2021年05月14日
都立小金井公園に咲く赤い花。2021年5月。
2021年5月12日(水)、今週も散歩をしてきました。
歩いていると、普段と同じ道でも気づかなかった花に気づきます。
ハコネウツギは白い花がピンクや赤に色を変えていくので、1本の木の中で花がカラフル。
ニオイバンマツリも、白と紫が一度に咲いて見えるので、不思議できれい。
だんだんと初夏の花が咲いてきて、住宅街の散歩も楽しいですね。
園芸種は華やかだなあ。
そんなことを思いながら、のんびり歩いていき、三鷹駅北口から、玉川上水緑道を西へと進みました。
緑道には、ときどき、エゴノキがあることにも初めて気づきました。
葉の裏に白い花が沢山さがっていました。
涼しげな眺めです。
交差点を渡り、さらに左岸を行きます。
ここは歩道が細く、木の根が出ているところも多いので、用心して歩きました。
右手に公園。
樹木が多く、人が少なく、ここも居心地良さそうでした。
交差点を渡ると、そこからは歩道が広くなりました。
右手は浄水場がずっと続いています。
樹木が濃い陰を落とす、雰囲気のよい散歩道です。
さらに交差点を渡ると、緑道の入り口付近は特に樹木が鬱蒼としていました。
秋・冬の散歩と違って、この時期、虫が出てきました。
帽子をかぶっていると、少し安心します。
帽子・長袖シャツ・軍手。
山歩きのときと同じ、最強の装備で歩きます。
五日市街道が右手から合流してきた交差点からは、上水の右岸に移動しました。
こちらも舗装されていません。
歩きやすい土の道が続いています。
左岸も未舗装の緑道は続きますが、五日市街道なので、車の音が少しうるさいです。
右岸は道路の交通量も少なく、気楽に歩けました。
この辺は普通の住宅街のせいか、緑道にも園芸種の花が咲いています。
誰かが植えたんじゃないのと思うほど、花壇のように咲いているところもありました。
ひと月ほどまえに歩いたときも見た、ムラサキカタバミ。
茎が高く伸び、葉は枯れかけて、別の植物のような姿になっていましたが、花は変わらずぴかぴかのピンク色でした。
庭やプランターから逃げてきたのでしょう。
きれいだから、まあいいか。
橋を渡って、都立小金井公園正門。
ここまで、1時間半かかりました。
信号を渡って、正門から、公園に入っていきました。
どーんと広い舗装された道が奥へと続いていきます。
いつも多くの花が花壇に植えこまれていて、目を楽しませてくれるところです。
そこの花壇に、花が全くありませんでした。
土がむきだしになっています。
ちょうど、端境期なのかな?
それとも、緊急事態宣言で、花植えの作業が中断されたのでしょうか。
平日ということもあり、人の姿もまばらです。
ここは、日曜日でも「密」を感じたことがないほど広い公園です。
ちょっとぶらぶらするだけで小一時間経ってしまいます。
前回は、東側を歩いてみたので、今回は、北に行ってみることにしました。
「こどもの広場」から、前回と同様、木段で「富士見の丘」に登って、緩やかに坂道を下り、さらに北上してみました。
広い緑地が広がっています。
木も植えられていない草原に、ポツンと赤い花が見えました。
何だろう?
近づいていくと、ぽつんぽつんと赤い花。
わあ・・・。
芥子の花だ。
真っ赤なケシの花。
これは、ヒナゲシでしょうか。
鮮烈な赤い色。
ヒナゲシという可愛らしい名前と実物がこんなに印象が違う花も珍しい。
私の世代ですと、ヒナゲシは、丘の上でアグネス・チャンが花占いをしているイメージですので、この花とは結びつかないのです。
咲き方のせいもあるのでしょう。
広い草地にまばらにパラパラと不規則に咲いているので、自生のはずがないのに自生しているように見えるのです。
種をまいて誰かが育てているという感じがしない。
都立小金井公園、奥深い。
今回は、長い距離を歩きたいという思いで選んだコースで、花を見に来たわけではないのですが、思いがけないものを見ました。
凄いなあ。
何か癖になるなあ。
来年も見に来ようかなあ。
考えてみると、私のホルダーには赤い花の画像がありません。
自然の中で真っ赤な花を見た記憶もほとんどありません。
そういえば、遠い昔、三ツ峠で見た山のバラは、赤かった。
バラの原種に近い花だと聞きました。
バラは、華やかで欧風なので、明治の頃に日本に来たような印象がありますが、平安時代の文献にも残っているほど、古くから日本にある花。
あの画像は、何年も放置しているデジカメの中にあるはず。
しかし、今のデジカメと違って、簡単にパソコンに転送できません。
やろうと思えばできるのですが、やり方を調べて、必要なものを購入してとなると、面倒くさいなあ。
半分はCDに焼いてもらってあるけれど、残り半分は放置してあります。
当時のガラケーで撮影した画像は、今となってはかなり残念なものになっているので、デジカメでも撮影しておいて良かったのですが。
こうしたメディアの進歩は、少し迷惑なことがあります。
音楽もそうです。
レコードやカセットテープが、今、若者の間で静かなブーム、などとたまに聞きますが、私が処理に困っているのは、むしろ大量のMDで、これは若者の間でも「静かなブーム」が起こりません。
カセットテープのことは知っている若者も、MDの存在を知りません。
カセットテープを再生できるラジカセは、今でも安いものが手に入りますが、MDプレイヤーは、かなりマニアックで、少し高い。
MDどころか、CDですら、先細りの現状です。
去年から、都立高校入試過去問集に英語リスニングCDが付かなくなりました。
代わりに、QRコードが問題集に印刷されています。
中学生がCDプレイヤーを持っていないことが普通になってきているので、この変革はむしろ当然なのでしょう。
今年から、中学生の英語の教科書にもQRコードがつきました。
しかし、塾としては、CDをつけてくれたほうが、操作が簡単です。
都立高校入試過去問集は、別売でCDを売ってほしい・・・。
円盤で持っておきたい。
教室で、QRコードを使ってリスニング問題を聴くのは、音質も課題です。
個人で聴くならスマホで直接聴けばいいけれど、教室で聴くとなると、Bluetooth スピーカーがあったほうがいい。
また備品が増える。
それでも、秋までには準備しないと・・・。
いけない、いけない。
気がつくと、仕事のことを考えていました。
しかも、ヒナゲシの花から。
どういう連想だ。
時計を見ると、午後2時。
もうそろそろ帰らないと。
帰り道も勿論徒歩です。
さあ、帰って、授業です。
歩いていると、普段と同じ道でも気づかなかった花に気づきます。
ハコネウツギは白い花がピンクや赤に色を変えていくので、1本の木の中で花がカラフル。
ニオイバンマツリも、白と紫が一度に咲いて見えるので、不思議できれい。
だんだんと初夏の花が咲いてきて、住宅街の散歩も楽しいですね。
園芸種は華やかだなあ。
そんなことを思いながら、のんびり歩いていき、三鷹駅北口から、玉川上水緑道を西へと進みました。
緑道には、ときどき、エゴノキがあることにも初めて気づきました。
葉の裏に白い花が沢山さがっていました。
涼しげな眺めです。
交差点を渡り、さらに左岸を行きます。
ここは歩道が細く、木の根が出ているところも多いので、用心して歩きました。
右手に公園。
樹木が多く、人が少なく、ここも居心地良さそうでした。
交差点を渡ると、そこからは歩道が広くなりました。
右手は浄水場がずっと続いています。
樹木が濃い陰を落とす、雰囲気のよい散歩道です。
さらに交差点を渡ると、緑道の入り口付近は特に樹木が鬱蒼としていました。
秋・冬の散歩と違って、この時期、虫が出てきました。
帽子をかぶっていると、少し安心します。
帽子・長袖シャツ・軍手。
山歩きのときと同じ、最強の装備で歩きます。
五日市街道が右手から合流してきた交差点からは、上水の右岸に移動しました。
こちらも舗装されていません。
歩きやすい土の道が続いています。
左岸も未舗装の緑道は続きますが、五日市街道なので、車の音が少しうるさいです。
右岸は道路の交通量も少なく、気楽に歩けました。
この辺は普通の住宅街のせいか、緑道にも園芸種の花が咲いています。
誰かが植えたんじゃないのと思うほど、花壇のように咲いているところもありました。
ひと月ほどまえに歩いたときも見た、ムラサキカタバミ。
茎が高く伸び、葉は枯れかけて、別の植物のような姿になっていましたが、花は変わらずぴかぴかのピンク色でした。
庭やプランターから逃げてきたのでしょう。
きれいだから、まあいいか。
橋を渡って、都立小金井公園正門。
ここまで、1時間半かかりました。
信号を渡って、正門から、公園に入っていきました。
どーんと広い舗装された道が奥へと続いていきます。
いつも多くの花が花壇に植えこまれていて、目を楽しませてくれるところです。
そこの花壇に、花が全くありませんでした。
土がむきだしになっています。
ちょうど、端境期なのかな?
それとも、緊急事態宣言で、花植えの作業が中断されたのでしょうか。
平日ということもあり、人の姿もまばらです。
ここは、日曜日でも「密」を感じたことがないほど広い公園です。
ちょっとぶらぶらするだけで小一時間経ってしまいます。
前回は、東側を歩いてみたので、今回は、北に行ってみることにしました。
「こどもの広場」から、前回と同様、木段で「富士見の丘」に登って、緩やかに坂道を下り、さらに北上してみました。
広い緑地が広がっています。
木も植えられていない草原に、ポツンと赤い花が見えました。
何だろう?
近づいていくと、ぽつんぽつんと赤い花。
わあ・・・。
芥子の花だ。
真っ赤なケシの花。
これは、ヒナゲシでしょうか。
鮮烈な赤い色。
ヒナゲシという可愛らしい名前と実物がこんなに印象が違う花も珍しい。
私の世代ですと、ヒナゲシは、丘の上でアグネス・チャンが花占いをしているイメージですので、この花とは結びつかないのです。
咲き方のせいもあるのでしょう。
広い草地にまばらにパラパラと不規則に咲いているので、自生のはずがないのに自生しているように見えるのです。
種をまいて誰かが育てているという感じがしない。
都立小金井公園、奥深い。
今回は、長い距離を歩きたいという思いで選んだコースで、花を見に来たわけではないのですが、思いがけないものを見ました。
凄いなあ。
何か癖になるなあ。
来年も見に来ようかなあ。
考えてみると、私のホルダーには赤い花の画像がありません。
自然の中で真っ赤な花を見た記憶もほとんどありません。
そういえば、遠い昔、三ツ峠で見た山のバラは、赤かった。
バラの原種に近い花だと聞きました。
バラは、華やかで欧風なので、明治の頃に日本に来たような印象がありますが、平安時代の文献にも残っているほど、古くから日本にある花。
あの画像は、何年も放置しているデジカメの中にあるはず。
しかし、今のデジカメと違って、簡単にパソコンに転送できません。
やろうと思えばできるのですが、やり方を調べて、必要なものを購入してとなると、面倒くさいなあ。
半分はCDに焼いてもらってあるけれど、残り半分は放置してあります。
当時のガラケーで撮影した画像は、今となってはかなり残念なものになっているので、デジカメでも撮影しておいて良かったのですが。
こうしたメディアの進歩は、少し迷惑なことがあります。
音楽もそうです。
レコードやカセットテープが、今、若者の間で静かなブーム、などとたまに聞きますが、私が処理に困っているのは、むしろ大量のMDで、これは若者の間でも「静かなブーム」が起こりません。
カセットテープのことは知っている若者も、MDの存在を知りません。
カセットテープを再生できるラジカセは、今でも安いものが手に入りますが、MDプレイヤーは、かなりマニアックで、少し高い。
MDどころか、CDですら、先細りの現状です。
去年から、都立高校入試過去問集に英語リスニングCDが付かなくなりました。
代わりに、QRコードが問題集に印刷されています。
中学生がCDプレイヤーを持っていないことが普通になってきているので、この変革はむしろ当然なのでしょう。
今年から、中学生の英語の教科書にもQRコードがつきました。
しかし、塾としては、CDをつけてくれたほうが、操作が簡単です。
都立高校入試過去問集は、別売でCDを売ってほしい・・・。
円盤で持っておきたい。
教室で、QRコードを使ってリスニング問題を聴くのは、音質も課題です。
個人で聴くならスマホで直接聴けばいいけれど、教室で聴くとなると、Bluetooth スピーカーがあったほうがいい。
また備品が増える。
それでも、秋までには準備しないと・・・。
いけない、いけない。
気がつくと、仕事のことを考えていました。
しかも、ヒナゲシの花から。
どういう連想だ。
時計を見ると、午後2時。
もうそろそろ帰らないと。
帰り道も勿論徒歩です。
さあ、帰って、授業です。
Posted by セギ at 13:27│Comments(0)
│山
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