たまりば

地域と私・始めの一歩塾 地域と私・始めの一歩塾三鷹市 三鷹市

2015年04月20日

外秩父七峰縦走ハイキング大会、完歩しました。2015年4月。

外秩父七峰縦走ハイキング大会、完歩しました。2015年4月。

2015年4月19日(日)、今年も外秩父七峰縦走ハイキング大会に参加しました。
三鷹駅4:38発の電車に乗って西国分寺4:50着。
そこから武蔵野線に乗り換えて5:06発。
北朝霞着、5:24。
そこまでは順調だったのです。
ですが、そこから一度改札を出て、隣接している東武線朝霞台駅の改札を通って、5:27分発の電車に乗る予定が、何とホームに駆け降りた寸前に電車のドアが閉まってしまいました。
あー。( ;∀;)
東武線のダイヤが改正されて、5:29発が5:27発に早まりました。
それでも、3分ありますから、何とかなると思ったんだけどなあ。
実際、間にあっていた人たちも多かったようでしたし。
武蔵野線のどこの車両に乗るか戦略を練る必要があったかー。
いや、第一、私は、歩いてスイカを出している時間が長かった。
もっと電車の中で準備を整えて、ずっと走り通せば、難なく間にあったはずです。

小川町行きの次の準急は、5:49発。
朝の22分間のロスタイムは大きいです。
完歩が22分遅れるというレベルの話では済みません。
朝一番の官ノ倉山の大渋滞。
そして昼前の笠山の大渋滞に完全にはまる可能性が高まります。
そのロスタイムは、1時間や2時間では済まないかもしれません。
それは、完歩できないことを意味します。
あー。(..)

しかし、起きてしまったことは仕方ありません。
ホームのベンチに座り、参加証と同封されていた「ご案内」を見直しました。
今まで一度も歩いたことのないBコースを歩いてみようか。

外秩父七峰縦走大会は、出発地点から官ノ倉山CPまでがAコースとBコースに別れています。
Bコースは、小川町駅で受付を済ませた後、再び電車に乗り、東武竹沢駅から歩くコースです。
Aコースより2km歩く距離が短くなります。
官ノ倉山鎖場の渋滞もありません。
これなら、朝の遅れを取り戻せるかもしれません。

さて、小川町行き準急5:49の電車に無事に乗車。
この電車に乗っている参加者ももちろんたくさんいらっしゃいます。
大渋滞にはまっても、車道でスピードを上げることができれば、完歩できるんです。
私も、10年以上前、初めてこの大会に参加したときは、この電車でした。
それでも、今より1時間も早く、午後5時前にゴールしていました。
しかし、今は、あまりスピードを上げると身体に熱がこもって動けなくなる可能性があります。
やはり大事をとってBコースで行こう。

小川町駅着、6:49。
駅前で受付。
今回の参加賞は、ピンバッジでした。
第30回記念大会ピンバッジ。
そ、そうか。

第10回だったか15回だったかの記念大会の参加賞は、サブザックだったようです。
随分しっかりした作りの小ぶりのザックでした。
私はその大会には参加しなかったので、その後の大会でそれを使っている参加者を見ると羨ましかったものです。
あの頃は、不況といっても企業に余力があったのかなあ。
朝からそんなことを憂いながら、駅に戻って、寄居行きの電車に乗りました。
いえ、無料で参加できる大会で参加賞までいただけるのですから、文句はないのです。
小さくて軽い参加賞なら何でもいいのです。
電車出発。7:09。
東武竹沢着、7:13。

このコースを歩くのは初めてなので、駅から降りてどう行くんだとあたりをキョロキョロしてしまいました。
改札の右手のトンネルをくぐるんですね。
その先は、前を行く人の姿も見えて、ついていくことができました。
まずは普通のアスファルト道が続きます。
三光神社を過ぎて、天王池。
そこから山道に入ります。
7:40、渋滞に突入。
後ろの人が「おかしいな」とつぶやきました。
「いつもは、こんなところで渋滞にはならないのに」
のろのろと、「十二曲」と立ち木にペンキで書かれた箇所に着きました。
九十九折の登り坂です。
上方の視界が開けて、見えてきました。
あー、先頭を高齢の男性がゆっくり歩いている。
その前には人の姿はなく、その老人から渋滞が始まっていました。

登山道の渋滞は、歩くのが遅い人が生む。
しかし、これはその人が悪いのではありません。
高齢者は、どうしても登りに弱いです。

まあ仕方ない。
ゆっくりいこう。

九十九折の登りがもうすぐ終わるところで、老人が立ち止まり、道を空けてくれました。
そこから、一気に渋滞解消。
急に上がったスピードに乗って登り終えました。
あとは、比較的平板なアップダウンが続きました。
そして、あっという間に官ノ倉CP。8:05。
カウンターを持っている係員の方に順位を訊きました。
2360番くらいとの返事。
これは、完歩ペースだ。
ヽ(^。^)ノ

官ノ倉山CPからは例年通り、遅いながらも動きがありました。
太いロープの張られた下りやその先の下り道が意外に濡れていて、気をつけて通過。
車道に出ました。
さあ、ここで遅れを解消すべく、全力を出します。
身体に熱がこもらないよう、今回は保冷剤を家から持ってきました。
それを首に巻いてガンガン追い抜きました。
いつもは必ずする手袋も、熱がこもらないよう今回は外しました。

和紙の里。8:45。
朝、小川駅前でも遭遇しましたが、和紙の里でも、埼玉県のマスコットキャラクター、コバトンがお出迎え。
下の写真は、朝、小川駅で撮影したものです。


外秩父七峰縦走ハイキング大会、完歩しました。2015年4月。



建物を回り込み、急坂を登りきるとその先はいよいよ長い登りの林道です。
舗装道路が延々と続く勝負どころ。
その後の笠山への登りの大渋滞は必至。
その前に、少しでも遅い人を追い抜きたい。

コースマップのB7とB8の中間くらいのところからB9まで、舗装道路とほぼ並行して進行方向の左側に登山道があります。
マップで赤く塗られていませんので、それはコースに指定はされていません。
しかし、今年、道しるべが、この登山道を指しているように見えました。
ほんのちょっとした角度によるものなのですが。
そして、大半の人が流れに乗って、この登山道に入っていきました。
私もうっかりこの流れに乗ってしまいました。

この登山道は急勾配で、当然、ペースは遅かったです。
でも、完全な渋滞はなく、この道を選んで失敗というほどではありませんでした。
ただ、不必要な急坂という印象があり、今後はこの道を選ぶのはやめようと思います。

C9からは、例年通り舗装道路と登山道と2つに道は分かれます。
ここも登山道を選択。
コースマップにもピンク色で示されている迂回路です。
歩きにくい斜めの段差のある個所があり、そこでためらってたたらを踏む人が多いため自然渋滞が発生する道です。
今年も多少渋滞。
去年はそういう箇所が2つあると感じましたが、今回は1箇所でした。
登山道が修繕されたのかもしれません。
舗装道路との合流点も昔よりずっと歩きやすくなりました。

萩平丁字路。10:05。
ここからも、コースは2つに別れます。
登山道は例年ひどい渋滞が起こります。
土の道で滑りやすいのと、舗装道路との合流点との段差が大きく、よじ登るのに時間がかかるための自然渋滞が原因と思われます。
立ち止まっている時間の長い大渋滞です。
私は舗装道路を選択。
3回目の合流点からは、登山道一択。
いよいよ、笠山への大渋滞です。

笠山へは急な登りが続きます。
体力のない人が遅いペースを生み出し、そこで登山道が詰まって大渋滞が例年起こります。
10年前くらいは同じ時間帯でも結構良いペースで登れることが多く、かなり息切れしたところでしたが、ここ数年は、笠山への登りで息が切れたことはありません。
それくらい、ゆっくりゆっくり登ることになります。
ここは立ち休憩ととらえ、メモを取ったり、水分を補給したり、チョコバーを食べたり。
首に巻いた保冷剤は融けてしまったので、途中からは凍らせたゼリー飲料をタオルでくるんで首に巻いていました。
それも融けてしまったので、おいしくいただきました。
ヽ(^。^)ノ

山頂が笠山CP。11:20。
そこからは少し歩きにくい下り。
下り終わると、ゆるやかなアップダウンが続きます。
歩きやすくなり、渋滞も解消されて快適な道です。

堂平山CP。11:53。
去年、参加された他の方々のブログを読んだら、ここでの買い食いを楽しまれている方が多かったので、私もここで買い食いしようと楽しみにしていたのですが、入ってみると、あれあれ?
飲み物の売店がない。
ビールしか売っていない。
理想としては、ピザ+コーラ。
あるいは、焼きそば+㏄レモン。
ずっと行動中のせいか、ジャンクで味の濃い、高カロリーなものを食べたい。
しかし、そんなものは探してもなく、買い食いは断念。
もう少し早く到着しないとダメなのかな。
ラーメンの売店は少し心惹かれたのですが、かなり並ぶようでした。

そこからは舗装道路と歩きやすい緩やかな山道が続き、剣ヶ峰CP。12:04。
その先は、短いけれど急な木段の登り。
登り終えると緩やかな下りが始まり、歩きやすい道がまた続きます。
舗装道路との2度目の合流点が、白石峠。
そこから、丸太組みの急な登りとなります。
全部で168段だったでしょうか。
土が流れ落ちて丸太が飛び出ていたり斜めになったりしているので、歩きにくいところです。
軍手をはめて丸太につかまりながら登っていきました。
その先、道は風情のある林となります。
例年、いい山道だなあと思いながら歩くところです。
小雨が降ってきました。
予報では初夏を思わせる晴れとあり、気温上昇を恐れていたので、雨具を着なくて済む程度の雨は大歓迎です。

定峰峠。13:00。
縦走大会のオアシス。
一番上の画像がそこの売店です。
今回、家からスポーツドリンクを2L持ってきましたが、1.5L飲み終えていたので、500mLのスポーツドリンクを2本と、コーラを1本購入。
買い食いができなかったので、今回は、コーラがお昼ご飯です。
ちょっと寂しい。
行動食に持ってきていたミックスナッツも少し。

出発。13:15。
ここから、大霧山への登りです。
アップダウンが多く、つらいところです。
何回も登りがありますが、中でも急な登りが3回あります。
登山道が比較的広く、自由に追い越したり追い越されたりするので、自分のペースで歩けるのはありがたい。
有刺鉄線のフェンスの脇を歩くようになると、左手に大霧山の山頂が見えてきます。
そして、最後の登りを終えると、山頂。
大霧山CP。14:07。

そこから、滑りやすい急な下りが続きます。
とっとこ下って、粥新田峠。14:30。
ここから舗装道路です。
秩父高原牧場が見えてきました。
気温が高めなので、ソフトクリーム売り場は行列ができていました。
濃厚ソフトクリーム。300円。
5分ほど並んで購入。
また身体に糖分補充。
待っている間の立ち休憩とソフトクリームの冷たさでクールダウンでき、そこからの長い舗装道路を快調に登っていきました。

さて、あと2座です。
舗装道路から登山道に入り、段差のゆるい木段の登りが始まりました。
ここは、例年、体力が尽きた人による渋滞が発生します。
のろのろ登っていったん下り、また登ると皇鈴山CP。15:33。
そこから下ってまた登り、また下って、また登ると、登谷山。
寄居の町と桜咲く低山の眺望が素晴らしく、立ち止まって写真を撮りたいのですが、のろのろ渋滞中なので毎年撮影できないのが残念。
登谷山CPは、そこから下って舗装道路に出たところにありました。15:57。
さあ、あとは舗装道路の下り道しかありません。

少し下って、釜伏峠。
地元の名水、日本水(やまとみず)の接待のあるところです。
水の給水と、漬物。
今年は奈良漬でした。
塩分が嬉しい。
例年は果物もあるのですが、時間が遅かったので、もう品切れになっていたのかなあ。
水500mL給水。
これでゴールまで水に苦しむことはありません。

あとは、舗装道路をとっとこ早歩きしました。
最後まで快調に足が動きました。
鉢形城跡ゴール。17:30。
今年の完歩賞は、いつもの深緑色の完歩帽の他に、紺色の第30回記念完歩帽も。
私は、今年もタオルマフラーをいただきました。
ゴールにも、色々出店が出ていました。
缶ビール500mL400円を購入。

下の画像は、参加賞のピンバッジと、家に帰って確認した歩数計です。

外秩父七峰縦走ハイキング大会、完歩しました。2015年4月。




  • 同じカテゴリー()の記事画像
    ヤゴ沢から景信山、明王峠から与瀬神社に下りました。2023年5月。
    外秩父七峰縦走ハイキング大会の思い出。
    古里駅から御岳山に登り、日ノ出山に縦走しました。2023年4月。
    上川乗から笹尾根を越えて、三国山まで歩きました。2023年4月。
    陣馬山一ノ尾根から高尾へと縦走しました。2023年4月。
    蛇滝口から高尾山を歩いてきました。2023年3月。
    同じカテゴリー()の記事
     ヤゴ沢から景信山、明王峠から与瀬神社に下りました。2023年5月。 (2023-05-29 16:39)
     外秩父七峰縦走ハイキング大会の思い出。 (2023-04-30 18:52)
     古里駅から御岳山に登り、日ノ出山に縦走しました。2023年4月。 (2023-04-24 16:15)
     上川乗から笹尾根を越えて、三国山まで歩きました。2023年4月。 (2023-04-12 12:33)
     陣馬山一ノ尾根から高尾へと縦走しました。2023年4月。 (2023-04-05 12:44)
     蛇滝口から高尾山を歩いてきました。2023年3月。 (2023-03-14 17:34)

    Posted by セギ at 22:40│Comments(0)
    ※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
    上の画像に書かれている文字を入力して下さい
     
    <ご注意>
    書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

    削除
    外秩父七峰縦走ハイキング大会、完歩しました。2015年4月。
      コメント(0)