たまりば

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2013年10月14日

奥多摩御嶽山から大岳山を歩きました。2013年10月


2013年10月13日(日)、奥多摩を歩いてきました。
先週、秩父の山でまさかの熱中症になりましたので、少し用心して、そんなに大変じゃない一般的なコースを行こうと、御嶽山へ。
いつものように三鷹発7:58のホリデー快速奥多摩号に乗りました。
電車は、山に行く人たちで満員。
数年前までは、この電車も、お勤めや学生の人が乗っていました。
国分寺駅のエスカレーター近くに停まる車両に乗っていれば、必ず降りる人がいて、そこからは座れたものでしたが、今は、どの車両もハイキング客で満員です。
そんなわけで、ずっと立ったまま、御嶽駅下車。9:00。
下車する人の多さにまずびっくり。
御嶽駅の改札は1か所で、そこで詰まってしまって、ホームから渋滞。
ゆっくりゆっくり階段を下りて、やっと改札が見えてきました。
一列になって改札を出て、そのままバス停まで行列です。
行けども、行けども、バス待ちの最後尾が見えてこない。
1台目バスは、私がバス停付近に到達する頃には発車しましたが、その後も、バス3台分くらいの行列が残っていました。
諦めて、歩き始める人も。
御嶽山は、ホリデー快速の停車駅の中でも、多くの乗客の下りる駅だけど、それにしてもこれは凄い。
さすが、秋晴れの3連休の中日です。
バスは増発につぐ増発で、ようやく乗車できました。9:30。

終点でバスを下りて、御岳山ケーブルカー滝本駅へ。
ケーブル駅まで舗装道路ですが、ここが意外な急斜面で、観光気分でやってくると、まずここの登りで心が折れるかもしれません。
(*^_^*)
とっとこ登って、滝本駅。
ここは、スイカが使えるので、そのまま乗車の行列へ。
乗客の多さに、この日は、6分間隔でケーブルを運行。
6分間隔って、到着したらすぐ次の乗客を乗せて、満員になったらすぐ発車ですね。

みたけさん駅到着、10:10。
朝の駅前の様子から、どんな渋滞が山に起きているかと思いましたが、バスとケーブルで、かなり人数が分断されたので、歩きだすと、山は静かでした。
ここもまた、舗装道路だけど意外な急坂と長い階段です。
御嶽山神社。10:30。

さあ、大岳山へと縦走しよう。
とはいえ、ロックガーデンは、少し歩きにくいところもあるから、渋滞が起きてしまいそうです。
山側の道を行くことにしました。

予想通り、山側の道は、静かでした。
ロックガーデン経由の道との合流点の少し手前で、「水場」の看板を発見。
ここの水は、飲めるのだな。
でも、随分新しいこの看板は、何のためのものだろう。
登山客向けにしては、何か違和感があります。
水場に「水場」なんて看板は、普通、立てないだろう。

・・・・・・ああ、ハセツネだ。

検索すると、今年のハセツネ、「日本山岳耐久レース・長谷川恒男カップ」は、まさに今日、2013年10月13日(日)13:00に、武蔵五日市駅近くからスタートするのでした。
市道山から醍醐丸、生藤山、笹尾根を登って三頭山、御前山、大岳山、御嶽山、日の出山、金比羅山、武蔵五日市。
総歩行距離71.5km。
トップランナーのタイムは、8時間を切るらしいので、うかうかしていると、やってくるぞー。
(*^_^*)

さて、ロックガーデンとの合流点。11:00。
そこからは、少し人も増え、前後には必ず人がいる状態でしたが、それほど歩くのにストレスを感じる混雑ではなく、大岳山への登りを行きました。
大岳山に近づくにつれ、岩場が増えてきます。
道の細いところも多いです。
新しい銀色の鎖がたくさん張られてありました。
数年前、ハセツネで死亡事故が起きてから、コースは鎖などの整備が強化されたのでしょうか。
急カーブには、登山道の崖側にロープも張られてありました。
この岩場を夜中に越えるんだなあ。
大半の人は、一番険しいところを真夜中に越えるんですよね。
これは、大変なことだな。

最後の登りは、岩がちの急な登りで、やっぱり少し渋滞があり、ようやく山頂。12:10。
山頂からは、見事な富士山が見えました。
上の画像がそうです。
山頂には、たくさんの人がいましたが、運よく特等席が空いたので、富士山を眺めながらお握りを食べました。
甘いカフェオレも、チョコレートも、おいしいおいしい。
先週も真夏日が続きましたが、土曜日の夜から急に涼しくなり、山は爽やか。
体調は万全です。

さて、鋸山へ向けて出発。12:20。
最初はのんびりした道でしたが、すぐに急な下りが現れました。
山ガールたちによる渋滞が起きていました。
岩場の下りでは、ダブルストックは、むしろ邪魔になることが多いです。
ストックの置き場所と足の置き場所と、4か所見つけないといけないので、時間がかかります。
岩や丈夫な木の根につかまって、さくっと下ったほうが速い。
ダブルストックだと、両手がふさがって、何にもつかまれないので、余計に怖く感じます。
手にぶらさげていると、変なところにぶつかって、邪魔になりますし。
トレッキングポールは、中高年がバランス保持に使うのはよくわかるけど、なんで若い子の間で流行っちゃったのかなあ。
日没までに下山できないと、鋸尾根は、ちょっと怖い。
この子たち、大丈夫かなあ。

とはいえ、私も、膝をサポーターでガチガチに固めているので、動きはギクシャクしています。
なめらかなムーブには、膝が大切。
(^_^;)

なだらかな道と、急なところの繰り返しを経て、岩がちな登りを登りきると、鋸山。13:30。
そこからは、下り基調です。
気持ちのよい道と、岩がちな下りが、さらに繰り返されます。
段差の激しいところもあるので、山慣れていないと少し怖いです。

天聖神社。14:35。
天狗の石像が祀られている顕著なピーク。
見晴らしも良いので、少し休憩。

とっとこ下って、登計峠。15:05。
林道を横切って、愛宕山へ。
最後の登りです。
そして、最後の下り。
長い石段が見えてきました。
この石段は、昔、何かのドラマのロケ地になったと聞いたことがあるけど、何だったかなあ。

もえぎの湯。15:30。
温泉も混雑で、30分待ちでした。
整理券をもらって、ザックの中を整理したり、メールを打ったりしている間に順番がきて、さて入浴。

充実の1日でした。
(*^_^*)
  


  • Posted by セギ at 12:55Comments(0)