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2014年01月20日

南高尾山稜を歩いてきました。2014年1月


もう1週間前の話になりましたが、2014年1月12日(日)、高尾に行ってきました。
今回は、久しぶりに、南高尾山稜です。
いつものように、8:05三鷹発の中央特快に乗って、高尾駅へ。
そこから、京王線に乗り換えて、高尾山口下車。
改札を出ると、三鷹でも寒かったこの日、高尾はさらに空気がきんと冷えていました。
清滝駅で切符を買って、エコーリフトへ。
リフトへの階段は、いつもきつい。
これなら、山道を歩いたほうが楽なんじゃないかと思ってしまうほどの急な階段を登って、さて入口。
ザックを前に背負い直して、切符を切ってもらって、結構忙しい。
「ベルトに立ったら、歩かないでくださいね」
と係員さんに注意されて、さて乗車。
約6分の空中散歩です。
乗っているときから、下りるときのタイミングを考えて実はちょっと緊張していました。
リフト、下りるの苦手なんです。(^_^;)
実際に転んだことは1回もないのですが、足がもつれて転んだら大惨事だなあと思ってしまいます。

今回も実際に転ぶことはなく、無事、リフトを下りて、1号路を歩き始めました。9:10。
まずは薬王院で、遅い初詣。
ちょうど講話の時間のようで、本殿の外にも、お話が聞こえてきました。
「新しく入ってきた方のために、席を詰めてくださいね。施しをしたくても自分にはお金がないとおっしゃる方がいますが、こうして、自分の持っている席を譲ることも、施しです。施しは、誰にでもできるのですよ」
お坊さんがお坊さんらしい話をされるのを聞くのは気持ちいい。
耳新しい話ではなくとも、何か納得する。
ふっとリセットされる感覚があります。
朝の冷たい空気とあいまって、すがすがしい気持ちになり、さらに山頂へ。
と思ったら奥ノ院のおみくじ売り場が空いていたので、ちょっと寄り道しました。

山頂を目指す途中でも、ちょっと寄り道し、シモバシラの氷花の咲くポイントを確認。
ちょっと小さ目でした。
時期が早いのかな。遅いのかな。
なんだかんだで、山頂到着。10:00。
山頂からは、大きな富士山と丹沢山塊がくっきり見えました。

さて、奥高尾へ。
毎日よく晴れていますし、空気も乾燥していますから、予想しない人が多いのですが、奥高尾の主脈の道は、冬は常にドロドロです。
朝、霜が降り、それが日中は融けて、どろんこ道になります。
むしろを敷くなど、歩きやすいように整備もしてくださっていますが、全部ではありません。
歩き慣れていないと、かなり苦戦する道です。
奥高尾の冬の道は、天候に関係なく毎日どろどろです。
観光の延長で一丁平あたりまで来てしまう人も多いのですが、ほとんど立ち往生しかねないほどのどろんどろんぶりです。
泥を避けて植生保護の柵の外を歩いたりすると、踏まれたところは草1本生えなくなってしまうのですし。
あまりのどろどろぶりに、私は、持ってきていたストックを出しました。

小仏城山。10:50。
ここから、大垂水峠を目指します。
まずは急な下り。
一気に下っていくところですが、この道は、1年以上歩いていなかったので、おや、随分整備されたなあという印象でした。
そして、登ってくる人と出会いました。
「どちらに行かれるのですか?」
と訊かれて、虚をつかれた感じになり、言葉が出てきませんでした。。
えーと、南高尾山稜の顕著なピークって何ていう名前だっけ。
大洞山の名前がとっさに出てこなくて、あわあわしてしまいました。
「大垂水峠のほう?」
相手は、さらに訊いてきました。
「はい、そうです。そこからさらに先へ」
「峠からバスに乗るんですか?」
「いえ。歩道橋を渡って、また山道が続いています」
「どんな道なんですか?」
「え?南向きの、普通の良い道です」
会話していて、不思議だったのは、そういうあなたは、どこから登ってきたのだ?ということ。
その道は、大垂水峠への1本道。
そこから登ってきた人が、私に、どこへ行くのかを訊く。
事情がよくわからず、へどもどしてしまいました。
自分が歩いてきた道の様子を訊かれるのはよくあることですし、比較的上手く答えられるのですが、相手が歩いてきたはずの道のことを訊かれると、頭が真っ白になります。
きっと、何か互いに誤解があるんだな。
きちんと地図を出して、互いに確認すれば良かったのかもしれません。

急な下り、ちょっと細い斜面の道、ジグザグの下り、沢沿いの道を行き、大垂水峠。11:30。
甲州街道を歩道橋で渡り、さらに山道を行きます。
高尾とは土の質が違うのか、南向きの斜面で霜が降りないせいなのか、道は歩きやすく、ストックはまた畳んでザックにしまいました。
大洞山。12:00。

南高尾山稜の道は、もともと歩きやすい道ですが、道標やベンチなどがさらに整備されていました。
見晴台。12:30。
上の写真はそこで撮ったものです。
ベンチなどは以前のままですが、ベンチの背後に、ザックをかけるフックのようなものが木の枝で作られて並べられていました。
崖っぷちには低い柵も。
高尾の整備はどんどん広がっていきます。
南高尾山稜は、歩きやすいので、以前より人気が出てきたのかなあ。
そんなふうに思いながら昼食を食べていると、2人連れの方がいらっしゃいました。
挨拶をして隣りに座った女性の方のザックに、私は目が釘付けになりました。
形はキスリングです。
ザックの左右にとても大きなポケットがついている形です。
でも、本物のキスリングは帆布ですが、そのザックはナイロン製。
淡い水色で、テカテカな光沢の質感。
1970年代のものと推定されます。
中学の学校登山で友達が持っていたようなザックです。
私は、これと同じナイロン素材の黄色いリュックサックを持っていたのを思い出しました。
すっかり忘れていた記憶です。
随分懐かしいものを持っている人だなあ。
80年代になって、濃い色合いのデイパックがタウンユースとして流行する前は、リュックサックはこういうタイプがよく売られていました。
「いつも山を歩かれるんですか?私は、今日、初めて連れてきてもらったんですよ」
と気さくに話す方でした。
ずっと捨てずに取っておいたザックなのでしょう。
物持ちいいな。
懐かしくて、感動しているのですが、流行遅れを指摘するような印象になってしまいそうで、口にせず、ただザックを見つめました。

山の道具にも流行があります。
特にザックの形は、それを購入した年代がひと目でわかります。
流行りの色もあります。
長年使い慣れた、日帰り用のザックのファスナーが去年壊れてしまい、新しいザックを買いました。
笑っちゃうくらい最新の形と流行りの色で、山を始めたばかりみたいです。
初心に戻って頑張ろう。
(*^_^*)

三沢峠。13:30。
ここからは、観光客もたくさん歩いている、広くてのんびりした道です。
急な下り坂が続くのですが、全部階段が整備されてあります。
草戸山。13:50。

ここからは、さっきまでの観光気分が嘘のような、本日一番の山道の始まりです。
下って登って、また下って。
落葉の頃は、道が滑りやすくて歩きにくいのですが、もう落ち葉も乾いて、歩きやすく良い感じの乾いた道が続きました。
冬の南高尾は、主脈より歩きやすくていいですね。
いくつかピークを越えて、高尾山口。15:00。
駅前にはバケツと、たわしが用意されていて、靴とストックの先を洗わせてもらい、電車に乗り込みました。



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