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2018年02月12日

丹沢 鍋割山から塔ノ岳を縦走しました。2018年2月。


2018年2月11日(日)、丹沢の鍋割山から塔ノ岳を歩いてきました。
新宿で小田急に乗り換えて、渋沢駅下車。7:42。
駅北口から大倉行きのバス発車。7:50。
バスは立っている人はなく、座席がほぼ埋まった状態でした。
雪の時期の丹沢としては、人が少ない気がします。
前夜の雨は朝には上がりよく晴れるという予報でしたが、天気は曇り。
人が少ないのは、連休の中日で、日帰りの山歩きに来る人が少ないことと、この天気のせいでしょうか。
私も、月曜日を休みにしたので、一泊で雲取山に行きたいなあと雲取山荘に予約の電話を入れたのですが、水が完全に凍結して食事を提供できない、勿論、宿泊者に水を提供することもできないと言われました。
いつもなら、冬でも小屋では食事は提供されますし、お水やお湯も分けてもらえます。
今年は、我が家の給湯器すら午前中は凍結している日がありました。
山は当然、もっと冷え込んでいる。
そのことを考えなかったなあ。
今年は雪が多そうだ、くらいのことしか考えなかったことを反省しました。
2日分の飲み水、煮炊きの水、食料とコンロと燃料を持って雲取山。
テントや寝袋が不要な分、まだ軽いともいえるのですが、膝や腰に不安がありますのでやめておきました。
でも、日帰りでどこかに行きたい。
そういうわけで、丹沢に来ました。ヽ(^。^)ノ

大倉。
トイレを済ませ、支度をし、登山届を出して、出発。8:10。
舗装道路の雪は全部融けていました。
空は曇っていますが、暖かい。
空気がキンと冷えて肌に痛い感じがありません。
舗装道路が終わり、未舗装の道に入っても、やはり雪はありません。
二俣までの林道は、舗装された道と未舗装の道の繰り返し。
林道も雪は全くありませんでした。

二俣。9:30。
少したわんでいる木橋で沢を渡ります。
身体のバランスの悪い日は怖いと感じるところですが、今日はまあまあ大丈夫。
そこから登山口までも軽快に歩いていけました。
登山口、10:10。
鍋割山荘へ歩荷する水が2リットルのペットボトルに入れられて、たくさん置いてありました。
今年は腰に自信がないので、歩荷はできません。
ごめんなさい。
私より少し前に着いた人は、置いてあったペットボトルを5本、ザックに詰めていました。
す、凄いな。

さて登山口には雪が残っていましたが、岩盤のように固くなった雪の1枚板の上に泥が載って真っ黒になっています。
泥道かなと思うと雪で、あまりぬかるまない。
むしろ歩きやすいです。
去年よりも登山口は整理されてわかりやすい印象でした。
不要な木橋が1つ取り除かれたかな?
特に難しいところはなく、後沢乗越から尾根に乗りました。
風があるかと予想していたのですが、ほぼ無風。
暑いので、雪山用のグローブを脱ぎ、いつもの軍手に変えました。
のような雪も尾根にはなく、道は乾いていました。

いつもの冬の鍋割山は、足の速い人が次から次へと後ろからやってくるので、道を譲るのに時間がかかるのですが、今日は空いていました。
前後に人はいますが、ペットボトル5本歩荷の人を含め、スピードを出している人はいないので、自分のペースで立ち止まらず歩いていけるので楽でした。
丹沢の尾根には、遭難したときすぐに連絡できるように番号を掲示した看板が立っています。
去年までは黒い看板でしたが、黄色を赤で縁取りした看板に変わっていました。
番号は変わりません。
鍋割尾根は、山頂が「鍋割尾根11」です。
1つ1つ、番号が増えていくのを心の支えに登っていきます。

尾根の急登が一段落すると、平らな気持ちの良い道。
それから木段の道。
また平らな気持ちのよい道。
晴れていればそろそろ鍋割山が見えてきそうですが、ガスがかかって、ぼんやりしています。
また登り道。
そして、見覚えのある、両側を樹木に囲まれた狭い木段の道。
そこを抜けると視界が開け、鍋割山頂でした。11:30。
登る途中でも休憩して行動食を食べてきましたが、ベンチの1つに座って、ちょっと長めの休憩。
隣りに座る人たちは、鍋割山荘の鍋焼きうどんを食べていました。
「これなら毎日でも食べられる」
「ほんと旨いなあ」
熱烈ファンですね。(^-^
山頂標識に近いベンチなので、多くの人がやってきては写真を撮って去っていきます。
「わあ、富士山がきれいだ」
「空が青いなあ」
ガスっているときに鍋割山頂で必ず聞く山ギャグを今年も聞いて、さて休憩終了です。

山頂付近はさすがに雪が多かったのですが、融けかけてグチャグチャの雪でした。
塔ノ岳への道は、雪の残っているところと土が見えているところが交替で現れました。
木段の下りの雪がシャーベット状になっているところで尻もちをついてしまいました。
うわあ、滑る。
でも、すぐ土が出てくるし、雪はシャーベットだし、アイゼンは着けられないなあ。
慎重に慎重に。

丹沢特有の、テーブルだかイスだかわからない高さのものが尾根上にぽつんと1つだけ置かれています。
見晴らしの良い場所です。
ちょっと座って休憩。
ガスが切れて、相模湾が見えていました。
だんだん晴れてきて、太陽の光が雪に反射してまぶしい。
サングラスをかけました。

少し雪が深くなってきて、いつも印象的な急な下りのところはしっかりした雪で上手く降りられて安心しました。
金冷シ13:00。
ここから大倉尾根と合流。
陽当たりが良いので、ほぼ木段が出ていました。
残る雪は、シャーベット状。
最後の急登をいきます。
木段が空に通じているような晴れ晴れとした登りです。
塔ノ岳山頂。13:30。
ベンチの1つに座って休憩。

青空が見えていましたが、富士山は雲の中。
しかし、ふっと山頂だけ、あるいは裾野だけ見えます。
「もう少しなんだがなあ」
というつぶやきが後ろから聞こえました。
本当に。
上の写真は、山頂から、大倉尾根方向を振り返って撮ったものです。

さて下山。
シャーベットの雪にヒヤヒヤしながらそろそろと下り、木段はトントン下りました。
金冷シから大倉尾根へ。
まずは歩きやすい木段が続きます。
そこから、痩せ尾根が崩れたせいで何年経っても工事現場みたいな階段を登り、見晴らしの良い道に入ると、先行者が立ち止まって写真を撮っていました。
何だろうと右手を見ると、富士山です。
下山になって、ようやく富士山を見ることができました。

傾斜の緩い2本の木道のところでアイゼンを外している集団が。
その先の広い斜面のところは、もうほとんど雪がありませんでした。
これなら、去年より雪が少ないくらいです。
雪の丹沢を堪能したいのだったら、先週までだっだのでしょう。
広い斜面を踏み跡通りに蛇行して下りていくと、花立山荘。14:00。
秦野の市街を見晴らしながら長い木段を降りていきます。
歩荷の人が登ってきました。
自分の頭より高く積んだ荷物を担いでいます。
凄いなあ。

長い木段の次は、岩がちな下り。
ときどき雪が残っていましたが、例の板のような真っ黒な雪でしたし、そこを踏まずに歩くことも可能でした。
再び木段。
広めの木段が続きます。
ここは日当たりがあまりよくないので、凍結に苦労する年もあるのですが、今年は雪がほとんどありませんでした。
気温が高いのですね。
木段の整備がこのあたりはさらに進んだ様子で、苦労なく堀山の家まで下りてきました。
予想外の気温の高さに汗をかき、持ってきた水が尽きました。
堀山の家でスポーツドリンクを購入。350円。
やはり山で買うドリンク類は高い。
歩荷の費用が含まれているから、仕方ないのです。うん。
干し杏を1つサービスでいただき、表のベンチで食べました。
酸っぱさが疲れを取ってくれるなあ。
小屋には「アイゼンの方は、緑色のじゅうたんの上を歩いてください」と掲示されています。
アイゼンを脱いでお入りくださいという指示が普通で、それも当然なのですが、ここでアイゼン脱いだり履いたりの手間は大変です。
凍結の時期にはありがたいことですね。

さて、堀山の家の脇の細い道を下ります。
少し雪がついていましたが、真っ黒の板雪でした。
それもすぐに尽き、ここからは平らで歩きやすい道が続きました。
雪は融け、ドロドロ道ですが、凍結よりはずっとましです。
どこに足を置いても滑るんですけど、と泣きたくなるような凍結箇所は今日は一つもなくて助かったなあ。
平らな道をどんどん歩き、そこからは木段の下り。
昔は石がゴロゴロしている急な下りで歩きにくかったところでしたが、全て木段が整備され、本当に歩きやすくなりました。
とはいえ、これだけ木段が多いと、大倉尾根に登るのはきつそうです。
こんなに木段が整備されてから大倉尾根を登ったことは一度もありません。
夏も冬も下りに利用しています。

木段を降り切って、見晴茶屋。15:55。
小屋前のデッキは座り込んで休憩している人が大勢いました。
重い登山靴で急な木段を降りるのは疲れますよね。

さて、そこで木段は終わり、道は再び平らに。
どんどん下り、麓の山道らしくなってきた道をいきます。
大倉山の家。16:10。
小屋の中にいた方に、「お帰りなさい」と挨拶されました。
もう麓だー。
大きな石がゴロゴロしている道が始まりました。
これはあえて石を置いているんでしょうね。
雪のない今は歩きにくいけれど、雪が降り始めのときは、この石が滑り止めになるのだろうなあ。
いったん石ゴロゴロの道が終わり、歩きやすい道の後、また石ゴロゴロ。
でも、それが終われば、後はもう歩きやすい麓の道。
そして、舗装道路です。
緩い下りをたったか下って。大倉。16:30。
トイレ前の水道にタワシが備え付けてあり、ストックと靴を洗うことができました。
そうしている間に、渋沢駅行きのバスが入ってきました。
16:38、バス出発。

さて、渋沢駅について、急行新宿行き。17:10。
急行だし、もうこのまま帰ろうかなあという気持ちにもなりましたが、汗もかいたので、鶴巻温泉で下車しました。
改札を抜け、横断歩道を渡って、看板の示す通りに「弘法の湯」へ。
昔はこの看板がなかったので、最初に行ったときは道に迷ってうろうろしましたが、今は初めての人でも簡単にたどりつけるでしょう。
駅から徒歩3分。
弘法の湯の提灯が見えてきました。
通路の途中に靴洗い場。
今日は大倉で洗ってきたから大丈夫です。
中に入ると広い玄関からすぐにザック置き場がありました。
貴重品とお風呂セットをザックから出して、靴を靴箱にしまい、券売機で入浴券を購入。
休日なので2時間1000円。
ここはナトリウム泉なので、お湯がさっぱりしていて、本当に気持ちいい。
途中下車が面倒なのですが、入ってみると、来て良かったと毎回思うのです。
とはいえ、私が好きな温泉は、大体歩行時間の長い山の麓です。
奥多摩温泉もえぎの湯も。
温泉センター数馬の湯も。
武甲温泉も。
山歩きのきつさと麓の温泉の気持ち良さが単純に比例しているだけかもしれません。

さて、お風呂上がり、日はとっぷりと暮れていました。
駅前のコンビニで発泡酒を購入。
改札を抜けると次の急行まで10分。ちょうどいい。
ベンチに座って発泡酒を飲みました。




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    この記事へのコメント
    いつも楽しく読ませていただいています。「大人の数学」は悲しいかな、お手上げですが。
    24日に塔ノ岳に行く予定なので、この記事は特に参考になりました。もう雪は終わりなんですね。軽アイゼンも使わなかったようですね。また楽しみにしてます。
    Posted by recluse at 2018年02月13日 09:50
    コメントありがとうございます。
    o(^o^)o
    これから、平地で冷たい雨が降れば、丹沢は再び雪になるかもしれません。
    楽しい山歩きになりますように。
    Posted by セギ at 2018年02月14日 23:23
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