たまりば

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2015年01月19日

丹沢鍋割山から塔ノ岳を歩きました。2015年1月。


1月18日(日)、丹沢を歩いてきました。
木曜日に南岸低気圧が通過し、高尾山でもうっすら積雪したというので、丹沢も山頂付近なら雪があるんじゃないかなあと期待して。

三鷹発6:12の中央線各駅停車に乗りました。まだ真っ暗。
新宿で小田急線に乗り換え、渋沢駅到着。7:55。
渋沢駅北口から大倉行きのバスに乗車。終点下車。支度をして出発。8:30。
「二俣」の道しるべを確認し、大倉尾根へ行く道とはほぼ垂直に出発します。
しばらくは住宅街の中の舗装道路です。
屋根の上に乗る猫にじっと見下ろされ、大あくびされました。
よく晴れた穏やかな朝です。

道の舗装はじきに終わりますが、まだずっと林道で、歩きやすいです。
単調な林道を歩いて歩いて、小さな沢を木橋で渡ると、二俣のゲート。9:45。
右に小丸尾根への道を見送り、さらに少し登り坂の林道を歩いていくと、登山口です。
鍋割山荘に荷揚げする2Lペットボトルの水がたくさん並んでいました。
その横には、
「2.8kg、猛者お願いします」
とかかれた箱入りのバッテリーが2箱。
かなり大きいザックか、荷揚げ用の背負いかごか、せめて細引きがないと手に負えない印象です。
私にはちょっと無理だなと、ペットボトルを1本ザックに詰めて、さて出発。10:10。

鍋割山への登山口付近は、毎度のことながら荒れた印象です。
枯れ沢を歩いていくのですが、今回は、少し沢水が流れていました。
段差もあり、よっこらしょと登っていきます。
尾根に上がってしまえば、道はよく整備されています。
あとは、ひたすら急登。
道は乾いていて快適でした。

丹沢山に隠れていた富士山の真っ白な頭が見えてきました。
本日、眺めは最高です。
前を行く男性が、麓にあったものと同じバッテリーの箱の上にザックを載せて運んでいました。
わあ、凄い。
その男性が荷を下ろして休憩したので、通り過ぎながら、
「バッテリーだ。凄いですね」
と声をかけると、
「そう、バッテリー。重いですよ」
「凄いですね。ご苦労さまです」
麓からボランティアでバッテリーを運ぶ猛者がいた。
ヽ(^。^)ノ

会釈して、通り過ぎて、50mも歩いた頃、ふと気づきました。
あれ、今のは鍋割山荘のご主人かな。
以前に鍋焼きうどんを注文したときに見た顔。
山岳雑誌に載っていた写真で見た顔。
多分、そうだったと思います。
振り返ったときには、もう姿は見えないほど遠かったし、ひき返して確認するようなことではないので、そのまま歩いて行きました。
(^-^;

丹沢の登山道には、緊急連絡の際に簡単に居場所を説明できるように、番号の書かれた掲示が一定間隔で立っています。
宗教登山の盛んな山には、江戸時代に建てられた「〇号目」という石碑が今も残っていますが、あれの現代版のような印象もあります。
麓が「鍋割尾根1」で、山頂は「鍋割尾根11」。
歩く上での良い目安になっています。
「鍋割尾根10」を過ぎ、もう空の向こうに高いところはあそこだけ。
あれが山頂だ。

鍋割山荘。11:45。
とうとう山頂まで雪はありませんでした。
山荘前に置かれたポリタンクに、ペットボトルの水を移し換えて、ボッカ終了。
ちょうど立ち上がって出発した人がいたので、空いたベンチに腰を下ろし休憩。
ベンチには、場所取りをしているのらしいザックが3つ置いてありました。
夏はそうでもないですが、冬山は、他で腰を下ろしにくいこともあって、1つのベンチに知らない人どうしが席を譲りあって座るのは珍しいことではありません。
しばらくすると、そのザックの持ち主たちが山荘から鍋焼きうどんを持って戻ってきました。
おじさんたち3人です。
「鍋焼きうどん1000円、税込みー」
「七味持ってきたか?」
「うん」
「あ。しまった。レンゲ取ってくるの忘れた」
「行ってくる、行ってくる。3本な?」
ドタバタと陽気な印象です。
はあ、鍋焼きうどんの良い匂い。
(*'▽')
ようやく落ち着いて食べ始め、
「お、コシのあるうどんだなあ。これを山の中で食べられるとはね」
「普通の店みたいな味だな。こりゃ旨いな」

ダメだ、このおいしそうな匂いはたまらない。
もう行こう。
本日私は鍋焼きうどんは食べません。
なぜなら、家の冷蔵庫に、賞味期限が今日のうどんがあるから。
今夜は、肉うどんにしよう。
小松菜とネギもたっぷり入れよう。
そんな予定なので、昼にうどんは食べないことに朝から決めていました。

さて、ここから塔ノ岳に向かって縦走です。
この辺りは少しは積雪があるのではと期待していたのですが、ほとんどありませんでした。
日当たりの良い道なので、凍結箇所もありません。
海がよく見渡せるベンチで、もう一度休憩。
賑やかな鍋割山荘前も楽しかったですが、海を眺められる静かなベンチも最高でした。

出発。
向こうから縦走してくる人とすれ違うことが増えてきました。
「この先、アイゼン要りますか?」
と訊かれました。
「アイゼン?いいえ、全然必要ありません」
その人の足元にも、アイゼンは装着されていませんでした。
ふむ。今日は最後までアイゼン無しで歩けるかもしれません。

段差の急な下りの階段が一か所。
積雪のあるときもこの急斜面は記憶に残るところです。
大抵一度は尻もちをついて、ウヒャヒャヒャと一人笑いしてしまいます。
本日は、積雪というより凍結していて、ちょっと慎重に下りました。
ここだけだとわかっているのにアイゼンをつけるのは嫌だ。
こらえてこのまま行くぞ。
慎重に慎重に。
もたつきましたが、何とか通過できました。

金冷シの分岐。13:10。
立ち止まってアイゼンを外している人や、まだつけたまま歩いている人を多く見るようになりました。
雪山に慣れていない人の中には、雪の山はアイゼンをつけるものと思いこんでいる人もいます。
アイゼンは、雪のときにつけるものではなく、凍結しているときにつけるものです。
でも、心のお守りの役割もありますから、つけたいときにつけたら良いとも思います。
この泥道でアイゼンを使うと、帰ってから、それをよく洗って乾かして油をぬらねばならず、面倒くさいなあ。
私は、ただこの一心で、アイゼンをつけません。
(^-^;

丹沢塔ノ岳山頂。13:30。
うっすら積雪していました。
富士山が大きく見えます。
その右に、南アルプス・オールスターズ。
眺めを堪能して下山開始。
大倉尾根は整備が進んで本当に歩きやすくなりました。
16:00大倉下山。
トイレ前のタワシで靴を洗い、バスに乗り込みました。




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