たまりば

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2018年05月28日

陣馬山から高尾山を歩きました。2018年5月。


2018年5月27日(日)、奥高尾を歩いてきました。
前日まで天気予報は曇りがち。
ならば、いつもの奥高尾をちょっとトレーニング気分で歩こうと予定していたら、いざ当日になると意外に晴れていました。
この天気なら、もっと早起きして、遠くの山に行けば良かったかなあ。
でも、奥高尾、好きなんです。
近場なのに1日たっぷり歩けますから。
よし、予定通り、奥高尾を歩こう。

JR高尾駅北口。8:35。
陣馬高原行きのバスはいつも通りの長い行列でした。
小仏行きのほうは、いつもより過激に長い行列となり、蛇行しています。
「小仏行き最後尾」の看板を掲げた職員さんが整理にあたっていました。
陣馬高原行きバス発車。8:52。
バスは2台同時発車。
座席を畳んでバスの収容人数を増やす、ラッシュ時の形態となっていました。
座ることはできず、畳まれた椅子に寄りかかり、車窓を眺めていきました。
初夏の明るい車窓は、山に着く前から緑があざやかです。

終点、陣馬高原下。9:35。
トイレを済ませて、さて出発です。
茶店の前を通りかかると、店頭でスタンプを押している人がいました。
高尾・陣馬スタンプハイクですね。
毎年やっているのは知っていたのですが、参加したことがありません。
プレゼント応募にはあまり興味がないけれど、ちょっとやってみようかな。
試しにそこにあった用紙にスタンプを押してみました。
あ。花のスタンプです。
陣馬高原下・山下屋のスタンプは、カシワバハグマ。
これはちょっと楽しいかも。ヽ(^。^)ノ
用紙を畳んでザックに入れ、さて出発。

まずは舗装された林道を登っていきます。
歩き出しは日向で暑いのですが、途中から沢の冷気が上がってきて、気持ちよく歩いていけました。
道しるべに従い、左の登山道へ。
歩きやすい道だなあ。
奥高尾くらい整備された登山道は、ちょっと他で見ないですよね。
登り坂は急ですが。
これはどうしようもありません。

前を行く親子連れに追いつきました。
お父さんと男の子2人。
弟くんのほうは、結構嬉しそうに歩いているのですが、小学校高学年くらいのお兄ちゃんは、やる気ゼロの様子で遅れながら歩いています。
お父さんがしょっちゅう振り返ってはっぱをかけます。
「ほら、早く来い。そんなだらだら歩くから余計に疲れるんだ」
でも、男の子はやっぱり辛そうです。
これは、山が嫌いになるパターンですね。

山は、自分が来たいと思って来るのでなければ、楽しくありません。
それに、自分のペースで歩けないのは辛く不愉快なだけです。
こんな急坂は、もっとゆっくり歩いたら楽しいのに。

私も、子どもの頃は遠足の山歩きは大嫌いでした。
息を切らしながらずっと歩き続けて、好きなときに休憩することもできませんでしたから。
しかも、水分は子ども用の小さな水筒に入っているぬるい水だけでした。
そんなのはすぐに飲み干してしまいますし、昔のことですから「水分を取りすぎるとバテる」といった迷信が横行していて、喉の渇きを我慢して歩くのが普通のことでした。
子ども用のナップザックは肩に食い込んで痛いし、体操着は登山用のものじゃないから汗をかくと不愉快だし。
靴は普通の運動靴だから、基本歩きにくいし。
あの頃の記憶のまま、今も山歩きに我慢・忍耐・苦痛のイメージしか持てない人も同世代には多いのかもしれません。
息切れしないペースでのんびり歩き、水分取り放題、おやつ食べ放題、立ち止まり放題、ザックも靴も装備は全て快適。
それが大人の山歩き。
山頂にはかき氷にビール。
下山したら温泉。
こんな楽しい山歩きを知ったら目からウロコが2~3枚バリバリ剥がれ落ちる人も多いと思うのですが。

さて、前半の急登が終わって、いったん道はゆるやかになります。
もう新緑のシーズンは終わり、すっかり緑が濃くなりました。
涼しい木陰でひと休み。
ここからさらなる急登が待っています。
広い尾根は、ジクザグに切られた正規の道があるのですが、すっかり複線化して直登気味の道が何本もできています。
淡々と登っていくと、急坂のてっぺんに。
ここにはベンチ代わりの丸太も置かれています。

さて、ここから、短い距離ですが崖っぷちの道。
これくらいの道幅があると、安心だなあ。
と、いまだに先月の細い道幅の山歩きの記憶がよみがえります。

大きなカエデの木のところで左に曲がり、いよいよ最後の登りです。
春先は泥んこ道になるところですが、さすがにこの季節はよく乾いて快適な道でした。
坂が少し緩くなり、歩きやすい道をたどって、最後の石段を数段登ると、陣馬山山頂。10:55。
白馬のモニュメントがお出迎えです。

スタンプハイクの旗の下、押したスタンプは、センニンソウ。
空は霞んで富士山は見えませんでしたが、奥多摩方面の眺望はありました。
生藤山の左に三頭山。右奥に雲取山、そして、少し離れて肩をいからせた大岳山。
山頂周辺のベンチは人で一杯でしたので、木段を下って、芝生のほうに向かいました。
あれ?
芝生を園芸用の緑色の細いパイプや白いビニールテープで囲ってあります。
何か植物でも植えたのでしょうか?
芝生は芝生のまま、ほったらかしてくれたほうがいいのになあ。
そこは富士山の眺望が特によい一等地なのになあ。
少し離れ、暖簾のように並ぶ鯉のぼりとその向こうに大岳山が見える芝生にレジャーシートを敷いて、ちょっと長めの休憩を取りました。

さて、出発。11:15。
高尾へと歩き慣れた道を進みます。
まず木段を下り、広い道をのんびり歩きました。
足許にはフタリシズカが沢山咲いていました。
白い小さな花が集まって咲いている木は、マルバウツギでしょうか。
道が乾いているので、この時期の奥高尾は本当に歩きやすいです。
いつもならまき道を選ぶのですが、今日は時間に余裕があるので、尾根道を選んで歩きました
道の北側は広葉樹の雑木林。
側は、植林。
この季節、尾根道を歩くと、高尾の南面と北面の植相の違いが林の明るさの違いになってはっきり感じられます。
まき道は植林の中を歩くそっけない道ですが、尾根道は雑木林の明るさに心が浮きたちます。

伐採地。
何かの苗が植えられた他、丈の高い草が伸びて、ワサワサしていました。
何年かして、苗の背が高くなっていくと、日影となって草は生えなくなり、また植相が変わっていくのでしょうか。

景信山。13:10。
ここのスタンプは、ホタルブクロ。
晴れているのに、空は高層ビルも見えないほど霞んでいました。
夏空のようです。

山頂直下の急な下りから、岩がちな下り、S字の下りとさまざまな下りをたどって、小仏峠。
そこから登り返して、相模湖を見晴らせるベンチ。
あれ?
相模湖脇の道路が見たことがないほど渋滞しています。
車が列をなし、ほとんど動いていないのです。
先客のグループも、この大渋滞をいぶかしみ、スマホで渋滞情報をチェックしていました。
上の画像がそれです。
ネットに上げた段階で画素数を大きく減らしたのでボケてしまいましたが、オリジナル画像では、車一台一台がくっきり見えています。

しばらく平坦な道を進んで後、木段の登り、木の根の作る段差の道を登って、小仏城山。14:05。
城山のスタンプは、イチリンソウ。
城山の茶店は今日は2軒とも開店していました。
名物のかき氷の販売も始まっていました。
今日は、凍らせてきたゼリー飲料を飲めば平気でしたが、この夏またお世話になると思います。

城山から、木段木道の道を降りていくと、一丁平。
ヤマボウシが満開でした。
眺望がないので、今日は紅葉台には登らず、まき道を行きます。
まき道とはいっても、登りは登りなんだなあ。
気温が高いと、ちょっとした登りも案外負荷がかかり、ああ、ここは登り坂だと感じます。

高尾山直下。15:00。
ひと息ついて、ここからもまき道を行きました。
トイレのところで右に曲がり、6号路に入ります。
ベンチに座って、少し休憩。
林に向かって座り、水分補給。
柔らかな日差しに、広葉樹の林は薄緑色に光っています。
その林の中で、白い蝶がヒラヒラしているのが見えました。
あれは・・・・。

さて、下山。
まずは木段をどんどん降りて、平坦な道をしばらく行くと、沢の中の飛び石。
こんな時間なのに、登ってくる人が案外多いです。
もうビアガーデンをやっているのかな?
登山姿ではない若い子たちがどんどん登ってきます。

飛び石が終わると、木の根や岩の多い沢沿いの道。
滑らないよう、用心して通過。
下るほど道は良くなってきます。
沢の右岸に渡った頃からは本当に歩きやすい良い道になります。
どんどん下っていくと登山口に。
舗装道路の脇の林の前で立ち止まり、見上げている女性がいます。
つられて見上げると、無数の白い蝶がヒラヒラと飛んでいました。
あれは、ヤママユガ。
先程ベンチで見た、林の中の幻のようなチョウも、きっとそうだったのでしょう。

清滝駅。16:00。
スタンプの用紙を見て、気づきました。
あ、琵琶滝でスタンプを押し忘れた。(''_'')
清滝駅のスタンプは、サルトリイバラでした。
スタンプハイクは、5月31日までなので、今年はとびとびに5個集めただけでしたが、来年は本気で取り組んでみようかな。
もう1つ、このスタンプ用紙には、「おすすめコース」なるものが載っていて、城山北東尾根という歩いたことのないコースが掲載されていました。
ほほお?
日影沢の徒渉があるんだ。
この夏、沢の水位が下がったときに挑戦できるかな?




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