たまりば

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2015年12月18日

2学期末テスト結果集計。2015年。



期末テスト結果集計出ました。
数学 80点台 1人 70点台 1人 60点台2人 50点台 3人 50点未満 3人
英語 80点台 2人 70点台 0人 60点台2人

中間テストよりも得点が下がった人は2人だけで、後はじわじわと上がりました。
ヽ(^o^)丿
今年度の中で最高点だった人が5人。
前回の中間テストで50点未満だった4人のうち2人が50点を越えたのも良かったです。
数学も英語も、2学期のテストの得点は1学期よりも下がることのほうが多い中で確実な成果だと思います。
新たに入会した生徒さんが1人、50点未満からスタートしましたが、これから頑張っていきましょう。

どうすればテストの得点を上げていくことができるか?
それには、本人が抱えている学習上の課題を1つ1つ解決していく以外にありません。
そのため、何が課題であるのか、まずその現実を把握する必要があります。
保護者の方が考えるよりもはるか手前に課題があり、それが学習に影響している場合もあります。

かつてうちの塾の生徒で最も困難だったのが、学校で今何を勉強しているのかわからない、という場合でした。
「うちの先生は教科書を使わない。いつもプリントだから、わからない」
というのです。
プリント学習といっても学校の教科書に載っていない特殊なことをやっている場合は少なく、教科書と同じ単元をプリントで演習している場合がほとんどですが、そのことを理解できていませんでした。
本人の理解力不足ということもありますが、中学生くらいですと勉強しない理由を無意識に探す傾向もありますから、
「学校の先生が悪いんだ。自分は悪くない」
とするのに好都合で、本人もつきつめて考えてみなかったのかもしれません。
じゃあ私がプリントを見るから塾に持ってきなさいと言っても毎回忘れてくるので、塾としても何をやっていいのかわかりませんでした。
保護者に連絡をして、その点から改善していきました。

先を見ることができない子も多いです。
「テスト範囲がまだ出ていないから、テスト勉強はできない」
と言います。
「でもね、どうせこの前のテスト範囲の次からだから、始まりはわかるんだよ。そして、今やっているところか、その少し先くらいまででしょう?」
と説明すると、初めてそのことに気がついたという顔をします。
そういうことを考えたことがなく、テスト範囲が正式に発表されるテスト1週間前からしかテスト勉強はできない、それは学校が悪いので自分の責任ではないと思っている、あるいはそのように言い訳している場合もあります。

定期テスト当日に提出するワークや準拠問題集などの課題に関してもそうです。
学校はテストが近くなってから急に何十ページも宿題を出す、ひどい、と言う子もいます。
しかし、テストの度にそうなのですから、学校で勉強したことは同じ週のうちに学校のワークを解いておくとちょうど良い家庭学習になります。
まとめのページは残しておいてテスト前にやるとテスト対策になります。
学校の先生は当然そのつもりでそういう課題を出しているでしょう。
勉強のできる子の多くは、そのように学校の課題を活用しています。
なかには塾のハイレベルな課題を解くのに忙しく、学校の課題をテスト直前に丸々残してしまう秀才というのもいますが、あの人たちは、学校のワークは1時間か2時間で解いてしまえるので、真似しているとひどい目にあいます。

私立の中高一貫校は年間の進度とテスト範囲を書面にして配っていることも多いのですが、そうではない場合、次に何を学習するのか生徒は知らない、もちろん私もわからないということもあります。
教科書の順番通りにやってくれれば良いけれど、そうとは限りません。
代数と幾何を分けていない学校の場合、今までずっと代数をやっていたのに、突然幾何に入ったということもあります。
そういう報告を受けて、
「うん、わかった。じゃあ幾何の問題集を出して」
と言うと、
「あ。持ってきていない・・・・・」
と生徒は応えます。
「え?だって、学校は幾何の勉強に入ったんでしょう?」
「・・・・・・」

そうでなくても、宿題に出した問題集とノートしか塾に持ってこない子は多いです。
「じゃあ冊子テキストを出して」
と2~3週使っていなかったテキストを出してほしいと言うと、
「あ、持ってきてない」
ということはしばしばあります。
「これからテスト範囲になる単元のテキストを置いてきてどうするの?あれは、終わっていないでしょう」
「・・・・・・」
「あのテキストのほうが難しいから、テスト前にやろうととっておいたんだよ」
「・・・・・・」

塾は宿題の答えあわせしかしないわけじゃない。
学校は今何をやっているのか。
それにあわせて塾の授業は何をやることになるのか。
そのために必要なテキストは何なのか。
それを考えて用意してきなさい。
そういう話をすると耳を塞いでしまう子もいました。
「そういうの、私は一番苦手だから。わからないから」
「・・・・・だったら、全部持ってきなさい。勝手に判断して教材を置いてきたらダメだよ。置いてくるのは、一種の判断でしょう?判断が苦手なら、何も判断しないほうがいい。全部持ってきなさい」
テスト範囲としては既に終わった教材に対して「あれを出して。何で持ってこないの?」と言いがかりをつけているわけではないのです。
次のテストに向けて勉強するのに必要な教材を持ってきてと言っているのですが、そういう判断が難しい子は多いです。
自立した学習者となるには必要なことなので、そうした能力は鍛えたいです。
でも、現時点では毎回「あの冊子を置いてこないで。使うから」と言い続けないと無理なんだろうなあ。

個別指導で、生徒の通う学校もバラバラですので、その生徒の情報収集力がそのままテスト対策のクオリティになってしまうのが歯がゆいところです。
例えば、夏休みの課題だった問題集から十数ページがテスト範囲だと発表されます。
10日前くらいに急にそんなことを言われても対策できません。
しかし、それは本当に突然言われたことなのか?
実は前からわかっていたことなのではないか?
それを予測し準備していた子もいたのではないか?
いや、むしろそういう子のほうが多いということもあり得るのではないか?
次のテストも同じ問題集からまた出題されるのではないか?
だとしたら、どこが出るのか本当はもうわかっているのではないか?
そのように問いかけても、その子の表情はぼんやりしています。
本当にわからない様子です。

学校の宿題だけはいつもしっかり持ってくるのに、塾で渡した問題集やプリントは忘れてくる子というのもいます。
他に教材がないので、塾で学校の宿題を解くしかなくなります。

とにかく学校の宿題がわからない。
自力で解けない。
本人はそう言うのですが、そういうのは嘘とは言わないまでも大袈裟な表現である場合がほとんどで、大半は自力で解けるのです。
わからない問題も中にはあるでしょう。
そうした1問2問を質問したいというのはわかるのですが、塾で学校の宿題をやりたい、個別指導はそういうことをしてくれるはずという願望が本人にある場合、学校の宿題だけはしっかり持ってくる、塾のテキストや宿題は置いてくるということがしばらく続くこともあります。

しかし、学校の宿題を塾でやったら、家では何をやるのでしょう。
おそらく何もしないでしょう。
私が教えながら解いたらスラスラと進むので、1週間の家庭学習は塾で学校の宿題を解いた90分だけ。
そんなことになってしまいます。
こういう形をとると、学校の宿題は今までになくスムーズにこなせるものですから、本人も、そして場合によっては保護者の方も、勘違いをしてしまうことがあります。
ああ、塾に行くと何もかも上手くいく。
これは、テストの点数も上がるはず。

・・・・・・上がるわけがないんです。
こんな勉強をしていたら、むしろ、確実に下がります。
そのように説明するのですが、それでも「学校の宿題がー」「宿題がー」と言い続ける場合は、実際にテストの結果が出るのを待つしかありません。
テストで悪い結果が出て、何が問題であるか向き合う気持ちになってくれたら、それからが本当の始まりです。
学校の宿題を自分で解けるように。
それが目標であるなら、地力をつけなければなりません。
そのためには、これまでの学習量の不足を改めなければなりません。
以前に未消化だった内容のせいで今の勉強がわからないのなら、そこに戻って復習しなればなりません。
しかし、本人にとっては塾の宿題も上手くこなせず、学校の宿題と塾の宿題と、結局宿題が2倍になって苦しいばかりとなります。
塾の宿題の答え合わせをしても、最初のうちは不正解や解いていない問題があまりにも多く、90分かけても宿題の解き直しが終わりません。
その間にも学校の授業は先に進み、わからないことはたまっていきます。
毎回、塾の宿題が負担だ。
しかも、学校の宿題を解くのに何の助けにもならない。
苦しい時期が続きます。

錆びた大型機械が動き出すには、まず動きだすために多くのエネルギーが必要です。
錆びていた時期が長いほど、動きだすための時間も長く必要となります。
とにかく、動くようにすること。
自力で走行できるようにすること。
自分で学習できるようにすること。
そのための苦しさに耐えることができるかどうか。
それが最初の課題です。




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