たまりば

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2020年11月05日

神田川自転車歩行者道を歩きました。2020年10月。


2020年10月24日(土)、神田川自転車歩行者道を歩きました。
今年度の第2・第4土曜日は、三鷹市の小・中学校は授業があります。
中学校はその後に部活動もある様子で、いつもなら昼から授業が入っている土曜日も、授業は夜から。
天気もいいので、歩いてくることにしました。

東京都区分道路地図を開いたら、印刷が消えかけているコピーが挟まれていました。
感熱紙コピーだったので、日光に当てなくても、経年劣化で文字がほとんど読み取れないほど薄くなっています。
これは、いつ挟んだものだろう。
全く記憶にありませんでした。

それは、「神田川自転車歩行者道」の記事でした。
自転車でここを走った記憶ならありました。
もう20年も前でしょうか。
代々木公園まで行ったのかな?
いや、最終的には、自転車ごと船に乗ってお台場まで行ったのかもしれません。

自転車よりも山のほうが楽しくなって、このコピーも挟んだまま忘れていたのでした。
20年ぶりに、この道を、今度は歩いてみることにしました。

まずは三鷹駅北口から、この前と同じ風の散歩道を歩きました。
前日の雨が今朝は晴れて、青空が広がっています。
雨あがりのせいか、草の匂いが強く、マスクを通しても感じられました。
思わず、深呼吸。
そして、井の頭公園へ。
土曜日でしたが、学校があるからか親子連れの姿は少なく、さほど混雑していませんでした。

池の東端、神田川の源流に着きました。
ここから、さらに東へ。
川を見失わないように歩いていきます。
ここは、まだ井の頭公園の一部なのかな?
小さな橋があったので、川の左岸、北側に渡りました。
川の両岸とも、道は舗装されていません。
このままこういう道が続くといいのだけれど、「自転車歩行者道」というのは基本舗装されているものです。
自転車の走り易さを考えたら、そういうことになりますよね。
あまり期待はしないことだと自分に言い聞かせ、歩き続けました。

予想通り、公園はすぐに終わり、舗装道路が始まりました。
レンガ風に飾られた舗装道路だったりする箇所もありますが、普通のアスファルト道も多いです。
車が来ない点は安心して歩けました。
神田川の右岸も同じくらいの幅の道が川の向こうに見えました。
行きと帰りで岸を変えたら、同じ道を帰るのも退屈せずに済みそうです。

高い柵越しに見える神田川は、深い底にあり、水量もわずかでした。
丈の高い草に覆われて、川面が見えないこともあります。
この川幅。
コンクリートでがちがちに固めた川の様子。
このくらい深くないと、もしものときに対応できないのでしょう。
安心の深さです。

神田川沿いは、井の頭線の沿線でもあります。
駅が近くなると、私鉄の駅前らしい雰囲気に変わりました。
小さなスーパーやドラッグストア、居酒屋。
小さな踏切。

しばらく行くと、神田川と井の頭線が交差し、川沿いの歩道は柵で塞がれていました。
鍵がかけられ、侵入禁止になっています。
あれ?
この先、歩けないのかな?
川よりも1本外側の普通の道をしばらく歩き、通り抜けできそうな道があったので川の近くのほうに入っていくと、また歩道は始まっていました。
川にかかる小さな橋を渡り、再び川の左岸を歩きます。

杉並区に入ると、川の柵には、ときおり、「7.4㎞」などの表示がありました。
これは源流からではなく、杉並区内の下流の端からの距離のようです。
だんだんと、表示された距離が短くなっていきました。

あとは、淡々と自転車歩行者道が続きました。
1時間半ほど歩いて、高井戸駅。
今日はこれくらいにして戻ろう。

橋で川を渡り、今度は右岸を戻りました。
右岸もずっと舗装された道が続きます。
しばらく行くと、樹木が鬱蒼と茂る高台に阻まれ、こちらも侵入禁止でした。
橋で左岸に戻り、対岸の樹木が途切れたところで、再び右岸に。
右岸は、小さな公園や有料駐輪場が点在していました。
「玉川上水350m」という大きな看板も。
しかし、これは書店の看板のようにも見えました。
書店まで350mということだろうか?
玉川上水まで350mだろうか?
真剣に見ないのでよくわからないまま、通りすぎました。

神田川自転車歩行者道は、全部舗装されているわりには、ウォーキングの人が結構歩いていました。
しかし、舗装された道は、膝や腰への負担がやはり大きいです。
この道は、自転車で走るのがいいなあ。
歩くなら、玉川上水緑道のほうが魅力があります。
土の道を保存した英断に、改めて感謝する気持ちになりました。
神田川も、左岸と右岸のどちらかだけでも舗装をはがして土の道にしたら、ウォーキングが趣味の人は喜ぶだろうなあ。

そんなことを考えながらの帰り道はやはり早く、あっという間に井の頭公園に戻ってきました。
土の道に一歩入ると、その柔らかさに驚きました。
足裏が喜んでいる。
膝も腰も。
舗装されていない道は、歩きやすいですね。

源流付近の神田川は、水底が浅く、すぐほとりを歩けるようになっていました。
上の写真がそれです。
飛び石が置かれた徒渉点も設置されていました。
すぐ先に橋もあるので、川遊びのために設けられた徒渉点なのでしょう。
両岸とも公園になっていて、家族連れがレジャーシートを敷いて、のんびりしていました。
午後になって、やはり人が増えてきた様子です。

恩賜公園から、万助橋へ。
風の散歩道を三鷹駅に戻りました。

歩数計は、24,284歩。
ちょっと足裏が痛くなりました。
左のお尻が凝りました。
次回は、また土の道を歩きます。

  


  • Posted by セギ at 11:54Comments(0)