たまりば

地域と私・始めの一歩塾 地域と私・始めの一歩塾三鷹市 三鷹市

2022年09月17日

三か月ぶりに都立小金井公園まで歩きながら、セミとカラスと英語のことを考えました。

三か月ぶりに都立小金井公園まで歩きながら、セミとカラスと英語のことを考えました。

2022年9月16日(金)、久しぶりに散歩に出かけました。
今年は、6月に早くも猛暑日になってしまいました。
そこでもう気持ちが折れて、部屋でときどきビリーズブートキャンプをやっていましたが、まあ全体に運動不足です。
コロナが少しは落ち着いてきて、今年も秋には山に行けるかも。
その準備も兼ねて、足慣らしの散歩に出かけました。

いつものように、三鷹駅北口から、玉川上水緑道を西へ。
ミンミンゼミがまだ鳴いているのに驚きました。
セミの寿命は地上で7日間ではなく約1か月。
とはいえ、うちの近所のセミは、8月で姿を消しました。
まだ鳴いているんですね、セミ。

住居の通路脇の木は、2年ほど前に枝をすべて切り落とされたのですが、木の生命力というのは凄いもので、今年の夏はそれまで以上に枝を広げ、通路にかかっていました。
その木に棲むセミが、なかなかの暴れ者。
8月中は通路でセミから逃走する日々でした。
おとなしくしてくれていれば何もしないのに、通路を歩く人の気配に勝手に「ギチチー」と鳴いて威嚇するセミ。
それだけならいいのですが、驚いて飛ぶセミもいます。
セミは目があまりよくないのだそうで、通路に飛び出してしまうと、壁や天井にガチンガチンぶつかって、スマートボールのようです。
木に戻れないのですね。
下手をすると、こちらに襲いかかってきます。
まかり間違って、ドアから部屋に入ってきたら、最悪です。
憂鬱なひと月でした。
もう、すっかりセミが嫌いになりました。
とはいえ、その木にはスズメも来るので、ある程度はスズメがセミを捕食してくれて、それでいなくなるのが早かったのかもしれません。
今はもう、秋の虫の声しか聞こえない平和な通路です。

夏から秋へのはざまの玉川上水緑道。
境の浄水場を越えて、桜橋を右折。
次の交差点で井の頭通りを左折。
細長い公園を歩いていき、大きな交差点を渡ると、多摩湖自転車歩行者道。
狭山境緑道です。

片耳イヤホンで聴くのは、ラジオの英語講座の録音。
夏期講習の忙しさにかまけてたまってしまい、まだ8月末の放送の録音を聞いています。
ためてはいますが、今までもそうだったように、いずれ追いつきます。
土日は放送がないので、その分だけ、週に2日ずつ追いつけると思います。

英語と言えば、都立高校を受験する中3生徒が対象の英語スピーキングテストの問題点がようやく世間に知られるようになってきました。
保護者の方たちの反対運動も活発化し、都議会も動き始めています。
それでも、まだ動きが遅く、心配です。
このテストが行われるのは、今年度が初めてです。
何とか中止にできないものか。

英語のスピーキングテスト。
受験する高校の英語の先生が採点するというのなら、わかります。
民間企業が問題を作り、その民間企業が採点も請け負い、海外の誰か(バイト?)に採点させる。
そんなことで公平性が担保できるとは思えません。
それが、都立高校入試に加点される。
こんなバカな話が、何でここまで実現化しているのでしょう。
ありえないでしょう・・・。
大学入試の民間英語テスト導入をぎりぎりで阻止できたように、今回もどうにか阻止できるといいのですが。

教育を金儲けに利用するのが悪とは言いませんし、私もその一端に属するものですが、節度というものがあります。
受験の内側に汚い手を突っ込んではいけない。
教育産業は、あくまでも外部から生徒を支え、志望校合格に導き、その対価をもらう商売だと思うんですよ。
塾経営も。
教材を作る企業も。
模試を運営する企業も。

そんなことをつらつら考えながら、小学校前の土手に上がり、銀色の道しるべを見下ろして、左折。
水路の脇の道を行き、鈴木街道の交差点を渡ると、都立小金井公園です。
いきなり、ヒマワリの黄色い帯が目をひきました。
まだ、ヒマワリが咲いています。
コスモスも咲き始めていました。
これからの最盛期に備えてか、コスモス畑の周囲では草刈りが行われていました。

いつものように、できるだけ土の道を、公園北西部まで歩き、キキョウなど撮影して、もと来た道を戻りました。
あれ?
カラスがいない。
気がつくと、1羽もいないのです。
前回、私はカラスに威嚇されました。
私だけだったとは思えません。
ここは子ども向けの施設のある公園。
子どもがカラスに襲われたりすると怖いから、駆除されたのでしょうか。
うーん。
ヒナを育てている時期以外は、そんなに人間に危害を加えてこないと思うけれど、カラスは大きいから、やっぱりちょっと怖いですよね。
私はセミのほうが怖いですが。
セミのあの闇雲感が怖い。
カラスは賢いから、意味のない行動はとらない。

さて、正門から、帰ろう。
信号を渡って、玉川上水緑道を東へと戻ります。
上水の右岸を行くと、途中からは草むらに変わり、かなり歩きにくくなっていました。
ここを歩く人はしばらくいなかったのかというほどに。
ここも、やがて草刈りされるのでしょう。

気温は30度までには至らず、それなりに風もあるけれど、3か月ぶりの散歩はやはり少しこたえます。
疲れてきました。
三鷹への道を遠く感じました。
もう少し身体を慣らさないと。
ときどき見えるヒガンバナ。
濃い赤が、玉川上水の深い草むらの奥でも目をひきます。
少しずつ秋が来ています。
1週1週涼しくなるから、その分、散歩も楽になるでしょう。

都内のコロナ感染者は、1万人を切る日も多くなってきましたが、去年のように千人以下にまでは下がらないのでしょうか。
どこらへんで見極めて山に行くことにしようかと考慮中です。




  • 同じカテゴリー()の記事画像
    上川乗から笹尾根を経て三国山、鎌沢入口へと歩きました。2024年4月。
    多摩湖自転車歩行者道から、八国山に行ってきました。2024年4月。
    ヤゴ沢から景信山、明王峠から与瀬神社に下りました。2023年5月。
    外秩父七峰縦走ハイキング大会の思い出。
    古里駅から御岳山に登り、日ノ出山に縦走しました。2023年4月。
    上川乗から笹尾根を越えて、三国山まで歩きました。2023年4月。
    同じカテゴリー()の記事
     上川乗から笹尾根を経て三国山、鎌沢入口へと歩きました。2024年4月。 (2024-04-15 13:42)
     多摩湖自転車歩行者道から、八国山に行ってきました。2024年4月。 (2024-04-07 16:12)
     ヤゴ沢から景信山、明王峠から与瀬神社に下りました。2023年5月。 (2023-05-29 16:39)
     外秩父七峰縦走ハイキング大会の思い出。 (2023-04-30 18:52)
     古里駅から御岳山に登り、日ノ出山に縦走しました。2023年4月。 (2023-04-24 16:15)
     上川乗から笹尾根を越えて、三国山まで歩きました。2023年4月。 (2023-04-12 12:33)

    Posted by セギ at 13:51│Comments(0)
    ※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
    上の画像に書かれている文字を入力して下さい
     
    <ご注意>
    書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

    削除
    三か月ぶりに都立小金井公園まで歩きながら、セミとカラスと英語のことを考えました。
      コメント(0)