たまりば

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2017年02月13日

鴨沢から雲取山に登り、石尾根を下山しました。2017年2月。


2017年2月11日(土)、雲取山に行ってきました。
6:59 三鷹発のホリデー快速おくたま1号に乗車。
8:21 奥多摩駅着。
バス停は既に大行列。
丹波まで行く人はさすがに別扱いですが、奥多摩湖周辺で下りる人も、雲取山に行くために鴨沢まで行く人も区別なく「鴨沢西」行きのバスに順番に乗ります。
それを区別するよりも、前から順番にどんどん乗ったほうが効率が良いという判断なのでしょう。
1台目が超満員で発車。
その後の増発のバスで、何と運良く座ることができました。8:35。
朝からラッキー。ヽ(^。^)ノ

鴨沢着。9:10。
駐車場やら向かい側のバス停のベンチやらありますので、大人数でも支度の場所には悩みません。
きれいなトイレもあり、有難い場所です。
支度をして、出発。9:30。
バス停奥の階段を上がり、そこからすぐに舗装道路を登っていきます。
しばらく行くと登山道に入ります。
ここは、いつもはひどく凍結しているところです。
雲取山は、麓の凍結箇所が私にとっては一番の難所です。
30分も歩くとまた舗装道路に出てしまうので、アイゼンを着ける気にはちょっとなれません。
でも、1番ガチガチに凍結して歩きにくいのはこの区間です。
今年は、ほとんど土が出ていて、雪がうっすら残っている箇所も凍結はなく、快適に歩けました。
本日2つ目のラッキー。ヽ(^。^)ノ

いったん舗装道路に出てしばらく登り坂を行き、小袖乗越から再び山道へ。
新雪の道がずっと続きました。
木曜・金曜に雪が降ったばかりで、本日は快晴。
雪山としてベストコンディションです。
日当たりの良い場所は既に雪は融けていました。
広葉樹の葉が落ちて道は明るく、見晴らしも良好です。
一方、植林帯は、薄暗い雪の道。
それがしばらく繰り返されました。

堂所。11:30。
以前、もっと雪が深かったときにはここまで2時間半かかったのですが、今回は2時間で済みました。
やはり今日は歩きやすい。
ここで休憩し、あんパンを食べようと楽しみにしていたのですが、風が強い。
もう少し上がったところに風のないところがあり、そこで休憩しました。
雪山は荷物が多いこともあり、パンを持っていくと大抵食べる頃にはぺったんこに潰れています。
クリーム系のパンは、袋の中にクリームがはみ出していて厄介な状態になっていることもあります。
私のパッキング技術が未熟なんですけどね。
アンパンはそんなに好きなわけではないですが、ぺったんこに潰れてもアンがはみ出す心配はほとんどないので扱いやすいですね。
5個入りのミニアンパンの1つを立ち休憩の度に目出帽の下からぽっと入れてひと口で食べてしまえるのも手軽です。

七ツ石山との分岐。11:50。
昔はここから良いまき道があったのですが、崩落により今は通行止めです。
だから、七ツ石小屋へと登ります。
途中にもう一つ分岐。
こちらのまき道は通行可能で、多くの人はそちらのほうへ行くようでした。
しかし、その道は、一昨年の秋に通ったとき桟道が多かったので、私は七ツ石山に登ることにしました。
桟道と崖っぷちの道はできるだけ避けたい。
もう一つ。
確かめたいこともありました。

七ツ石小屋付近は日当たりが良いので、雪はもう融けていました。
どんどん登っていくと雪が深くなり、石尾根との分岐に着きました。
やったー。ヽ(^。^)ノ
石尾根方面にトレースがあります!
これなら、明日は石尾根を奥多摩駅まで下ることができそうです。
確かめたかったのは、それでした。

ウキウキと、七ツ石山へ。13:10。
山頂が見えてきたとき、しかし、石塔がそびえているのにぎょっとしました。
大理石が張ってあるその石塔は、山頂標識でした。
でも、何というか、正直、慰霊碑に見えてしまいます。
何て陰気な山頂標識なんだろう。
うわあ・・・・。

個人の好みもあるとは思いますが、山頂標識は小さく慎ましい木製のもののほうがいいように思います。
『日本百名山』の著者、深田久弥の言葉を思い出します。
その山の名を心に刻んで登ってきた者に、どうして山頂標識が必要だろう。
正確な引用ではないですが、そんなふうな言葉だったと思います。
本人が図らずも巻き起こしてしまった百名山ブームとは反対に、静かな山を愛し、山の観光化や山の人工物を嫌った人だったのでしょう。
私は山頂標識くらいはあったほうが安心するけれど、こんなに大きくて陰気な建造物が山頂にあるのは、ちょっとどうかと思います。

七ツ石山から急な下りを行くと、ブナ坂でまき道と合流します。1:25。
ここは防火帯の尾根道なので、1車線の道路かというほど道幅が広く快適な登山道になっています。
さながら天空の遊歩道です。
奥多摩小屋。14:00。
テントが沢山張られていました。

ここからは急な登りとゆるい道が繰り返されます。
今年は雪が少ないので、夏道どおしのトレースでした。
雪の多い年は直登のトレースが出来ていて疲れるところなのですが、今年は夏道の通りにSカーブで登れました。
気温が低く、晴れていても日差しがつらいということはないので、無雪期に登るよりむしろ楽でした。

雲取山山頂。15:00。
富士山は雲の中。
麓のほうだけ少し見えていました。
雲取山の埼玉県側山頂にも、慰霊碑のような山頂標識が建てられていました。
「慰霊碑」の足元には、標高が明記されています。
2017m。
2017年に標高2017mの山に登ろう!
というキャンペーンが張られているようで、奥多摩駅のバス停前にもそのポスターが貼られていました。

さて、今日は雲取山荘に泊まります。
山頂から急な下りが2か所あり、暗くなってからここを歩くのは大変なので、今年は1本早いホリデー快速で来ましたが、これならいつものバスでも大丈夫だったなあ。
積雪期の道の状態は毎日変わるので、こればかりは登ってみないとわかりません。
雲取山荘。15:20。
1泊2食付きで7800円。
2017年記念のピンバッチをいただきました。
今年だけのサービスのようです。
部屋は6畳ほど。
中央に豆炭こたつが設置されています。
最大で6人泊まることになると言われましたが、結局4人でした。
初対面の4人ですが、4人とも酒好き山好きで、夕食前に酒盛りしました。
雲取山荘は自販機があり、ビール350mL500円。
ハイボールも350mL500円です。
ヽ(^。^)ノ

6時から夕食。
ここの夕食はどの年どの季節に来ても不動のメニューのようです。
メインはハンバーグ、キャベツ。
1つ目の小鉢はレタスとトマトとポテトサラダ。
2つ目の小鉢は山菜。
ワカメと玉ねぎの味噌汁。
ご飯はお代わり自由。

夕食が終わって、歯磨き粉抜きの歯磨きをしに小屋前に出ると、まん丸に近い大きな月が出ていました。
そのせいか星はそんなに数多くは見えませんでしたが、オリオン座がきれいでした。
7時就寝。

2月12日(日)は午前4時半起床。
5時から朝食。
朝食のメニューも不動です。
焼き鮭。
味付け海苔。
生卵。
カリカリ梅。
ふりかけ。
ワカメと玉ねぎの味噌汁。
ご飯はお代わり自由。

玄関前のホールで水とお湯をお分けしますというので、食事後すぐに行きました。
「おいくらですか」
「無料ですよ。無料にしている代わりに、水が少ないときは『半分にしてくれ』って言えるからね」
水が貴重な雪山では、有料でも本当にありがたいのです。
支度をして出発。6:00。
6:30。雲取山山頂でご来光。
ヘッドランプを着けてまで登りたくない、山頂でそんなに待ちたくない、でもご来光は見たいという贅沢な願望を抱いて、結局、急な坂道を焦って登ることになってしまったのですが、何とかご来光に間に合いました。
雪をかぶった秩父の山々が朝日に燃え、富士山もピンク色に染まりました。

さて、下山します。
まずはブナ坂まで戻ります。
右手にずっと富士山と南アルプスが見える贅沢な遊歩道をときどき立ち止まって写真を撮りながらのんびりと降りて行きました。
ブナ坂。7:55。
登り返して七ツ石山。8:10。
大勢の人がほぼ同時に山頂を出たのですが、こちらに回る人は少し先に先行者が1名きり。
その人も石尾根分岐で七ツ石小屋のほうに下りていきました。
さあ、ここからは独り。
気をつけていこう。
石尾根分岐から2~3メートルは雪がたまっていて、同じスプーンに皆が足を乗せている雪の踏み跡しかないのですが、その先はきれいにトレースができていました。
積雪期は尾根通しにトレースが出来るのだろうと予想していたのですが、雪が少ないせいか、トレースはまき道に入っていきました。
一昨年の秋に歩いたまき道です。
崖っぷちの細い道が苦手な私は、ここでアイゼンを装着しました。
トレッキングポールにアイゼン。
万全の備えで細いまき道を楽々と通過できました。
高丸山を巻いていく途中、桟道を越えてすぐに、道が細くなり崖の切れ落ちっぷりも半端ないところがあります。
秋に通ったときには、ああもうこの道は2度と歩きたくないと思ったのでしたが、そこもポールとアイゼンで安心して通過できました。
日当たりの良いところは雪が融けているので、バランスに自信のある人はアイゼンも不要だったと思います。

まき道を終えて、鷹ノ巣避難小屋。9:55。
トイレがあります。
ベンチもあり、休憩。
鷹ノ巣山に登っていく先行者の姿がここで初めて見えました。

さて、鷹ノ巣山への急登を一歩一歩いきます。
急登は2段階。
避難小屋から見えているピークは本当のピークではなく、そこから緩い道がしばらく続き、その先に本当のピークがあります。
今日は急登はもうここだけなので頑張れました。
鷹ノ巣山山頂。10:30。
快晴の下、見事な富士山でした。
上の画像はそこで撮影したものです。
鷹ノ巣山から見える富士山が私は一番好きかもしれません。
前景の山々の配置も見事です。
夏に登るときに見えたことがないので、鷹ノ巣山の富士山は私にはレアな存在。
今回でやっと2回目です。
富士山の右手には南アルプス。
左手には、御前山や大岳山。
そして、左奥に海。
山頂に登ってきた人に話しかけられました。
「江の島が見えていますね」
教えられてようやく私も気がつきました。
冬の鷹ノ巣山の眺望は凄いですね。
鷹ノ巣山にも例の「慰霊碑」はありましたが。
まあ、建ってしまったものは、もう仕方ないか。

さて、ここからは夏に毎年歩くおなじみの道です。
山頂からの急な下りは南東に面していて、雪は融けて泥道になっていました。
アイゼンを外し、泥道をポールに頼って何とか通過。
その先、緩い道は再び雪が現れましたが、積雪してすぐなのでサクサクした歩き心地の雪でした。
広い斜面の急な下りは雪が深く、靴のかかとを立てても1歩が1mになりました。
これこれ。ヽ(^。^)ノ
こういう雪道を歩きたかったんですよー。

その先のトレースも夏道どおしでした。
樹間の急な下りのところだけちょっと緊張しましたが、凍結していなかったので助かりました。
木々の葉は全て落ちているので道は明るい。
夏に歩くときと時間が異なることも大きいかもしれません。
ただ、六ツ石山の北面の緩い登り道はちょっと難渋しました。
登山道としては道幅のあるところなのですが、雪が滑り降りて斜面となり、トレースは崖ギリギリについています。
非常に危険というわけではないですが、ここ長いなあ、早く終わらないかなあと感じました。
六ツ石山分岐。12:35。
ほっとひと息。
六ツ石山にもトレースはついていましたが、今回はパスしました。

そこからは雪道と土の出ている道との繰り返しでした。
広い斜面の急下降は全面土が出て、しかも乾いていて、もう春の雰囲気でした。
その先の、広葉樹に覆われていていつも日陰だけれど平らで歩きやすい道は、しっかり積雪していました。
登山道が深くえぐれて夏でもドロンドロンの道は、サクサクの雪がたまって楽に通過できました。
そこからは落ち葉が深くたまった下り道が続きました。
トレッキングポールがないと、この道も私は難渋したと思います。
道の傾斜が緩くなり、凍結箇所もなくなり、その先の気になっていた桟道も楽に通過できました。
桟道がもし凍結していたら、私は面倒でももう一度アイゼンを着けるからねと心と決めていましたから。
ここまで下りてくると地熱が暖かいからか斜面にも雪はありませんでした。

登山口。15:10。
あとは舗装された林道をどんどん下り、途中のショートカットコースを通って、もえぎの湯へ。16:00。
冬のこの時間帯だからでしょうか、温泉も空いていました。
ポイントカードを勧められて、作ってもらいました。
有効期限は2年。
100円で1ポイント。
20ポイントたまるとプレゼント。
40ポイントたまると1回無料。
1回780円なので、1回で7ポイントたまりますから、2年あれば20ポイントはたまるでしょう。
プレゼント、何かなあ。
タオルだと嬉しいなあ。
温泉の名前入りタオル、結構好きなんです。
薄いのがかえって使い勝手がいいし。
などと考えながら温泉へ。
今日は階段を下りて右手が女湯でした。
とろっとした泉質の温泉のほうです。
シャワーのお湯の出も良好。
もえぎの湯はいつ来ても良い温泉だと感じます。
奥多摩駅に降りてくるような山歩きは、かなり長時間歩くコースばかりで、汗だくで疲労した果ての温泉ということも大きいのでしょう。
温泉後は、交差点のスーパーが今日はまだ空いていて、発泡酒500mLを購入できました。




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