たまりば

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2014年03月17日

川苔山を歩いてきました。2014年3月。


2014年3月16日(日)、奥多摩の川苔山を歩いてきました。
いつものように三鷹発7:58のホリデー快速奥多摩1号に乗車。
春・秋の観光シーズンほどではないものの、少しずつ登山客が戻ってきていて、電車はそこそこの乗客でした。
青梅で、青梅線に乗り換え、鳩ノ巣駅下車。9:32。
駅を出て、すぐ右折。踏切を渡って、標識の通りに坂道を登っていきます。
新しい標識も増えていて、迷うことなく民家の脇のいつもの登山口へ。
「雪崩が多く発生しています。川苔谷に下山しないでください。3月8日」
という表示が道標の下に掛けられていました。
なるほど。

登山口から5分も歩かないうちに雪が出てきました。
斜面の雪がずり落ちてきて、登山道に雪がたまっている様子でした。
雪はもう腐っていて、ざらめ状。
暖かいので凍結もなく、楽しい雪遊びの始まりです。
(*^_^*)

山の神。10:30。
ここでいったん林道に出て、林道を右に下っていくと、1分ほどで、まき道への階段が見えてきます。
ここで間違えて大ダワのほうに行ってしまうと、かなり悪路なので、要注意です。

林道すらまだ雪が残っていて、本当に2月の大雪は、奥多摩でも珍しい大雪だったのを実感します。
登山道に入っても、ほとんど雪道でした。
南向きの斜面は、ときどき土の道が見えていましたが、9 : 1くらいで雪道優勢です。
こんなに麓から雪道なんて、川苔山では初めてです。
でも、とても歩きやすい雪道でした。
雪は、灰色にツルツルに凍結し、土と一体化して凍土となっている状態が私は1番苦手で、凍結していない白い雪は、むしろ歩きやすいです。
これは、今日もアイゼンは不要かなあと、サクサク歩いて行くと、急にうわっと積雪が増えている吹き溜まりが見えてきました。
そこの直前で、アイゼンをつけている若い女の子が1人。

アイゼンは、心のお守りの役割もありますので、不安を感じたら、どんな雪だろうがアイゼンをつけたらいいのですが、何だか不安そうな表情が気になる子でした。
こんなに大雪だとは思わずに来たのかなあ。
でも、それにしてはちゃんとアイゼンを持っているしなあ。

吹き溜まりを抜けると、道はまた明るい斜面に出て、土の道が現れました。
アイゼンをつけていると、こういう土の道が邪魔になります。
付けたり外したりすると時間のロスですし、面倒くさいですし。
アイゼンをつけるタイミングは、難しいです。
だから、結局、できるだけアイゼンなしで歩けるようになりたいと思うようになります。

途中、長靴を履いた男性に道をゆずっていただきました。
雪の多い地方で売っている、靴底の凸凹の深い長靴です。
渋いなあ。いいなあ。

高度が上がると、さすがにもうそこからは土の見えている道はなくなり、広い斜面が現れました。
雪がないときでも、登山道はどこなのか、何となく漠然としているところです。
雪のときはトレースがあるからむしろ安心、と思っていたら、トレースが斜面の途中で薄くなっていき、1人2人の足跡は見えるものの、トレースと呼べるものではなくなりました。
あれ?トレースを見失った?
登り過ぎたかなあ?

トレースが明瞭なところまでいったん戻って、周囲を探しましたが、明瞭な踏み跡はありません。
これは、雪が自然に融けて、トレースが消えているかな?
ふーむ。

知らない山ですと、これは少しやばい状況ですが、川苔山は、春も夏も秋も、年に2度も3度も、好きで歩く山です。
そこは、雪のないときでも、道が漠然として不安になるので、印象に残っている場所でした。
この漠然とした広い登りの途中から、また、巻き道に入るんじゃなかったかなあ。
問題は、そのポイントを見逃さないことだ。
キョロキョロしながらゆっくり登っていって、それでも、恐れていた通り、やっぱり少し登り過ぎたのですが、右手に細い登山道に入っていくポイントが見えて、ほっとしました。

そこからまたゆるい登りが続き、船井戸。12:30。
大ダワ方面からの悪路と合流するところですが、そちらの道には足跡1つありませんでした。
ここからは日当たりの良い尾根道です。
そこまでは樹林帯でしたが、そこからは雪の反射がまぶしく、ザックから取り出して、サングラスをかけました。
しばらく行くとベンチがあり、男性が1人休憩中。
雪に埋もれて、かろうじて座る部分のみ見えていました。
雪の中では、乾いて座れる部分は珍しく、有難い存在です。
その先の分岐のベンチでも、男性が1人休憩中。
はあ、私もそろそろ座りたい。

さて、あとは山頂まで一直線です。
いつもなら浸食のある坂道が、雪に全部埋まって、のっぺりとした雪の斜面になっていました。
下りて来る人は、みんな上機嫌。
「あと少しですよー」
「道標が、雪に埋まってますよ。あんなの初めて見ました」
私もニコニコ挨拶。
雪は、人を高揚させますね。
(*^_^*)

そして山頂。13:10。
上の画像は、山頂で撮影。
なるほど、道標が雪に埋まっていました。

山頂のベンチも、座る部分だけが、かろうじて見えていました。
その1つが空いていたので、ようやく座って昼食。
山頂には私の他に5人。
川苔山は、人気のある山。
その山頂としては、人が少なかったです。
すれ違った人も、朝から今までで、10人に満たない。

さて下山。13:20。
雪がサクサクしているので、下山もアイゼンは不要でした。
固めのサクサクした雪は、一歩一歩がよく決まり、歩きやすく楽しいです。
鼻歌でも歌いたい気分で歩いていくと、船井戸の分岐の手前で、男性2人連れと遭遇。
「どこから来たの?」
と声をかけられました。
「鳩ノ巣駅からです」
「あ、そう。で、その道の様子はどう?」
「ときどき土も見えていますが、基本は雪道です。凍結は、していないです」
「凍結していない。ありがとう」
そう会話して別れ、船井戸の分岐に来て、ふと斜面を見上げると、行きにはなかった足跡が。
思わず振り返り、遠ざかる相手に、
「こっちの道から来たんですかー?」
と斜面を指さしながら叫ぶと、相手も振り返り、
「そうだよー。本仁田山から来たんだよー。時間かかったよー」
「凄いですねー」
両手を振って、感嘆を表明。

来た道を戻って驚いたのは、朝と比べると格段に土の見えている箇所が増えていたこと。
朝は9 : 1で雪が多かったのに、帰り道はもう7: 3くらいになっていました。
日曜日の下界は、18℃の予報が出ていましたが、本当に暖かかったのですね。
奥多摩にも、フルスピードで春が来たようです。

鳩ノ巣駅、16:20。
そんなには汚れませんでしたが、駅前の水道で、ストックの先と靴の周りを軽く流し、駅前のお店で缶ビールを1本買って、電車に乗り込みました。



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