たまりば

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2018年12月02日

中3英語 関係代名詞その2 which


前回扱ったのは、関係代名詞 who を用いた文でした。

I have an aunt who lives in New York.

それに対して、今回扱うのは、関係代名詞 which を用いた文です。
まずは2文で考えてみます。

I will show you the pen. It was given to me by my uncle.
あなたにペンを見せましょう。それは、私のおじさんからもらったものです。

これを「私のおじさんからもらったペンをあなたに見せましょう」という意味の英文にすると、

I will show you the pen which was given to me by my uncle.

となります。
作り方の基本は、who のときと同じですね。
先行詞(修飾される名詞)がきたら、関係代名詞。
名詞を修飾する2語以上の意味のまとまりの語句は、名詞の直後に置くのが英語のルールです。


The dog is Mike's.  It is running over there.

これを「向こうで走っている犬は、マイクのです」という文にすると、

The dog which is running over there is Mike's.

先行詞である dog がきたら、すぐに関係代名詞。
主節をいったん停止して、関係代名詞節。
関係代名詞節が終わったら、停止していた主節に戻る。
このルールをしっかり理解して活用できるようになれば、大丈夫です。

ところで、who と which との使い分けは?
これは簡単です。
先行詞が人ならば、who。
先行詞が、人以外。すなわち物や動物であれば、which。
この使い分けで苦労する人はあまりいないと思います。

上の例文を見ていて、勘の良い子は気づくのですが、関係代名詞と分詞は使い方が似ています。
「これ、分詞で良くね?」
と英語の得意な子から質問されたりします。
そうです。
関係代名詞を用いた文と分詞を用い文との書き換え問題は多く出題されます。

問題 次の文がほぼ同じ意味を表すように空所を埋めなさい。
(1)I will show you the pen given to me by my uncle.
  I will show you the pen (  ) (  ) given to me by my uncle.
(2)The dog running over there is Mike's.
  The dog (  ) (  ) running over there is Mike's.
(3)I have an aunt living in New York.
I have an aunt (  ) (  ) in New York.

なーんだ、簡単だ。
(1)は、which is
(2)は、which is
(3)も、which is

・・・こんな答案を書いてしまっていないでしょうか?
これ、正解なのは、(2)だけです。

こんな答案を書いておいて、
「ひっかけだ!」
と抗議する子がいるのですが、こんなのはひっかけではありません。
違うパターンがくるのが当たり前なのに、その予想が立っていない。
予見性が足りないのです。

「1つの大問は同じパターンの問題が延々と続く」という思い込みから脱却しましょう。
普段、そういうドリル的な英文練習帳でも解いているのでしょうか?
そういう頭を使わない練習は、それでパターンを理解できるという効用もありますが、「英語なんてそんなもの」という間違った思い込みを助長する弊害も大きいのです。

頭を使わない作業を勉強時間からなるべく排除することが大切です。
頭を使わない作業とは、例えば、単語のスペル練習といえば、ただ10回ずつ書く作業。
書き終わってその単語を覚えているかというと、全く覚えていない。
なのに勉強した気になっている。
頭を使わない作業は、そういう弊害の大きい勉強方法です。

単語練習は回数が問題ではありません。
自分にテストする気持ちで書くなら、1回でもいいのです。
1回で書けなかった単語は、何回でも、何も見ないで書けるか、自分を試します。
そして、全部書けると思ったら、もう一度、最初の単語から自分にテストをします。
それで書けなかったら、再度練習し、またテスト。
これの繰り返しで、全ての単語が書けるまで自分をテストします。
実際のテスト問題を解くためには、普段の勉強も頭を使い、テスト形式の勉強が常態であることが望ましいのです。


1回間違えて解き直すときには、少し慎重になる子は多いです。
関係代名詞とbe動詞の形が少しずつ違うのかな?
では、
(1)は、which was
(2)は、which is
(3)は、who is

(1)は正解になりました。
おじさんからペンをもらったのは過去ですから、be動詞は過去形にしますね。
しかし、(3)は、まだ課題があります。

I have an aunt (who) (is) in New York.

うーん・・・。
意味から考えれば、間違いではありません。
入試なら別解として正答扱いになるかもしれません。
しかし、そのように審議の対象となる別解ではなく、ど真ん中の正答を出したい。
どうせなら、上の文と同じ動詞を使いたいものです。
同じ動詞 live を使うとどうなるでしょう?

「あ。わかった。 I have an aunt (who) (living) in New York.」

・・・それは明らかな間違いです。
審議の対象にすらならない、完全な誤答です。

この問題の誤答パターンは他に、
I have an aunt (is) (living) in New York.
と。苦し紛れに who を省略する子もいます。
しかし、主格の関係代名詞は省略できません。

正解は、
I have an aunt (who) (lives) in New York.
です。
分詞を用いた文が living となっているのは、現在分詞の形容詞的用法だからであって、進行形として使っているのではありません。
live という動詞は状態動詞。
一時的に住んでいるという意味のとき以外は、進行形にしない動詞です。
だから、関係代名詞節の中では、進行形にせず、現在形で表します。

しかし、そのことに気づかない子は多いです。
本当は、I have an aunt (who)(is)(living) in New York.
としたいのに、( )が2つしかないので、何かを省略しようとして、間違ってしまうのです。


繰り返しますが、英語の問題は、1問1問、微妙にパターンが変わるのが普通です。
同じパターンが続くことのほうが珍しいのだと認識するだけで、問題を解く際の覚悟が違ってくると思います。
勉強している間は思考停止せず、気を緩めずに考え続けましょう。
ミスの多い人は、大問1つは丸ごと同じパターンだと思いこんで雑に解いていないでしょうか?
(1)がこうだったから(2)や(3)もこうだと思った、という謎の思い込みをしていないでしょうか?
そのあたりの意識を変えるだけでも、英語のテストの得点は劇的に変化します。





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