たまりば

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2019年04月15日

地図を修正しました。

地図を修正しました。


先日、三鷹市の外から体験授業にいらした方が、
「道に迷ってしまって」
とおっしゃったのが気になり、教室地図を見直しました。

電車利用で三鷹駅からうちの教室に来ていただく場合、赤鳥居通りに入るのが一番近道ですが、言葉では説明しにくいのが難点です。
三鷹駅南口デッキからどこの階段を下りるかを、絶対に迷わないように誘導するには、駅前付近図の他に、南口デッキの拡大図が必要となります。
しかし、南口デッキの正確な形状をそのまま表さないと、見る人を逆に混乱させる可能性があります。
デッキの形、伸びている歩道橋、エスカレーター、階段を全て正確に描かないと、人は、目の前の現実と一致しない略図には混乱することが多いのです。

では、言葉による説明はどうでしょうか?
「三鷹コラルの裏側と、新しく出来た何とかいうタワービルとの間の道に降りていく階段」
この説明は、三鷹に土地勘のある人でなければ通じないでしょう。

「新しく出来た何とかいうタワービル」の名前は何でしたっけ?
とネット調べると、「グレーシアタワー三鷹」と出てきました。
え、本当にそんな名前ですか?
それは、タワーマンションの名称では?
下のほうの店舗部分は、別の名前がついていると思うのですが、何でしたっけ?
名称がわかったとして、南口デッキから、そのビルの名称がはっきり見えているでしょうか?
という調子で、正確に誘導できる自信がありません。

道案内は、そもそも相手に正確に情報が伝わる可能性は極めて低いことをこちらが認識していないと、思いもかけない行き違いが生じます。
もう8年ほど前になりますが、
「南口デッキからまっすぐエスカレーターを降りてください」
と、三鷹中央通りに降りていく方法を文章で説明したことがありました。
間違えるはずがないと思っていたのに、その説明を読んで独りで体験授業を受けにきた中学生は、東に向かうエスカレーターを下りて、桜並木を井の頭公園の方向にどこまでも歩いていってしまいました。
それはまっすぐじゃなくて、左に曲がっている!

土地勘がある人がこの話を聞けば、左に曲がるなんてありえない、まっすぐと言われて左に曲がるというのがそもそもおかしいでしょう、と感じるかもしれません。
しかし、初めて三鷹駅から南口デッキに出た場合、まっすぐ三鷹中央通りへと降りていくエスカレーターは、あまり目立たないのです。
横向きになっている分だけ、左に曲がるエスカレーターのほうが存在感があります。
まさかもう1つエスカレーターがあるとは思っていない場合、最初に目に入った左に曲がるエスカレーターのほうに引き寄せられていくようです。
方向の情報よりも、目に入ったエスカレーターのほうを優先させてしまうのです。
土地勘がないというのはそういうこと。
全体を見通すことができないので、正しい判断ができません。
緊張していると視野が狭くなりますから、全ての情報は目に入らなくなってしまいます。
降りるべきエスカレーターが目に入らないなら、間違ったエスカレーターに乗る以外の選択肢がありません。

エスカレーターすら正しく誘導できないことを悟った私は、もっと数のある階段の降り口を正しく誘導することは諦めています。
「デッキを渡って一番右の降り口です」
といった説明は、説明した側としては完璧なつもりでも、その人がその降り口に気がつかなかったら、何の意味もありません。
全体を把握していなかったら、一番右がどれかはわからないでしょう。
もう1つ不安な点は、「デッキを渡って」の「渡って」を読み飛ばす可能性が高いこと。
デッキを渡らず、すぐに右に曲がる人もいると思います。

誤解されないよう全ての可能性を潰すべく長々と説明すると、今度はくどいと思われて正確に読んでもらえず、それもまた誤解を生む可能性もあります。


これを解決する最善の方法は、逆説的ですが、説明しないことでした。
不親切な地図だと思われてもいいから、間違った方向に誘導しないことが大事です。

私の描いた教室地図は、南口デッキを省略し、描いてありません。
デッキの細部の描写を読み違えて、間違った方向に歩みだすことがないよう、とにかく南へ行くことだけを地図は伝えています。
南へ行くという意思のもと、南口デッキに降り立てば、左にも右にも曲がらないと思います。
とにかくまっすぐ南に行きたい。
そういう意思を持つ人は、階段を下りても、自力で方向を修正できます。
まっすぐ南に降りるエスカレーターを自力で発見することも可能でしょう。

南へ伸びている三鷹中央通りの道の両側を2つの銀行でしっかり示せば、デッキからどう降りるかは問題ではなく、どの道に降りるかが問題となります。
そうすると、地図の見方が違ってきます。
次に右折するスクランブル交差点は、角に「東急ストア」を示してあるから大丈夫。


・・・しかし、これが問題でした。
東急ストアの文字、よく見ればまだ壁に残っていますが、店はもう存在しません。
ここを曲がりそこねると、次の交差点は、うちの教室よりもずっと南です。
大事な曲がり角の指示が不明瞭になっている!
これは、地図を直さなければ。

もう1つは、駅前郵便局の位置です。
駅前郵便局は前述したタワービルの1階に入っています。
そのビルは元の郵便局の敷地も含んでいますが、元の交差点の位置から郵便局が見えるかというと、見えないのです。
交差点の名称はまだ「郵便局前」ですが。
郵便局は、うちの教室に案内するために直接必要なものではないのですが、万が一、道に迷ってそちらのほうに逸れてしまった人に、「そこは違います」と示すための抑えとして重要な存在でした。
それが間違った位置に残ったままの地図は、迷った人をさらに迷わせます。
正しい位置に直さないと。


早速、Wordに保存してあった地図を修正しました。
修正は、感覚で触ってみたら簡単に修正できました。

さて、問題は保存です。
Wordのままでは、ブログに貼れません。
ブログにはWordからの直接のコピーはできませんでした。
画像として保存しないと。

この地図の最初のバージョンを作った何年も前も、Wordで地図を作って画像として保存する作業を行いました。
しかし、何年も前に1度やったきりの作業のやり方はもう覚えていませんでした。
ネットで調べても、トップに出てくる解説は2010年のもので、今のWordとはバージョンが違うようです。

ここで一気に、私は、説明する立場から、今度は説明を理解する立場に変わりました。
ネット記事はスクリーンショットを用いて説明されていましたが、その画像が今のWordとはバージョンが異なるので、やってみてもその通りに画面は現れません。
「図として保存」という選択肢が今はないのです。
Wordの「ヘルプ」はいつもながら何のヘルプもしてくれません。

最終的には、どうやったらそうできたのか何だかよくわからないけれど、偶然に「図」として保存できました。
選択してコピーして、新規作成して添付するのを幾度か試みるうちに、偶然、コピーしたものが「図」になり、画像として保存できたのです。
あー、良かったー。
でも、腑に落ちないー。

そんなわけで、ようやく修正できた地図が上の図です。

説明すること。
説明されること。
教えること。
教わること。
やはり容易なことではない。
こんなこと一つでも感じます。

最初の教室地図は、教室開校時の2011年、Wordで作成しました。
あの頃、生徒はまだ少なく、時間だけは沢山ありました。
Wordの教本を買って、それと首っ引きで作りました。
その地図が古びて問題を生じるほどに時間が経ちました。
それは、それだけ長い時間、教室が続いてきたということ。
ありがたいことだと噛みしめ、今年度も頑張ります。




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