たまりば

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2016年12月05日

石老山、石砂山、峰山を歩いてきました。2016年12月。


2016年12月4日(日)、相模湖近くの山々を歩いてきました。
三鷹発7:36の中央快速に乗って、高尾で乗り換え、相模湖駅。8:28。
駅前のバス停の1番線「プレジャーフォレスト経由三ケ木」行きに乗車。8:35。
石老山登山口下車。8:45。

2年前の冬にもこの山を歩きました。
そのときは、山頂付近の予期せぬ雪に難渋し、石砂山までで挫折。
計画した峰山には行けませんでした。
今回は、峰山まで歩き通せるかな?

石老山登山口バス停から少し戻るようにして押しボタン式信号を渡ります。
渡った左手に山支度をしやすいスペースやトイレもありますが、道はそのまま直進です。
どんどん歩いて赤い欄干の橋を渡ると、道は2つに別れます。
右手に「石老山」の大きな道しるべがあり、そちらのほうの細い道を行きます。
さらにどんどん歩いていくと、右手に道しるべと石段が見えてきます。
石段を登り直進すると、石老山に咲く花の看板などがあり、左手が登山口。
古い石段はすぐに尽き、雨の日は浅い沢に変わるような登山道を大きな岩をぬって歩いていきます。
奇岩・怪岩の連続とガイドブックにはありますが、正直に言えば、岩の形の奇怪さは筑波山にはかないません。
石老山は、普通の大岩が多いです。
散蓮華に似た岩だけはちょっと感動。
本当にハスの花みたいでした。

晩秋の顕鏡寺の枯れた雰囲気を味わい、さらに登っていきます。
道は2つに別れ、近道の八方岩コースへ。
もう一つのコースは、桜の季節には良い道のようです。
岩の間をなお登っていくと、八方岩から道はいったん平坦な植林帯の道になり、そこからまた緩く登っていきます。
2年前は、ここから積雪と凍結に難渋しました。
直近で雪が降った記憶がなかったので、低山だから大丈夫だろうとストックもアイゼンも持って行かなかったら、びっくりするほどしっかり積雪・凍結していました。
702m峰と侮ってはいけませんね。
北斜面の雪はいつまでも残ります。
今回はさすがに積雪などはなく、歩きやすい道をのんびり歩いていきました。

石老山山頂。10:05。
山頂は中高年の団体さんで混雑していました。
山頂からは富士山が見えました。
周囲の山や木々に遮られ、山頂標識付近からしか見えないのですが、冬晴れの富士山を堪能。

さて、ここから篠原へ下山します。
道しるべを確認して、篠原へと歩きだしました。
しばらくは平坦な良い道ですが、次の分岐から急な下りが始まります。
団体さんが後ろから来ていました。
プレジャーフォレストに下りる歩きやすい道を選ぶのだろうと思っていたら、私と同じ篠原へ下山する道を賑やかに降りてきたので、ちょっとびっくり。
20名くらいの団体さんです。
中高年パーティも8人から10人くらいですと、足の揃った山慣れた人たちの可能性も高いですが、易しい低山に20人くらいで来ている人たちとなると、何人かは全くの初心者が含まれているのではないかと思います。
初心者が下りるにはこの道はちょっと急なんだけど、大丈夫なのかなあ?

そう思って振り返ったら、団体さんは私に追いついてきそうでした。
嘘でしょう?
この道、私もときどきしゃがみこんで降りていますよ?

最初の急な下りが終わり、しばらく平坦なところを過ぎた後、第2の急な下りにさしかかりました。
急な上に落ち葉が積もって、さらに歩きにくくなっています。
それなのに、賑やかな話し声は近づいてきます。
えー・・・・?

しかし、次の平坦な道を終え、第3の急な下りを下る頃には、後ろの話し声は全く聞こえなくなりました。
そうか。
先頭を歩く人たちは山を下る技術を持った人たちなのでしょう。
目視できる範囲に私がいることもあって、つい歩くスピードが上がっていたのかもしれません。
前に目標物があると、つられてスピードが上がってしまうことは多いです。
しかし、そのスピードについていけない人たちもいた。
パーティが分断された。
後ろから声がかかり、先頭グループは振り返って立ち止まった。
そういうことだったのではないかと思います。

追われることがなくなり、ようやく私も自分のペースでのんびり歩いていきました。
左手の樹間からはずっと富士山が見えていました。
小春日和の暖かい日差しが気持ちいい。
しかし、積もった落ち葉に足が埋まりそうです。
毎度毎度秋になるとつぶやいていますが、ストックを持ってくれば良かったー。

今回も少し迷ったのですが、山の様子は大体把握していますので、多分大丈夫、いつもいつもストックに頼っていたらそれがなくては歩けなくなるからと、置いてきてしまいました。
両側からV字にえぐれた登山道に落ち葉のつもった下り坂は、しかし、ストックが必要でした。
足許をさぐりながら、そろそろと通過。

急な下りと平坦な道とが繰り返され、少しずつ高度を下げていきます。
記憶よりも長い道だなあと感じながら歩いていると、だんだん道が湿ってきました。
両側の山に挟まれ、終日陽が差さない麓に、2年前は大量の積雪がありました。
今回は雪こそないものの、ぬかるんだ道を気をつけて降りていき、細い舗装道路へ。
この農道も真冬は凍結して歩きにくいところですが、今回は乾いた歩きやすい道でした。

細い道から車道へ。
篠原バス停。11:45。
バス停は駐車場にもなっていて、観光バスが1台停まっていました。
私の姿を見ると、運転手さんがバスから降りてきました。
あの団体さんのバスなのかな?

やがて、車道から細い道が右に別れます。
道の左側に道しるべがあるので少しわかりにくいところです。
石砂山へは右の道を行きます。
しばらく民家が続き、左に農地や沢などを見ながら歩いていくと、右にトイレ。
ギフチョウに関する大きな看板もありました。

ギフチョウは、4月から5月に見られる蝶。
昔は丹沢あたりでも多く見られたそうですが、現在は、見られる場所は限られています。
石砂山は、そのギフチョウの山です。
カンアオイに卵を産み付け、カンアオイの葉を食べて育ち、スミレの密を吸う蝶。
何だか聞くだけで贅沢な印象の蝶ですが、写真で見ると毛がフサフサで、多分、私は苦手なタイプの蝶です。
もし家の中に入ってきたら大騒ぎするかもしれません。
でも、とても貴重な蝶らしいです。

細い道の左手、小さな橋を渡ったところが石砂山の登山口です。
5月から11月はヤマビルの季節で、忌避剤が登山口においてありました。
一度雪も降りましたし、今年はもう大丈夫でしょう。
湿った印象の登山口ですが、道はすぐにゆるく、そして明るくなりました。
尾根はときどき痩せていますが、奥高尾にもこの程度の痩せ尾根はありますから特に危険はありません。
むしろ、崖っぷちの道のほうが、落ち葉が積もっているだけ怖かったです。
山頂が近くなると、長い木段の道が始まりました。
山の上のほうは、まだ紅葉が残っていました。
ときどき足を止めて紅葉の写真を撮りながら、ゆっくり登っていきました。
いったん尽きたように見えた階段がもう一度始まって、ようやく山頂。12:10。

石砂山からは丹沢の山々がよく見えます。
ベンチに座って眺めると、自分の背が低くなることもあり、丹沢の山は壁のようにそびえています。
ここで昼食。
誰もいない山。
山の日制定を祝う幕が木にくくりつけられているのが、むしろ寂しい印象です。
枯葉の置ちるカサコソという音が誰かの足音に聞こえ、しかし、振り返ると誰もいない。
熊だったら大変なので、それでも振り返らずにいられません。
いつ来ても誰もいない山だけれど、ギフチョウの季節にはここが大混雑するのかなあ。
今度、その季節に来てみようかなあ。

さて下山。
来た道とは反対方向の登山道を降りていきます。
山頂直下は階段が整備され歩きやすい道でした。
階段が尽きると、斜面に無理につけられたような細い登山道です。
普段は砂地で、道が斜めなこともあって滑りやすく怖い道です。
落ち葉が砂のすべり止めになって、今回は何だかむしろ歩きやすいようでした。
それでも注意して通過。
あとはあまり急な坂もなく、淡々と降りていくことができました。

伏馬田分岐からは少し登り返します。
2年前はここの崖っぷちの道に積雪があり、怖かった記憶があります。
今回歩いても崖っぷちの道は細く、ここに雪が載っているところを歩いたのか、大丈夫か自分、と思いました。
歩かなければ下山できないので、あのときは必死でしたね。
山側の足はまっすぐに、崖側の足は少し開いて。
今回も、雪山をトラバースするときの歩き方でそろそろと通過。
石砂山は、この歩き方をする箇所が多かったです。

前回、V字に折れていた橋は、立派なものに架け替えられていました。
その橋を渡ると、すぐに道は芝生に変わり、舗装道路に自然に通じていました。
そのまま道なりに歩いていき、菅井集落を通って、三叉路へ。
左の登り道を少し歩くと、菅井下バス停。13:35。
そのまま直進し、トンネルの少し手前を道しるべに従い右折。
登山道というには広い、舗装された道を登っていきます。
どんどん登っていくと道の舗装はなくなりますが、それでも四駆なら走れそうな広い道が続きます。
左手には丹沢の山々。
もう日が傾いてきているので、うす水色の大きなシルエットが見えていました。
やがて黒いベンチが1つ現れ、そこが青根との分岐。
道しるべに従い、右の細い道に入っていきました。
ここも道が細く、トラバースの歩き方でしばらく行くと、送電線鉄塔。
少し心細くなるほど両側がひらけて、奥深い山にいるような風景でした。
さらに直進し、ゆるい登り下りを繰り返します。
網子への分岐が2か所。
続いて、小舟への分岐。
全て見送って直進します。
その先、道は2又に別れていました。
1つはまき道。
1つは尾根道。
道しるべでは、どちらも峰山に行くようです。
尾根道のほうが距離が短い表示が出ていたので、そちらへ。
尾根の向こう側にいったん回り、その先は階段道が始まりました。
よく整備された階段です。
木のような見た目だけれど木ではない材質のものでしっかり土留めされた階段道です。
これが延々と続きました。

ついに峰山山頂。14:30。
一番上の画像は峰山山頂で撮影したものです。
目を凝らすとうっすらと富士山も見ることができました。

さて、最後の下山です。
まずは緩やかな坂を下っていきます。
じきに大鐘との分岐。
ここは右の大久保を目指します。
そこからは、落ち葉の積もった急な下りでした。
立って降りられるかどうかギリギリな傾斜が延々続きました。
ストックがあればなあ。
ときどきしゃがみこんで通過。
普段はここはザレているところらしいです。
砂地の急坂も嫌いだから、落ち葉が積もっていてまだ歩きやすかったのかもしれません。

傾斜が緩くなり、ほっとひと息。
その先も、ホウバの大きな葉がつもっている崖っぷちの細い道など、あまり好ましくない道はまだありましたが、そこを通過すると道は歩きやすくなり、ぽんと舗装道路に出ました。
道なりに歩いていくとすぐに県道に。
左に曲がるとすぐ「やまなみ温泉」の看板が見えました。15:20。

さて、やまなみ温泉で汗を流します。
道路の向かい側に渡り、坂道を上がっていくと駐車場。
その奥が建物です。
3時間700円。
自動販売機でチケットを購入。
受付に出すと、このままお持ちくださいと言われました。
下駄箱の鍵も個人で保管。
脱衣所のロッカーは自分で好きものを選ぶシステムでした。
ロッカーの鍵はかかります。無料です。
温泉によってこのシステムは色々ですね。

洗い場は10個ほどあり、空いていました。
シャワーのお湯の出も良好。
露天は1つ。
露天からは芝生が見え、その先はおそらく崖になっているのだと思われます。
かなり開放感のある露天でした。
内湯は普通の湯と泡湯。
サウナもありました。
今日はよく歩いたから、温泉が嬉しい。

受付のすぐ前が食堂兼休憩所です。
食べ物の持ち込みはできませんが、自販機もそこにあるので、誰でも座布団に座ってのんびりできるようです。
発泡酒。500mL、250円。
ノンアルコールビールも置いてありました。
時間を見て、バス停へ。
定刻通り、16:17に藤野駅行きのバスがやってきました。




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