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2015年10月26日

武蔵おごせハイキング大会に参加しました。2015年。

武蔵おごせハイキング大会に参加しました。2015年。

2015年10月25日、第17回武蔵おごせハイキング大会に参加しました。
以前に参加したのは、もう10年前です。
そのときは、7kmコース、17kmコース、27kmコースの3コースあったと記憶しています。
今は、2コースになり、コースも随分短くなっていました。
6kmの「山登りビギナーコース」と、18kmの「秋の里山満喫コース」。
申し込むときにどちらにするか選んで、往復葉書で申し込みます。
返ってきた参加葉書には、推奨の電車時刻が書かれていました。
長いコースの人は、7:30から出発。
短いコースの人は、8:30から出発ということらしいです。

さて、三鷹発5:20の電車に乗る予定でしたが、1つ早い5:12の電車に間にあってしまいました。
するすると1つ前の電車に乗りつぎ、生越駅にも推奨電車より1つ前で到着。
でも、電車の中は参加者でいっぱいでした。
駅からザッザカ歩く人の列ができ、流れに乗ってスタート会場の中央公民館へ。
道しるべがなく、スタッフもまだ立っていなかったので、この参加者の列がなかったら、1人ではちょっとわかりにくい道かもしれません。

公民館到着。7:10。
既に参加者の大行列が。
受付は7:30開始予定で、スタッフはもういるのですが、本当に7:30まで受付は始まりませんでした。
しばらくすると推奨電車に乗った人たちも到着し、行列は長くなるばかり。
外秩父七峰縦走大会ならば、6:30受付開始とはなっていても、準備ができ次第、毎回6時過ぎには受付を開始してくれるので、朝の受付がスムーズです。
その後の山道の渋滞解消にも役立っていると思います。

まあ、仕方ない。
7:30開始といったら7:30開始なのがむしろ当たり前です。
受付で葉書と引き換えに地図とチラシ2枚を受け取り、さて出発。
チラシによれば、来年、越生町は「ハイキングのまち」宣言をするそうです。
来年4月29日には、町を挙げてのハイキング大会を開催するとか。
どんなのかなあ。
面白いコースなら参加したいなあ。
申込開始は来年2月頃予定だそうです。

中央公民館の横手の階段から登っていきます。
よく整備されて道幅も広い遊歩道でした。
ジグザグ道なので、傾斜もゆるく歩きやすい。
どんどん眺望がよくなり、いったん広く平らなところに出ると、そこから本格的な山道。
急登が始まりました。
木の根の作る段差がなかなか急です。
登山道は複線化しているところが多く、追い抜きやすい。
流れに乗っていると、かなりスピードがあります。
たった18kmのコースなのに、なぜ、皆、こんなに急ぐ?
このペースなら、昼前にゴールしてしまうよー。
こんなにも急ぐ人が多かった理由を、私は後に知ることになるのですが。

西山高取。8:00。
さらに緩く登ったり下ったりした後、急登をガンガン登って、大高取山。8:20。
速い。
このペースだとオーバーヒートしそうです。
山頂の写真を撮ったりして、速い人たちを見送り、少しペースダウンすることにしました。

ここから下山。
急なところは土止めの木が埋めてあり、歩きやすく整備されています。
木洩れ日の差す足元には、栗のイガやドングリが落ちていました。
麓のお寺の鐘の音が聞こえてきます。
いいなあ、この風情。
でも、こんな中途半端な時間に、何でお寺の鐘が鳴っているのだろう?

桂木観音。8:40。
ああ、ここの鐘は、誰でも鳴らせるようになっている。
ハイキング大会参加者が鳴らしていたのですね。
(*^^)

お寺の外に出ると、眺望の良い駐車場があり、トイレと自販機もありました。
今回、コースのどこにもチェックポイントはなかったのですが、スタッフがいて、地図に時間を書き込めるよう机と鉛筆が用意されていました。
少し行くと、ゆずの無人販売所がありました。
100円、200円、300円の袋。
参加者の男性が、おそらく自宅に電話をかけて、
「ゆずの販売をしているんだけど、要る?」
と奥様に電話している様子にほっこりしながら先を行きます。
右手にゆず畑の続く道を行きます。
越生は、ゆずと梅の町なのですね。

武蔵おごせハイキング大会に参加しました。2015年。

三叉路。9:05。
のどかな農道です。
コスモスの花が風に揺れています。
ひなびたバス待合所の後ろには紅葉が始まっていました。

武蔵おごせハイキング大会に参加しました。2015年。

火の見下。9:20。
この先、黒山三滝に足を伸ばすのもありということなのですが、参加者は誰もそちらに行く様子がありません。
ひたすら先を急ぎます。
10年前は、黒山三滝から傘杉峠、顔振峠、諏訪神社から一本杉山、鼻曲山、そして桂木観音と、面白い山道だった記憶があるのですが、今回のコースは、この先、再び高取山に戻ってくるまでほとんど舗装道路でした。
結局、高取山付近しか山道がない。
コース変更がされたのには、何か事情があるのでしょうか。
昔のコースは急な登り下りの山道が多く、林道も眺望の良いポイントがあり、面白かった記憶がありますが、少し危険だったかなあ。

龍穏寺。9:55。
大きなお寺です。
ベンチや石段で休憩している人が多く見られました。
その先、道端にゆずスカッシュやお弁当の売店。
さらに先には、牛乳の販売カーも停まっていました。

武蔵おごせハイキング大会に参加しました。2015年。

その先もずっと舗装された林道を登ったり下ったり。
車道に出ると、向かい側には飲み物の自販機が並んでいました。
水分に苦しむことは少ないコースです。

しばらく行くと、越生自然休養村センター。10:40。
ここも自販機が並び、建物の中では軽食を取ることもできるようでした。
ゆずスカッシュののぼりが風にはためいています。
トイレもありました。
建物の前のベンチや駐車場に座って休憩している人がたくさんいました。

その先、道しるべがあり、山道の始まり。
再び大高取山へと登ります。
細い階段で、右手には竹林が茂っていました。
静謐な雰囲気。
鎌倉の山を歩いているような印象です。
階段が終わっても道は細く、急な登りが続きます。

大高取山山頂。11:20。
朝と同じ山に戻ってきました。
山頂は、昼食を取る人で大にぎわいでした。
どんどん人が登ってきます。
6kmの「山登りビギナーコース」の人たちです。
そして、ここから、6kmコースと18kmコースは合流し、同じ道を行くのです。
ああ、トップグループがあんなにも急いでいた理由は、これだ。

とりあえず、木の切り株が1つ空いていたので、そこに座りました。
これほどの混雑になっているのだから、今さら焦っても、もう同じです。
どうせなら、眺望を楽しんで行こう。
おにぎりを食べながら、心ゆくまで秋の低山の眺めを楽しみました。
地元の人がたくさん参加している様子です。
「ほら、東京に有名な高尾山があるでしょう」
「あー、行ったことはあると思うけど、記憶がないなあ」
そんな会話が聞こえてきて、ここは案外遠いところなのだと旅情も感じました。

さて出発。
登山道は大渋滞が起きていました。
デニムパンツにスニーカーの人も目立ちます。
幼稚園生くらいの小さい子の手を引いているファミリーも多いです。
もう笑うしかない。
山道を速く歩くという発想そのものがないだろうなあ。
でも、ハイキングって、そういうものですよね。
気持ちだけあせっても同じこと。
のんびり行こう。

武蔵おごせハイキング大会に参加しました。2015年。

ハイキング・コースにしては下りの山道は細く、水がしみだしている箇所もあり、ところどころ滑りやすい道でした。
「ゆっくりで良かったね」
「これ、渋滞していなかったら慌てて歩いて転ぶよね」
という感想も前後から聞こえてきます。
確かにそうだなあ。

それにしてもはるか下まで、これほどの大渋滞の原因は何なのだろう。
渋滞にはまること40分、ついに渋滞の原因を発見。
太いロープを使って下る段差が1か所。
ほんの2~3歩のところですし、ロープがなくても落ち着いて下れば平気なのですが、1人1人がここでためらう時間が積もりつもって、山頂からの大渋滞を引き起こしていたのでした。
ここを越えると、急に流れがよくなり、道も広くなりました。
でこぼこな砂利道ですが、追い抜くことができるので快適に進みます。

虚空蔵尊。12:30。
ここは公園になっていて、やはり昼食休憩をしている人が大勢いました。
その先は舗装道路になり、やがて車道に出ます。

ついにゴール。ゆうパークおごせ。12:50。
スタートでもらった地図を見せ、参加賞をもらいました。
スマートフォン・スタンド。
スマホを充電中に立てかけておくものでした。
うーん、微妙な品物だ。
10年前は、Tシャツだったんですよ。
あれは嬉しかったなあ。
(´_ゝ`)

さまざまなテントが並び、越生の特産品を売っています。
ビールも売っています。
何か煮たり焼いたりしている売店も多いです。
特設ステージがあり、ショーが行われていました。
演歌歌手のそっくりさんのようです。

さて、ゆうパークおごせは、地図を見せると本日のみ特別割引で650円で入館できます。
貸しタオルつき。
ここは、水着で入るスペースと入浴スペースに別れている日帰り入浴施設。
露天風呂は、日に4回、奥飛騨温泉郷の湯の花を投入すると掲示されていました。
ということは、温泉ではないのだな。
三鷹の春の湯方式だ。
春の湯の草津の湯、好きです。
ヽ(^o^)丿

湯上りに、自販機で発泡酒。350円。
建物の玄関口には、越生駅への無料シャトルバスを待つ長い長い行列が出来ていました。



武蔵おごせハイキング大会に参加しました。2015年。




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    Posted by セギ at 15:16│Comments(2)
    この記事へのコメント
    素晴らしいブログです。いい情報を書いてください。
    Posted by 八州 at 2016年01月16日 18:44
    八州さま、コメントありがとうございます。
    おごせのハイキング大会、さてどうなるのか。
    楽しみです。
    Posted by セギセギ at 2016年01月19日 13:34
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