たまりば

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2016年07月26日

期末テスト結果出ました。2016年1学期。


1学期期末テストの結果が出ました。
2期制の学校については、前期期末は9月に行われますので、2学期中間テストの結果とあわせて発表します。
以下が今回の結果です。

数学 90点台 1人  80点台 2人  70点台 1人  60点台 1人 
    50点台 2人  50点未満 1人
英語 90点台 1人  70点台 1人  60点台 1人  50点未満 1人

今回、期末テスト前に体調を崩し、学校も欠席、テスト勉強も思うようにできなかった人が2人いたのは残念でした。
大人になれば健康管理も実力のうちとみなされます。
高校生のうちから自覚しておきたいですね。

とはいえ、とうとう数学90点台到達の人が出ました!
最初から90点を取るのが当たり前の人が入塾して、予定通り90点を取るのも良いものですが、こうしてじりじりと上がっていくのを見るのは本当に嬉しいです。

それ以外は、前回とほぼ同じか得点微増の人が多い結果となりました。
次回につながりそうです。

一方で、上手くいかない状態の人がいないわけではありません。
特に数学。
高校生になると、数学が苦手な生徒は、あっという間に赤点を取るか取らないかの勝負になってしまうことがあります。
あるいは、定期テストはまだそこまではいかないけれど、校外模試を受けてみると数学がほとんど0点に近い結果になってしまい、青ざめる場合もあります。

数学を得意科目にしたいならば、塾では塾のテキストを用いて演習し、塾テキストから宿題も出し、学校の宿題や準拠問題集は自分でコツコツ演習するのがベストです。
演習量としても、これで最低限の量を確保できたことになります。
うちの塾に通う数学が得意な子の場合、学校でどんな問題集を使っているのかすら私は把握していません。
「それはテスト前までに自分の判断で解いておいてね」
そんな注意もしたりしなかったり。
塾でのテスト直前対策でも学校の問題集は使いません。
本人は最低2回は学校の問題集を解いている様子です。
テスト前に慌てて解く必要はないのです。

ところが、数学が苦手な子は、そうはいきません。
もともと、数学の問題を1題解くのに時間がかかります。
嫌いなので数学の勉強に気が向かないことも手伝い、日々の勉強は塾の宿題を解くので精一杯となります。
気がつくと定期テスト前なのに学校の問題集に全く手をつけていないという事態に立ち至ります。

いくら何でもそれは本人が困ることなのだから何とかするはず。
大人はそう考えがちですが、そんな高校生ばかりではありません。
テスト3日前なのにテスト当日に提出しなければならない問題集が真っ白でも「前の晩徹夜すれば何とかなる」と平気で考えていることがあります。
そして、徹夜して仕上げることが出来たにしても出来なかったにしても、当日のテストはボロボロです。

ここから、非常にまずいスパイラルが始まります。
本人に任せていては学校の問題集に手をつけない。
個別指導塾としては学校の問題集の面倒を見なければならなくなります。
本人からの要望のこともあれば、保護者からの要望のこともあります。
塾では塾のテキストで演習するけれど宿題は学校の問題集から出すというのが当初の約束です。
学校の問題集は別冊の解答解説集も渡されている場合がほとんどです。
自分で答え合わせをして、わからない問題だけ次回の授業で質問する形にします。

宿題は一応やってきます。
後で学校に提出するものなのですから、塾テキストを宿題にしていた頃よりもむしろ一所懸命解いてきます。
わからないところはなかったか訊くと、質問は癖の強い応用問題や発展問題ばかりになります。
基本問題は解説を読めば一応わかりますから、わざわざ塾で質問する必要はないのです。
私は内心「こんな問題、テストに出るわけないなあ」と思いながら、そして、ときには声にも出しながら、質問された以上、解説しないわけにいきません。
何しろ学校の問題集なので、全てを理解することが絶対に必要だと本人は思っています。
「この問題は解く必要がないよ」という助言が上手く伝わらないのです。
塾のテキストならば、「この問題は省略」と一言言えば済むのですが。

このようにして、90分の授業が、その子のレベルに合っていない上にテストにも出ない応用問題の解説で埋まります。
解説をし、その問題を解き直してもらうと、1題30分かかります。
3題解説すれば授業は終わってしまいます。
塾のテキストを使う時間がなくなります。
そして、また宿題は学校の問題集から出すことになります。

この授業で、その子が繰り返し演習すべき基本問題は自力で解けるようになっているのでしょうか?
解答解説のついている問題集を解くとき、考えることの苦手な子は、30秒も耐えられず解答解説を見てしまいます。
見ながら解いたにも関わらず自分で解いたような気になってしまうのは、悪気があってのことではありません。
本人は理解したのだから次には自力で解けると思っています。
わからないのは解説を読んでも意味のわからない応用問題だけ。
それは塾で教わりたい。
わからないことだけ塾で教わりたい。
個別指導は、そういう活用の仕方があるのも事実なので、私も強く「ノー」と言えません。

そしてテスト結果は、基本問題の大問1や2さえ正答の少ない惨憺たるありさまとなります。
やはり基本問題を自力で解けるようになっていなかったのです。


そこまでわかっているのなら、そうならないように予防すればよいのに・・・・。
全くその通りなのですが、この件に関しては、こういうことをしているとこうなると説明してもなかなか伝わりません。
本人に手痛い体験してもらわないと伝わらないことがあるのだと思います。
ひと通り私の考えは伝えますが、その上で判断するのは生徒本人と保護者です。
これではダメだと予見できる子なら、そもそもこんな勉強のやり方はしないのかもしれません。

このやり方ではダメです。
ふりかえってみれば、数学の勉強は、学校の問題集を解答解説を見ながら1回解いただけ。
自力で解いた問題はほとんどなし。
それが数学の勉強の全て。
これでは、塾に通うようになっても学習量は変わっていません。
それで成績が上がるわけがありません。
中学の間は何とかもちこたえることができても、高校のどこかの時点でガクッと下がります。
それはいつ来るかわかりませんが、必ずいつか来ます。

でも、それはやり方を変えればまだ活路はあるということです。
これではダメだと理解したときがチャンスです。




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