たまりば

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2014年12月08日

百蔵山・扇山を歩きました。2014年12月。



2014年12月7日(日)、朝から良く晴れて空気がキンと冷えた1日、山梨県の低山を歩いてきました。
百蔵山と扇山です。

中央線猿橋駅下車、8:53。
改札を出て、北側の階段を降りていくと、富士急バスが既に停車していました。
近づいていくと、運転者さんが、
「百蔵山登山口停車します」
とアナウンスしてくれたので、いそいそと乗り込みました。
バスの中は、登山姿の乗客でそこそこ埋まっていました。
バス出発。9:00。

「百蔵山登山口」下車。9:10。
三叉路には道しるべがあります。
「ごみとやさしさ すてないで 大月市」
という大きな掲示もありました。
なるほど。

登山口に向かって、まずは舗装道路を歩いていきました。
自動販売機の並ぶ、ちょっとしたスペースから、大きな富士山の頭が既に見えていました。
そこで山支度をしていた男性登山客たちが、
「あー、いい富士山だなあ。これを見たから、もう山は登らなくていいかあ」
と、低山歩きあるあるのギャグを発しているのを通りがかりに聞いて微笑みながら、急坂を歩いていきました。
朝一番の舗装道路にしては、坂がきついです。
次の三叉路にも、壁に貼り付けるようにして道しるべがありました。
左は「百蔵山」、右は「百蔵山・扇山」の表示。
左を選び、少し細くなってきた舗装道路をさらにどんどん登ります。
舗装が尽きたところが山の神のお社。
ここから山道です。9:20。

「立ち入り禁止」と左右に書いてある雑木林の中の道を進むと、右手は明るい階段道。
左手は、薄暗い下り道。
2年前もこの山を歩きました。
そのときは少し悩みましたが、今日は悩まず、左へ。
右の階段を登っていくと、トイレがあるらしいです。
ベンチもあるのかな?
休憩や身支度を整えるのに良いかもしれません。

左の薄暗い下り道を行くと、右からの道がすぐ合流してきます。
そして、登山ポストがありました。
2年前は、なかったものです。
御嶽山のこともあったし、登山届は提出したほうが良いですね。
雪山に入山するときや宿泊を伴う大きな山に入るときは必ず出しているのですが、今回は家で書いてきていませんでした。
すみません、次からは書いてきます、というわけで、今回はパス。

薄暗い下り道は、細くて斜めで、ちょっと歩きにくい道。
最初の曲がり角まで我慢すると、そこからは普通の登山道でした。
傾斜もほどよく、歩きやすい登り道が続きます。

稜線鞍部。9:50。
富士山が大きく見えました。
ひと息ついて、富士山を堪能。
再び歩きだすと、そこからは緩い稜線歩きとなり、やがて百蔵山山頂。10:20。
上の写真は、山頂で撮影したものです。
何にも拡大していないのに、富士山がこの大きさ。
肉眼では、本当に大きく見えました。
写真は木立や人物を入れています。
富士山だけの広々とした撮影も可能ですよ。
(*^-^*)

ひと息ついて、さて、ここから下りです。
最初は緩い下りから、徐々に急になり、ついには、立って降りるのが難しいくらいの下りに。
落ち葉が積もって滑りやすいし、右側は崖だし。
本当にやばいところは、両手両足をつき、お尻は浮かせて、謎の生き物のような動きで通過しました。

下るだけ下ると、なだらかな道になりました。
コタラ山のまきみちです。
多少のアップダウンはありますが、のどかな山道です。
木立はすべて葉が落ち、青空がよく見えました。
足元の落ち葉を踏みしめて歩きます。
人もほとんど通らない、静かな山歩き。

と思っていたら、むこうから、髭をはやした大柄な外国人の男性がやってきました。
「アー、ウエイト、ウエイト、プリーズ」
と呼び止められ、ネットから印刷したものらしい書類を見せられました。
ぎっしり英文の詰まった途中に、そこだけ「百蔵山」と漢字で記されています。
なるほど。

百蔵山は、あれ。
私は、百蔵山から来たところだ。
この小径を下りなさい、そうすれば、数回、「百蔵山」と記された道しるべが見える。
ハウ・ロング?
私は百蔵山山頂を10時30分に出発した。
だから、ここまで、約1時間だ。
最後の坂が長く急だよ。

受験英語育ちですので、がっつり勉強してスキルを上げて臨む場合を除いては、易しい英会話になります。
(^-^;

外国人と別れを告げ、落ち葉の道をまた淡々と行きました。
日本アルプスや富士山など、外国人にも人気のある山には、英語の道しるべもありますが、中央線の低山にそんなものはありません。
外国人にとって日本の低山を歩くのは二重の冒険で、面白いだろうなあ。
山の名前だけ漢字で記されている、あの英語のガイド文だか紀行文だかは、良いアイディアでした。
あれなら、漢字を道しるべと見比べて確認できますものね。

でも、外国人は漢字をどの程度識別できるのかなあ。
おそらく、漢字を図形か模様として把握するのでしょう。
そうすると、どれも似たように見える可能性もあります。
私自身がハングル文字やアラビア文字をどの程度の精度で識別できるかと考えると、難しそうです。

そんなことを考え、つい俯きがちに歩いていると、足元の枯葉の中に、シモバシラの氷花を発見。
きれいにクルンと巻いているものと、ヒラヒラ広がっているものと。
初冬の山歩きでこれを見つけると、嬉しくなります。
しゃがみこんで、納得いくまで撮影。

道はだんだん急になりました。
登山道はジグザグにきってあるものの、尾根を直登している印象です。
振り返る度、遠くの山の眺めが良くなります。
下りてくるパーティもちらほら。
この道を下るのも、結構滑りそうです。

登りきって、大久保山。12:10。
狭い山頂です。
そこから、また道は緩くなりました。
少し下って、また登り返して、扇山山頂。12:25。

丸太を横にしたベンチが1つ空いていたので、そこに座って昼食をとりました。
富士山がよく見える特等席です。
せっかく登ってきたので長居したかったのですが、アウターを着てもどうにも寒く、15分で下山開始。
昼食中も手袋を外せないくらい寒かったです。

さて、下山。12:40。
来た道をまず戻り、大久保のコルから山の神に下山。
石が登山道にゴロゴロしていて、ちょっと荒れている印象はあるのですが、傾斜は緩く、概ね歩きやすい道でした。
梨の木平。13:35。
ここからは、車道歩きです。

2年前は、この後、謎の巨大公園施設に迷い込み、そこからなかなか外に出られず、やっと出ても、今度は高速道路の下をくぐれる場所が見つからず、1時間くらい余計に歩きました。
なので、今回は慎重に。
まずは、道しるべの通りに、ゴルフ場をまわりこむように車道を歩いていきます。
1本道なので、迷うはずはありません。
それなのに、なぜ2年前、公園に迷い込んでしまったんだろう。

どんどん下って、2年前迷った原因をついに発見。
道路に立っている道しるべを確認した直後、車道はぐんと左にカーブしていました。
私はそのときぼんやりと直進してしまい、公園の広い駐車場の中に入ってしまったのでした。
ああ、ここかあ。
ここに道しるべがあるといいのになあ。
でも、山の中と違い、道しるべも立てて良い場所とダメな場所があるのでしょう。

今回は、道なりにぐんと左に曲がって正しい道を行きました。
あとは「道なり」「道なり」と意識して下っていくと、高速道路をくぐれるトンネルが見えてきました。
しかし、ここで実は再びミスしてしまいました。

2年前、トンネル探しに手間取ったので、トンネルを見つけた嬉しさにすぐくぐってしまったのですが、実は、そこで高速から跳ね返るように左折するのが、本当の道でした。
地図を確認すればすぐにわかったのに、私はもう駅は近いからと、地図も見ず、直進してしまいました。

トンネルは、車のためのものらしく、トンネルの中でトラックとすれ違ったりしたら、ちょっと怖そうです。
ここは、歩行者の通り道ではないなあと感じたのですが、そのまま通過。
しかし、私のような人は案外多いのでしょう、その先に、「鳥沢駅、左折」という道しるべは一応存在しました。
ただ、大通りに出たときに、さて、ここで右折か左折か、わからなくなりました。

ちょうどセブンイレブンがあったので、缶ビールを買うついでに、駅への道を訊きました。
「あ、表の道路を左にいって、次の信号を渡ってそのまままっすぐです」
と若い店員さんに教えてもらいました。
ありがとう。
言われた通りに次の信号を渡ると、本当にすぐ鳥沢駅が見えてきました。14:30。

トイレは改札の中にありました。
ホームに上がって、ベンチに座り、歩いてきた百蔵山と扇山を眺めながらビールを飲むうちに、中央線の上り電車がやってきました。




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