たまりば

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2020年02月10日

南高尾山稜を歩きました。2020年2月。

南高尾山稜を歩きました。2020年2月。

2020年2月9日(日)、南高尾山稜を歩いてきました。

前日、高尾のビジターセンターのサイトを見ると、南高尾山稜は現在、大洞山~大垂水峠間が通行不可となっていました。
大垂水峠の歩道橋近くのあの崖っぷち道はもともと狭かったから、台風で登山道が崩落したのだろうと想像されます。
台風直後に聞いた情報では、見晴らし台付近の登山道が崩落したということでしたが、そのような記載は今はないので、高尾山口駅から、大洞山までは行くことができるのでしょう。
では、高尾山口から大洞山まで行って、中沢峠に戻って梅ノ木平に下山するというコースで歩いてみようかな?
そのように計画して、出発しました。

相変わらず腰痛があるので、今回は、腰に使い捨てカイロを貼って、高尾山口駅を出発。8:55。
カイロは効果があり、お尻の凝りは昼頃まで穏やかでした。
とはいえ、腰の様子を見ながらそろそろと歩くので、いつもよりずっと遅い歩行ペースです。

甲州街道の交差点を渡って、ゆるい登り坂を左方向に歩いていくと、すぐに草戸山の道しるべが見えてきます。
その道しるべの通りに、民家の横の細い道を登っていきます。
道はすぐ、どこの深山?という雰囲気になります。
登りきると四辻。9:10。
ここを右折して、そこからは小さなピークが繰り返されます。
東高尾と呼ばれるこのあたりの道は、アクセスが良いのに山深い印象があります。
今日は特別寒い朝だからか、それとも、南高尾登山道不通のせいか、例年よりも登山者が少ない気がしました。
私が初めてこの道を歩いた頃も、登山者の数はこんなふうでした。
たまに、単独行の人がいる程度。
トレイルランニングというスポーツそのものが存在しませんでしたので、走っている人はいませんでした。
あまり人に知られていない、気持ちの良い登山道。
腰痛を抱え超ゆっくりペースの今は、後ろを気にしなくて良いのはありがたいです。

小さいピークを登っては下り、登っては下り。
かなり急な下りもありますが、ロープが整備され、腰を庇いながらでも降りていけました。
草戸峠。10:20。
高尾山の尾根がよく見える峠で、ベンチが沢山並んでいる休憩適地です。
水分補給して、さて、もうひと頑張り。
少し下って、最後の登りを行くと、草戸山。10:30。
城山湖を見渡す休憩所が設置されてあります。
ここも休憩適地です。
休憩所脇のベンチに座って、休憩。
一応お尻をマッサージ。
まだそんなに凝っていない。ありがたい。

ここからは、急な階段道が多くなります。
道幅が広く歩きやすい緩やかな上り道と、急な階段の上り道の繰り返しです。
横には階段が整備される前の急な斜面も残っていて、そこを歩くこともできますが、そこよりは階段のほうがましだと感じるほど急な道です。

三沢峠。11:05。
多くの登山道が集まる五叉路です。
ベンチとテーブルもあり、ここも休憩適地。
ここでも、ほっとひと息し、マッサージ。

さて、ここから南高尾の道です。
登山道は明瞭で落ち葉もよく踏まれてあるので、秋以降にここを歩いた人は多いのだと感じました。
ときどき、脇道にロープが張られてあり、通行禁止となっているのが今までとは違う印象です。
やがて道は崖っぷちの細い道となります。
以前から歩きにくいところだったので用心して進んでいくと、あれ?
以前より、歩きやすい・・・。
ところどころ土嚢が入っていて、道幅が十分保たれているのです。
これは、台風以降に相当な整備が入ったのでしょう。
進むにつれて土嚢の数はどんどん増え、この作業に要した時間や人手に、両手をあわせたい気持ちになりました。
以前はちょっと嫌だなと感じながら通り抜けたところも楽々通過。
樹間からは、富士山の白い姿。
冬枯れの南高尾山稜の良さを満喫しながら、見晴台到着です。11:55。

いつもなら、ベンチはほぼ満席なのですが、ここも空いていて、先客は1人だけでした。
富士山と津久井湖を眺めながら、本日もカップラーメンの昼食。
南向きで温かく、1枚羽織る必要もありませんでした。

さて、出発。
とりあえず大洞山まで行くことにしました。
向こうからやってくる人が、ときおり現れます。
梅ノ木平から来ているのかな?
甲州街道を含む舗装道路歩きが長いので、そんなに人気のある道とは思えないけれど?

そこで、これまで南高尾山稜を歩いていて訊かれることが多いけれど自分からは発したことのなかった質問を、向こうからやってきた単独の登山者に発してみました。
「どこから登っていらしたんですか?」
「え?大垂水から」
「大垂水?大洞山から大垂水の間は、通れないんじゃないんですか?」
「ああ、崖は崩れているけれど、途中から甲州街道に降りられる道があるんですよ」
「・・・行けば、わかりますか?」
「多分・・・。僕も最初、今日と反対周りでその道を降りたとき、特に迷った記憶はないから」

・・・これは、様子を見に行ってみよう。

まずはいつもの細いまき道を用心して歩いていき、中沢峠の道しるべで、梅ノ木平への登山道を確認。
ここに戻ってくることも十分予定した上で、行けるところまで行ってみることにしました。
大体、坂道を直接甲州街道に降りていくなんて、危険極まりないです。
この辺りの甲州街道は、車の通行が激しいのに、歩道がないんだから。
気をつけないと。

そんなふうに思いながら、急な坂道を上り、コンピラ山を越えて、大洞山。12:55。
トレイルランナーの集団と遭遇しました。
これは・・・?
やはり、大垂水から来る人がかなりいる?

そこからも、いつもの下り道です。
落ち葉もよく踏まれて、人が常に歩いているのがうかがえます。
階段道を降りていき、道しるべのところで右に曲がり、そこからはちょっと歩きにくい木の根の作る段差の大きい下り道。
もうすぐ例の細い崖道に入るが大丈夫なのか?と思っていると、その先で登山道がロープで封鎖されていました。
そして、まさにそこから、別の踏み跡が派生していたのです。
いえ、踏み跡というレベルではなく、これも登山道だというレベルのしっかりとした歩きやすい下り道が5メートルほど。
そこからあっという間に舗装道路に出ました。
でも、ここは甲州街道ではないぞ?
道なりに下っていくと、鉄の門が7割ほど閉まっていて、開いているところには鍵のついた鎖が張られてありました。
つまり、車は入ってこられないけれど、歩行者は、その鎖をくぐって通り抜けできるのです。
その先が、甲州街道でした。

・・・Σ(・□・;)

しかし、ここは、どこかの会社の私有地なのではないでしょうか。
通り抜けできるよう、好意で門を開けておいてくれているのではないか?
何と申し訳ないことだろう。
ここは、正規の道ではありません。
こういう善意に増長して、わーい、歩ける、と思うのは、良くない気がする・・・。
すみません、すみません、ありがとうございますと思いながら、甲州街道に出ました。
大洞山~大垂水間の崖路が、早く復旧されるといいなあ。
でも、日影沢林道の復旧のほうがどう考えても急がれることだし。
台風の傷跡は、まだ本当に山の多くに残っています。

そこから甲州街道の歩道のない道を左方向にとぼとぼ歩いていくと、向こうから登山姿の歩行者が2人やってきました。
「どこから来たんですか?」
と例の質問を今度は私がされました。
私は、崖を指さし、
「あのあたりが崩落しているんで、少し手前で下りたんです。大洞山から来ました」
「大洞山。こっちに行くと、高尾駅ですよね?」
その人は、私が歩いてきた方向を指さしました。
「・・・はい、そうですね」
「どのくらいかかりますか?」
「高尾駅まで?歩いたことないですけど、だいぶかかると思いますよ」
1時間?2時間?
わからないので、時間を言うことはできませんでした。

小仏城山から降りてきて、ここで行き詰まった人なのでしょうか。
でも、大洞山の情報に食いつく様子は全くなかったので、最初から、大垂水が終点だったのだと思います。
大垂水からバスに乗る予定だったのかもしれません。
バスの本数があまりに少ないので、歩きだした、ということでしょうか。

大垂水までそのままとぼとぼ歩き、歩道橋を通り過ぎ、小仏城山へと上り返す登山口に入りました。13:30。
あたりの崖は、ワイヤーロープで巨大な網の目のように頑丈に固定されていました。
ここも台風で崖崩れが起きたのでしょうか。
土がむき出しになっているので、表層の土や木は流れ落ちたのだろうと思います。
急な階段を手すりに頼って上っていくと、小さな沢に出ました。
以前よりも沢が登山道に近い。
沢が狭くなり、そして深くなった印象です。

ジグザグの登り道で沢と離れ、その先も緩く登っていくと、道しるべが見えてきました。
ここで息を整え、最初の急登を行きます。
木段が整備されて、歩きやすいですが、とにかく急です。
上りきると、いったん道は緩やかなアップダウンの道となります。
カイロの効果が切れたのか、左のお尻の凝りが始まりました。
でも、先週ほどではなく、何とか歩くことができます。
やがて、再び急登。
これも1回では済まず、一度緩くなって、その先、もう一度最後の急登があります。
ゆっくりゆっくり登っていき、奥高尾縦走路と合流するデッキに出ました。14:30。

今日は本当に寒いので、奥高尾の登山者もいつもより少ないように感じます。
デッキ道や木段道をゆっくり下り、一丁平展望台で、再び富士山を眺めました。
富士山の左手に、風で尾を引いているような雲。
あそこは凄い風が吹いているだろうなあと、飽かず眺めました。
ベンチで少し休憩して、さあ高尾山へ。
今回も勿論、紅葉台は巻きました。
腰が痛いからだけでなく、お目当ては、まき道のシモバシラの氷花。
この寒さならと期待した通り、小さいけれど氷花を見ることができました。

高尾山も巻いて、ケーブル山頂駅。16:05。
今日はさすがに15分間隔の通常運行かと思っていたら、改札後たちまち満員となり、予定より早く、16:10出発。
16:17、降り立ったケーブルカーはすぐに客を乗せて登っていきました。




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