多摩湖自転車歩行者道から、八国山に行ってきました。2024年4月。

セギ

2024年04月07日 16:12


2024年4月6日(土)、久しぶりに自転車に乗って、八国山に行ってきました。
まずは、武蔵境駅から、道路を北上。
例によって、道に迷い、上水桜通りに出てしまいました。
帰り道に確認したのですが、武蔵境駅北口から、「すきっぷ通り」という商店街の道を北上すると、そのまま、桜橋交差点に到達でき、あとは、よく知る道です。
自転車の場合、毎回、多摩湖自転車歩行者道の入口に到達するまでで迷ってしまいますが、次回こそは、大丈夫でしょう。

さて、多摩湖自転車歩行者道は、水道施設の上に作られた、約10㎞の直線の道。
土曜日とはいえ、曇り空のせいか、人通りはそれほどではなく、助かりました。
自転車道を歩いている人が少ないのも、本当に助かりました。
歩道が混雑しているのなら仕方ないですが、歩道が空いているのに自転車道側を歩く人が多いと、自転車の通行はなかなか難しいのです。
追い越そうとしても、対向の人や自転車がいると、追い越しもタイミングをはかりながらとなります。
今日は、歩行者が歩道を歩いている。
それだけで、すごくありがたい。

桜は満開でした。
全長10㎞の道の両側、基本的に常に桜が咲いています。
1時間半ほど走りながら、ずっとお花見ができました。
小平の公園では、桜まつりが行われていました。
醤油のこげる、いい匂い。
何を焼いているのでしょうか。
テントがたくさん張られ、出店が出ていました。

どんどん進んで、萩山四季の公園。
上の画像がそれです。
マンションの隣りに人工的に作られた印象の公園ですが、桜の木が多く、ここもお花見スポットです。
枝が地面近くの低い位置にある桜が多いので、花のアップも撮影できます。

さらにどんどん進んで、狭山公園。
さて、ここから、八国山へ。

しかし、1年半ぶりなのに、過去ブログや地図をよく確かめてこなかった私は、狭山公園のどこの出口から出るかを間違えました。
いつもの出口よりもずっと北のほうの出口から出て、どこにも曲がることのできない歩道に入り込んでしまいました。
しかも、階段の下りと上りがあり、それを避ける術がない。
頑張って自転車で下って、また階段を上りました。

さて、そうやって闇雲についた場所は、競輪場入口。
・・・ここは、どこ?

地図も持ってきていなかったので、スマホで確認。
目指す八国山はそんなに遠くではないようなのですが、自分の進んでいる方向がわからないのがネックです。
とりあえず、交差点を渡り、愕然としました。
そこは、八国山の西のはずれでした。
うそ。
迷っていたら、突然、目的地に到達。

八国山。
自転車置き場に駐輪し、さて、ここからは徒歩です。
しかし、ここでも、問題発生。
八国山は、ナラ枯れが起こり、多くの道が侵入禁止になっていました。
基本的に、細い道は全部侵入禁止と思って間違いないほどです。
自転車置き場から直接木段で登っていく道は、登り切ったところで、侵入禁止。
ああ・・・。
いったん駐輪場まで戻り、広い道を東へ向かいました。
自然な登り道になり、道端には、ムラサキケマンの群落。
そして、道の両端に咲きこぼれるスミレ。
こんなに大量にスミレが咲くのは、やはり、山ならでは。
八国山は、いつ来ても空いていて、自然が豊かで、穴場です。

桜は、もう散り始めていました。
もともと山桜の多い山で、今年はソメイヨシノの開花と次期が大きくズレてしまった様子です。
桜の花びらがはらはらと散る尾根道を歩き、広い道を下って、いつものテーブルで昼食をとりました。
家で作ってきたおにぎりと、ポットに詰めてきたカフェオレの簡単な昼食です。
ここも、例年なら、ソメイヨシノと同時期に山桜が咲いているのですが、もうほとんど散っていました。
花見は途中で十分やってきましたので、もう満足。
帰り道もまた堪能できます。
山らしい木のテーブルと椅子に座って、緑を眺めながら昼食を食べるだけで、はあ、気持ちいい。

八国山は、細い道を彷徨するのが楽しい山です。
道に迷っている感じを楽しんでも、大きな問題は生じません。
今回は、それができないのが残念でした。
ナラ枯れで、枯れてしまった樹木を順次伐採しなければならないようです。
時間がかかるんだろうなあ。

さて、いつもの小径は塞がれていて、いったん道路に出てしまい、そのまま外周を行けば大丈夫だろうと思ったら、外は工事のため通行止めでした。
いろいろ不都合が多い。
とぼとぼと来た道を戻り、再び尾根道に上がり、そこから、この道なら行けるだろうと思った道も、やはり侵入禁止で、再び尾根道を戻ることになりました。
いつもとは違う彷徨のすえ、駐輪場まで戻ってきました。

帰り道は、いつも通りに狭山公園へ。
それでも、知らない団地が建っていたりして、1年半来ないだけで、変わってしまうことは多いです。
そもそも、西武遊園地の観覧車が見えない。
解体されてしまったのですね。

狭山公園に戻る頃、空が少し明るくなってきました。
多摩湖を見はらせる大きな橋まで自転車を押して上がる頃、太陽の周りに、大きなハロ。
太陽を取り巻く、薄い虹色の円環です。
薄曇りの日によく見られる現象です。

さあ、帰ろう。
帰路も、多摩湖自転車歩行者道をのんびりお花見しながら走りました。


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