たまりば

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2016年01月03日

南八ヶ岳 硫黄岳に登ってきました。2016年1月。


新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、今年のお正月は天候に恵まれ、雪山を歩くことができました。
2016年1月1日。
スーパーあずさ5号に乗車。
中部地方全域が快晴でも八ヶ岳だけ雲に覆われていることがあります。
八ヶ岳の姿が見えるまでは心配だったのですが、今年は赤岳から裾野まで全てくっきりと見えていました。
やったー。

茅野駅下車。10:06。
美濃戸口行きのバス乗車。10:25。
乗客は10人程度でした。
大晦日に入山する人が多いので、元旦の登山は穴場的な静けさがあります。
美濃戸口。11:05。
家から書いてきた登山届をポストに入れ、ストックを出して、さあ出発。
まずは林道歩きです。
ここから積雪している年が大半なのですが、今年は、わあ雪がないや。
しかし、日影は土全体が凍ってガチガチで歩きにくーい。
緊張して通過。
あとは、少し積雪しているところや凍結しているところの繰り返しで、慎重に歩いて美濃戸山荘。13:05。

美濃戸山荘は小屋前のベンチでストーブを炊いてくれている、雪山の憩いの場所です。
今年もストーブはありましたが、気温が高いのでむしろコーラやビールを水で冷やして売っているのが目をひきました。
さて、橋を渡って、まだしばらく林道歩きです。
カチカチに凍結しているところと土が出ているところの繰り返し。
林道が終わって、ようやく北沢の山道へ。
最初の急勾配のところが木段がむき出しで、しかも凍結していました。
すぐ下は沢です。
あー、雪が少ないと麓は怖い。
涙目で通過。
北沢は名前の通り沢沿いを歩いていくので橋や桟道が多く、私はたとえ夏でもこの道はあまり好きではないと思います。
しかし、下山してくる人の大半はこんな道でもアイゼンをつけていません。
やはり南八ヶ岳に来る人は北八ヶ岳よりも技術レベルが高いなあ。
雪ならば踏み固められた圧雪でもまあまあ大丈夫なんですが、凍結箇所は本当に苦手です。


赤岳鉱泉到着。14:55。
案内された部屋は、9人部屋でしたが、私1人。
多分、大部屋は主に男性用で、私が案内されたのは女性用の部屋だったのだと思いますが、女性の1人とか2人客が他にいなかったようで、結局、私1人で独占しました。
個室状態で、申し訳ないくらいでした。
温度調節できるガスヒーターが入っていて、あったかーい。
布団は羽毛布団で、毛布もモコモコです。
早速、缶ビール350mL500円を購入し、自分をねぎらいました。
あー、お疲れー。

夕食。17:30。


やったー。ステーキだ。
霜降りの柔らかいお肉を自分で焼いて食べます。
つけあわせの玉ねぎやナスやエリンギもおいしい。
しかも、お代わり自由のトン汁もあります。
ステーキとトン汁。
赤岳鉱泉のメニューのかぶり方、大好きです。
6年前に大晦日に泊まったときのメニューは、ビーフシチューとポトフでした。
どちらか一方で良くないですか?(*^^)
でも、積雪期の普通の日に行くと、高カロリーを嫌うクライマーたちにあわせてか、ホッケの干物とキムチ汁だったりしますので、注意が必要です。(笑)
それにしても柔らかくておいしい牛肉でした。
ボリュームも凄かった。
私は翌日山道を歩きながらも、ああ、夕べの肉はおいしかったと思い出していました。

1月2日。快晴。
朝食。6:30。
アジの干物。なめこの味噌汁。温泉卵。栗きんとん。こぶ巻き。味付け海苔。生野菜。グレープフルーツ。
支度をして出発。7:30。
道しるべに従い、小屋前の石段を登っていきます。
小さな沢を渡り、さらにジョウゴ沢にかかる橋を渡ると道は少し急な登りになってきました。
階段は鉄網がほぼむき出しでした。
アイゼンが網に刺さって引っかかるので、慎重に一歩ずつ上がりました。
そこからは、快適な雪道。
念のため小屋からアイゼンを着けてきたけれど、必要ないようなハイキング道でした。
傾斜が緩くなり、のんびりと尾根道を通過すると、今度はジグザグ道になり、どんどん高度を稼ぎます。
樹間から赤岳が見えてくると、やがて、森林限界を越え、素晴らしい眺望が始まりました。

峰ノ松目への分岐。9:15。
360°の展望を楽しみ、少し休憩。
ここから稜線歩き。
アウターのジッパーを全部閉め、フードを被って、風に備えました。
硫黄岳は、南八ヶ岳の中では最も易しい山なのですが、稜線の風が強く、転落の危険があります。
また稜線が広いため、視界不良時は道迷いを起こしやすいです。
今回は、そのどちらの心配もなさそうな登山日和でした。
しかし、赤岩ノ頭を過ぎると、さすがに風が強くなってきました。
ピッケルをきちんと刺して、いつでも耐風姿勢に入れるように一歩ずつ行きます。
風には呼吸があるはずなのに、少しも止まない強風です。
でも、一定の強風のほうが、耐風は楽。
岩をぬって一歩ずつ登っていくと、稜線に出ました。
大きなケルンが点々と並んでいます。

ああ、ここが硫黄岳。9:40。
山頂表示のあるところで記念撮影。
一番上の画像がそれです。
風でブレて、ピントがいつも以上に甘いですが、雪をかぶっている2つの山は北八ヶ岳の天狗岳です。
その向こうは、蓼科山。

もう1枚。横岳と赤岳。
ああ、赤岳の斜面はいつ見ても急だなあ。


さて、下山。
とにかく強風は精神的にもストレスなので、早く風のないところへ。
赤岩ノ頭まで戻って、ほっと安心。
眺望を楽しみながらピッケルをしまい、トレッキングポールを出しました。
無風の林の中の下り道は、トレッキングポールのほうが快適で安心。
朝、小屋で詰めてもらったお茶(200円)を飲み、行動食をとり、出発。
さくさく歩いて、あっという間に赤岳鉱泉。11:10。
そこからの下りも例によってアイゼン着けっぱなしです。
そんなだから技術的進歩がないのですよ。(´_ゝ`)

山道の終わりで、アイゼンを外しました。
さて、この先の凍結した林道は、道は広いし沢の側でもないから、転んでもいいかー。
と思ったら、1分も経たないうちに転びました。
やっぱり凍結は苦手だー。

美濃戸山荘。13:05。
そこから先はもう凍結箇所もなく、ただの夏道の林道をたんたんと歩きました。
美濃戸口。14:05。
ストックをしまったりしているうちにバスが入ってきました。
のんびりした雪山を満喫した良いお正月でした。







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