たまりば

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2012年02月04日

冬の低山歩きの装備


中学入試の合格発表を待つ、長いインターバルに入りました。

他のことを考えている場合ではないのですが、他のことを考えていないと身がもたないので、今日は、山の話を。

2月19日(日)に、身の丈起業塾3期生の定例ハイキング会を予定しています。
行先は、高川山。
JR初狩駅が最寄駅の、中央線沿線の低山です。

しかし、低山といっても、標高976m。
先日の雪と連日の冷え込みで、現在のところ、かなり積雪し、凍結していると思います。
雪をまとった低山というのは、空気が澄んで、眺望もよく、とても楽しいのですが、無雪期の山を歩くのとは少し違うので、装備のグレードが少し上がります。

まず、絶対に必要なのが、軽アイゼン。
おもちゃみたいなのではなく、きちんと使えるものとなると、6本爪で5千円程度。
登るだけなら靴だけでどうにかなっても、凍結した急坂は、靴では下れません。
事故は、下山時に起こります。
山は、下山することを考えて装備を整えましょう。

ストック。
凍結している箇所で身体の安定を図る便利なもの。
1本5千円程度。ダブルのほうが安定します。

軽登山靴。
雪山用登山靴は5万円程度しますし、低山の雪山ならそこまでは必要ありませんが、ローカットでは雪が靴の中に入りますので、くるぶしを覆うミドルカットないしハイカットの防水機能のある軽登山靴が必要です。
2万円程度。

服。
木綿は危険です。
雪山の場合、汗や雪で濡れたら、木綿は乾きません。
濡れた衣服は体温を奪い続け、低体温症を招きます。
登山用の高機能ウエアが一番ですが、街着で代用するなら、必ず化繊のものを。
ポリエステル100%のものが良いです。
ジーパンで春の大菩薩に入った若者が凍死した事件が過去にありました。
デニムは雪山の場合、厳禁です。

ヘッドランプ。
自分の装備は完璧でも、パーティの誰かが装備不良だった場合、下山が遅れます。
万が一、誰かが怪我をした場合も、下山は大幅に遅れます。
日没後、山は真っ暗になります。
ヘッドランプは、使わないけれど、絶対に持っているべき物。
それを持っているのが、メンバーシップ。
地震の備えとしても、最高の一品です。

と書いていくと、積雪のある山に行くのは、今回は無理でしょう。
一応、前週の日曜日に、晴れたら、私1人で偵察に行って来ようと思います。

ところで、今年も、外秩父七峰縦走大会が4月22日(日)に開催されます。
埼玉県の小川町から出発し、車道と登山道を合計42km歩く大会です。
参加費は無料なのですが、参加を申し込まないといけません。
もうすぐ、2月8日から申し込み開始。
人気のある大会なので、すぐに締切になります。
参加なさりたい方、とりあえず、申し込んでください。
上の写真のような広い広い野原にも出会えます。
桜も咲いています。
申込みのホームページにリンクを張っておきました。

また、下は、去年の私の記録です。
「外秩父七峰縦走大会で完歩する方法」

  


  • Posted by セギ at 14:31Comments(2)