休日の奥高尾、人が少なく
今日は土曜日。
久しぶりに、奥高尾を歩いてきました。
高尾駅からバスに乗り、終点の陣馬高原下から、歩きだしました。
春のよく晴れて暖かい土曜日。
いつもなら、バスは、臨時増発しても満員で、登山道も人がいっぱいのはずですが、登山客は、いつもの半分以下と感じました。
やっぱり、自粛ムードでしょうか。
こんなときに、三つ星マウンテンとか、山ガールとかいって、浮かれている場合ではない。
それも、わかります。
義援金にいっぱい寄付して、ちょっと金欠なので、家で過ごす。
そんなこともありそうです。
これから、何年もかかります。
何年でも支援し続けるために、自分は、どんなふうに暮らしていこうか。
それを考えながら、歩きました。
奥高尾は、地震の影響はなかった様子で、いつも通りの歩きやすい登山道でした。
小仏峠名物のタヌキたちも、割れていませんでした。
陣馬山の小屋は閉じていましたが、景信から高尾までの全ての小屋が開いていました。
いつも通りに、ベンチがたくさん並び、手書きの「冷たいビールあります」の文字が踊り、あったかいけんちん汁やなめこ汁が売られていました。
うららかな春の1日、奥高尾に遊ぶ幸せを感じながら、考えました。
いつか、また東北の山を歩こう。
帰りは、漁港の町に寄り道して、新鮮な海鮮丼を食べて、魚をたくさん買って、宅配便にしてもらって。
そんな日が、また戻ってくる。
1年や2年じゃ、そんなふうにならないかもしれないけれど、10年以上かかるとも思いません。
じゃあ、10年後、そういう日がくることを楽しみに。
そのときに足腰が弱って山を歩けなくなっていたらつまりません。
山は、歩かないでいると、歩けなくなりますから、それまで、トレーニングにはげみます。
いや、単純に、山歩きはやめたくない、というだけの話なんですが。
奥高尾は、今はまだ梅が主役。
キクザキイチゲやニリンソウも咲いていました。
あと半月もすれば、桜が咲くでしょうか。
その頃にまた行ってみようと思います。
写真は、今日の陣馬山頂からの富士山。
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