たまりば

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2016年01月11日

蕨山を歩いてきました。2016年1月。


2016年1月10日(日)、埼玉県の蕨山を歩いてきました。
三鷹6:59発で、国分寺、東村山、所沢と電車を乗り継いで、飯能駅着。7:50。
飯能駅から名郷行きのバスに乗って、さわらびの湯下車。8:45。

まずはバス停のずっと奥にあるトイレへ。
トイレの前にはハイキング地図の看板もあり、登山口を確認。
でも、その絵地図の通りに少しバスが来た方向に道路を戻ってみたら、失敗しました。
行っても行っても登山口はありません。
5分ほど歩いて不審に感じ、とりあえずバス停まで戻りました。
うーん?

バス停の横に道しるべがありました。
この道しるべが、実は物凄く正確なものでした。
道しるべが指す方向の通りに道路を渡り、向かい側の墓地に入っていくと、その先に細い登山道が見えてきました。
そして、2本目の道しるべも。

里の裏山を登っていくような道がしばらく続きます。
木に関するミニ知識の看板なども立っています。
高尾山にたくさん立っているような自然教育の看板です。
そして、「見晴らし」と書いてあるポイントに到着。
名栗湖と棒ノ嶺を一望できる展望台とのことで、看板にも力が入り、
「この尾根はどうなっているかな?」
「この谷は?」
など、観察ポイントがたくさん書いてあります。
でも、木が育って、眺望ゼロ。( ;∀;)
樹間から少しは見える、というレベルのものですらない、完全な藪でした。
ラジオで「NHK日曜討論」を聞きながら歩いていて、眉間に皺が寄っていたときでしたので、虚をつかれ、
「うそー」
とつぶやいて笑ってしまいました。
看板を立てて何年も立って、もうそのプロジェクトは解散しているのかもしれません。
そう考えると、高尾山は自治体が恒常的に力を入れて整備しているのだと改めて感じます。

金毘羅神社跡。9:45。
バスを一緒に降りた人は10人くらいいたのですが、皆さん棒ノ嶺のほうに行ったのでしょうか。
山道に人の気配がありません。
と思ったら、オレンジ色のベストをつけ鉄砲を肩に提げた人が前方に。
折しも、遠くの峰では発砲音が。
赤い山シャツを着てきて良かったー。

地図を見ると、さわらびの湯から蕨山への道は、白く浮き上がって見えるほど緩くて明瞭な尾根道です。
急なところはほとんどありません。
眺望も良く、枯れた木立を通してずっと山々が見えています。
左手は奥多摩の山々。
右手は伊豆ヶ岳方面。
よく晴れて風もなく、陽だまりの中を歩いていきました。
大きな尾根を1つ、まき道で避けていくのですが、枯葉がたまって歩きにくく、道が少し細くなっているところもありました。
帰り道は、ここは尾根を通ったほうがいいかなあ。
合流点で尾根道も踏み跡があることを確認。
そこからいったん林道を横切って、さらに緩やかに登っていきました。

大ヨケノ頭。10:45。
ここで道はぐっと右に曲がり、今までよりは少し険しい印象になっていきますが、ここから岩場かなと思うとすぐ終わり、急登だなと思うとまたすぐ終わります。
冬に歩くにふさわしい、のんびり楽しい尾根道でした。
そして、下山してくる人とすれ違うようになりました。
単独、または2人連れの人たちばかりでした。
早い時間に登り始めた人たちなのか。
それとも、名郷から縦走してきた人たちなのか。
名郷からの道は北面の急坂で岩場もあり、凍結していると厄介だなと思って今回は避けたのですが、この陽気ならそんな心配は不要だったかもしれません。
それでも、標高が高くなると、霜柱が盛り上げて地面がデコボコになっているのをガシガシと踏みしめる箇所は多少ありました。
やがて、まるで林道のように道幅が広くなり、これは良い道だと思っていると、その道を木で塞がれているのを発見。


うん?
これは、侵入禁止の合図かな?
山道を木が塞いでいる場合、偶然の倒木もありますが、意図的なものを感じたら、それは侵入禁止の印。
この先に進んではいけない。
あまりにも道が良いのでちょっと信じられないくらいでしたが、周囲をきょろきょろ見回すと、そこから右へ斜面を登っていく道がありました。
そこをぐんぐん登っていくと、また道は広く平らになり、やはりこっちの道で良かったようです。
その先、また少し岩がちな急登。
また道が緩くなると、ちょっとびっくりするくらいの急登が見えてきました。
それが山頂への最後の急登でした。

蕨山。11:55。
山頂には10人ほどの人がいました。
木が成長し、山頂の眺めもそんなにすっきりしませんが、一番上の画像が山頂からの眺望です。
顕著な三角形のピークは、大持山。

ベンチの1つに腰を下ろし、それでも山頂の晴れやかな雰囲気を楽しみながら昼食をとって、さて下山。
来た道を戻ります。
びっくりするくらいの急登は、帰り道には、勿論、びっくりするくらいの急な下りとなりました。
そろそろと通過。
そこからは、緩い下り道です。
のんびりと冬枯れの山の雰囲気を楽しんで歩いていきました。

藤棚山。12:45。

大ヨケノ頭。13:10。

さて、その先。
まずは林道を横切って。
その先のまき道はちょっと怖かったから、帰りは尾根道を行こう。
山頂まではスムーズでした。
しかし、何も考えずぼんやり踏み跡をたどっていくと、途中で踏み跡が消えました。
あれ?

そのとき山頂から声が。
「そっち、踏み跡ありますか?」
見上げると、男性が2人、山頂に立っていました。
「あ。いえ、わかりません。迷ったみたいです」
慌てて登り返しました。
あれ?

山頂に戻って見下ろすと、下に明瞭な尾根道が。
あ、こっちだこっちだ。
その方向に枯葉の上を少し行くと、踏み跡が続いていました。
あー、良かった。
声をかけてもらえて、助かりました。
ふっとぼんやりした瞬間に道迷いは起こるなあ。
一番気をつけなければいけない場面だったのに。

そこから先は特に問題なく尾根道を下っていきました。
金毘羅神社跡。14:05。
登山口。14:45。
道路を渡ってバス停の奥のトイレから右折し、しばらく歩くとさわらびの湯です。
入館料800円。
脱衣所が狭く、ロッカー前は特に混雑していましたが、山帰りの人が多く、こういうことに慣れていて、譲りあって上手に利用していました。
山帰りに歩いて寄れる温泉施設というだけで有難い。
はあ、さっぱりした。

お風呂上がり。
ビールの自販機発見。
500mL390円。
畳の座敷は満員だったので、その隣りの木の床に座卓と座布団が並んでいるスペースでいただきました。
バス時刻をみはからって出発。
バスまでの道には、十月桜が咲いていました。
しみじみと良い山道でした。
また何年かしたら来ようと思います。








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