たまりば

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2019年01月21日

陣馬山一ノ尾根を歩きました。2019年1月。


2019年1月20日(日)、久しぶりに陣馬山一ノ尾根から高尾山へと縦走しました。
藤野駅前のベンチで支度をして出発。8:40。
駅前のテラスから、そのまま高尾方向に戻るように歩いていくと、踏切。
踏切を左折すると、すぐにトンネルが見えてきます。
私よりかなり前に出発した人たちが、すぐ前を歩いているのに気づきました。
1度テラスを降りて、甲州街道に出て、遠回りしてしまったのでしょうか。
地図やガイドブックでは、そのあたりのことがよく読み取れないことがあります。
私のこの記録でも、そのあたりは案外曖昧に書いてしまっていたなあと反省。
道順を文章で正確に伝えるって難しいですね。

トンネルは左側に歩道がついていますが、段差や柵はないので、脇を車が通ると少し緊張します。
車の音がトンネルに反響するので、音だけだとトラックが通り過ぎていくような感覚があります。
早くトンネルを抜けようと、さっさか歩きました。

トンネルを抜けると、舗装道路は、霜が融けた様子で濡れていました。
脇の草地には、霜が降りています。
やはり、1年で一番寒い季節。
とはいえ、今朝はかなり暖かいような気がします。

日向になると道路もカラカラに乾き、さらに歩が進みました。
やがて、陣馬の湯の大きな看板が見えてきました。
「陣馬山登山口」のバス停を過ぎ、細い川を過ぎると、道しるべの通りに右折。
道路脇のちょっとしたスペースで、7~8人が支度をしていました。

すぐに次の道しるべがあり、その通りに左折し坂道を上がっていきました。
舗装はされていますが、急坂が続きます。
舗装された道なりに、右へ左へとカーブを描いて急坂を登っていきます。
一番わかりにくい、最後の二又の道を右折するところでは、電柱に黒マジックで「陣馬山」と書かれた黄色いテープが貼られてありました。

右折するとじきに「陣馬山4.0km」の道しるべが見えてきました。9:25。
そこでも、脇の空き地で休憩している人が5人ほど。
今日のような温かい冬晴れの日に歩いてみたくなるのが、陣馬山一ノ尾根かもしれません。

道は、緩やかな広い道から始まり、短い急登と緩やかな道が交互に繰り返されました。
1つ目のベンチまでは少し長いです。
ようやく到着した1つ目のベンチに座って、水分補給。
あとは、ほどよい距離間でベンチが設置されていました。

一ノ尾根テラス。10:10。
以前張られていた深緑色のタープは撤収されていましたが、低めのテーブルとベンチは健在。
可愛らしい場所なので、用がなくてもちょっと座って休憩したくなります。
ここでも、水分補給。
喉は渇いていなくても、歩き始めは、早め早めの水分補給を心がけています。
いったん渇きを自覚するようになると、いくら飲んでも渇きが癒えないという事態が起こります。
脳は、そういう意味では本当にダメで、反応がいちいち遅いんですよね。
随分まずい事態になってから「喉が渇いた」と指令し、もう水分は補給したのに、いつまでも「喉が渇いた」と指令し続けて、苦しさが消えません。
カロリー摂取もそうで、この時期の山歩きでは、喉が埃でイガイガしないよう、飴をなめながら山を歩いていることが多いのですが、その糖分のせいか、脳が空腹を認識しません。
わずか数カロリーの飴を常に摂取し続けているせいで、脳が騙されてしまいます。


左から登山道がときどき合流します。
その度に道しるべを見て、そんなバス停から登山道があるんだなあと確認しながら、さらに登っていきました。
ジクザグの急登を登っていくと、木段が見えてきました。
山頂は近い。
でも、木段は長い。
一歩一歩登っていくと清水茶屋が見えてきて、ついに陣馬山山頂です。11:00。

細い道をつたって、草地の山頂へ。
西の空は雲に覆われ、富士山は見えませんでした。
以前よりもベンチとテーブルが増えた気がしますが、草地の特等席はなくなっていず、安堵しました。
陣馬山は、ここが一番気持ち良い場所です。

昼寝をしている人。
早めの昼食を取っている人。
生藤山の美しい尾根。
振り返れば、奥多摩の大岳山。

茶屋のテラスでお客さんとご主人の話している声がよく聞こえてきました。
お客さんは、けんちん汁を頼んで、それを食べている様子です。
「客の少ない1月と2月しか出してないんだよ」とご主人。
「こんなのあるんですね。知らなかった。具が多いなあ」とお客さん。
けんちん汁、いいなあ。
けんちん汁、500円。
けんちんうどんは、700円。
いいなあ。
かなり強い誘惑でしたが、今日もザックにはカップラーメンとそれを作るためにポットに入ったお湯があります。
うーん、汁物かぶりなので、今回はパス。

さて出発。
この冬は今のところ雨も雪もほとんど降らないので、この時期の陣馬山としては信じられないほど道が乾いて歩きやすくなっていました。
しかし、霜柱が土を押し上げるので、登山道は変に凸凹しています。
氷の塊が、土からのぞいていたりもします。
用心してそれをよけながら、先に進みました。

温泉へと下る道との分岐の木にかかっている、私の好きな看板「ゴミも恋人も捨てないでね」の針金が半分外れて、看板が傾いていました。
もともと古い看板だから、これをきっかけに撤去されてしまうかなあ。
見る度、「恋人を山に捨てるのは、事件性が高い」と心の中で突っ込む、好きな看板なのですが。
昔は色々な山で見ることができたのですが、今は、残っている山は少なくなっていると思うのです。

木の根の段差を登っていくと、明王峠。11:45。
ここのベンチが空いていたので、昼食にしました。
コンロ用なのでしょう、平らな板がベンチに張ってあります。
カップラーメンを置いて3分待つにも、ちょうどいい。


食事も終わり、さて、景信山を目指します。
一ノ尾根が長かったので、ここからは巻き道を選びました。
景信山へは、長い木段が二か所あるけれど、1つ目の木段を避ける巻き道があります。
道しるべは出ていないですし、他の巻き道と比べて少し歩きにくいところはありますが。
よし、今回はそこを行こうと思ったら、枯れ枝で道が塞がれていました。
「侵入禁止」の合図です。
あれ?
でも、行きたいなあ。
とりあえず、踏み跡は明瞭なので、行ってみることにしました。

・・・あれ?
こんな道だったかなあ?
道が随分フカフカして、枯れ枝や葉が積もっているところがあるのです。
侵入禁止の合図が置かれるようになって以降、周囲の枝打ちなどもされたということなのかな?
しかも、どんどん道が細くなり、崖っぷちになり、尾根は遠く上に離れていきます。
・・・この道は違う。
20分ほど歩いて、少し広くなった場所で立ち止まり、考えました。

これは、20年近く前に1度迷い込んだ道なのではないか?
あのときも、巻き道、巻き道と選んだら、こんな細い道に入り込み、最終的には道ではない斜面を無理に上がって、小仏城山近くの登山道に合流しました。

あの道は何だったのだろうと思いながら、どの分岐から入ったらああなるのかわからなくなり、20年が過ぎました。
一時期は、正しい巻き道とそうでない巻き道の判断ができず、全部尾根道を歩いていたこともありました。
今は、巻き道にも道しるべがつけられているので、安心して巻き道を歩いていますが、あの謎の道は、謎のままでした。
これは、巻き道ではなく、林業の作業道だ。
ああ、この道だったのかあ。

細い道は、戻るときのほうがその細さを実感し、心細くなります。
ここで滑落すると、大変。
そういう気持ちで足がギクシャクします。
落ち着いて、落ち着いて。
ようやく、「侵入禁止」の目印のある分岐まで戻ってきました。
やはり、侵入禁止は侵入禁止。
言われた通りにしないと。

その少し先、今度こそ、木段を避けられる巻き道の分岐を発見。
少し歩きにくいところはあるけれど、尾根からそんなに離れることはなく、踏み跡も明瞭です。
ああ、この道だ。
安心して歩いていくことができました。

その後は、景信山への最後の木段。
さすがにこれは回避できず、頑張って登っていき、景信山山頂。13:30。
作業道に迷い込んだロスタイムのせいで、かなり遅くなってしまいました。
下の茶屋のほうに下りていくと、城山や高尾山方面の眺めの良い席はテーブルが作り変えられ、「予約席」となっていました。
以前から、富士山と相模湖に一番近い席はそのようになっていましたが、そうした席が増えていました。
茶屋で何も買わないのに見晴らしの良い席に座るなということかなあ。
茶屋の経営、大変なのかなあ・・・。

急坂をたったか降りて、ここから小仏峠までは急な下りが多く、奥高尾縦走路で一番注意が必要なところです。
それでも、道は乾いて快適でした。
S字カーブも難なくこなし、小仏峠。
こう寒いと、いつもの地図を売っている人も今日はいませんでした。
全て歩いて確かめたという高尾の地図。
毎回、心惹かれるんですよね。
今年はこそは、購入しようかな。
私の知らない道が、他にまだあるかな。

小仏峠から、急登を登り返して、相模湖の見えるベンチ。
そこから、緩い道を少し登っていくと、その先は、木段の登り。
さらに、木の根の段差の作る急登。
登りきると、城山の電波塔が見えてきます。

小仏城山。14:25。
トイレが全体に調子が悪い様子で、使えるのは1つしかありませんでした。

さて、ここからは歩きやすい木段道です。
昔は、ここからが赤土の滑りやすい下りの連続で苦労したものである、などと思いを馳せながら、たったか下っていきました。
今日は富士山は見えないので、紅葉台も巻きました。
気温が高いので、シモバシラの氷花は見られませんでした。
全てがカラカラに乾いています。

紅葉台からの道との合流点、高尾山の真下。15:20。
高尾山も巻いて、そこから1号路を行きます。
今年になって、薬王院に寄るのは、初めてです。
奥の院からお詣りして、本殿もお詣りし、さておみくじを引こうかなと窓口に使づいた瞬間、片づけが始まりました。
おお・・・。

何だかんだで、北高尾山稜からまわった前回よりも遅くなっています。
何ということだろう。
リフトにはもう間に合わないと思います。
ということで、ケーブル駅へ。
SUICA で券を購入しようと「大人1枚」のボタンを押したそのとき、若い女の子に声をかけられました。
「すみません。これ、間違って往復券を買ってしまったので、使ってください」
はあ?
「え?じゃあ、お金払います」
「いいです。いいです」
そう言って、登山姿の若い女の子は、私に往復券を手渡し去っていきました。

おお・・・。
これがおみくじなら、大吉?


16:00発のケーブルは、観光客で大混雑。
ラッシュ時の電車のようでしたが、6分くらいのことですので、何でもない。

さて、帰宅すると、LINEで連絡が。
センター試験、数ⅠA、自己採点で83点と、保護者の方から連絡が入りました。
文系で83点?
予想以上の高得点。

やはり、今年は大吉のようです。
ヽ(^。^)ノ


  


  • Posted by セギ at 13:47Comments(0)