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2019年10月28日

高校英語。分詞構文その3。慣用表現。

高校英語。分詞構文その3。慣用表現。

分詞構文、今回は3回目。
基本は理解できたかと思いますので、今回は、慣用表現についてまとめます。
分詞構文から派生して、慣用表現として固定したものです。
高校の英文法テキストで一覧としてまとめてある場合が多いです。

代表的なものを例文とともに示します。
① strictly speaking 厳密に言うと
Strictly speaking, this sentence is not grammatical.
厳密に言うと、この文は文法的ではない。

これと似ているものに、
frankly speaking 率直に言って
generally speaking 一般的に言って
などがありますので、まとめて覚えてしまうと良いですね。

② speaking of ~ ~と言えば
Speaking of traveling, have you ever been to Athens?
旅行と言えば、アテネに行ったことがありますか。

talking of ~ でも、同じ意味となります。

③ judging from ~ ~から判断すると
Judging from her elegant dress, she must be going to the party.
優雅な服から判断すると、彼女はパーティに行くに違いない。

④ weather permitting 天候が許せば
Weather permitting, we are going on a picnic tomorrow.
天気が良ければ、私たちは明日ピクニックに行く。

⑤ taking ~ into consideration  ~を考慮に入れると、
Taking her age into concideration, she did it very well.
年齢を考慮に入れれば、彼女はそれをとても上手くやった。


もはや分詞1つしか残っていないため、分詞構文の慣用表現であることに気づきにくいものもあります。

⑥ assuming ~ ~だとしたら
Assuming it rains tomorrow, what shall we do?
明日雨が降るとしたら、どうしましょう。

⑦ granting that ~ ~だとしても
Granting that he has enough money to buy the new car, it doesn't mean he is going to do so.
彼にその新車を買う金があるとしても、彼がそれを買うということにはならない。


また、もともとは分詞構文の慣用表現だったのですが、今や接続詞としてとらえられているものには、以下のものがあります。

⑧ providing (that)~ もし~ならば
Providing that it rains tomorrow, what shall we do?
もし明日雨が降るとすれば、どうしますか。

この providing は、provided としても可能です。
これは、分詞構文にする前のもとの形の従属節が能動態も受動態もありえるからです。
If we provide that it rains tomorrow, what shall we do?
を分詞構文にするならば、
Providing that it rains tomorrow, what shall we do?
ですし、
If it is provided that it rains tomorrow, what shall we do?
を分詞構文にするならば、
Provided that it rains tomorrow, what shall we do?
となります。

➈ seeing that ~ ~だから
Seeing that he loved his mother, he called out her with tears.
彼は母を愛していたから、涙を流して彼女に大声で呼びかけた。

⑩ supposing that ~  もし~ならば
Supposing that your husband dies, you will get the insurance money.
もしご主人が亡くなられたら、あなたは保険金を手に入れますよ。


以前も書きましたが、こういう慣用表現はテストには必ず出ます。
大学入試によく出るからです。
単純な分詞構文を書き換える問題などは全員正解できますので、むしろ入試にはほとんど出題されません。
出るのは慣用表現です。
まず、そのことをしっかり理解しておくことが大切です。
何がテストに出るかを理解していない高校生が多いのです。
定期テストは、基本が身についているかを確認する問題も多少は出題されますが、大学入試につながる英語力ということを、進学校の先生は考えて定期テストを作ります。

しかし、そのことを理解していない高校生もいます。
文法の基本だけ理解すれば、それで大丈夫だと思ってしまうようです。
「だって、学校のプリントで練習したのはそれだから」
と思ってしまうのです。
基本を身につける練習は、それは学校の授業でやりますよ。
せめて基本くらいは身につけてほしいですから。
それとテストはまた別です。

基本だけ身につけておけば何とかなるのは、小学校までです。
小学校のカラーテストは基本しか出ません。
学習習慣としてそこから脱却できず、中学生になり高校生になってしまっている人が案外多いのかもしれません。
小学校の頃は、基本だけわかっていれば良いので、余裕をもって学校の授業を受け、テストを受けます。
勉強というのはそういうもの。
テストはそういうもの。
とても簡単なもの。
私が余裕をもって取り組めるもの。
そういう誤解をしたまま中学生になり、高校生になり、テストで思うように得点できなくなっていく中でも学習習慣を変えられず、基本しか身につけようとしない人がいます。
学校のワークを解くのでも、自分は基本問題だけ解ければいいと思っていたりします。
基本問題は解けるから大丈夫だと口に出して言う子もいます。

本当はもうそうではないことにうすうす気づいているけれど、それを認めて難しい勉強をするのは、自分の負担が大きくなるから避けたい。
そんな意識も働いているのかもしれません。
自分は基本は身につけた。
勉強はした。
そうした「アリバイ」だけ作っておきたいというような勉強をしていては、中学・高校と難しくなっていくテストに対応できません。
定期テストを1回受けたら、レベルはわかると思います。
そのレベルにあわせて、次からは勉強のレベルを上げましょうよ。

いや、テストのレベルなんてわからない?
テストが終わればそれっきりで、解き直したり反省したりしていないからです。
嫌なことは忘れたい。
一刻も早く忘れたい。
そんなふうに目を逸らして、毎回新鮮に失敗していませんか。

塾の生徒で、自力でテストのレベルを判断できないならば、私が判断して、以降のテスト対策に生かしていきます。
しかし、テスト問題を持ってくることができない子もなかにはいます。
答案用紙が返却される頃には、問題用紙を失くしてしまっている子たちです。
テストの点数だけを知りたいわけではないので、答案用紙だけ見せられても困るのです。
私は出題レベルと出題形式を知りたい。
それぞれの問題が出題範囲のどこから出たのかを知りたい。

問題用紙を見たときに、この問題は出題範囲のどこから出たのか、私には全く見覚えがなくて困惑することもあります。
「これは、どの範囲から出た問題?」
「多分、朝学習プリントから・・・」
「・・・何ですか、それは?」
というように、私の知らないテスト範囲から多数出題されていて唖然とすることもあります。
テスト範囲の正確な把握は、テスト対策の要です。
そして、テスト範囲はまんべんなく取り組みましょう。
捨てていい範囲はありません。




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