たまりば

地域と私・始めの一歩塾 地域と私・始めの一歩塾三鷹市 三鷹市

2016年09月11日

奥高尾を歩いてきました。2016年9月。

奥高尾を歩いてきました。2016年9月。


2016年9月9日(金)、2か月ぶりに山歩きをしてきました。
日曜日に行こうと思うたびに予報は大気不安定。
しかし、いざ日曜日になってみると、そこそこの天気で、これなら山に行けたのにと後悔する毎週でした。
今回も日曜日は大気不安定の予報。
でも、金曜日は晴れマークが並んでいます。
よし、近場でいいから山に行こう。
奥高尾に行こう!

休日ではないので、電車やバスのダイヤも少し違って、三鷹発7:54。
高尾着。8:29。
しかし、改札を出ると、道路が濡れています。
ゲリラ雷雨が通り過ぎていった直後という印象でした。
晴れの予報だから平日に来たのに、雨?
(T^T)
高尾駅北口から陣馬高原下行きバス発。8:34。
バスはまだ少しワイパーを使いながら、終点陣馬高原下。9:14。

バス停のベンチの後ろにトイレがあります。
ベンチで山支度をしていると、左の多目的トイレに女性の行列ができていました。
あれ、こちらに多目的トイレがあったのかあ。
気がつかなかったなあ。
でも、右側のトイレは男女兼用だから、こんなに行列しなくても、そっちに入ればいいんじゃないの?
しかし、よく見ると、右側のトイレ前の掲示から女性マークが取れていました。
え?
これは、偶然はがれてしまったものか、それとも、トイレ使用が変更されてはがされたものなのか?

男女兼用トイレを好ましく思わない人もいるかもしれませんが、こちらは奥に個室が2つ。
手前が男性用トイレ。
一応の住み分けはできています。
一方、左の多目的トイレは、1つだけ。
女性トイレをここに限定されたら混雑必至です。
単にシールがはがれただけなら良いのですが、そう言えば外秩父七峰縦走コースの中にも女性が使えるのは多目的トイレ1つだけのところがありましたっけ。
トイレを設計管理する人が現場を知らないと、こういうことが起こるのかなあ。
不便なことである。

支度をして出発。9:25。
まずは舗装された林道の坂道を登っていきます。
道は濡れていましたが、雨は一応止んでいました
15分ほど歩いて、登山道への分岐。
道しるべが傾いていました。
台風の影響でしょうか。

雨上がりにしては山道はそれほど歩きにくいところはありませんでした。
この道も複線化が進んできましたね。
このコースが開かれたのは、2002年。
「山と渓谷」に小さな記事が載っていて、切り抜きをとっておいてあります。
以下、記事を抜粋します。

「今年3月、多くのハイカーに親しまれている陣馬山に、新たなコースが開かれた。八王子市の山岳愛好家の努力によって完成したもので、コースは、陣馬山東面にある陣馬高原山の家(休業中)から、北東に向かって延びる尾根上につけられている。新コースをとることによって、陣馬高原下バス停からの車道歩きを3分の1程度にカットできる。ただし、陣馬高原下方面の登り口がわかりにくいうえ、陣馬山頂からの下山に利用する際にも、陣馬高原山の家まで下りないと、しっかりした標識がないために、まごつく人もあるかと思われる」

初期の頃はこんなふうだったんですね。
むしろ今は、陣馬高原山の家というのがどこにあったものなのか、よくわかりません。
その後、標識は完備され、今、この道がわかりにくいという人は少ないでしょう。

陣馬山山頂。10:45。
山頂の茶店は閉まっていましたが、清水茶屋は開いているようでした。
人はまばらです。
平日の奥高尾のこういう雰囲気、いいなあ。
奥多摩の山も富士山も見えませんでしたが、雲が動いているのがわかりました。

山は季節が変わり、秋の花が咲いていました。
ツリフネソウ。キバナアキギリ。サラシナショウマ。ヤマハッカ。シモバシラ。
立ち止まっては、撮影。

花は秋を感じるのですが、しかし、まだ気温が高く、徐々にバテて足が重くなってきました。
靴下の選択に失敗したのも大きいようです。
今まで夏によく履いていた靴下に穴が開いてしまい、山用の靴下は冬用のモコモコしたものしかなくなったので、ジムで履くスポーツ用の靴下を履いてきたのですが、クッション不足のようで足裏が痛みます。

何とか頑張って歩き続けます。
雨がたくさん降った後だからでしょうか、斜面には多種多様なキノコが生えていました。
登山道から目視できるくらいなので、どれもかなりの大きさです。
登山道脇に生えていたものを立ち止まって撮影。
上の画像がそれです。

景信山。13:05。
アザミの花が咲き、アサギマダラがフワフワと舞う坂道を登って山頂へ。
空は晴れ、関東平野が広々と見渡せました。
茶店はお休み。
ベンチに座って休憩。
おにぎり2個を楽に食べられたので、やはり暑さによるバテよりも足裏の痛みがペースダウンの主な原因のようです。

なお歩き続けて小仏城山。14:15。
ここの茶店は開いていました。
暑い季節は平日でも開いていることが多いように記憶しています。
持ってきた水分が切れた登山客のための、ここはオアシス。
かき氷もまだ販売していました。
私はコーラ200円を購入。

本格的にペースが落ちてきたので、ここからはまき道を利用。
まき道でも案外上り坂だなあと感じながら、高尾山下へ。
薬王院は平日でもそこそこの賑わいでした。
おや、また新しい記念碑が作られている。
ボタンを押すと北島三郎さんの「高尾山」が流れる記念碑です。
観光地にありますね、こういうの。(´_ゝ`)

ケーブル駅。15:40。
時間的にもうギリギリになってしまったので、ケーブルカーで下山しました。
物足りないかなあと思ったこのコースが、何だかいっぱいいっぱいで、さすがに2か月ぶりの山歩きは身体がなまっていると痛感。
あと、靴下問題は早めに対処いたします。
やはり、足ごしらえはしっかりしていないと山は歩けませんね。



  • 同じカテゴリー()の記事画像
    ヤゴ沢から景信山、明王峠から与瀬神社に下りました。2023年5月。
    外秩父七峰縦走ハイキング大会の思い出。
    古里駅から御岳山に登り、日ノ出山に縦走しました。2023年4月。
    上川乗から笹尾根を越えて、三国山まで歩きました。2023年4月。
    陣馬山一ノ尾根から高尾へと縦走しました。2023年4月。
    蛇滝口から高尾山を歩いてきました。2023年3月。
    同じカテゴリー()の記事
     ヤゴ沢から景信山、明王峠から与瀬神社に下りました。2023年5月。 (2023-05-29 16:39)
     外秩父七峰縦走ハイキング大会の思い出。 (2023-04-30 18:52)
     古里駅から御岳山に登り、日ノ出山に縦走しました。2023年4月。 (2023-04-24 16:15)
     上川乗から笹尾根を越えて、三国山まで歩きました。2023年4月。 (2023-04-12 12:33)
     陣馬山一ノ尾根から高尾へと縦走しました。2023年4月。 (2023-04-05 12:44)
     蛇滝口から高尾山を歩いてきました。2023年3月。 (2023-03-14 17:34)

    Posted by セギ at 14:13│Comments(0)
    ※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
    上の画像に書かれている文字を入力して下さい
     
    <ご注意>
    書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

    削除
    奥高尾を歩いてきました。2016年9月。
      コメント(0)