たまりば

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2018年05月21日

棒ノ折山から岩茸石山へと縦走しました。2018年5月。


2018年5月20日(日)、棒ノ折山を歩いてきました。
以前にこの山を歩いたのは、5年前の4月。
久しぶりです。
三鷹発7:14。
国分寺・東村山・所沢と乗り継いで、飯能着。8:14。
改札を抜けると、北口と南口の両方にバスのマークがあり、ちょっと悩みましたが、「名郷」の地名に従って左側へ。
それで間違いありませんでした。
名郷行きバス停は既に大行列。
バスは臨時増発がもうすぐ来るということでしたが、1台目に乗りました。8:30。
バスの車窓からは、道路の清掃をしたり川辺の草を刈っている人がずっと見えていました。
町内会の清掃日なんでしょうか。
日曜の朝らしい、すがすがしい光景でした。

「さわらびの湯」で下車。9:00。
まずは、バス停からちょっと敷地内の奥のほうにあるトイレに行き、準備をして出発。
再びバス停まで戻り、バスの進行方向のまま、舗装道路の坂道を登っていきます。
やがて、広い堤防を歩く先行者やバイクや自転車の人たちが見えてきます。

名栗湖を巡る道路を進み、白谷橋。9:30。
ここから登山道です。
杉林の道は、やがて白谷沢を高巻く道へと変わりますが、崖っぷちでも道幅は十分ありました。
前回も前々回も、登山道の幅が異様に狭い道を歩いたせいか、ありがたいほど歩きやすいと感じる道です。
登山道が岩の上をまたぐところや、木の根に気をつけなければならないところもありますが。
私の感覚が少しおかしくなっているかもしれません。
5年前の記録では、ここは案外難しいと書いていましたから。
新緑の棒ノ折山は、人気の山。
登山道が渋滞気味になって、さていよいよ沢沿いの道です。
2段・3段の滝を左に右にと見ながら、飛び石で繰り返し沢を渡ります。
やがて、沢歩きのハイライト、両方から岩壁が迫る狭い谷筋、ゴルジュに突入。
5年前に歩いたときは親子連れが多く大渋滞が起こっていましたが、今回は山慣れている中高年と若い人ばかりで、スムーズに進んでいけました。
写真を撮るタイミングを見つけにくく、逆にそれが困ったくらいです。
2つのゴルジュを越え、ロープのかかった斜めの壁を越えると、沢も登山道も穏やかになっていきました。
道が少し広くなった沢のほとりでちょっと休憩。
今日は気温も20℃程度で、新緑の木陰は涼しい風が通っていました。

林道を横切ると、そこからは急登です。
ジグザグに切られた道を息を切らして登りきりました。
その先は、スキップしたいほど歩きやすく平坦な道がしばらく続きます。
やがて岩茸石。10:40。
直方体っぽい形の岩で、後ろに回れば登っていくこともできるようです。
てっぺんに立っている人もいました。
ベンチもあり、ここも休憩適地です。

そこからは木段の急登でした。
木段は壊れかけていて歩きにくく、それを避けて登山道は複線化していました。
5年前は、複線はなく、ハードルのように高く斜めに飛び出した木段から木段へと跳び移って歩いていったものでしたが、今は倒れてバラバラに粉砕された木段が無造作に転がっています。
5年前、木段から木段へと跳び移って歩いたのは、木段がハードルのように飛び出していてまたぐのが大変だったからですが、考えればあれは木段に余計な負荷のかかる行為でした。
多くの人がそうやって歩いたことで木段は粉砕されてしまったのでしょう。
大雨や大雪の影響もあるかもしれません。
早めに土嚢を入れるなどの整備がされていれば木段は守られたのでしょうが、予算の問題か、手が回らないのか。
とにかく、木段が飛び出ていても、乗らないようにしよう。
反省。

ちょっと気持ちがシュンとして、うつむいて歩いていくと、権次入峠。11:05。
「ゴンジリとうげ」と読みます。
何か力強い、インパクトのある名前です。
ベンチに座って水分補給。

こから、しばらく道は平坦でした。
登山道に白い花が散っていました。
ニセアカシアの花に似ているけれど、違うのかな。
咲いている木は確認できませんでした。
ウツギの一種かもしれません。
ニセアカシアは外来種で、強く根を張るので周りの木が枯れてしまいます。
養蜂のためのニセアカシアの林なら今もあるようですが、それ以外は伐採が進み、街で見ることは少なくなりました。

平坦な道が終わると、また登り。
最後の登りが案外長く苦しいです。
誰しも同じ気持ちなのかペースが落ちてきて、数珠つながりになりながら登っていきました。

行く手に青空だけが見えてきて、棒ノ折山山頂。11:20。
山頂は横に広く、眺望抜群です。
右手、白く光る西武ドームと多摩湖。
奥に東京の街並み。高層ビル群。スカイツリー。
さらに遠く筑波山。
双耳峰の青い影が見えます。
左手、近景は大持山、子持山。
その向こうに、遠く雪を頂く山。
幻のように姿を見せていました。
案内板によれば、どうやら谷川岳のようです。
空気が澄んで、春にしては驚くほど遠望がききました。

春から夏の山では、おにぎりがなかなか喉を通らないので、本日はゼリー飲料を2つと行動食を持参。
ベンチに座り、遮るものない眺望を楽しみながらゼリー飲料を1つ飲んで、さて出発です。
まずは先ほどの権次入峠に戻りました。
そこから、小沢峠の道しるべに従い、縦走開始です。11:40。

穏やかな道から始まりますが、すぐに急な下りに。
トレッキングポールがなかったらちょっと厄介だったかもしれません。
小石まじり・砂まじりの急な下りが一番苦手です。
何とか通過。
道幅は十分で、怖いと感じる箇所はありませんでした。
石の階段の急な登りを行くと、黒山。12:00。
ベンチがあり、休憩適地です。
先客が2人いました。
水分補給をして、道しるべをよく見て、右手の「岩茸石山」のほうへ。
ここを誤って直進すると、小沢峠に出てしまうようです。

その先も、痩せ尾根と言える箇所もありますが、道幅が1メートルより細くなることはなく、快適な歩きやすい道が続きました。
ここは関東ふれあいの道で、5年前と比べて整備も進んでいるようです。
ちょっとした展望地は「山びこ広場」と名付けられ、ベンチも設置されていました。12:25。

道は小さなアップダウンが繰り返されます。
ときどき逆方向から登ってくる人がいます。
身軽そうな男性に追い越されたりもします。
権次入峠から岩茸石山まで、そうやって出会った登山者は10人ほど。
5年前よりは多いのですが、それでもやはり静かな道でした。

5年前の道の記憶はほとんどなかったのですが、歩いてみると、ちょっと歩きにくかった箇所は記憶が戻るのを感じました。
登山道に岩が埋まっている痩せ尾根。
岩が塞ぐ急な下り。
中でも覚えていたのは、林の中の何でもない下りなのですが、倒木が目の錯覚でよく整備された人工的な何かに見える箇所。
あれ、コテージでもあるのかな、こんな所に?と感じるのです。
5年前もだまされたなあ。(^-^;

新緑の中の木段を登りきると、道しるべがあり、岩茸石山まで0.7kmとありました。
ここからが長かったです。
気持ちの問題なのでしょう。
さらに小ピークが繰り返されます。
中でも、岩がちで今までと印象の違う急な登りがありました。
いよいよ岩茸石か?と期待していると、登り切ったらすぐにまた急な下り。
何て無駄な。
騙された感が強いです。(^-^;
しかし、その先、道は三方向に別れ、いよいよ山頂直下の印象が濃くなってきました。
岩茸石山までの上り坂は、全体にザレていて、上からの崩落で登山道が砂で不明瞭になっている箇所もありました。
道を判断しながら最後の登りを行きます。
もう空しか見えないので、あそこが山頂で間違いありません。
段差のある最後の急な登りを行くと、岩茸石山山頂。13:35。

山頂は、奥多摩で人気の高水三山にしては人が少なく静かでした。
朝から登ってきた人はもう下山している時間帯だからかもしれません。
ベンチの一つに座って休憩。
棒ノ折山からここまでの尾根道が見通せました。
あそこを通って来たんだなあ。

ゼリー飲料を1袋のみ、スニッカーズ・ミニを頬張って、さて出発。
次は高水三山のもう一つの山である惣岳山を目指します。
まずは山頂直下の急な下り。
ここが今日一番の急な下りでした。
高水三山は奥多摩入門の山とか言われる割にここが一番難しいじゃないのとぼやきながら通過。
急な下りが終われば、あとは平坦で歩きやすい道でした。
惣岳山が近づくと、道は岩がちの険しい登りになりました。
注意深く登っていくと、神社。
ここが山頂でした。
奥の院ですが、境内らしい落ち着いた平らな場所でした。

読図ツアーでしょうか、講師を囲んで数人が円陣を組んでいました。
「さあ、ここからが難しいですよ」
と講師のよく通る声が聞こえてきます。
私も参加したことがあるのですが、生徒は交替してリーダーとなり、地形図を読んで、皆を先導するのです。
一度行ったり戻ったりして、そのパーティは、
正規の登山道ではないほうに消えていきました。
地図を確認すると、なるほど波線が描かれています。
ちょっと心惹かれましたが、読図講習にお金も払わずついていくのはあまりよろしいことではないので、私は普通の登山道を。
足元に注意しながら下りていくと、小さな鳥居。
それをくぐったあたりから、道は歩きやすくなり、どんどん下っていきました。
5年前、もうここからは下りだけだと思っていたら、登りが現われて、心が折れたのを覚えています。
最後に登りがあるぞと力をセーブしながら歩いていったせいか、実際に最後の登りが現れると意外と大したことない登りと感じました。
登りは3か所。
それを終えると、また急な下り。
もう車の音、踏切の音が聞こえてきます。
ぽんと神社脇に出て、道なりに直進します。
踏切を渡ると道路に出て、右に行くと、御嶽駅。15:55。
次の電車は16:06。
良いタイミングです。
いっぱい歩いて充実感があるのに、下山時刻は案外早い。
お薦めのコースです。
ヽ(^。^)ノ




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