たまりば

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2019年02月04日

南高尾を歩き、高尾薬王院の豆まきを見物しました。2019年2月。


2019年2月3日(日)、南高尾を歩きました。
今日は節分。
高尾山では豆まきが行われます。
混雑しているかなあ?
時間をずらせば大丈夫かな。
というわけで、とりあえず高尾山口駅8:50。
駅前の様子は、冬の高尾としては人が多いですが、春・秋の観光シーズンと比較すれば少ない気もします。
駅前で支度をして、橋を渡り、交差点から信号を渡って、住宅街の坂道を登っていきました。
すぐに登山口。
住宅の脇を通る細い道が草戸山への登山口です。
登山道に雪が残り、ちょうど下山してきた人が難渋しているのが見えました。
木曜日の夜の雪が、残っているのです。
この暖かさで、もう全て融けたと思っていたのですが。

下りてきた方に、
「ずっと上まで凍結していますか?」
と尋ねると、
「いや、ここだけ」
とのこと。
それならばと安心し、歩きだしました。

なるほど、その凍結箇所を越えると、もう土は乾いていて歩きやすく快適でした。
薄暗い樹林帯の坂道を登り、尾根に上がると、そこからは小さなピークを1つ1つ越えていきます。
ピークに立つ度、展望を確認。
今日は都心方面は春霞で、スカイツリーは見えません。
こちらから回るほうが登り基調になるので、夏は避けたいですが、冬になると1度は歩きたくなるコースです。
1か所ある急な下りも、ロープが張られてあるので、難なく通過できました。

見晴らしの良い草戸峠。9:55。
ベンチが横に並んでいます。
そこから少し下り、その後、最後の登りを行くと、草戸山。10:15。
山頂は、人が少なく、空いていました。
あずまやの横のいつものベンチで休憩。

さてここからは、木段の急な登りが繰り返されてます。
まずは登り、登った分だけ下ります。
その後は段差の大きい木段が待っていました。
登りきると、少し平坦な道。
また段差の大きい木段。
また平坦な道をしばらく行くと、木段。
一気に高度をかせいでいきます。
途中に城山湖を見下せるあずまやもあるので、休憩しながら自分のペースでゆっくり登っていきました。

道は広く、よく整備され、犬を散歩させている人も多く見かける場所です。
大型犬が多いです。
「八犬伝」の八房みたいに大きい犬ともすれ違いました。
のしのし歩いて、山が似合うなあ。

峰ノ薬師への道を左に分けて、しばらく行くと、三沢峠。10:45。
いくつもの道が集まり、テーブルやベンチも設置されている休憩適地です。
ここでも休憩していると、チェーンソーを持ちヘルメットを被った3人が通り過ぎていきました。

さて、ここからは南高尾山稜のまき道。
しばらく行くと、チェーンソーの音が聞こえてきました。
先ほどの人たちが、登山道に斜めに立つ枯れ木を伐っているところでした。
ふわあ。
興味深く、しばらく見とれていました。
「あ、通ってください。まだまだ時間がかかるから」
そう言われ、チェーンソーも止められたので、会釈して通り過ぎましたが、木が倒れるまで見たかった気もします。
後ろ髪引かれる思いで先に進みました。

崖っぷちの細めの道。
落葉樹の林の中の気持ちの良い道。
ところどころ、ベンチとザック掛けがまた新しく作られていました。

見晴台。11:25。
冬晴れの日とは違い、南アルプスまでは見られませんでしたが、富士山の白いてっぺんはよく見えていました。
その富士山の真上に、細い葉巻のような雲。
あれは吊るし雲?
天気下り坂かな?
丹沢は中腹まで雪に覆われていました。
木曜日の雨は夜に降ったこともあり、あまり降らなかった印象でしたが、山は案外積雪しています。
でも、この暖かさでは、丹沢の雪はグチャグチャで、下の凍結箇所がむき出しかなあ。
新雪の雪道歩きは大好きなのですが、凍結は苦手です。

見晴台で昼食休憩し、さて出発。11:55。
しばらく良い道が続きますが、この先の中沢山付近のまき道が気になります。
秋に歩いたときにかなり細くなっていたので、万が一にも凍結していたら怖いです。
しかし、行ってみると、秋とは違い、崖から崩れてきた土は取り払われ、道が狭くなったところには土嚢が入れられ、歩き易くなっていました。
さすが高尾は整備が早い。

細いまき道を通過すれば、あとは登りを頑張るのみです。
岩がちな登りを越えていくと、雪が残っている箇所がありました。
道がたまたまそこだけ尾根の北面につけられていると、ちゃんと雪が残っています。
自然は、ある意味、わかりやすいです。

大洞山。12:20。
眺望ゼロですが、南高尾一番の高さの山頂です。
テーブルとベンチがあり、休憩。

その先、しばらく降りていくと、道が明確に右折する箇所があり、そこで積雪していました。
でも、雪は融けかけて柔らかく、滑らず歩いていけました。

木の根の作る段差を下り、細いまき道を行くと、大垂水峠。12:50。
甲州街道を渡る横断歩道にもわずかに雪が残っていました。
山に挟まれた谷底の地形なので、雪が残りやすいのですね。
横断歩道を渡り、階段から下った方向のまましばらく甲州街道を進み、右手の木段を登りました。
最初は整備された印象の木段が、鉄柵につかまらないと上手く登れない壊れかけた段差になり、そこを頑張って登っていくと沢に出ました。

しばらくは平坦な沢沿いの道。
そこからジクザグに斜面を登っていきます。
登りきると、今度は斜面につけられた細い道をつたっていきます。
道しるべの下まで来て、ほっとひと息。
ここから大変な急登が始まりますから、息を整えます。

後から5人ほどのパーティが追い付いてきて、やはりここで休憩を始めました。
「私、ズボンの下にタイツまで履いてきたので、暑くて暑くて」
「ああ、自分も」
「冬の山だから寒いと思ったんだけど」
そうした会話を聞き、脱げない厚着は後悔しますよねと深く共感。

入試のときも、寒いだろうと厚手の保温下着など着ていくと、暖房が暑くて頭がぼおっとして集中できなくなる可能性があります。
暑かったら脱げるような重ね着のほうが良いですよね。
暑いと特に登りに弱くなります。
私に追いついてくるスピードがあったこのパーティ、以後は姿を見ませんでした。
暑さにバテてしまったかな?

さて急登の始まりです。
木段の登りがまずはずっと続きます。
前方に空が見えているので、そこがてっぺんなのかと思わせて、まだまだそれは序の口。
そこからしばらく道は平坦になり、歩きやすくなるのですが、その先、再び急登。
その先は、さらに角度を上げた急登。
ここは、下るときにもストレスを感じるほどの急坂ですから、上るのも大変です。
この季節だからいいけど、暑い季節にはこの坂は、私は絶対無理。
そう思いながら登っていくと、ようやく奥高尾縦走路との合流点のデッキが見えてきました。

はあ。着いた。
小仏城山に寄り道する気力もありません。
そのまま、高尾方向に向かって歩きだし、一丁平展望台で休憩しました。13:55。
この辺りも尾根道なのに雪が残っていました。
踏み固められた黒い雪です。
表面が融けて柔らかいので、落ち着いて足を置いていけば大丈夫でした。

こんなに雪があるならばと少し期待し、紅葉台のまき道を歩きましたが、今日もシモバシラの氷花は見られず。
この陽気では無理でしょうか。
気温は10℃以上。
3月中旬の陽気とのこと。

紅葉台との合流点、高尾山の真下のベンチでまた休憩。14:25。
高尾山もまいて、1号路を下っていきました。
薬王院。14:50。
本殿に人が集まっていました。
・・・あれ?
まだ豆まきは終わっていないのでしょうか。

本殿の舞台では、高尾のご当地キャラが2体、活動中でした。
確か、背中に天狗のお面を背負っているほうが、ムッちゃん。
目つきの悪い太ったムササビがムサ尾。
豆まきを待つ人たちの退屈を慰めるべく、懸命に愛嬌を振りまいています。
頑張ってるなあ。
最前列には、ご当地キャラのおっかけらしい人たちが数名並んでいました。
ずっとスマホで撮影し、2体に話しかけています。
全てのキャラに、こういう熱量の高いファンがついているんですね。

本殿からは読経が聞こえていました。
あれが終われば豆まきが始まるのかな?
おそらく午後3時から?
豆まきの混雑を避ける予定でいましたが、ちょうど来合わせたので、いっそ豆まきを見物することにしました。

予想通り、3時から豆まきが始まりました。
私はかぶっていた帽子で豆をダイレクトキャッチ。
ムッちゃんがサイドスローで不器用に豆を投げつけてきます。
大豆でサイドスローは痛い。(笑)
そんなこともあって、テンションが上がります。
豆まきの豆を受け取るのは初めての経験でしたが、面白いです。

やがて奥から、他の人たちも登壇。
文楽の人形みたいなものを持つ人。・・・誰?
芸者さんのような姿の人たち。・・・誰?
一拍遅れて、関取登場。・・・誰?
最近大相撲を見ていないので、誰なのかわかりません。
芸能人はいなかったと思います。
それもあって、ほどよい混雑で済んでいたのかもしれません。
ふらっと来た私も前から4列目くらいで豆をキャッチ。
年の数以上の豆をゲットしました。ヽ(^。^)ノ

豆まき終了。
後から登壇した人たちはまた奥に引っ込んでいきましたが、ムッちゃんとムサ尾は残留。
警察による通行規制が敷かれ、集まった人たちはしばらくそこに停止させられていた中で、人々の退屈を慰めるべく最後まで愛嬌を振りまいていました。
一番暑くて、一番辛くて、一番早く退席の必要があるのはこの2体だろうに、偉いなあ。

警察官の誘導で、いつもとは違う石段の少ないルートでゆっくりと薬王院を離れました。
1号路に出ると、人はバラバラに散り、案外混雑していません。
春・秋の観光シーズンは、1号路が人で埋まり、押すな押すなの大混雑になることもあります。
それに比べると普段通りの何でもない人数でした。
ケーブル駅、リフト駅を過ぎると、人はさらに少なくなり、前後にかろうじて人が見える程度でした。
久しぶりに1号路を歩いて下山しました。15:55。

  


  • Posted by セギ at 13:09Comments(0)