角比は拡張されます。
    これは、定義なので、「なぜ」とか「どうして」とかいうことではありません。
    あえて言えば、そうすることで、その後の全ての辻褄が合うから、定義し直したのです。

    わかりにくいのはここのところ。
    ここさえクリアすれば大丈夫。
    そう思っておりましたから、くどいくらいに力説し、ご理解を得たところで、よしこれなら大丈夫と思ったのですが、甘かったです。
    問題を解く上での大問題発生。
    皆さん、前回にやった公式を覚えていらっしゃらなかった。
    ( ;∀;)

    sig2乗θ+cos2乗θ=1
    tanθ=sigθ/cosθ
    tan2乗θ=1/1+cos2乗θ

    高校数学の自学自習が難しいのは、どんなに詳しい解説を読んでも、「謎の飛躍」「謎の変形」がなされていると感じるところが多々あるからではないでしょうか。
    その「謎の飛躍」「謎の変形」は、たいてい公式を利用しているところです。
    しかし、解説では、何の公式を使ったかは説明されていない場合がほとんどです。
    公式を覚えていないと、問題集の解説を読んでもなんでそうなるのかさっぱりわからない、ということになってしまいます。

    参加者の方の1人が、
    「この公式は、本当に覚えていなければならない公式なのね」
    とため息をついていらっしゃいました。

    公式を使わなくても地道に計算すれば解ける問題もあります。
    公式を使わなければ解けない問題もあります。
    そういうことを感じてのため息だったのでしょう。


    前にも書きましたが、公式が好きなのは男子が多いようです。
    正確には、「男子に多い脳のタイプの人」と呼ぶべきなのかもしれません。
    「男子は公式で解く。女子は計算で解く」
    という見方があることは、前にも書きました。


    10月の模試のときだったと思うのですが、中3の男子生徒が、
    「模試に三平方の定理が出たのに、僕はまだ教えてもらっていなかったから、解けなかった」
    と不平を言ったことがあります。
    10月の模試に「三平方の定理」は出題されません。
    カリキュラム的に、まだそんな時期ではないからです。
    問題を見ると、予想通り、それは三平方の定理を使う必要はない問題でした。
    使えば楽だったかというと、そうでもありません。
    地道に解いても、手間は似たようなものでした。

    その子は、予習の進んでいる友達が、
    「あんな問題、三平方の定理を使えば簡単だ」
    と言うのを聞いて、僕は習っていないから損をしたと思ったようです。
    大人の言うことには疑問を抱くけれど、友達の言うことは根拠なく鵜呑みにする年頃。
    何より、「僕の知らなかった定理」ということにショックを受けたのかもしれません。

    裏ワザ的な定理や公式をどんどん教えれば、使いこなすことはできなくても安心し、それを教えてくれる人物を単純に尊敬する男子は多いです。
    私も、昔は人気取りのためにそんなことをしたこともありました。
    実際には成績が上がらなくても、授業内容には生徒が満足しているという形を作ることは、塾に雇われている身としては重要なことだったりします。
    裏技のテクニックや高校レベルの公式を先取りすることで実際に成績が上がるのは、本当に数学の得意な子だけです。
    他の子は、教わっても使いこなせません。
    でも、教わったという満足感は得ることができます。
    それが授業に対する満足感につながります。

    しかし、今、私は、生徒全員の成績を上げたい。
    だから、使えない公式を教えるよりも、地道に頭を鍛えることのほうが大事だと考えています。
    でも、夏期講習で、「三平方の定理」のほんの基本だけでも教えておいてあげれば良かったかなあ。

    一方、女子は、公式に対してアレルギーがあるのか、それを使わずに解きたいと考える子が結構います。
    例えば、「2次方程式」の解の公式を教えると、それに対する拒絶反応が強い女子は多いです。
    「こんな公式を覚えなくても解く方法はあるんでしょう?」
    と訊いてきます。
    「あるけど、それは、先週勉強しましたね。さっき答え合わせをした宿題で、あなたが全問間違えた平方完成を利用する方法になりますが、大丈夫ですか?」
    「・・・・・大丈夫じゃないです」
    「公式を覚えて単純に代入したほうが楽ですから、頑張りましょう」
    「・・・・・頑張ります」

    こうした説得で、どうにか解の公式を覚えて使ってもらうのですが、解の公式の2本目、xの係数が偶数の場合の公式となると、拒絶反応はさらに強くなります。

    これを覚えて使えたほうが、計算が簡単になりますよ。
    √ の中身が、2桁や3桁の掛け算になるようなことがなくなります。
    √ の中を整理してから、全体を約分をするのを忘れてしまったというミスもなくなります。

    そのように説明しても、本人たちは浮かない顔です。
    1本の公式でも大変だったのに、似たような公式が2本。
    しかも、1本目の公式で解けないわけじゃないんでしょう?

    ・・・・・・彼女たちの気持ちもわかるのです。

    実際、2本の公式が混ざって、代入ミスをしてしまうことも多いのです。
    計算が楽になるとはいえ、代入ミスしてしまうのでは元も子もありません。
    市立中学の三年生なら、本人の数学の習熟度から判断して、2本目の公式は教えないことが多いのです。
    2本目の公式は、高校1年生になってから覚えたらいい。
    ですが、都立・私立の中高一貫校では、学校で教わっています。
    無理だろうと感じても、やらないわけにいきません。

    公式は使いこなせない。
    計算力はない。
    これでは、前門の虎、後門の狼。
    この窮地から、なんとか脱出しなければ。

    覚えるべき公式は覚え、計算力を強化し、少しずつ解決していかなければなりません。
    一歩一歩です。


    次回、大人のための数学教室のご案内です。
    ◎日時  2月7日(土)10:00~11:30
    ◎内容  「三角比」の学習を続けます。
    ◎場所  セギ英数教室
           三鷹市下連雀3-33-13
             三鷹第二ビル 305
           春の湯さんの斜め前のビルです。
    ◎用具   ノート・筆記用具
    ◎参加費 2,000円
           当日集めさせていただきます。
    ◎予約  メールにて、ご予約をお願いいたします。
           左の「お問合せ」ボタンからご連絡ください。
           既にご参加いただいている方は、
           ご出席確認メールへの返信の形でご連絡くださるのが簡単です。
           携帯メールアドレスをご存じの方は、
           そちらにご連絡いただいてもかまいません。 




      


  • Posted by セギ at 15:26Comments(0)大人のための講座

    2015年01月22日

    2学期末テスト結果集計。


    遅くなりましたが、2学期末テストの結果が出そろいましたのでお知らせします。

    数学
    90点台 2人 80点台 1人 70点台 1人 70点未満 4人
    英語
    90点台 2人 80点台 2人 70点台 1人 70点未満 0人

    数学は、今回特に下が重い結果となりました。
    70点未満は、いずれも、都立一貫校と私立中学・高校の生徒さんです。

    原因分析としては、

    ◎学年平均点が40点台で、70点未満でも善戦。
    ◎「体系数学」のレベルが本人に合っていないため、易しい問題すら混乱してしまう。
    ◎今回のテスト範囲の多くが図形分野であり、苦手な子が多い。
    ◎学校のプリントや宿題など、イレギュラーの課題の解決に授業時間を割くことが多いため、テストの得点力を上げる指導に割く時間を削られる。


    都立一貫校や私立中学に合格した子が、必ずしも数学が得意とは限りません。
    受験算数がほとんど理解できなかった子でも、文系科目が得意だったので合格する場合があります。
    しかし、合格した中学で待っているのは、数学が得意な子のためのカリキュラム。
    今やほとんどの都立一貫校と私立高校で使用されているのが「体系数学」です。
    一般の中学・高校の数学は、螺旋状のカリキュラムで繰り返し前年度の復習をしながら進みます。
    それに対し、復習箇所・重複箇所を整理し一直線に進んでいくのが「体系数学」のカリキュラムです。
    数学の苦手な子には、これがきつい。
    (-_-)

    特に、都立一貫校の入試問題の配点は、実質的には算数は2割未満、国語・作文の配点が5割以上という場合が多いです。
    最初から、数学が得意な子を集めるつもりがないようなもの。
    それで「体系数学」は、かなり無理があります。
    しかし、高校2年までで高校卒業までの学習内容を終え、高校3年生は入試演習だけをやるのが、中高一貫校の最大の強みです。
    現役だけれど浪人生の強みを持っているのが、中高一貫校。
    無理だとわかっていても、「体系数学」に手を出さざるを得ないのでしょう。

    市立中学と同じカリキュラムで学習すれば、この子も、せめて中学生の間は、数学に得意意識を持つことができたかもしれないのになあ。
    得意だ好きだという気持ちで勉強すれば、高校の数学だって理解できるかもしれないのになあ。
    ここまで劣等感を持たずに済んだのになあ。
    そう思う子もいないわけではありません。

    落ち着いて考えれば、そんなに難しいことは、やっていない。
    落ち着きなさい。
    実際のテスト問題は、「体系問題集・発展編」ほど難しくない。
    テストに出ているのは基本問題ばかりだよ。
    中高一貫校の生徒には、この頃、そればかり言っているような気がします。

    学校の授業がわからないので、穴埋め式の授業プリントや課題プリントに空白が多く、それを塾で面倒みることになるのも課題です。
    学校の宿題も塾でやりたがる子もいます。
    そういうものは自分で学習して、その上で塾の課題もやれば、順調に学力が伸びていくのですが。
    一貫校の生徒の要望通りに授業をしていると、学習の間口がどんどん狭くなってしまうんです。

    「学校に提出しなければならないプリントの答えを教えてください。
    塾で、学校の問題集をやってください。
    あ、ノート提出しなければならない問題だけでいいです」

    そんな勉強で、テスト結果が良くなるわけがありません。
    本来自分でやらなければならない問題を私が解いているだけ。
    私が解いたものを見て、わかったつもりになっているだけですから。

    その話は繰り返ししています。
    しかし、とにかく今日をやり過ごすことを優先してしまう子は多いです。
    一貫校の子にとって、入試とは、大学入試。
    さすがにそれはまだ遠く、実感がないのかもしません。

    夏休みや冬休みの宿題の量が異常なほど多い学校もあります。
    日割りすると、毎日4ページずつやらないと終わらない量だったりします。
    数学を1日4ページ!
    書き込み式テキストではなく、小さい文字で問題がぎっしり詰まっていて、1日4ページ。
    問題のレベルも高いのに、1日4ページ。
    しかも、間違えた問題は日をおいて解き直し、それも提出せよ。
    単純な計算問題を除けば、ほとんど全部間違えているんですけど?
    ( ;∀;)

    ・・・・・自分でやりなさい、塾は塾で別の課題を出すよ。
    とは、言いにくい状況です。
    学校の宿題でわからないところは塾に持ってきなさい。
    塾の宿題も、「学校の宿題を先に進めること」にするね。
    あまりにも課題が多い場合、そうせざるを得ません。

    しかし、夏休みや冬休みにそうやって学校の課題を手伝ってしまうと、その後、グズグズになり、気がつくと学校の課題しかやろうとしない子がいます。
    学校以外の課題を出すと、不機嫌になります。
    あからさまに、学校以外の課題はやってこない。
    そんな子も現れてしまいます。

    そんなことをやっていては、テストの点数はひどいことになる。
    繰り返し説明しますが、それでも改善されない場合、実際にテストの点数がドンと落ちるのを待ちます。
    今回は、そんな狭間の子もいました。

    甘やかした私が悪いです。
    学校の課題は塾ではシャットアウトしたほうが、結果が出るのです。

    ・・・・・でも、本当にわからないときは、面倒をみなければならないかなあ。
    これが、甘やかしかもしれないのですが。

    塾は塾の勉強をする。
    受験を意識した塾の課題を学習する。
    そのことに疑問をもたない市立中学・都立高校の生徒たちは、変わらず好成績をキープしました。
    進度まで独自というのではなく、学校の進度を意識しながら、別の問題集で学習を進める形で、学習の質と量を確保しています。

    次は学年末テスト。
    学習の間口を広げ、自力で解く機会を増やし、何とか本物の学力をつけさせたいものです。

      


  • Posted by セギ at 14:39Comments(0)講師日記

    2015年01月19日

    丹沢鍋割山から塔ノ岳を歩きました。2015年1月。


    1月18日(日)、丹沢を歩いてきました。
    木曜日に南岸低気圧が通過し、高尾山でもうっすら積雪したというので、丹沢も山頂付近なら雪があるんじゃないかなあと期待して。

    三鷹発6:12の中央線各駅停車に乗りました。まだ真っ暗。
    新宿で小田急線に乗り換え、渋沢駅到着。7:55。
    渋沢駅北口から大倉行きのバスに乗車。終点下車。支度をして出発。8:30。
    「二俣」の道しるべを確認し、大倉尾根へ行く道とはほぼ垂直に出発します。
    しばらくは住宅街の中の舗装道路です。
    屋根の上に乗る猫にじっと見下ろされ、大あくびされました。
    よく晴れた穏やかな朝です。

    道の舗装はじきに終わりますが、まだずっと林道で、歩きやすいです。
    単調な林道を歩いて歩いて、小さな沢を木橋で渡ると、二俣のゲート。9:45。
    右に小丸尾根への道を見送り、さらに少し登り坂の林道を歩いていくと、登山口です。
    鍋割山荘に荷揚げする2Lペットボトルの水がたくさん並んでいました。
    その横には、
    「2.8kg、猛者お願いします」
    とかかれた箱入りのバッテリーが2箱。
    かなり大きいザックか、荷揚げ用の背負いかごか、せめて細引きがないと手に負えない印象です。
    私にはちょっと無理だなと、ペットボトルを1本ザックに詰めて、さて出発。10:10。

    鍋割山への登山口付近は、毎度のことながら荒れた印象です。
    枯れ沢を歩いていくのですが、今回は、少し沢水が流れていました。
    段差もあり、よっこらしょと登っていきます。
    尾根に上がってしまえば、道はよく整備されています。
    あとは、ひたすら急登。
    道は乾いていて快適でした。

    丹沢山に隠れていた富士山の真っ白な頭が見えてきました。
    本日、眺めは最高です。
    前を行く男性が、麓にあったものと同じバッテリーの箱の上にザックを載せて運んでいました。
    わあ、凄い。
    その男性が荷を下ろして休憩したので、通り過ぎながら、
    「バッテリーだ。凄いですね」
    と声をかけると、
    「そう、バッテリー。重いですよ」
    「凄いですね。ご苦労さまです」
    麓からボランティアでバッテリーを運ぶ猛者がいた。
    ヽ(^。^)ノ

    会釈して、通り過ぎて、50mも歩いた頃、ふと気づきました。
    あれ、今のは鍋割山荘のご主人かな。
    以前に鍋焼きうどんを注文したときに見た顔。
    山岳雑誌に載っていた写真で見た顔。
    多分、そうだったと思います。
    振り返ったときには、もう姿は見えないほど遠かったし、ひき返して確認するようなことではないので、そのまま歩いて行きました。
    (^-^;

    丹沢の登山道には、緊急連絡の際に簡単に居場所を説明できるように、番号の書かれた掲示が一定間隔で立っています。
    宗教登山の盛んな山には、江戸時代に建てられた「〇号目」という石碑が今も残っていますが、あれの現代版のような印象もあります。
    麓が「鍋割尾根1」で、山頂は「鍋割尾根11」。
    歩く上での良い目安になっています。
    「鍋割尾根10」を過ぎ、もう空の向こうに高いところはあそこだけ。
    あれが山頂だ。

    鍋割山荘。11:45。
    とうとう山頂まで雪はありませんでした。
    山荘前に置かれたポリタンクに、ペットボトルの水を移し換えて、ボッカ終了。
    ちょうど立ち上がって出発した人がいたので、空いたベンチに腰を下ろし休憩。
    ベンチには、場所取りをしているのらしいザックが3つ置いてありました。
    夏はそうでもないですが、冬山は、他で腰を下ろしにくいこともあって、1つのベンチに知らない人どうしが席を譲りあって座るのは珍しいことではありません。
    しばらくすると、そのザックの持ち主たちが山荘から鍋焼きうどんを持って戻ってきました。
    おじさんたち3人です。
    「鍋焼きうどん1000円、税込みー」
    「七味持ってきたか?」
    「うん」
    「あ。しまった。レンゲ取ってくるの忘れた」
    「行ってくる、行ってくる。3本な?」
    ドタバタと陽気な印象です。
    はあ、鍋焼きうどんの良い匂い。
    (*'▽')
    ようやく落ち着いて食べ始め、
    「お、コシのあるうどんだなあ。これを山の中で食べられるとはね」
    「普通の店みたいな味だな。こりゃ旨いな」

    ダメだ、このおいしそうな匂いはたまらない。
    もう行こう。
    本日私は鍋焼きうどんは食べません。
    なぜなら、家の冷蔵庫に、賞味期限が今日のうどんがあるから。
    今夜は、肉うどんにしよう。
    小松菜とネギもたっぷり入れよう。
    そんな予定なので、昼にうどんは食べないことに朝から決めていました。

    さて、ここから塔ノ岳に向かって縦走です。
    この辺りは少しは積雪があるのではと期待していたのですが、ほとんどありませんでした。
    日当たりの良い道なので、凍結箇所もありません。
    海がよく見渡せるベンチで、もう一度休憩。
    賑やかな鍋割山荘前も楽しかったですが、海を眺められる静かなベンチも最高でした。

    出発。
    向こうから縦走してくる人とすれ違うことが増えてきました。
    「この先、アイゼン要りますか?」
    と訊かれました。
    「アイゼン?いいえ、全然必要ありません」
    その人の足元にも、アイゼンは装着されていませんでした。
    ふむ。今日は最後までアイゼン無しで歩けるかもしれません。

    段差の急な下りの階段が一か所。
    積雪のあるときもこの急斜面は記憶に残るところです。
    大抵一度は尻もちをついて、ウヒャヒャヒャと一人笑いしてしまいます。
    本日は、積雪というより凍結していて、ちょっと慎重に下りました。
    ここだけだとわかっているのにアイゼンをつけるのは嫌だ。
    こらえてこのまま行くぞ。
    慎重に慎重に。
    もたつきましたが、何とか通過できました。

    金冷シの分岐。13:10。
    立ち止まってアイゼンを外している人や、まだつけたまま歩いている人を多く見るようになりました。
    雪山に慣れていない人の中には、雪の山はアイゼンをつけるものと思いこんでいる人もいます。
    アイゼンは、雪のときにつけるものではなく、凍結しているときにつけるものです。
    でも、心のお守りの役割もありますから、つけたいときにつけたら良いとも思います。
    この泥道でアイゼンを使うと、帰ってから、それをよく洗って乾かして油をぬらねばならず、面倒くさいなあ。
    私は、ただこの一心で、アイゼンをつけません。
    (^-^;

    丹沢塔ノ岳山頂。13:30。
    うっすら積雪していました。
    富士山が大きく見えます。
    その右に、南アルプス・オールスターズ。
    眺めを堪能して下山開始。
    大倉尾根は整備が進んで本当に歩きやすくなりました。
    16:00大倉下山。
    トイレ前のタワシで靴を洗い、バスに乗り込みました。

      


  • Posted by セギ at 15:23Comments(0)

    2015年01月15日

    栃谷尾根から奥高尾を歩きました。2015年1月。


    2015年1月11日(日)、今年最初の山歩きをしてきました。
    初詣を兼ねてとなると、やはり高尾山に行きたい。
    ですから、今回も、「知らない道を使って陣馬山に行こう」シリーズです。
    今回は、栃谷尾根を歩くことにしました。

    JR藤野駅出発、9:10。
    ベンチで支度をしながら下を覗くと、和田行きのバスが来ていました。
    陣馬登山口を通るようなので、これに乗っても良いのですが、徒歩でも30分かからないから、最初の予定通り歩くことにしました。
    少し前に、一ノ尾根を歩いたときと、途中までは同じ道です。
    藤野駅から高尾方面に戻るように歩き始め、踏切のところを左折。
    すぐにトンネルに入ります。
    結構長いトンネルですが歩道が確保されているので、安心です。
    でも、車やバイクが通り過ぎていくと、音が凄い。
    あとはずっと道なりに舗装道路を歩いていきます。
    陣馬登山口バス停の先の角で、道しるべを確認し、右折。9:25。
    陣馬の湯のほうへと舗装された坂道を登っていきました。

    途中、入り口をふさがれている、旧林道と思われる道が左に見えました。
    登山地図では、ここから登るようになっていますが、正直、私の登山地図は古いです。
    入り口には、蛇・蜂に注意と書いてあるので、かなり藪っぽいところもあるのかもしません。
    蛇も蜂も季節的には心配ないですが、そこに道しるべがないし、もう少し道なりに登っていくことにしました。
    もう陣馬温泉です。

    陣馬温泉って、確か、何年も前、ダウンタウンの「絶対に笑ってはいけない」シリーズのロケが行われたのでは?
    今みたいに大晦日に何時間も放映するようになる前の、2時間特番くらいのときに。
    3軒ある旅館のどこを使ったのかは知らないですが、「幽霊の出る廃業した旅館」という設定だったような。
    いいのか、そんなイメージで?

    高尾山から4泊5日で奥多摩の御嶽山まで歩く旅番組では1泊目の宿で、山の疲れがとれる温泉と山の幸が味わえる、良い宿のイメージでした。

    陣渓園の看板のところで、道しるべ発見。9:50。
    V字を描くように左折し、さらに急勾配の舗装道路を登っていきます。
    早くも、富士山の頭を発見。
    真っ白です。

    まだまだ舗装道路です。
    栃谷の集落をぬうように、道は続きました。
    迷いやすいところには小さな道しるべが必ずあって安心です。
    道幅は50cmもないけれど、ずっと舗装されていました。
    畑の中の道から、富士山が徐々に姿を見せてきます。

    ようやく舗装終了。山道開始。10:10。
    前を行く年配の女性2人連れが道を譲ってくださいました。
    陣馬山の静かな道は、のんびりゆっくり歩く感じの良い年配の方と出会うなあ。
    人が少ないので、自分のペースで歩けるからでしょうか。

    栃谷尾根の登山道は、広さは十分あり、特に危険個所はありません。
    ただ、崖っぷちの道が多いですし、土嚢を入れてある箇所も目立ちます。
    冬枯れの道だからというだけでなく、晴れているのに何となく暗い。
    一ノ尾根のほうが道は長いけど好印象だったなあ。
    でも、晴れた日曜日の奥高尾で人がいないというのは、それだけで価値があります。
    そんなことを考えながら、最後の木段をガシガシと登って、陣馬山到着。11:25。

    そろそろお昼どきということもあり、陣馬山は賑わっていました。
    富士山や丹沢山塊、奥多摩の山々の眺めを堪能し、さて、いつものように奥高尾主脈へ。

    明王峠で昼食。12:00。
    景信山。13:20。
    小仏城山。14:10。

    高尾山。15:10。
    薬王院でしっかりお詣り。
    おみくじも引きました。

    1号路を下山。
    高尾山口駅。16:30。
    少しずつ日は伸びていますね。
    4時半なら、まだ明るい。

    さて、初詣もしたので、次は、奥高尾ではない山に行こうと思います。

      


  • Posted by セギ at 14:20Comments(0)

    2015年01月12日

    1月24日(土)、大人のための数学教室を開きます。




    あけましておめでとうございます。
    お正月寒波で、またしても雪山には行けず、ごろごろと過ごしたお正月休みでした。
    上の画像は、去年のお正月に撮影した、鳳凰三山からの八ヶ岳です。
    去年は良い天気だったなあ。

    さて、1月10日(土)、今年1回目の大人のための数学教室を開きました。
    「三角比」の学習の2回目。
    今回は、「三角比の相互関係」です。

    前回欠席された方もいらっしゃいましたので、基本の確認から。
    前回欠席された方は、欠席した分を自習する際に、頂点の記号でサイン・コサイン・タンジェントの定義を覚えようとして、大変苦労された様子です。
    中学生のテキストでは直角三角形ABCの頂点Aは上に描くのに、「三角比」の直角三角形の頂点Aは下にあるので、すごく難しかったと感想をおっしゃっていました。
    考えたこともなかった視点です。

    慣れてくれば、サインとコサインは、とにかく分母は斜辺だし、サインはθと関係のないほう、コサインはθと関係あるほうと把握できるようになり、直角三角形が寝そべっていようが逆立ちしていようが、何でもなくなります。
    ヽ(^。^)ノ

    三角比はその名の通り「辺の比」なのですが、角度を使うせいか、三角比を「角度」と混同する人も多いです。
    わかっているつもりで、途中で混同や錯誤が始まってしまうんです。
    これは、数Ⅱ「三角関数」に入って、角度が弧度法で表されるようになると、もっと混乱するようになります。
    辺の比なのか、角度なのか、実際の長さなのか。
    何を扱い何を求めているのか、わからなくなっている高校生をたくさん見てきました。


    混同や錯誤は、どの教科を勉強していても、あらゆるレベルで起こります。
    3年前の中学3年生は、「福島」と「福岡」の区別がつきませんでした。
    2年前の中学3年生は、イギリスは東南アジアにあると思っていました。
    今年の中学3年生の1人は、島がらみの問題は何でも「長崎」と答えます。

    鉄砲が伝来した島は?
    「えー、何か長崎の島」
    世界自然遺産の島は?
    「長崎の島」
    しまなみ海道はどこにある?
    「長崎」
    長州藩は現在のどこ?
    「長崎」
    ・・・・・・・何だこの誤解は?
    彼女いわく、とにかく長崎は島がたくさんあるから、長崎と答えておけば間違いなさそうな気がするそうです。
    長州藩と島は関係ないと思うが?
    (-_-)

    3年前も2年前も、そして今年の彼女も、原因は、明らかに勉強不足です。
    こういう勉強不足からくる勘違いは、当然、勉強することで解消されますが、ときどき厄介な錯誤もあります。
    これも今回の冬期講習、中3理科の総まとめ演習をしていたときのこと。
    溶解度曲線とからめて、塩化ナトリウム水溶液の濃度を求める問題がありました。

    溶解度曲線では、40°のとき、水100gに対し塩化ナトリウムの溶解度は37.5g。
    40°の水100gに塩化ナトリウム40gを加えてよくかきまぜたら、溶けきれず塩化ナトリウムが残った。
    このときの水溶液の濃度は?

    「100%」と答えた子が、3人のうち、2人。
    (-_-)

    あなたたち、湿度の計算と混同していないかい?
    濃度の公式は、溶質÷溶液だよ?
    ほら、これは小学校の頃からやっている「濃さ」の問題だよ。
    100%の塩化ナトリウム水溶液って、それは、食塩そのものだよ。
    塩のかたまりだよ。

    しかし、そのようにヒントを出しても、その子たちはぶ然として、「100%」という答案を直さないのです。
    何言ってるの、このセンセ?
    自分の間違いに、そっちこそ早く気づけよ。
    そんな心の声さえ聞こえてきそうな表情でした。

    その2人は、飽和している水溶液の濃度は100%であると錯誤してしまったんです。
    限界まで塩化ナトリウムが解けている水溶液は、100%の水溶液であると。
    湿度の計算はその発想ですので、そこからの連想ではないかと思います。
    湿度は、飽和水蒸気量に対して、今、どれだけの水蒸気が含まれているかを表すものです。
    苦労して露点と湿度の関係が理解できたら、今度は、そっちが頭の中で固定され、ごく普通の食塩水の濃度の問題が解けなくなってしまいました。
    (+_+)

    これを「高度な錯誤」ととらえて評価すべきか。
    頭が硬いなあと嘆くべきか。


    次回、大人のための数学教室のご案内です。
    ◎日時  1月24日(土)10:00~11:30
    ◎内容  「三角比」の学習を続けます。
    ◎場所  セギ英数教室
           三鷹市下連雀3-33-13
             三鷹第二ビル 305
           春の湯さんの斜め前のビルです。
    ◎用具   ノート・筆記用具
    ◎参加費 2,000円
           当日集めさせていただきます。
    ◎予約  メールにて、ご予約をお願いいたします。
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  • Posted by セギ at 14:00Comments(0)大人のための講座