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2014年09月29日

日影林道から南高尾を歩きました。2014年9月。



御嶽山の噴火は、想像を越えた災害になっていて、今日は朝からテレビを見ています。
相変わらず、各局がヘリで上空を旋回しているけれど、救助活動の邪魔だろうなあ。
ヘリでの上空からの映像なんて、なくていいのになあ。

火山は噴火するものだけれど、それが「紅葉の季節の」「快晴の」「休日の」「昼頃」にぶつかる可能性は低い。
でも、低い確率のことが起きてしまうときがある。
大きな災害は、ありえないことが組み合わさったときに起こる。
この夏の土砂災害のときも、専門家がそのようなことを話していましたね。
本当に、なぜ、よりによって、という気持ちになります。

私が御嶽山を歩いたのは、まだ山を初めて数年くらいの頃で、夜行日帰りの登山ツアーに参加しました。
まだ私自身が本当に初心者だったのと、今ほど登山道も整備されていなかったので、そんなに楽な山ではなかった記憶があります。
現地の登山ガイドさんがリーダーで、山頂付近はガスのため道迷いが生じやすいことなど厳重に注意されました。
実際、山頂付近は雲の中で視界が悪く、小雨も降ってきて、最高点まで行くかどうか、リーダーと添乗員が打ち合わせをしている深刻な場面もありました。
「絶対に前の人と間を開けないで」と注意され、緊張して歩きました。

休憩中、個人で来ていた他の登山客が、私たちのリーダーに、この先、この天気で大丈夫かどうか質問してきました。
「さあ、どうですかね」
リーダーは、言葉を濁して、語りませんでした。
続けて、方向を訊く人もいたのですが、それにも一切答えなかったのが印象的でした。

なんか冷たいなあ。
ケチだなあ。
自分の仕事ではないからかなあ。
自分がガイドするのは、自分のパーティだけだということかなあ。

最初はそう感じたのですが、でも、よく考えると、山で安易に自分の判断を他人に語らないのは、自分のためにも相手のためにも必要なことなのかもしれません。
自分で判断しなければならない。
それができないのなら、山に来てはいけない。

しかし、それは、今回のような大きな危険のときはまた別です。
とっさに、
「逃げろ」
「避難小屋に行こう」
「タオルで口をふさげ」
「ザックで頭を守れ」
と周囲に叫ぶ人の声。
噴火の現場にいた登山者の動画の中に、そういう声が記録されているのを見ると、こうした場面で適切な判断をしている人の多さを感じました。
危険を認知しガイドする技術のある人が、できるだけ多くの人を率いていく様子も報道されていました。
頼もしい。


さて、ブログ更新が遅くなりましたが、先週の日曜日は、高尾山を歩きました。
JR高尾駅北口から小仏行きのバスに乗り、「日影」で下車。9:05。

バスの進行方向のまま車道を少し歩いていくと、登山口が見えてきます。
日影林道は、広い沢沿いの砂利道です。
高尾の中でも、特に花の多いところの1つです。
ミズヒキ、ミゾソバ、ツリフネソウ、キツリフネ、ジャコウソウ、ヤマホトトギス、・・・・・。
少し登ると、咲いている花の種類がまた違ってきますので、スマホをしまう暇もなく、立ち止まっては写真を撮り、ちっとも先に進めません。
この季節、ここを歩くのは、花好きの中高年が多く、花の写真を撮っていると、皆、立ち止まります。
花の名前を教えたり、教えられたり。
感想を語り合ったり。
楽しいひとときです。

やっと頂上付近の舗装道路に入りました。
小仏城山到着。10:40。
そこからすぐにも大垂峠への分岐がありますが、今回は高尾方向にかなり戻ってみました。
小仏城山から一丁平へは、木道が整備されています。
途中から道が細くなり、両側からススキが覆いかぶさっていました。
ススキをかき分けて進みました。
秋だなあ。

一丁平を越えた先から、分岐を大垂峠へ。
この道は、崖っぷちの細い道ですが、城山からすぐの道のような急な下りはありません。
登山道に覆いかぶさるように花が一杯でした。
上の画像がそこで撮った1枚。
イヌショウマでしょうか。
シモバシラの花もたくさん咲いていました。
初冬になると、ここはシモバシラの氷花も見られます。

いったん林道へ。
危険を示す黄色いテープに囲まれているところがときどき出てくるのは、スズメバチの巣でもあるのでしょうか。
静かに足早に通り過ぎ、また登山道と合流。
やがて、大垂峠の歩道橋が見えてきました。11:40。

歩道橋で甲州街道を越えると、南高尾山稜の道です。
坂道を登りきって、大洞山。12:05。
ちょうど昼食どきなので、ベンチは満員。

しばらく歩きやすい道が続きますが、その先、1か所、急な下りがあります。
土嚢を入れて整備されていますが、それでも滑りやすいので慎重に下りました。
あとは、全部まき道を行けば、それほどのアップダウンもありません。

見晴台。12:45。ここで昼食。
津久井湖が見下ろせ、丹沢の眺めの良いところです。
南高尾を歩くときは、お昼はいつもここにします。
冬や春に歩くときは、陽だまりが気持ちいい。
しかし、さすがにまだ夏の名残があり、日向にいたら暑くて我慢できなくなってきて、木陰のベンチに移動しました。

15分ほど休んで、出発。
そこからも、まき道、まき道と選んで、三沢峠。13:45。
道が広くなり、観光地とクロスして、登山姿ではない人と多くすれ違うところです。
草戸山。14:10。

少し休んで、またここから道が険しくなります。
今回は、新しいトレイル・ランニングシューズの試し履きも兼ねての山歩きだったのですが、午後になるにつれ、足が痛くなってきました。
わあ、この靴は、失敗だー。
夕方の店内で、かなり履いてみたのですが、それでも、一日履いてみないとわからないことがあります。

足の痛みに耐えて、ペースが落ちながら、アップダウンをいくつも越えて、高尾山口。15:30。
はあ、無事に下山しました。
(^-^;





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    この記事へのコメント
    セギさん、いつも「たまりば」のご利用ありがとうございます。
    「たまりば」運営事務局でインターンシップをしている学生スタッフです。
    山での咄嗟の判断ってとても難しいですよね。セギさんが何事もなく下山出来て本当に良かったです。
    Posted by たまりばスタッフたまりばスタッフ at 2014年10月02日 10:22
    コメント、ありがとうございます。

    (*^-^*)
    Posted by セギセギ at 2014年10月02日 14:38
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      コメント(2)