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2021年06月06日

多摩湖自転車歩行者道から都立小金井公園へ歩きました。2021年6月。

多摩湖自転車歩行者道から都立小金井公園へ歩きました。2021年6月。

2021年6月1日(火)、今週も散歩をしてきました。
三鷹駅北口から、玉川上水緑道を西へ。
昨夜の雨で、大きな水たまりが2か所。
水たまりを避けて歩きます。
そういえば、尾瀬や東北の山は、晴れた日も登山道が泥でぐちゃぐちゃで、大きな水たまりのできている山が結構ありました。
山全体が水を含んだスポンジみたいなのかもしれません。
池塘や沼も点在しています。
沢も多く、水に不自由しない山。
そんなことを思い出します。
玉川上水で水はけが悪かったのは三鷹駅周辺のみで、あとは、土の道でも水たまりはありませんでした。

交差点を渡って、玉川上水緑道の左岸をさらに進みます。
夏草がわさわさ生えて、もともと狭い道がさらに狭くなり、緑に押しやられるようにして緑道の淵を歩くこともあります。
道路とは段差があるので、落ちたらちょっとまずい。
慎重に歩いていきました。

次の信号を渡ると、緑道は広くなりました。
右手は、浄水場。
歩道も半舗装でちょっと固いけれど、気持ちのよい散歩道です。

浄水場の終わり、桜橋の交差点で今日は右折しました。
舗装された歩道を歩きます。
その次の浄水場西の交差点で、左折。
井の頭通りを行きます。
ここから自転車道の入口までの区間だけ、井の頭通りには、土の歩道がついています。
細長い公園のようになっているのです。
花も多く植えられています。
紫陽花がきれい。
・・・え?
・・・これは、ムサシノキスゲ?
一株だけ、黄色い花が咲いていました。
そう見えるのは、私の植物を見る力が足りないのだろうか?

突き当たりの大きな交差点を渡ると、多摩湖自転車歩行者道の入口です。
センターラインの入っているアスファルトの自転車道と、舗装された歩行者道に別れています。
歩行者道をとことこ歩きました。
ここは、毎年春に自転車でお花見に来る道です。
桜並木が、ずっと多摩湖まで続いています。
今は実がなる時期かな?
そう思って、葉の裏をよくのぞくと、赤い実や黒っぽい実がついていました。
食べられそうにありませんが。
鳥は食べるかなあ?

平日なので、散歩の人やジョギングの人もまばらでした。
自分のペースでとことこ歩いていきます。
大きなビワの木がたわわに実をつけていたり。
紫陽花がきれいだったり。

そうこうするうちに、右手に小学校が見えてきました。
そこから、歩行者道は土手の上に上がっていきます。
土手に上がらない歩行者道も整備されてありますが、土手の道は舗装されていないので、何となく歩きたくなります。
土手から、左手にこんもりと森が見えました。
あれは、小金井公園ではないかな?
とすると、そろそろ、左折したほうがいい。
下の道に、道しるべのようなものが立っているのも見えました。
あそこで左折するのが、小金井公園への近道なのだろうか。
とりあえず、土手の道をそのまま歩き、なだらかに下って、自転車道と合流。
その先の小さな交差点でV字の形に戻ることにしました。

しかし、その道は、道路を歩く時間が多少長かったので、やはり、道しるべの通りに曲がるのがベストの選択なのでしょう。
小金井公園の森は目の前に見えているのですが、フェンスで覆われているのです。
ともあれ、とことこ歩いていくと都立小金井公園の入口にたどりつきました。
花小金井口、というのでしょうか。
いつもの入口が正門とすれば、こちらは裏門の印象です。

大樹が並び、濃い影を落とす広い道を公園へと入っていきました。
都立小金井公園のたたずまいは、他のどの公園とも違っています。
大半の土地が平らで、そして広大です。
面積は約80ヘクタール。
都立公園としては最大規模。
武蔵野の雑木林を生かし、そこかしこに草原も広がる、贅沢な造りの公園です。

裏門から入っていくと、前回ヒナゲシが咲いていた草原が左手に見えました。
まずそこに向かっていきました。
前回は点々と不規則に咲いて、怪しい印象のあったヒナゲシ。
今は、一斉に咲いて、風に揺れていました。
赤いヒナゲシが大半ですが、中にはピンクや白も見られます。
上の画像がそれです。

ヒナゲシの草原の周囲を1周し、そこから、前回とは逆コースをたどりました。
濃い緑の葉の繁る八重桜の中の緩い坂道を登っていきます。
登りきると、富士見の丘。
てっぺんは平らな丘で、ベンチが並んでいます。
今は木が育って、富士山も見えないそうです。
斜面に、スノーボートで滑り降りるスロープが設置されてありました。
ただの芝生ではなく、ローラーのようなものが敷かれています。
見た目はかなりスピードが出そう。
しかし、滑っているのは、たいてい幼児とお母さん。
実際はそんなにスピードは出ないようで、安全に遊んでいました。
係員の人がいて、滑る人たちを補助しています。
1回使ったスノーボードは、液体につけているのが見えました。
除菌しているのでしょう。
このご時世、余分な仕事が多くて、大変ですよね。

うちの教室もそうです。
1回の授業ごとに机や椅子に洗剤のスプレーを吹きかけ、拭き取る。
早い時期に、新型コロナウィルスを除去できるという研究結果が発表された製品です。
研究結果が出ないうちから、データを公表してくれて構わないとした会社の英断は、格好よかったなあ。
漠然と「除菌」「殺菌」と書いてある製品よりも、信用できます。 
換気をして、ドアノブとインターホンも除菌。
そんなことも、もう1年以上続き、普通の習慣になりました。
コロナ禍が落ち着いた後も、やり続けるかもしれないほどに。
やったほうが気持ちがいいですから。

コロナが去った後も、エレベーターや信号のボタンは、手で直接は触われないかもしれません。
コロナが私たちに残していくものは、たぶんとてつもなく大きい。


富士見の丘から木段の道を下り、のんびりと正門へと歩いていきました。
正門の花壇には、サルビア。
すべての花壇にサルビアが植えられていました。

信号を渡り、帰り道はいつもの玉川上水緑道を歩きました。
草むらの中に、ホタルブクロの花。

ここはすぐ横が住宅街なので、庭から逃げ出した園芸種も見られます。
ムラサキカタバミと交代して、今、目立つのは、タチアオイ。
赤い花、白い花。
タチアオイのすっと立つ姿は、気持ちいいですね。
夏らしい花と感じます。

土の道はやはり歩きやすい。
どんどん進むことができます。
五日市街道が玉川上水から逸れていったので左岸に回りました。
ここは夏草の勢いがすごくて、体を横にして通らなければならないところもありました。
草いきれの中の道です。


夏の山道。
轟々と流れる沢。
焼け落ちた赤い夕空。
テントを張って、低くラジオをかけて、コーヒーを飲んで。
そんな日も、来年には戻ってくるはず。


そうしたことを考えながら歩くと、あっという間に三鷹駅北口まで戻ってきました。
さあ、今日も夕方から授業です。



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