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2016年10月05日

ロングウォークちちぶ路 を歩いてきました。2016年10月。



2016年10月2日(日)、「ロングウォークちちぶ路」に参加しました。
毎年この時期に行われるハイキング大会で、今年で15回目、私は5度目の参加です。
初めの2回は楽勝で27km完歩し完歩帽をもらいました。
3回目は、熱中症で第2チェックポイントにも到達できずリタイア。
昨年の4回目は無事27km完歩。
さて、今年は完歩できるかなあ。

三鷹発4:38、八王子発5:06、東飯能発6:06、御花畑発7:00と電車を乗り継いで長瀞着7:20。
昨年までは参加費200円を払い、豪華な参加賞が同時に配られました。
今年は参加費はない代わりに、参加賞もなし。
略地図1枚だけを手渡されて、少しがっかり。
でも、今年も寄居のゴール地点で抽選会がある!
(*'▽')

秩父鉄道に乗った頃から雨が降ってきていました。
スマホやウォークマンなどをビニール袋に入れて防水した他はもう少し様子を見ることにして、ザックカバーはつけずに歩きだしました。
駅からまっすぐに宝登山神社の広い参道が伸びています。
大きな鳥居をくぐってそのまま直進していくと、登山道を示す道しるべ。
途中まではロープーウェイ駅までの道と同じです。
登山道としては広く歩きやすい道。
歩きやすいのでついスピードが出て、それで体温が上がってしまうので用心が必要。
朝のうちは元気だから余計に。

努めてセーブして、宝登山山頂。8:30。
雲に覆われて近くの武甲山も見えませんが、上空は少し雲が切れ、陽が差してきました。
ここからは下りなので、ストックを1本出して準備。
階段がよく整備されていますので、スリップしやすいところは数箇所です。

下りきると舗装道路。
快調に降りていくと、長瀞アルプスの登山口。
長瀞アルプスは登山道はそんなに広くないですが、緩いアップダウンが快適でいつ来ても歩きやすい道です。
最後に大きく下っていくと、登山道の真ん中がえぐれている少し歩きにくい道になり、やがて舗装道路に出ます。
はあ、長瀞アルプスもう終わっちゃった。

萬福寺。9:35。
ここは第1チェックポイントですが、通過制限時間の11時まではチェックポイントらしさのない普通の場所です。
陽がカッと照りつけてきました。
まずいなあ。
牛出峠入り口まで登っていくと、そこから舗装道路からは外れ、左の草地の道へと入っていきます。
今年はスタッフの方も立っていて、よりわかりやすくなっていました。
最初は緩く広い道がやがて細く急な竹林の坂道になります。

登り切って、出牛峠。10:20。
去年より30分も遅い。
それなのに、体温上昇がひどい。
身体に熱がこもって足が前に進みません。
早く休んで体温を下げないとやばい。
でも、舗装道路はまだ濡れていて、休む場所がありません。

ここで休む場所を探しながら舗装道路の登り坂を登り続けたことが事態を悪化させました。
レジャーシートを持ってくれば良かったんだなあ。
濡れていてもどこでも座って休めるように。

それでも、3年前にリタイアしたときよりはましでした。
あのときは、この場所で持っていた2リットルのスポーツドリンクを飲み切ってもなお暑くてふらふらになっていましたから。
今回は持ってきたスポーツドリンク3リットルのうち、まだ半分は残っていました。
ようやく見つけた乾いた座れる場所で休憩。
体温さえ下がれば大丈夫なんだけどなあ。
エアコンの風を10分間直接浴びることができればなあ。
今のままだと体感では39°くらいに体温が上がった状態で山歩きをしている感じです。

舗装道路が終わって、再び登山道へ。
ここから不動山への登りです。
傾斜そのものは大したことはなく、すぐに山頂につきました。11:30。
昨年より1時間遅れています。
そこからはときどきロープの張ってある急な下り。
最後の滑りやすい下りを終えるとぽんと舗装道路に出て、間瀬峠。12:20。

ここが第2チェックポイントです。
通過最終時刻は12:40。
これを過ぎると17kmゴールへの下山を宣告されます。
「27kmコースに行かれますか?」
と訊かれました。
持っている水分は残り1リットル。
まだギブアップは早い。
頷いて、チェックポイント通過証明書をもらいました。
455番。
昨年より随分遅れだけれど、順位は100番遅い程度でした。
元気ならば、まだ完歩の可能性はあるなあ。

そこから再び登山道へ。
雨乞山への登りは少し急な登りと緩い登りが繰り返されます。
しかし、この程度の登りがつらい。
晴れて気温がぐんぐん上がってきています。
休み休み、何とか雨乞山へ。13:20。

空は青く、パラグライターが2つ飛んでいました。
広い芝生の山頂に休んでいる人もまだ大勢います。
私も日陰に座って休憩。

そこからは舗装されてはいませんが広い林道の下りです。
歩きやすい道なのに足が前に進みません。
下りでこんなふうになってきたのでは、もうダメかなあ。
持っている水分はあと500mL。

舗装道路に出て、遠くから榎峠の給水所を見つけたときは嬉しかったのですが、近づいてみると、もう水はないと言われました。
ああ、ここの給水所は遅くなると水をもらえないんだ。
後の人ほど水が必要なのに、なぜ参加者全員分の水が用意されていないのだろう。

ということは、山道の途中にある2つ目の給水所ももうあてにできないということです。
水分の問題が急に現実になってきました。

体力はまだありました。
第3チェックポイントさえクリアできれば、円良田湖の自動販売機で水分を補給できるので、27km完歩の可能性もあると思っていました。
でも、水分の補給がないのなら、ここから登っていくのはもう危険です。
もっている水分が尽きる前に下山する計画を立てないと。

ロングウォークちちぶ路のコースの難しさは途中で水分を補給できないことです。
コースの途中に自動販売機や売店がありません。
第3チェックポイントの先の円良田湖に自動販売機がありますが、この陽気では、もしかしたらそれも売り切れの可能性があります。
無料の給水所が役に立たないのなら、舗装道路に車を停めて臨時の売店を設置してくれたら良いのになあ。
外秩父七峰縦走大会や越生のハイキング大会はそうした臨時の売店が多いのです。
参加者千人では、売店を開いても利益が出ないのかなあ。

陣見山登山口で、出発地点で渡された略地図を開きました。
次のエスケープルートは、大月峠。
陣見山ともう一つのピーク、合計2つの山を越えた先です。
その山越えはもう無理でしょう。
エスケープルートも少ないなあ。

略地図は畳んで、今度は持ってきた登山地図を開きました。
今いる陣見山登山口から見えている下りの舗装された林道は、地図上では、榎峠の下を通り樋口駅へと通じていました。
この大会のエスケープルートには指定されていないけれど、登山道として赤線がくっきりひかれている道です。
樋口駅まで1時間。
これなら、水分が尽きる前に駅に着くことができます。
よし、この道を下ろう。

舗装された林道はかなり東へ西へと蛇行し遠回りをしますが、地図上では榎峠の下からショートカットの登山道がありました。
まずは、林道を西へずっと下っていくと人工的な建物があり、そこに道しるべがいくつか集まって立っていました。
ここが榎峠の真下のようです。
その中で一番小さい道しるべがショートカットの登山道を示しているのを確認し、その方向をよく探すと、夏草に覆われた踏み跡がありました。
人があまり歩いていない様子の登山道です。
熊鈴をザックから取り出して、その登山道を降りていきました。

石が多く歩きにくい道でしたが踏み跡は明瞭で、道が尽きることはなく、無事に先ほどの林道と合流。
かなりショートカットできた様子です。
ちょうど通りかかった登山姿の男性が下りてきた私を見て、後ろから来た女性2人に声をかけました。
「ああ、ここに登山道があるんだよ、やっぱり」
そこまで遠回りの林道を歩いてきたのでしょう。
「じゃあ、こっち側にあるだろう。ああ、あった。ここが登山道だ」
林道の向かい側に次の入り口を見つけて、降りて行きました。
先行者がいると勇気がわきます。
女性2人が私に会釈をして先を行きます。
「まるで地図読みの勉強会ねえ」
そんな冗談も交わしながら、少し薄くなった踏み跡を行きました。
まだ身体に熱がこもり、足が上手く前に進まない私は、その3人からは徐々に後れてゆっくり降りていきました。

足許には山栗。
実のつまった山栗がイガごと沢山落ちていました。
秩父の秋の実りは豊かです。

山の実りは山の動物たちのもの。
そして、その山の周りに住む地元の人たちのもの。
私は歩かせていただくだけで十分。
だから、山のものを持ち帰ることはしませんが、今度ばかりは少し誘惑にかられるほどの大量の栗でした。
いえ、採りませんでしたよ。(^^)

単なる敗退なのですが、エスケープルートを自力で見つけていることで気分が高揚してきて、楽しく下っていくとお寺の鐘が聞こえてきました。
里は近いぞ。

再び林道と交差し、今度は夏草の丈も低く明瞭な最後の登山道を下っていくともう民家の並ぶ街に入ってきました。
あとは駅まで舗装道路です。
分岐で細く四角い棒状の道しるべを発見。
右の道は少し登り坂なので、このまま直進したくなりますが、そこを直進してしまうと徐々に駅から離れてしまうのを地図で確認。
道しるべの裏側に回りこむと「樋口駅」への矢印が書いてあり、やはり右の道で良いようです。

その先、道路に侵入禁止の表示が出ていたので、その手前で左に曲がり、坂道を下っていきました。
道で農作業をしている方がいらっしゃいました。
「駅に行くには、ここを下っていくのでいいですか?」
「ああ。ここを行って、トクヨウがあるからそこを右に曲がっていくと、今工事中の道と合流するからそこを左に曲がって」
ははあ。
トクヨウって何だろう。
今工事中の道って、さっき手前で諦めた道のことだなあ。
だったら行けばわかるかな?
「今日は何なの?さっきから人が通るけど」
「ロングウオークちちぶ路というハイキング大会なんです」
「ああ。鉄道がやってるヤツだね」
「そうです、そうです。ここはコースではないんですけど、エスケープして降りてきました」
「ほお。ご苦労さまです」
お礼を言って別れました。
さっきから人が通る?
陣見山登山口からエスケープしたのは、私の前を行く3人だけではないのかもしれません。

下っていくとデイケアセンターなどを含む総合施設が見えてきました。
トクヨウとは、特別養護老人ホームのことだ!('_')
そこを右に曲がり、さらに行くと道路に突当り、そこを左。
かなり先まで見通せる下り道で、先ほどの3人が小さく見えました。
線路の短い高架下をくぐり、すぐに右に曲がり、しばらく行くと秩父鉄道の樋口駅。
道路からすっとホームに入れます。
ホームにはテーブルが出ていて、スタッフの方が受付をしていました。

樋口駅は間瀬峠から林道を下る17kmコースのゴール地点。
第2チェックポイント通過証明書を出し、完歩証明書と17km完歩バッジをもらいました。
ホームには小さな駅舎があり、そこで切符を販売しています。
寄居駅までの切符を購入し、ベンチの端っこが空いていたのでそこに座って電車を待ちました。
間瀬峠からの人が続々と降りてきます。

15:47発の電車で寄居駅へ。
電車を降りた頃にはもうすっかり元気になって、寄居駅の階段は軽やかに駆け上がることができました。
体温さえ上がらなければなあ。
今度は水分を4L担いでこようかなあ。

ともかく、寄居ゴールで完歩証明書を見せて、箱からくじを1つひきました。
コンパクトザル・ボウルのセットが当たりました。
ポリプロピレンの折り畳めるザルとボウルです。
これの折り畳みカップだったら山に持っていけるなあ。
山でそんなに大がかりな調理はしないから、ザルやボウルは要らないかも。
でも、結局、何でももらえれば嬉しいのでした。
(*'▽')

缶ビール350mL300円を購入。
食欲ゼロで何も食べられなかったので、スマホで次の電車時刻を確かめてから、その場に座ってビールとおにぎりをいただきました。
はあ、今年は敗退。
この経験を糧に、来年また頑張ります。




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