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2020年11月16日

玉川上水緑道を歩きました。鷹の台駅から玉川上水駅まで。2020年11月。

玉川上水緑道を歩きました。鷹の台駅から玉川上水駅まで。2020年11月。

2020年11月8日(日)、玉川上水緑道を歩いてきました。
前回の到達地点、西武国分寺線鷹の台駅の踏切の側に、自転車駐輪場があるのを前回見ていました。
そこまで、三鷹からまずは自転車で行きました。

何だかんだで11:00に出発。
結局、いつもこんな時間になってしまいます。
山に行くときとは違い、そもそも早起きする気がないうえに、朝食もしっかり作って食べるし、前夜ではなく出発する直前に支度をするし。
でも、この気軽さがウォーキングの魅力でしょう。

三鷹駅北口から、玉川上水沿いの道を自転車で出発。
交通量の多い道路はできるだけ避けて走りたい。
まずは、川の右岸、南側の道が細いけれど舗装されていて、安心して走れました。
ほどなく大きな交差点。
押しボタン式信号で道路を渡り、川の左岸、北側に回ります。
ここから、やがて境浄水場の脇を通る、桜橋交差点までの一直線の道は、車通りが少なく、信号もない、快適な道でした。

以後は、五日市街道と合流するので、左岸は避け、右岸の上水桜通りを走りました。
こちらも、道幅が比較的広いのに車通りは少なく、快適でした。
道路標識を見ていると、一方通行で、しかも交差点を挟んで一方通行の向きが変わったりします。
これでは、付近の詳細を知らないドライバーは入ってこられないですね。

信号が少なく、走っていて楽で、先週よりもあっと言う間という印象で小金井公園付近まで来ました。
ここから先、しかし、玉川上水緑道の両岸が交通量の多い道路である箇所がありました。
右岸から、小さな橋を渡って、左岸の緑道へ。
この付近だけ、緑道が舗装されているんです。
半分だけ舗装されている道は、途中から、全舗装に変わります。
これは、両岸の道路が交通量が多いので、自転車のことを考えて舗装してくれているのかもしれません。
前回歩いたときは、ここも土の道ならいいのにと思ったのですが。
立場を変えてみなければわからないことがあります。
ここは舗装してくれて、ありがとうございます。

緑道の舗装が尽き、再び、大きな交差点。
五日市街道が大きくそれていくと車の量は減り、再び道路の左端を走れるようになりました。
少し入り組んだ道から踏切を越え、そこからは川の右岸を走りました。
そろそろ鷹の台駅。
前回確認した駐輪場に到着です。11:50。

しかし、そこは月ぎめ契約している人のための駐輪場でした。
日曜だから空いているとはいえ、他人のスペースに駐輪したらまずいだろうときょろきょろしていると、奥に一時駐輪場を発見。
管理人さんがいて、前払い、24時間100円でした。

さあ歩き始めます。
今回も、行きは川の左岸、帰りは川の右岸を歩くことにしました。
まずは、前回も歩いた道を行きます。
玉川上水と並行して堀があり、水が流れています。
緑道の両側に樹木が並び、木陰が涼しく、広く気持ちの良い道でした。
ウオーキングの人が行き来していますが、皆さんマスクをつけていますし、「密」ということはなく、気持ちよく歩けました。
前回の終点、小平市立上水公園。
水際ということもあるのか、早い紅葉が始まっていました。
立ち止まって秋の風景の中にしばらく身をおきました。
さらに行くと、都立小平西高校。
ははあ、ここにあったのかあ。

さらにその先、足湯の施設がありました。
「こもれびの足湯」。
ごみ焼却場で生じた熱を利用している施設のようです。
無料。木曜定休。
ただし、11月19日~12月1日は、焼却炉定期点検のため休場だそうです。
屋外施設で、屋根がついている場所、ついていない場所、あわせて3か所ほどの足湯。
入口付近にザックがまとめて置いてあったりもして、団体客が来ていたのでしょう、それなりに混雑していました。
コロナ禍でなければ私も入りたかったなあ。
入口に設置されたアルコール消毒液をありがたく利用させていただき、さらに先に進みました。

そこまでずっと、道幅の広く気持ちのよい土の道が続いていましたが、足湯の施設からしばらく行くと、何やら玉川上水関連の石碑があり、そこで土の道は途絶えました。
そこからは、舗装道路を歩きました。
上水は、浄水場のような施設に変わり、それを眺めながら、舗装道路を歩いていくと、また道路の端には未舗装の道が。
しかし、乾いた砂利まじりの砂の道で、あまり気持ちのよい道ではありません。
右手に、駅が見えてきました。
ああ。玉川上水駅だ。
では、ここが玉川上水緑道の終点なのでしょうか?

駅前を通り過ぎて、緑の深いところに近寄っていくと、そこから再び、土の道が始まっていました。
川幅は広くなり、川面も明瞭で、さらさらと水が流れていきます。
これはもう、普通の川です。
三鷹の、水があるのかないのか、緑と底が深すぎてよくわからない玉川上水と同じ川とは思えないほどです。
緑道の雰囲気が変わるのが楽しく歩いてきたけれど、川がこれほど変わるとは予想していませんでした。

道に、イラストマップの看板が立っていました。13:30。
玉川上水緑道は、この先も、西武立川駅付近、拝島駅付近を過ぎ、多摩川まで続いているのが描かれていました。
緑道が途切れる箇所は少なく、少なくとも川のどちらかは未舗装の様子です。
これは、凄い。
凄いけれど、もうこの先は、公共交通機関を使わないと、歩けない。
コロナ禍が去ったら、電車を使って、この先を歩こうかな。
でも、そのときには、やっぱり山を歩くほうを選んでしまうかな。

橋を渡って、右岸へ。
右岸は南側なので、日当たりのせいでしょう、土が乾いていて、ある意味殺風景な道になりがちです。
山道でも、本当に気持ちの良い道と、この道あんまり好きじゃないなという道があります。
でも、それは、季節や天候によっても大きく左右されるので、春の頃に歩いたら、この道も花盛りの気持ちの良い道なのかもしれません。
左岸と違い、途中で舗装道路になることもなく、浄水施設横を過ぎました。
その先、前を歩く男性が、道から少し逸れる木段を下りて行ったので、何かあるのかと、それに続いて下りてみることにしました。
木段の下には、人工的な滝がありました。
石が何段にも組まれ、そこから、水があふれ出ています。
「甦る水100選」の説明版がありました。

「この水は、昭島市にある東京都流域下水道 多摩川上流処理場からの再生水です。
これによって、水がなくなった玉川上水に清流がよみがえりました。
わが国の清流復活の先駆けとして全国の甦る水100選に選ばれました」

木段をさらに下りていくと、細い沢が。
上の画像がそれです。

これが、玉川上水。
水質はわかりません。
けれど、山の中を流れる沢のように見えました。

ここまで来てよかった。
ここを終点として、満足だ。
そのように思い、川の右岸を戻りました。




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    Posted by セギ at 12:05│Comments(0)
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