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2019年05月05日

相模湖与瀬神社から奥高尾を歩き、雷雨にあいました。2019年5月。

相模湖与瀬神社から奥高尾を歩き、雷雨にあいました。2019年5月。

2019年5月4日(土)、奥高尾を歩きました。
三鷹駅に行ってみると、いつもの7:47発の中央特快高尾行きがありません。(''_'')
ゴールデンウィーク期間は、臨時の「あずさ」か「かいじ」のために、この中央特快が間引きされたのでしょうか。
ショックを受けつつ、次の中央快速に乗車。
ベストな接続の中央本線には乗れず、1本後の8:45高尾発の中央本線に乗りました。
相模湖駅着8:53。

支度をして、出発。9:00。
これまでは甲州街道に出て歩道を歩いていたのですが、どうやら1本線路側に歩いていける道があるようなので、今回はその道を模索しました。
駅前の階段を下りて、甲州街道には出ず、すぐに右へ。
公民館の前を過ぎると、道はさらに線路のフェンス脇へと曲がっていきました。
袋小路じゃないよね?とおそるおそる覗き込むと、線路脇に細い道がどこまでも続いているのでした。
途中、古い歩道橋で線路を渡っていく登山者の姿が見れました。
そのコースからも与瀬神社に行けるようです。
私はもう少し直進。
前回、「あれ?こんなところに階段がある?」と気づいた階段から、中央自動車道を渡ることができました。
上の写真は、中央自動車道の真上の階段踊り場で撮影したものです。
山も空もすっかり初夏の気配ですね。

与瀬神社の苔蒸した急な石段も嫌いではないのですが、今日は石段の右手にある緩やかなスロープのコースをとりました。
苦もなく、与瀬神社。
石段を上っていた若い登山者たちが、なぜかそこでたまってキョロキョロしています。
あ、登山口がわからないんだ。
道しるべの位置がちょっと奥まっていて、わかりづらいんですね。
神社に向かって左に歩いていくと、道しるべがあり、すぐに登山口。
振り返ると、若い子たちは皆、後ろをついてきていました。
朝から急登なので、若い子たちに道を譲り、ゆっくり登っていきました。

展望台。9:30。
ベンチとテーブルがあり、相模湖を見晴らすことができます。
座って休憩。

ここからさらに道は急な木段が続きます。
登山道にずり落ちてきたように斜めに生えている大木の右手を強引にまわり込んで、登っていきました。
朝一番の急な箇所を越えると、道はほぼ水平になりました。
キイチゴの白い花が登山道の両側に咲き乱れています。
これは、クサイチゴでしょうか。
キイチゴ類の識別ができないので、よくわかりません。
ニガイチゴ・モミジイチゴ・クサイチゴ・・・。
モミジイチゴだけは、葉の形で何とかわかります。
ゴールデンウィークに奥高尾を歩くのは初めてですが、花盛りで気持ちのよい道でした。

道が広くなり、緩い上り坂になりました。
右手に、林道でも作ろうとしたのか幅広い道のようなものがあり、しかし、そのまま放置されているようでした。
去年の9月に歩いたときも気になったのですが、これは何だろう?
ほどなく、大平小屋跡。10:35。
何年も前、初めてこのコースを歩いたときは、まだ売店のように見えなくもなかった建物も、今は屋根があるだけです。
その代わり、ベンチがいくつも整備され、気持ちのよい休憩適地です。

ここからは短いジクザグ道の急坂が始まりました。
その先、また道は平らになり、以後、少し急な道と平らな道が繰り返されます。
林道を横切り、石投げ地蔵尊のこんもり積もった石を右手に見て、しばらく行くと、木段が始まりました。
最初の木段は短く、また平坦な道。
次の木段も短く、また平坦な道。
そして、最後の木段は長く、一気に明王峠へと登っていきます。
夏に歩くときつい道ですが、今日は木陰は案外涼しく、淡々と登っていくとあっけなく明王峠に着きました。11:20。
ここまで、後ろから来る人はほとんどなく、木段を上る頃になってすれ違う人が何組か現れる静かな登山道でした。
ゴールデンウィークの奥高尾でも、道を選べばこんなに静かな山歩きが楽しめるんですね。

明王峠は、奥高尾縦走路を行く人たちで大賑わいでした。
さあ、いよいよメインストリート。
混雑は予想通りですが、道が広いのでさほどストレスはありませんでした。
この時期は新緑が美しいので、まき道よりも尾根歩きが楽しみです。
高尾方面に歩いていく左側、北斜面の雑木林の新緑の美しさ。
5月の明るい日差しにきらきら光っていました。

景信山。12:35。
展望の良いベンチは満席でした。
富士山が見えるほうのベンチは空いていました。
新緑を眺められるベンチなので、富士山は雲の中でも、やはり特等席です。
昼食。

さて出発。13:05。
小型ラジオをつけると、ザザッと雑音が入りました。
おかしい。
奥高尾縦走路の尾根で、こんなに電波状態が悪いわけがないのです。
ラジオの調子が悪いのかな?
それとも、・・・雷?
小仏峠まで下りていく間も、断続的に謎の雑音は入り続けました。

小仏峠。
地図を売っています。
1万2500分の1の、高尾山登山詳細図です。
実際に歩いて確認し、登山道以外の歩ける道も記載されている地図です。
見る度に気になっていたものの結局買いそびれているうちに、今年2月に新版が出たとのこと。
今回、ついに購入しました。

そんなこんなで、少し時間がかかったのと、まき道の花を見たかったので、小仏城山は巻きました。

日影沢林道の頂上点。13:50。
花の写真を撮った後にふと見上げると、明らかに雲の様子がおかしいのです。
黒い雲が西から迫ってきています。
ラジオに雑音。
ここで、初めて、微かな遠雷を聞きました。

同じようにまき道を歩いてきた人たちは、何も聞こえなかったように高尾へと進んでいきます。
ちょっと棒立ちになって考えた後、日影沢林道を下山することに決めました。
遠雷は徐々に確かなものになっていきました。
ラジオに雑音が入って、1、2、3秒後に雷鳴。
まだ遠い。
まだ雨も降っていない。
雲は西に流れ、日影林道はギリギリ逸れていくようにも見えます。
このまま、降られずに逃げ切れるかな?

日影林道の上部は舗装された歩きやすい道です。
林道を閉じている扉の脇をすり抜け、さらにどんどん下っていくと、ぽつぽつと雨が降り始めました。
ついに雨です。
急いで折り畳み傘を出し、ザックにカバーをかけました。
今日の天気予報は、上空の大気が不安定。
局地的に雨の可能性あり。
でも、この時期、雨具は暑いし、奥高尾の登山道は広いから、雨具よりも傘でしょう。
そう思って持ってきた傘が役に立ちました。
高い山や尾根での使用は危険ですが、低山の林道歩きに便利な超軽量折り畳み傘が山の道具屋さんで売られています。
それよりは重くなる、まあまあ軽量な廉価版なら、衣料品店にもあります。

雨はしとしとと本降りに。
ついに稲妻が空に走りました。
雲に覆われた空が一瞬全体に光ります。

尾根にいる人たちは、大丈夫でしょうか。
今日は山慣れない観光客も多いでしょう。
雨具の準備のない人もいそうです。
レジャーシートをかぶれば大丈夫かな。
雨よりも稲妻や雷の音のほうが怖いと思います。

日影沢林道のてっぺんで棒立ちになったとき、実は、そういう尾根の様子を見たいとチラと思ったのです。
私は傘もツエルトも持っているし、登山道を把握しているから何とでもなる。

・・・いや、そういうのは本当にダメ。
台風の日にわざわざ危険な場所に行って写真を撮っている人と同じでしょう。
危険を察知したら、1秒でも早く行動。
でも、城山直下のまき道を歩いていたとき「雷が来ますよ」と周囲の登山者に声をかける勇気はありませんでした・・・。
来ますよ来ますよと言って来なかったら恥ずかしいし迷惑をかけるという気持ちのほうが強かったです。

稲妻で時おり空が光りますが、雨はしとしと降るのみで、日影沢林道は穏やかでした。
雷雲の中心は高尾山は逸れている様子で、稲妻と雷鳴の差が2秒ほどの状態を維持しています。
林道の砂利道を歩いていくと、前を行く人たちに追いつきました。
どの人も、傘を差していたり、しっかりとした山用の雨具を着ていたり。
危険を察して早めに下山する人は、もともとの備えも良い人なのでしょう。

雷の直撃はなかったので、奥高尾の尾根でもそんなにひどいことは起こらなかったと思います。
ただ、雷の影響で、一時的にケーブルカーとリフトが運休になったとか。
最大2時間待ちの行列ができたそうです。
雨がその後も降り続ける中、登山者の大半が大混雑の1号路をのろのろ下った様子を想像すると、それを避けられて良かったと思います。

日影沢登山口。14:50。
道路を右にしばらくいくとバス停があり、10人ほどの行列ができていました。
次のバスは15:03。
そんなに悪くないタイミングです。
やってきた3台のバスは、立っている人が少しいる程度の混雑で、身動きできないような不快感はありませんでした。
始発の小仏バス停は、景信山から下山してくる人の乗るバス停。
景信山からでは時間がかかるので、雨が降った直後にすぐに下山者が増えることはなく、まだ混雑しなかったようです。
バスは出発。
途中、小仏行きのバスと何台もすれ違いました。
臨時増発便が出ている様子です。
この雨で日影林道を降りてくる人が普段より多くなるからという判断でしょうか。

高尾駅に着くと、雨はぽつぽつと降っている程度で、もう傘も差さずに済みました。
空いている電車の中で身支度を整え、ようやくスマートフォンを見て、驚きました。
高尾山よりも、府中や国分寺で雹が降ったり豪雨になったりと、とんでもないことになっていたのですね。
高尾山で雹が降ったら、恐ろしいことだった・・・。
運が良かったと思います。




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