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2016年09月02日

ふなっしーの武道館ライブに行ってきました。2016年8月。


2016年8月23日、ご当地キャラ好きの友人に誘われて、ふなっしーの武道館ライブに行ってきました。
武道館と言えば、ビートルズが来日公演を行って以来、ロックの聖地。
メタルロック好きなふなっしーの憧れの場所の1つです。
CDデビューしたときに冗談で口にした「武道館公演」がついに実現したのです。

午後3時、九段下の改札で友人と待ち合わせてエスカレーターに乗ると、前を行く人も、駅方向に戻ってくる人も、どこかしらにふなっしーのグッズを身に着けています。
大きなライブが始まる前のこの雰囲気は、ふなっしーでもロックバンドでも同じですねー。
ヽ(^。^)ノ

まずはグッズ売り場の行列に並びました。
売り場は武道館正面のテントなのですが、いったん階段を上がって、武道館の外回廊をずっとずっとまわり込んでいくと、ようやく行列最後尾に到着。
30分ほどでグッズ販売のテントに到達しました。
買い物をしている友人を後ろから覗き込むと、プラスチック製の何だか微妙な品物を買っています。
「何それ?」
「ヘドバン・ビームライト」
「・・・・・何それ?」
「ペンライトだよ。買うといいよー。ライブで楽しいよー」
「・・・ほお?」
ペンライトを振るようなライブに参加したことがないので何だかよくわかりませんでしたが、ともかく勧めに従い私も購入しました。
他にマフラータオルとパンフレットも購入。

グッズ購入の後は、行列をしている間に見えていた少し離れた位置のガチャガチャ・テントに移動しました。
ここはほとんど行列せずに購入できました。
1個500円のカプセルの中にグッズが1つ入っています。
大当たりは、ライブ前にふなっしーに直接会えるミート&グリート券。
わずか5個しか当たりがありません。
無論外れて、私のカプセルにはミニタオル。
友人のカプセルにはリストバンドが入っていました。
カプセルもふなっしーなのが可愛い。

少し歩いて北の丸公園へ。
あずまやがあり、時間までそこに座ってのんびり過ごしました。
緑が目に優しい。
空が広く、良い風が吹いていました。
ライブ前のこういう時間が好きです。
グッズを買うために早めに来るのですが、それだけでなく、会場近くで時間を過ごすところから既にライブは始まっていると感じます。
同じものが好きな人たちとこれからの楽しい時間を待つ連帯感と高揚感。
友達が貸してくれたウォークマンで、ふなっしーのアルバムを予習。
「梨空レインボー」がいいなあ。
明るい曲です。
ふなっしーは、シングル2枚、アルバム1枚をリリースしています。
アルバム1枚で武道館に立つとは、いい度胸だ。
ヽ(^。^)ノ

開場の6時近くになったので、そろそろ移動。
入場も長い行列ができていましたが、6時半には席に着くことができました。
1階席です。
中央に四角いステージ。
それを囲むように全方位に席が設定されています。
ステージ中央は赤いカーテンで覆われていました。
2階席の上の2列は空席。
少しだけ当日販売席があるということでしたが、あのあたりでしょうか。
キャパ1万2千人がほぼ埋まる盛況です。

ついに午後7時。
4方向に設置された大スクリーンにふなっしーの姿が映し出され、ライブ開始のカウントダウンが始まりました。
そして、中央のカーテンが取り払われ、本人登場。
四角いステージの中央にさらに丸いステージが乗っていて、段差はなく、バリアフリー。
ご当地キャラに優しいステージです。
障害物が何もなく、これなら全方向から見やすい。
あれ?
ふなっしーの顔、いつもと違わない?
友人いわく「5号機だ!新しい梨皮だよっ」

暗くなった観客席からふなっしーに向けて振られた無数のペンライト。
これがきれいでした。
視界が狭く暗いふなっしーにも、この無数の光は見えたでしょう。
「ヘドバン・ビームライト」、買って良かった。
こぶしを振り上げたりタオルを振り回したりするライブしか参加したことがなかったので、これは異文化だなと思いましたが、なかなか良いものですね、ペンライト。

まず、アルフィーの高見沢さんのギター演奏で、デビュー曲「ふなふなふなっしー」を披露。
ふなっしーの歌声は、口パクじゃない!
本気だな、ふなっしー。
ライブは、口パクによるクオリティの維持よりは、下手な歌でも生の気迫が大切ですよね。

そして、円形ステージが回転していることに気づきました。
しかも、回転速度が物凄く遅い、ご当地キャラ仕様です。
いろんなことが優しいなあ。(^^)

高見沢さんがステージから去ると、替わって芸人の小島よしおさんが登場。
「頂上リサーチ」というテレビ番組でふなっしーと一緒にハワイに行った人です。
まだ、ふなっしーを転がしたり叩いたりすれば笑いが取れると誤解しているテレビマンが多かった時期で、ふなっしーも滅茶苦茶なオファーに応えていました。
そんな中で、あの番組は、ふなっしーがスカイダイビングをしたり、マンタ鑑賞ナイトクルージングで海に潜ったりしました。
ハワイの美しい風景と小島よしおさんのふなっしーへの気遣いや優しさがあったので楽しく見ることのできた番組だったと記憶しています。

2曲終わって、客席から、
「ふなっしー、休憩してー!」
という絶叫。
周囲もそうだそうだという空気になったのに、ふなっしーが、
「次は」
と言い出し、会場は「えーっ」とブーイング。
ふなっしー、一瞬きょとんとしましたが、ステージ続行。

ファンは、ふなっしーにそんなに無理をしてほしくないのでしょう。
最近の動画を見た友人の話では、ふなっしーは「あまり危ないことはするな」とファンからお叱りを受けているとのことです。
それは多くの人の願いだろうと思います。
足1本骨折覚悟のロケなんか、やらなくていいよ。
いつか取り返しのつかないことが起きて、今までのふなっしーの道のりが台無しになったら悲しいから。
危ないことをしなければテレビに出られないのなら、テレビには出なくていい。
そんなテレビは見たくない。

SMAPの解散騒動もあり、テレビというメディアやマスコミ、芸能事務所への不信感が世の中に広がっているように思います。
ふなっしーは、誘われてもタレント事務所への所属を断り、今も基本は1人で活動しています。
それがテレビで活動しにくくなった原因の1つかどうかは私にはわからないけれど、ふなっしーがタレント事務所に所属しなかったのは良いことだと思います。
大きな事務所に守られていないから、ときには心ない中傷記事を書かれることもあるかもしれないけれど。

2015年春、公式ショップ「ふなっしーLAND」がオープン。
期間限定店も含めて全国展開しています。
ウェブショップもあり、随時新商品が発売されています。
今年の夏は、片瀬江ノ島海岸に海の家もオープンしました。
ふなっしーは、テレビの人気タレントというよりはグッズが人気のキャラクターに変貌しました。
そうしたキャラクタービジネスへの転換を好ましいものと感じ、私もいくつか購入しています。

特に、南三陸ミシン工房とふなっしーは人気者になる前からの付き合いで、「分身ふなっしー」というミシン縫いの人形は、他のグッズとは一線を画した存在です。
供給数が少ないので入手困難でしたが、この春ようやく私も一体購入できました。
その人形は、ふなっしー自身と見た目がそんなに似ているわけではありません。
でも、心がふなっしーと最も近いところにある。
「分身」という名称を冠するグッズは、この人形だけです。
東日本大震災で被災したお母さんたちが、仮設住宅で、あるいは工房で、ミシン縫いをして作っている人形です。
この人形でふなっしーが受け取る著作権料は全額寄付されています。
他にも、ふなっしーは売り上げの一部を寄付することを定めた契約を交わしていることが多いのです。
その多くは、みちのく未来基金へ。
震災遺児のための返済不要の奨学金の基金です。

東北の力になりたい。
日本を元気にしたい。
それがふなっしーの願い。

今年の熊本地震で、他のご当地キャラクターたちも力になろうと積極的に街頭募金に立っています。
でも、熊本を励ましに行くには、彼らには「予算」という壁があります。
彼らの多くは地方公共団体や第3セクターのキャラクターで、活動費は自分の自由にはなりません。
予算は限られています。
交通費・宿泊費・人件費を考えたら、熊本に行くことは叶わないキャラクターは多いです。
でも、ふなっしーは、スケジュールさえ合えば金銭的なことは気にせず熊本のイベントに参加できます。
ふなっしーが参加するなら、そのイベントはかなりの集客を見込めます。
ふなっしーが動けば、人が動く。

ファンは可愛いグッズを手にでき、ふなっしーはその収益で自由に活動できる。
この良い状態がいつまでも続きますように。

武道館のステージで、ふなっしーは武道館と大阪城ホールの出演料とグッズの著作権料の全額を熊本に寄付すると発表しました。
(追記 その後、ツイッター上の発表では、熊本義援金に630万830円、熊本城災害復旧支援金100万円の寄付がなされました。
これをふなっしーは、
「武道館と城ホールの皆さまからの支援金確かに届けてきました」
と表現するのにも考えさせられました。
皆さまからの支援金じゃないよ、ふなっしー。
あなたがあなたの努力で稼いだ大切なお金でしょう。
でも、ふなっしーは、そういう考え方はしないんだろうなあ)

ステージには、これまでふなっしーがテレビで共演したタレントさんたちが1人また1人と登場し、思い出を語り、1曲歌い踊り、そして去っていきました。
一緒に南極に行ったタレントさん。
食べ歩きなどのロケで何度も共演し、ふなっしーのことが大好きな女の子。
2枚目のシングルの作曲をしてくれたバンド。
これは、ふなっしーがこの5年でたどってきた歴史。
武道館単独公演を実現したふなっしーのこれまでの足跡。

アンコールで再登場したふなっしーは「大きな玉ねぎの下で」を歌いました。
あまりにも音痴なのと武道館の音響上の問題で、歌詞がよく聞き取れないにも関わらず、私はうっすら涙ぐんでしまいました。
この歌はずるいだろー。

そうやってしんみり終わるのかなあと思ったら、最後の最後にご当地キャラクターが何体も登場。
キャラ界の中でもアウェイだった頃からふなっしーを支えてくれた仲間たちです。

ふなっしーには、最初、立つことのできるステージすらありませんでした。
キャラクターイベントに参加するには、市町村や商工会議所、農協などの推薦が必要。
それをもらうことができなかったのです。
そうした時期のふなっしーをのけ者にせず声をかけ助けてくれた昔からの仲間の登場。
そして曲は再び「ふなふなふなっしー」。

この曲はふなっしーがペットボトルでギターを叩きながら歌う動画をアップしたのが始まりでした。
コード進行があるのかどうかもよくわからない、お経のような歌でした。
ふなっしーのデビュー曲は、これをアルフィー高見沢さんが編曲したもので、今回のライブでも冒頭で歌われたのですが、その前にもう1つのバージョンがありました。
明るくのほほんとしたそのバージョンのファンも多く、ふなっしーのDVDのテーマ曲になっていますし、アルバムにも収録されています。
それは、テレビタレントとしてではなく、ご当地キャラクターたちとわちゃわちゃしているときのふなっしーに最もふさわしい曲。
ここがふなっしーの本来の居場所。
ふなっしーは、何1つ変わっていない。

アンコールの最後の最後にこの曲を持ってくる演出に、泣かされました。
いや、もう本当にずるいだろー。



上の2枚はふなっしーがツイッターで公開した画像です。
良くないことなら削除しますが、素敵な画像なので。




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    この記事へのコメント
    この様に丁寧にふなっしーの事を書いて下さり( இ﹏இ )感謝致します✨
    ふなっしーの梨柄、良さが1人でも多くの方に正しく理解されます様に…
    ありがとうございました
    Posted by Kei at 2016年09月03日 17:05
    こちらこそ、ありがとうございます。
    ふなっしーの武道館公演は、本当に暖かい良いものでしたね。
    昨日、9月3日(土)にはさっそく熊本のフェスに参加し、熊本市長さんに寄付目録を渡しているふなっしーをツイッターで拝見しました。
    この先いつまでもふなっしーの楽しく暖かい活躍が続きますように。
    Posted by セギセギ at 2016年09月04日 14:23
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      コメント(2)