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2015年06月30日

奥多摩浅間尾根を歩きました。2015年6月。

奥多摩浅間尾根を歩きました。2015年6月。

6月28日(日)、久しぶりの晴れた日曜日、奥多摩を歩いてきました。
ホリデー快速あきかわ号に乗って、終点武蔵五日市駅下車。
駅前から数馬行きのバスに乗ります。9:00。
今回は、バスは3台。
暑いので、登山客はやや少なめのようです。

本宿役場前下車。9:20。
払沢の滝に行くバスは、本数が少なく、7時台の次は10時台。
数馬行きのバスのほうが本数が多いです。

バスが左折するのを見送って、私は右折。
道路を10分ほど歩いていくと、有名なお豆腐屋さんがあります。
そこの左手の道から払沢の滝へと入って行きます。

整備された砂利道が、ウッドチップをまいたフカフカの道へと変わっていくと、沢音も大きくなってきました。
木洩れ日の差す、沢沿いの道。
涼しい風が吹いていました。

払沢の滝。9:40。
あずまやの前から岩場の道を登って滝壺まで行くことができました。
難しい道ではありませんが、観光客の安全を考えてでしょう、鎖もかかっています。


奥多摩浅間尾根を歩きました。2015年6月。

日本の滝百選に選ばれているというのも頷ける、姿の良い滝でした。
大きさだけで言えば、川苔山の百尋ノ滝のほうが大きいです。
でも、払沢の滝は、姿が美しい。
この滝壺で1時間くらい水の流れを眺めていても飽きないでしょう。
寄り道して良かった。
滝行ツアーなども開催されていると、以前ラジオで聞きました。

さて、来た道を戻ります。
お土産屋さんの前に、望遠鏡。
馬頭刈尾根のつづら岩に照準を定めてあるそうです。
ちょうどそこからなら、木の枝越しに、肉眼でもつづら岩を見ることができました。

分岐まで戻り、道しるべの通りにまずは時坂峠を目指します。
少し行くと駐車場。
きれいなトイレもありました。
しばらく舗装道路を行くと、山道に入ります。
でも、また山道が途切れ、林道を歩きます。
舗装された林道とショートカットの山道が繰り返されます。
こんなに上のほうまで舗装されていたかなあ。
浅間尾根を歩くのは、13年ぶりです。

どっちに行くんだ?とキョロキョロすると、必ず道しるべがあり、道に迷う心配はありません。
道しるべを見落としたときも、上り坂のほうを選べば大丈夫です。
どんどん見晴らしが良くなっているのに、まだ舗装された林道が続きます。
ヤマホタルブクロ、オカトラノオ。
夏の花が道の脇に咲いていました。

峠の茶店。10:50。
店の中でかけているラジオの音が外にも聞こえてきます。
静かな日曜日。
眺望もよく、ベンチで休憩しました。
足元をトカゲがスッと通り過ぎていきました。

しばらく行くと、峠の茶屋そば処みちこ。11:05。
こんな山奥にお店がある。
ここまで客を歩かせるほどおいしい、ということかなあ。

奥多摩浅間尾根を歩きました。2015年6月。

そこから先はさすがに舗装道路ではなくなり、本格的な山道が始まりました。
沢沿いの植林帯を登っていきます。
緑色の苔が木漏れ日を受けてつややかです。
分岐があり、「展望台」のほうを選ぶと、少しだけ急な登りがありました。
でも、すぐに緩やかな尾根道。
人が少ないです。
すれ違った人、ここまでで4人。

浅間尾根展望台。12:00。
先客が2人いました。
私もレジャーシートを開いて、お弁当。
先頭の写真がそこで撮ったものです。
穴を覗くと、御前山が見えます。
いえ、覗かなくても見えますが。(^。^)
画期的な山座同定システムです。
もう1本、大岳山が見える杭もありました。

さて出発。12:20。
急な下りの先に、道しるべ。
右へ下りていくと、浅間嶺休憩所。
平らな園地になっていて、ベンチが並んでいます。
桜の名所だそうです。
トイレもありました。
そこからどう行くのか、ふっと迷いました。
とりあえず、園地からさらに階段を下りていくと縦走路らしい山道にぶつかり、そこを左へ。
しばらく行くと、尾根道が合流してきました。
トイレの先に尾根道があったのかな?

あとは、ほとんど平坦な道が続きます。
ときどき道が細くなりますが、斜面の傾斜が緩いので緊張感はありません。
桟道を支える岩盤が崩壊したために作られた迂回路が1か所。
少し歩きにくい場所はそこくらいでした。
あとは、尾根がふっと痩せて、登山道だけの幅になるところがたまにある程度です。
人里峠。12:45。

この道は本宿と数馬を結ぶ産業道路だったと説明する看板がありました。
浅間尾根は、中甲州路の古道。
峠道の歴史に思いをはせます。

さらに行くと、よく見るとサルの手形があるという猿石。
よく見ていたら、手形は見えなかったけれど猿の顔が見えてきてしまいました。
そして、数馬分岐。13:40。
「お疲れ様です」の看板があり、ベンチも並んでいます。

道しるべの通りに下山開始。
山道は15分ほどで終わり、舗装道路になりました。
日帰り入浴可の民宿やら、檜原村が推している「おいねめし」の食堂やら、いろいろ眺めながら坂道を下りていき、橋を渡ると、檜原街道。
バス道路です。

ここからバス停2つ分歩いて、檜原温泉センター数馬の湯。14:35。
15時台のバスが全くないのは、なぜなんでしょうね。
一番下山者が多い時間帯だと思うのですが、違うのかな。
でも、温泉でいくらでも時間はつぶせるのですが。

まだ早い時間でしたので、温泉は空いていました。
内湯の窓から見える山の緑がいつも気持ちいい。
缶ビール500mL320円。
マッサージ機などの置いてある休憩所には、涼しい風が入ってきていました。




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