たまりば

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2019年09月18日

高校英語。分詞 その4。分詞の叙述用法。SVC。


分詞の限定用法は、名詞を修飾する用法でした。
では、分詞の叙述用法とは何でしょうか。

ここで形容詞に戻って考えてみますと、形容詞には2つの働きがありました。
1つは、名詞を修飾する。
もう1つは、補語となる。

分詞も同じです。
名詞を修飾する用法が、限定用法。
補語となる用法が、叙述用法です。
つまり、分詞は、形容詞なのです。
分詞は、動詞が形容詞化したものなのです。

They walked laughing along the street.
彼らは笑いながら通りを歩いた。
They がS(主語)。walked がV(動詞)。laughing がC(補語)です。

こうした説明になると、SVCとか苦手、わからない・・・という高校生は多いのですが、繰り返しますが、SVOCMと各品詞の働きを理解しておくと、残りの文法事項はスラスラと理解できると思います。
SVCは、5文型の1つです。
S(主語)とV(動詞)は、基本的にどんな文でもありますが、それだけでは完結しない文もあります。
I am …
で終わられたら、「え?どうした、続きは?」と思います。
I am a student.
と言われると、あ、そうなんだと納得できます。
S=C の関係が成立してるのが、Cです。
I =a student です。
それは、状態としてイコールでも構いません。
I am busy.
I =busy です。
ということは、基本的に、be 動詞の文の大半はこのSVCですが、be 動詞以外の動詞を用いた文でも、S=Cの関係が成り立っていれば、それはSVCの文です。
She looks happy.
この文は、
She = happy ですから、やはりSVCの文です。
Cになるのは、名詞または形容詞、ということも、理解の一助になるでしょう。
形容詞は、Oにはなりません。
あ、これは形容詞だなと気づいたら、それはSVOの文ではなく、SVCの文です。
また、その動詞をbe 動詞に変えたときに、意味は変わるにしても文意は通るというとき、元の文はSVCです。
She looks happy. は、
She is happy.
と置き換えても文意は通りますので、SVCの文です。
一方、
she plays the piano.
という文は、動詞をbe 動詞に置き換えたときに文意が通りません。
she is the piano.
というのは、おかしいですね。
she =the piano ではないから、おかしな文になります。
この文は、SVOの文です。

上の分詞の文をもう一度確認します。M(修飾語)は省略します。
They walked laughing.
この文は、
They are laughing.
と置き換えても、文意は通ります。
だから、元の文は、SVCの文だと確認できます。

ところで、こんな文はどうでしょう。

You must keep repeating the formula until it is known by heart.
暗記するまでその公式を繰り返さなければならない。
これも、You がS(主語)。must keep がV(動詞)。repeating がC(補語)の文です。
でも、意味がほとんど同じである、こんな文もあります。
You must keep on repeating the formula until it is known by heart.

keep on ~ing は、「繰り返し~する」「常に~する」という意味です。
状態の継続や動作の繰り返しを強調する表現となります。
このときは、repeating は、動名詞となります。
前置詞の後ろにくるのは動名詞だからです。
ただし、こういう些末な文法事項はどうでもいいので、こういうのに混乱して、「文法なんて嫌い」とならないことが大切です。
keep ~ing の形の他に、keep on ~ing という用法がある、という表面的なことだけ覚えれば良いと思います。
「Keep on smiling」と、ラジオ講座で遠山顕先生が昔から毎回叫んでいたので私個人は非常に覚えやすかったものの1つでした。
いや、番組オープニングは録音だから仕方ないのですが、しかし、番組タイトルが変わっても30年以上、毎年叫んでいます。
やはり繰り返し耳にするのは効きますね。
脳に沁み込んでくる感じがします。


ここまでの文は、SVCのCが現在分詞の文でしたが、過去分詞の文も勿論あります。
His eyes remain closed.
彼の目は閉じられたままだ。
His eyes がS、remain がV、closed がCです。
His eyes = closed
状態としてイコールなので、SVCの文です。


現在分詞も過去分詞も、SVCのCとなる用法がある。
となると、問題なのは、現在分詞と過去分詞との使い分けです。
これはSとの関係で見分けます。
Sが動作をする側ならば現在分詞。
Sが動作をされる側ならば過去分詞です。

They walked laughing.
これは、SであるThey が laugh しているので現在分詞。
His eyes remain closed.
これは、Sである His eyes が close されているので過去分詞です。

限定用法のときの、修飾される名詞と同じ関係ですので、覚えやすいはずです。
頑張って覚えましょう。
  


  • Posted by セギ at 14:37Comments(0)英語