たまりば

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2017年01月16日

嵐山から小仏城山、高尾山を歩いてきました。2017年1月。


2017年1月15日(日)、今年初めての山歩きは、初詣を兼ねて、高尾山を歩いてきました。
ついでに、去年の残暑の中で道に迷った相模湖駅からの道の検証をすることにしました。
いつもの中央特快から中央線に乗り換えて、相模湖駅。8:53。
駅の外のベンチで支度をして出発。
まずは甲州街道に出て、交差点を左に曲がります。
前回は既にここから道を間違えて、相模湖のほとりまで出てしまいましたが、今回はしっかりと左折。
歩道橋を通り過ぎたところで、道は二股に別れ、右の細いほうの道を行きます。
道なりにしばらく行くと左側に道しるべがあり、そこからV字に曲がって階段を下りていきました。
眼下にダムと橋が見えています。
おお、あれは、残暑の頃にも渡った相模大橋。
こんなに簡単に来れるんだ。
前回はここまでで既にかなり遠回りをしていました。

相模大橋を渡って、左折。
また道なりに行くと、左手に休憩所がありました。
げんこつを突き上げたような妙なオブジェのある休憩所でした。
その向かい側に灯篭があり、そこが嵐山の登山口です。9:15。

嵐山は標高406mの低山。
京都の嵐山の風情があるのでその名がつけられたとのことです。
急な石段を数段登ると、あとは登山道。
急な箇所も少しありますが、よく踏まれ、整備された道でした。
東海自然歩道にも指定されています。
山頂。9:45。
上の画像は山頂から相模湖を見下したものです。
対岸には、奥高尾の尾根。
その奥に扇山。
さらに奥に権現山。
そして大菩薩の山々。
低い山なのに眺望良好でした。
山頂から先、石老山へと縦走する道もあるそうです。
ガイドブックによれば、風情のある竹林を通り過ぎ、丸太の木橋とか、ちょっと切れ落ちた細い道などがあるらしいです。
春になったら、そっちに縦走してみようかな。
今日はとりあえず来た道を戻ります。

灯篭のある登山口まで戻ってきて、さて、ここから前回は大変な遠回りをしてしまいました。
弁天橋への分岐がわからず、延々と舗装道路を歩いて桂橋まで行ってしまい、橋を渡ってまた延々とバス道路を歩いて、登山口にたどりついた頃にはもう半分熱中症でした。
今回は、とにかく左手の分岐に意識を集中します。
津久井養護学校のところで左折するんだぞー。
歩道が進行方向の右側にしかないので、あのときはぼんやり歩いて見落としたんだろうなあ。
今回は、常に左側ばかり見て歩きました。
遠くに津久井養護学校を発見。
その手前に分岐があるのかなあと曲がりたくてうずうずしましたが、学校の横に道しるべがあり、舗装された道がありました。
なだらかに下って、そこでも道しるべを確認して右折すると、すべり止めがごつごつした坂道へ。
その先は、もう登山道でした。
踏み跡をたどっていくと、そのまま弁天橋につながります。
弁天橋は、歩行者専用の橋。
しっかりした造りの案外長い橋でした。
さらにもう一つ小さい橋を渡って、登山道は登り道に。
正しい道も、それなりに長いですね。
弁天橋を見下ろせる見晴らしの良い場所がありました。
ああ、山歩きを始めたばかりの頃、ここで写真を撮った。
このアングルだ。
まだ、デジタルカメラではなかった頃です。
急に記憶がよみがえりました。

ぽんと住宅街の中の舗装道路に出て、道しるべの通りに歩いていくと、記憶の明瞭な甲州街道の交差点に出ました。
お蕎麦屋さんの角。
千良木バス停の近くです。
そこからは、歩行者用信号を渡って、そのまま直進。
道が登り坂になったところで、次の分岐を左に行くと、登山口です。10:50。
登山口の茶店で、今日もヨモギ餅を勧められました。

テレビ放映されたヨモギ餅、いかがですか。
ヨモギの香りがしっかりしますよー。
そういえば、テレビ東京の「関東ふれあい旅」、去年は春も秋も結局放送されませんでした。
「関東ふれあいの道」を3泊4日で歩く山旅番組です。
年に一度の楽しみだったのになあ。
もう安全に歩けるところは全て歩いてしまったからかなあ。

ここから小仏城山までは1本道。
特に難しいところはありません。
木段の箇所も多く、歩きやすく整備された登山道でした。
のんびり歩いて、小仏城山。11:55。
山頂はドロドロでした。
積雪があったのか、霜柱が融けたのか。
これからのシーズン、小仏城山より先の奥高尾はこの泥道との格闘ですね。
今季最強の大寒波が来ていますが、それでも山頂はベンチがほぼ埋まる盛況でした。
歩いているときは良いのですが、ベンチで食事していると、しんしんと冷えてきます。
たちまち指先の感覚がなくなり、早々に出発。

小仏城山から高尾山まではデッキや木段が整備されて、泥道とは無縁でした。
やっぱり歩きたりないなあと感じつつ、でも、今日の主な目的は初詣なので、おとなしく高尾山へ向かいます。
一丁平の展望台からは、雪化粧の丹沢がくっきり見えました。
東京はずっと晴れていたので雪不足のイメージのままでしたが、丹沢は積雪があったのですね。
丹沢に行けば良かったかなあ。
丹沢大山の左手に薄く見えているのは、相模湾でしょうか。
ここから海が見えることに初めて気づきました。

木段を登って紅葉台へ。
富士山は麓だけ見えていました。
そこからさらに階段を登って、高尾山頂へ。
寒いと熱がこもらないので、身体が軽いです。
山頂はいつも通りの賑わいでした。
大見晴台の眺望も楽しんで、さて再び出発。
トイレの角のところを曲がって、3号路に寄り道しました。
こんなに寒いと、シモバシラの氷花が出ているんじゃないかな。
もう午後だから消えたかなあ。
しかし、目立ったものはなく、がっかりしたのですが、よくよく見ると小さいものならありました。
マクロで撮影。

さて、あとは薬王院でお詣り。
おみくじも引いて、のんびりと1号路を降りました。


  


  • Posted by セギ at 12:01Comments(2)